いりす

「いりす」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

いりす」(2010/04/23 (金) 01:08:32) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

あだ名:いりす 本名:入巣 京子 -最後まで残る役。 主人公 喘息を患っている 薬物依存症 宇々島のあだ名のうーじはいりすが考案している。 なので、おそらく全員のあだ名もいりすが考えたものだと思われる。 大学に入るまで友達は1人もおらず、過去唯一いた友達はうさぎのうーたろうのみ。 *考察(過度のネタバレを含む) #region(close) 本作の主人公。 子供の頃から引越しが多くて友達が出来なかった。 唯一の友達は学校で飼育されていたうさぎのみ。 片耳はちぎれ元気もなかった彼は他の生徒たちには人気が無く、そんな彼を自分と重ね合わせていたいりすは、彼と触れ合う時間だけが幸せだったと述懐している。 だがある時彼は殺されて(描写から察するにおそらく心ない人間のいたずらだろう←「す゛こうでつかっていた.txt」から、自然死と思われる。それを注目させるためにうーじが切り落とした)しまい、いりすがその遺骸を発見した時の現場は、血だまりに残された彼の頭部を猫が舐めているという凄惨なものだった。 以来、猫に対する憎悪を抱くようになったと思われる。 時は流れ、大学生になったいりすは[[宇々島 智(うーじ)>うーじ]]という男の子と付き合うことになる。 ただしこれは彼女の頭の中でのみ行われている交際であり、実際には「付き合い始めた」時点では一言の会話も交わしたことはない。 付き合い始めたきっかけは、うーじがノートに描いていたイラスト。内容は延々と猫が自殺をするというものだった。 そのイラストには有名な元ネタがあり、彼は猫が嫌いな訳ではなくただシュールな絵を描くのが好きで、それをインスパイアしただけだと思われる。(←「し゛さつうさき゛にっき.txt」において元ネタを知らなかった模様。ゆえにインスパイアはしていない?) しかしいりすは「彼は自分と志を同じくする(猫を憎悪する)人だ」と思いこみ、「お付き合い」を始めることになる。 目が合うとやさしく微笑んでくれることや、いつも1人でいる(少なくともいりすからはそう思えた)ことなどもシンパシーを感じる要因だったのだろう。 うーじの「う」はうさぎの「う」などと記していることから、過去唯一の友達であったうさぎのうーたろうとも結びつけて愛情を深めているようである。 それからしばらくの間は、二人だけの幸せな日々が続いた。 相変わらず直接言葉を交わすことはなく、あくまでいりすの意識の中でのみの交際だったが、彼女はそんな状態を好ましく思っていたようだ。 人と会話することを拒絶しつづけてきた彼女にとっては、たとえ愛する人とであっても言葉を交わすことは不要だったのかもしれない。 しかし、彼との間に暗黙のうちに設けられた座席数個分の心地よい空白に割って入ろうとする敵が現れる。 もともと「騒がしい」「死んじゃえばいい」などと快い印象を持っていなかった2人組の男女が彼に近づき、親しくふるまうようになり、挙句の果てには3人で旅行に行ってしまったのだ。 2人組とは[[安芸(あげは)>あげは]]と[[江戸川(えど)>えど]]のことである。 このことにいりすは激昂する。 彼女の認識においては間違いなくうーじは自分の恋人であったし、何者も侵してはならないはずの彼との間にもうけた空白に踏み入った泥棒猫を許すことはできなかった。 いろいろあって(何があったのかは不明)彼女は安芸、江戸川を す決心をし、その計画も練り上げる。 その内容は 1.自分を含めた4人で旅行に行く 2.自分が参加した痕跡は徹底して消す 3.安芸、江戸川を  し、謎の怪死で事件を完結させる というもの。現実的に考えてなかなか無理があるが彼女は実行に移す。 計画のためにお友達ごっこを始めたいりす。 よほど名演だったのか、多少なりとも友情を感じる部分があったのかは定かではないが、当初の予定通り「4人で旅行に行く」「その内容を決定する発言権を持つ」ことには成功したようである。 本作「いりす症候群!」はこの旅行中のできごとを描くものである。 本作のゲーム内容は「無機質な世界でなにかをひたすら壊す」ことだが、これはいりすが幼少期から閉じたまぶたの裏で行ってきたひとり遊びの内容と合致する。 彼女はこれをすることによって心が落ち着くようである。 高得点を出すプレイができるとより鎮静効果があるのか、得点によってエンディングが分岐する。 ・BAD END 彼女の計画は実行され、後日それはニュースとして報道される。 ゲーム終了時にいりすが泣き出すところから、この結果にいりすは後悔しているようである。 ・NORMAL END 心を落ち着けていたら気分が変わり、あげはを す計画を中止する。 結局メンバーを誘い出す口実であったサプライズパーティを行う事になる。 ・NORMAL END 真相 後日よく考えると、計画には色々と問題点があったことに気づく。 標的をあげはに絞り、今度こそ気分などで揺らがない頑強で無欠な計画を立ててみせる、と決意を固めるのである。 その成功の暁には愛する人と夕日を背にふたりきりで、あの素敵なイラストを愛でるんだ、と乙女チックな一面も見せる。 しかし、次にうーじが描こうと思っているイラストは「猫への憎悪を表現する」内容ではない。 それを目にした時、彼女は何を思いどう行動するのだろうか。 考察の余地を残す。 なお、スコア100,000点を達成すると、その後のことを示唆するようなイラストを見ることができる。 ファイル名は「u-tarou.png」。 ゆっくり心を落ち着けすぎた結果がこれだよ!ということだろうか。 真のハッピーエンドへの道は遠そうである。 #endregion
