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今日も平和な佳望学園


お昼休みはモンハンがデフォ。
ストーブの回りを取り囲み、皆がカチャカチャとPSPを弄っていた。
雄々しいタテガミを掻きむしりながら、獲得報酬一覧を見て馬が叫ぶ。
「クッソ!なんだよ!?なんで雌火竜の紅玉でねんだよ!妹連れてこいや利里!」
「んあー?失礼だぞー。俺の妹がこんなに可愛くないわけないぞー」
竜の利里はウロンな目付きでそう返す。
利里はリオレウスにとってもよく似てるから、レウスやレイアへの怒りは自然に利里に飛んでくるのだ。
“俺の妹がこんなにかわい″まで利里が喋った瞬間、
近くの席に居たウサギのリオのおっきな耳が脚気の診断みたいに立ち上がったが、誰も気にはとめなかった。
「コレ確率おかしいだろ!レイアと金火竜あわせたら2Gの頃のクック先生なみに倒してんのに!」
「…それはお前の運が悪すぎるんじゃね?」と、鹿の来栖は冷静である。
「もうお前の紅玉集め付き合うの飽きたわ。利里、俺アルメタ造りたいから狩りに行こうぜ」
「わかったぞー。クーラードリンクだなー」
「閃光玉も頼む」
「おい勝手にアルバトリオン行くなよ!長期戦必至じゃねーか!火竜狩りに行けね…あー!出発しやがっ、あー!」
塚本、オイテケボリ。
「ファーーック!もういい!俺はライダーと遊ぶ!モンハン持ってないから話に加われない可哀相なライダーと遊ぶ!」
塚本はストーブの横に転がってるドテラの塊みたいな物体を蹴った。
中には虫の鎌田が詰まっている。
「カーマタくん!あーそびーましょ!」
「zzz…陽太くん…僕、バッタは食べないよ……」
「起きろよライダー。冬物衣類のバーゲンワゴンで塊魂プレイしたみたいな恰好しやがって」
「バッタが出せる…つまり食べたこと……ああ、佃煮か……ZZZ」
「ケイチツだぞ!春だぞ!警視庁試験近いぞ!」
「うー……うるさいなぁ。おはよう塚本、なんか用?」
「いったいなんの夢見てたんだよ」
「え?僕なんか寝言でも言った?」
「ああ、バッタを食わせられそうになってたみたいだぞ。肉食昆虫だからってヒデェな、ライダーの夢の中の奴」
利里に竜狩りを手伝わせていた塚本にそんなことを批難する権利はない。
寒さと午睡とに戦うための休息時間は、そんな感じで更けて行った。

終わり