まもも考察

全て空想の種でできているページ。なので語尾が~思われる。
ネタバレ注意。

+タイトル画面で魔王物語を流しているのは?
エンディング後のタイトル画面はもちろんヒマリ。
では変化前は? ということになるがこれは二通り考えられる。

ひとつはヒマリが本を流しているシーンを別視点から見ている。
もうひとつは、過去アレスが本を川へ流しているシーンである。

+エンディング後のタイトル画面で流れている本は?
素直に考えると魔王物語。過去アレスがしたことをヒマリがもう一度繰り返している。
でももしかしたら、ヒマリが彼女の物語を、他ネグラ住民と同じように流しているのかもしれない。
この場合、彼女の物語というのはセーブしてきた本になるのではないだろうか。

+冒頭のセリフは誰のものか
ゲーム開始直後に流れるセリフの発言者は、ヒマリが背負う黄色いイシを「私の」と言い切ることから、
黄色いイシを産んだ人物(アレス?)だと思われる。
だが小説版ではヒマリはハロルド・ディスターの記憶に突き動かされる形で物語が展開し、アレスの意思はあまり表に出ない。
それに、物語の終焉を望む気持ちは、アレスよりもハロルドが強いはず。
だがハロルドに宿っていたイシは青色で、アーロン略に宿ったイシも青色。なので、黄色いイシはハロルドのものではない。
小説版は設定が違うといえばそれまでだが……

+鐫録の砂-Her Memory-の「Her」ってだあれ?
作中に出てくる原住民は少ないのでヒマリ、または彼女の母親の可能性がある。
アレス女性説が成り立つのならアレスの可能性も?

+クモの記憶で聞き取れなかったゼルヒのセリフはなんと言ってるの?
出力されたテキストと、アイリッツのその後のセリフから、
「英雄にはなれたのか?」ということを聞いていると思われる。

+空想の果てに続く部屋は元々誰の部屋?
魔王物語がそこへ逃げ出し、空想の果てへ繋がる小部屋。
おそらくここは魔王物語の作者ハロルドが魔王物語を執筆した部屋かと思われる。
……それにしても、モールが掘り当てるまでは、この部屋には他に出入り口がない。
一体、以前この部屋に住んでいた者はどのようにして出入りしていたのだろうか。

+彼の記憶の「彼」とは誰か
アレス(セラ)説
ヒマリにはアレスの黄色のイシが宿っている(と思われる)。
鏡を見るとき、すなわち「自分と向き合う」行為そのものがアレス(セラ)と向き合う行為であると思われる。

ハロルド説
鏡の中で習得できる技能(ファイアウェイブ、竜殺しなど)は英雄たちにふさわしい技能だと言える。
おそらくこれらの技能は、ハロルドが三人の英雄達のために作品中で用意したものの可能性が高い。
小説版では、ヒマリがハロルドの夢を見た直後、夢のあまりのリアルさに、鏡を見て自分がヒマリであることを確かめる描写がある。

+アレスの性別は?
ハロルドとの会話では僕と言っているので男性の可能性が高いと思われる。
しかし、一人だけ明確に性別が表現されていないことから一人称が僕の女性である可能性もある。

因みに、ゲーム開始時のメッセージだが、ヒマリに宿るイシがアレスのものであることから
これはアレス当人の言葉なのだろう。そこでの一人称は「私」。ますます判断に困る。

ただし旧バージョンでは「アレスは楽しい男」と言われていたらしい(?)

+英雄たちはどこへ行ったのか
フロドナは里帰りも兼ねて故郷へルドルフを連れて帰る算段だったらしい。
またアイリッツも打倒ゼルヒを掲げクモと再挑戦を誓っていた。
急に心変わりしたのかもしれないが、ともあれ失踪するにはあまりにも唐突すぎる。

もしかすると、空想を具現する「島」の力により、「魔王物語」の内容が具現化され
英雄のオリジナルとなる三人はそれぞれ「登場人物」として物語へ取り込まれてしまったのかもしれない。
それこそ、作中でのヒマリ達さながらに。

とりあえずイシが生まれる条件が判明していない以上、死んだとも消えたとも断定できそうにない。

+「ゼイネスの涙」、ゼイネスとは
恐らく「島」の名称。
  • 雄大なるゼイネスの説明文。「原住民が崇めた大地」
  • ゼイネスの涙の入手先は流行り病の滝。
  • mapinfo_belt_検証マップ.pngの解読内容。「その湧き出でる泉は、ゼイネスの血液なのだろうか」

+ヒマリの出身地はどこか
ヒマリは島で生まれ、流行り病によって島を追われた原住民のひとり。
以前は流行り病、魔王城、原住民の廃都、鐫録の砂、島を追われた後は大陸に移りに住んでいたと思われる。
おそらく他ネグラ住民は大陸出身。

+ではルドルフは?
彼については想像で補うことしかできないが、髪の色、ナナに弟がいたこと、作中のフロドナの日記より、おそらくゼルヒが恐れたナナの弟であると思われる。
大陸で捨てられ(殺されたことになっている)、フロドナに拾われ、アイリッツが昔ゼルヒより奪ってきた魔王物語の主人公より名前をあやかる。
その後、フロドナに連れられ、島(おそらく、雪花園のラットスレイヤーのある場所)に移り住む。

