1. ロッド

 ロッドはリールを使うガイド竿と、延べ竿(手竿)とに大別される。さらにガイド竿は、スピニング用ロッドとベイトキャスト用ロッドに分類される。ベイトキャスト用はスピニング用に比べ、ガイド数が多いこと、リールシートから竿尻までの距離がベイトキャスト用の方が短いことが特徴である。ヨーロッパでは10m以上の延べ竿を用いるポールフィッシングが盛んであるが、今のところ国内にロッドが輸入されていないこと、国内メーカーも販売していないことから、この項では取り上げない。

スピニング・ロッド

  1. カープロッド
  2. シーバスロッド(スピニング)
  3. 鯉竿(スピニング)
  4. 磯竿
  5. 投げ竿

ベイト・ロッド

  1. 鯉竿(ベイト)
  2. 石鯛竿

延べ竿(手竿)


2. リール

 国内ではカープフィッシングに、スピニングとベイトキャストが使用されている。その他、少数派ではあるが片軸受リール(タイコリール)を使用している釣り人もいる[1][2]。ヨーロッパではスピニングリールが使用され、ベイトキャストリールを使用した例は見受けられない。したがって、現時点ではヨーロッパスタイルのタックルといえば、暗黙のうちにスピニングリールを指す。
  1. スピニング・リール
  2. ベイトキャスト・リール(両軸受)
  3. 片軸受

3. ランディングネット(玉網)

 ネットの枠形状から、三角型と丸型に分類することができる。三角型は枠を分解することができる。丸型は強度を重視したワンピース型と、折りたたみ式(三つ折り、または四つ折り)がある。
  1. 三角型
  2. 丸型

4. ロッドポッド(竿掛け)

ぶっ込み釣り用

 置き竿で当たりを待つぶっ込み釣りの場合、ロッドポッド(竿掛け)は必須で、以下の物が一般に市販されている。また、竿掛けは釣り人の好みが色々あるため、特注製作品(ワンオフ)を使用している例が多い[3]。
  1. ロッドポッド  三脚もしくは四脚のフレーム構造で、1台に3本から4本のロッドを等間隔にセットし、ロッドは地面に付けない。ロッドをほぼ水平な姿勢にセットするものが多いが、脚の長さを変えてロッドの角度を立ててセットできるものもある。
  2. アングル型竿掛  アングル材を使用した竿掛けで、地面に突き刺して固定し、リールよりも竿尻側を支える。ロッド一本ごとに1台使用する。アングル材は鉄鋼、ステンレス、アルミ合金が一般的。
  3. ピトン型竿掛  石鯛釣りから転用されたタイプで、概ねT字型の形状をしている。一本の脚を地面にほぼ垂直に突き刺し、水平に近いヘッドにロッドをセットする。
  4. バンクスティック  Y字型のスティックで、一本使ってロッドの中間を掛けてロッドエンドを地面に置く使い方と、二本使って、ロッドの中間とロッドエンド付近を掛ける使い方がある。
  5. 船用竿掛  手摺越しに釣りをする場合、手摺に固定して使用する。万力で直接手摺に固定したり、手摺に縛り付けた部材に対して万力で固定するのが一般的である。

浮き釣り用

  1. へら用竿掛け  Y字の竿掛けで、ほぼ水平にセットした時に二股部分が起き上った形状であり、そこにロッドを乗せる。ヘラ台を使用する場合は竿掛けを万力を使って固定するが、竿掛けを地面に突き刺して使用する場合もある。普及品は金属パイプ製であるが、竹製で表面加工に趣向を凝らしたものもある。

5. アラーム

 ぶっ込み釣りで当たりを検知するもの。日本ではヒットセンサー、ヨーロッパではバイトアラームと呼ばれるが、いずれもラインの動きを検知する点では同じである。ラインの動きに応じて音を発するタイプと、ロッドから離れた位置にいても無線で受信機の音を発生ささせるタイプがある。
  1. ヒットセンサー  ラインが引っ張られる力を利用してスイッチを入れる。食い上げは検知できないが、風でロッドがゆれたり、ラインに多少のごみが掛ってもスイッチONにならないため、ある程度外乱に強い特長がある。一般にはピトン型やアングル型の竿掛けに使用されることが多いが、ロッドポッドでも使用できるようにセット用部品も市販されている。
  2. バイトアラーム  ロッドポッドやバンクスティックにセットして使用されるもので、ラインに接触するローラの回転によって当たりを検知するものである。ラインが引っ張られても、食い上げで弛んでも検知できる特長がある。アラームがONになる感度を調整できるものもある。
外部リンク(主要メーカー)

脚注

[1] MCF Japan 第8回オフ会レポート http://www.mcfjapan.net/meeting08.html
[2] NHK にっぽん釣りの旅 「大河の主 巨大コイを釣る」 北田瑠衣 福岡県筑後川
   2011年1月8日放送
[3] MCF Japan Tackle http://www.mcfjapan.net/tackle.html