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冬のバイク乗りたち


サン先生「ううう!寒いよおお!寒っ!指先寒っ!こんな寒い中にZ-Ⅱで来る獅子宮センセもセンセだよな」

杉本ミナ「へへ?わたし、好きだなあ。そんなオトナって。それに比べてサンはイヌのくせに寒がりなんだね?」

サン先生「う、うるさいな!学校までこの愛車・ポケバイで風切って走ってきたところだからだよ!ううう」

ミナ「大分ガタがきてるからノロノロじゃないのかな?よかったらさ、わたしの店で見てあげようか?タ・ダ・で」

サン「ポンコツじゃないってば!ぼくの腕はすごいぞ。峠道のサンって異名を…」

ミナ「そう?じゃあ、走り具合をわたしに見せてくれないかな」

サン「え?え…。いいよ。うりゃ!いななけ!ぼくの愛馬!!うおおおおお!!」


 ぶろろおろろろろろおろ!!!

ミナ「あーあ。消えちゃった。アレだけ元気なら心配ないね、ヒカルくん」

ヒカル「え?すぎも…」

ミナ「ミナでいいよ!」

ヒカル「はい。ミナさん。サン先生がどうしたんですか」

ミナ「いや。最近さ…見ないから」

ヒカル「……」

ミナ「でも、あんな姿見ちゃったらわたしね、サンを追いかけたくなっちゃったんだ。でもさ、冬だから寒いし…。それにわたし、ネコじゃん」

ヒカル「……」

ミナ「ネコは寒さに弱いんだよねー。でもさ、ほら。こう…。背中だけでも、温かければなあって…」

ヒカル「……」

ミナ「別にお姉さんのバイクの後ろに乗ってかない?って言ってるんじゃないよ!ヘルメット…もう一つって、ここにないし」

ヒカル「……」

ミナ「わたしのバイク、エストレヤって…レトロなタイプだからサンみたいにぶっ飛ばして走るのに不向きだし、二人乗りってむずい…」

ヒカル「乗りましょうか?後ろに。獅子宮先生のヘルメット借りてきますよ」

ミナ「え?」

ヒカル「冗談です。獅子宮先生は校舎に入っていきましたよ」

ミナ「こら!オトナをからかわない!それにさ、わたし…ネコだもん。一人の方が気楽だし!じゃあね!ヒカルくん!」


 ぶろううううう…


ヒカル(いいなあ。バイク、乗ってみたいな)