+真の主人公について
「魔王物語物語」の主人公はヒマリであり、ルドルフは準主人公にすぎない。
しかし、ヒマリはいわば島という「空想世界」においてだけ主人公の役割を与えられたと考えられる。

現実の世界、すなわち大陸はいまだゼルヒが健在であり、狂ってしまったゼルヒの恐怖の元にあると思われる。
いわばゼルヒは王道RPGのラスボス、「魔王」に近い。
ならば、殺されるはずだったゼルヒの孫に与えられた役割は「勇者」なのではないのだろうか。

+地底はなぜ物語に登場しているものが具現化されているのか
ネグラの大穴、英雄へ挑戦できる廃都から地底へのショートカットの穴からは、数々の本が捨てられている。
そのため、空想を具現化するイシが大量に集まって物語を具現化したと思われる。
イシの原産地?

+彼女は、何がしたかったのでしょうね
それは だれにも わからない
ただ、限られた情報から目的と動機を推測すると、彼女がコンプレックスを持っているという姉のルルララの存在に辿りつく。
何をやらせても完璧な姉と常に比較され続けてきたレーラリラは、この島で姉のような完璧な女性を目指していたのではないだろうか。
慈愛に満ち、気品に溢れ、花を愛でる美しい心を持つ。
本性を表すまでの彼女は、ヒマリ=プレイヤーの目に(多少うさんくさいと感じながらも)そう映っていたはずだ。

しかし元の性格が歪んでいるだけに、それだけでは姉にまだ及ばないと感じた彼女は、
カワードという悪人を用意し、自分をさらに引き立たせようと考えたのではないか。
カワードが住民の安全を脅かすことで、カワードが花を踏みにじることで、そしてヒマリをカワードに仕立て上げることで、
彼女は住民に安全を呼びかけ、踏みにじられた花に涙し、悪人にも凛として向かう姿を見せ、
より自分が素晴らしい人間であるとアピールしたのだ。


+ルドルフの装備・スキルについて
  • ラットスレイヤー ドラゴンスレイヤー
説明文に書いてあるが、ラットスレイヤーはルドルフの育ての親フロドナの愛用品の大剣である。
ただし、フロドナが使っていたときからこの名前だった可能性は低いだろう。明らかに大剣はネズミを仕留めるのに向いてない。
用語集フロドナの項によれば、この剣が偶然倒れてネズミを仕留めたおかげでルドルフは餓死をまぬがれている。(そしてネズミが好物になっている)
ラットスレイヤーの名を冠したのは、おそらくこの出来事がきっかけではないだろうか。
そんな思い出深い剣に、さらに予定調和によってルドルフの「竜を倒す」という強い想いが呼応・具現化したものがドラゴンスレイヤーなのであろう。

  • ぼくはできる子
フロドナに「お前はやればできる子だ」とかよく言われてたんだろうか。
ゲーム中でも最初は貧弱なのに、レベルを上げると本当にできる子になっていくから凄い。

+ナナの装備・スキルについて
  • 心の枷
ナナの祖父に対する断ち切れない未練のことを示していると思われる。
どんな防具なのかは不明。

  • 祈り 願い
その内容はハッピーエンドを望むものであろうか。
このスキルを持っているのは、彼女が今まで祖父の暴虐を止めるための行動を何も起こさず、
ただ祈り願いを請うことしかできなかったことを暗喩しているのかもしれない。

  • 情壊
心の中の想いという意味の情"懐"と賭けた言葉と思われる。
祖父に対する情を断つ、という意味も含めているのだろうか。

  • ハッピーエンド至上主義
大好きだった祖父を討たなければならない以上、彼女の物語はハッピーエンドにはなり得ない。
だからこそ、彼女は余計にハッピーエンドを追い求めているのだろう。


+ヒクグモの装備・スキルについて
  • 蟷螂の斧
説明文の「小さな存在」とはヒクグモ自身のこと、「かすかな抵抗」とはゼルヒに対する抵抗のことと思われる。

  • 決意の仮面
考察するまでもなく、あの仮面のことだろう。
決意とは無慈悲に徹する決意、または別れ際に言う「次の物語では私は死ぬ」ことへの決意と思われる。

  • 無慈悲 天恵の強運
力もあった 運も兼ね備えていた しかし無慈悲がなかった

  • ナガレナギ
説明文どおり、ゼルヒの流凪の見様見真似。
それにしてもたった一度の戦いでしか見ていない技を一応でも真似できるとは、
それだけ目に焼きつくような恐ろしい技だったのだろうか。

  • 勧悪懲悪物語
勧"悪"懲悪である。
善人だったために死んだ両親。無慈悲がなかったために敗北したアイリッツ。
その経験から到達した彼なりの結論なのだろう。


+3人目の装備・スキルについて
  • 傷を癒す魔法 星を落とす魔法 闇を切り裂く聖剣 愛する者を蘇らせる魔法
傷を癒す魔法は無く。星を落とす魔法は無く。闇を切り裂く聖剣は無く。愛する者を蘇らせる秘術は無く。
そんな世界で生きているからこそ、俺達は物語を創っていくんだ。

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