あだ名:いりす 本名:入巣 京子 -最後まで残る役。 主人公 喘息を患っている 薬物依存症 宇々島のあだ名のうーじはいりすが考案している。 なので、おそらく全員のあだ名もいりすが考えたものだと思われる。 大学に入るまで友達は1人もおらず、過去唯一いた友達はうさぎのうーたろうのみ。 *考察(過度のネタバレを含む) #region(close) 本作の主人公。 子供の頃から引越しが多くて友達が出来なかった。 唯一の友達は学校で飼育されていたうさぎのみ。 片耳はちぎれ元気もなかった彼は他の生徒たちには人気が無く、そんな彼を自分と重ね合わせていたいりすは、彼と触れ合う時間だけが幸せだったと述懐している。 だがある時彼は殺されて(描写から察するにおそらく心ない人間のいたずらだろう←「す゛こうでつかっていた.txt」から、自然死と思われる。それを注目させるために   が切り落とした)しまい、いりすがその遺骸を発見した時の現場は、血だまりに残された彼の頭部を猫が舐めているという凄惨なものだった。 以来、猫に対する憎悪を抱くようになったと思われる。 時は流れ、大学生になったいりすは[[宇々島 智(うーじ)>うーじ]]という男の子と付き合うことになる。 ただしこれは彼女の頭の中でのみ行われている交際であり、実際には「付き合い始めた」時点では一言の会話も交わしたことはない。 付き合い始めたきっかけは、うーじがノートに描いていたイラスト。内容は延々と猫が自殺をするというものだった。 そのイラストには有名な元ネタがあり、彼は猫が嫌いな訳ではなくただシュールな絵を描くのが好きで、それをインスパイアしただけだと思われる。(←「し゛さつうさき゛にっき.txt」において元ネタを知らなかった模様。ゆえにインスパイアはしていない?) しかしいりすは「彼は自分と志を同じくする(猫を憎悪する)人だ」と思いこみ、「お付き合い」を始めることになる。 目が合うとやさしく微笑んでくれることや、いつも1人でいる(少なくともいりすからはそう思えた)ことなどもシンパシーを感じる要因だったのだろう。 うーじの「う」はうさぎの「う」などと記していることから、過去唯一の友達であったうさぎのうーたろうとも結びつけて愛情を深めているようである。 それからしばらくの間は、二人だけの幸せな日々が続いた。 相変わらず直接言葉を交わすことはなく、あくまでいりすの意識の中でのみの交際だったが、彼女はそんな状態を好ましく思っていたようだ。 人と会話することを拒絶しつづけてきた彼女にとっては、たとえ愛する人とであっても言葉を交わすことは不要だったのかもしれない。 しかし、彼との間に暗黙のうちに設けられた座席数個分の心地よい空白に割って入ろうとする敵が現れる。 もともと「騒がしい」「死んじゃえばいい」などと快い印象を持っていなかった2人組の男女が彼に近づき、親しくふるまうようになり、挙句の果てには3人で旅行に行ってしまったのだ。 2人組とは[[安芸(あげは)>あげは]]と[[江戸川(えど)>えど]]のことである。 このことにいりすは激昂する。 彼女の認識においては間違いなくうーじは自分の恋人であったし、何者も侵してはならないはずの彼との間にもうけた空白に踏み入った泥棒猫を許すことはできなかった。 いろいろあって(何があったのかは不明)彼女は安芸、江戸川を す決心をし、その計画も練り上げる。 その内容は 1.自分を含めた4人で旅行に行く 2.自分が参加した痕跡は徹底して消す 3.安芸、江戸川を  し、謎の怪死で事件を完結させる というもの。現実的に考えてなかなか無理があるが彼女は実行に移す。 計画のためにお友達ごっこを始めたいりす。 よほど名演だったのか、多少なりとも友情を感じる部分があったのかは定かではないが、当初の予定通り「4人で旅行に行く」「その内容を決定する発言権を持つ」ことには成功したようである。 本作「いりす症候群!」はこの旅行中のできごとを描くものである。 本作のゲーム内容は「無機質な世界でなにかをひたすら壊す」ことだが、これはいりすが幼少期から閉じたまぶたの裏で行ってきたひとり遊びの内容と合致する。 彼女はこれをすることによって心が落ち着くようである。 高得点を出すプレイができるとより鎮静効果があるのか、得点によってエンディングが分岐する。 ・BAD END 彼女の計画は実行され、後日それはニュースとして報道される。 ゲーム終了時にいりすが泣き出すところから、この結果にいりすは後悔しているようである。 ・NORMAL END 心を落ち着けていたら気分が変わり、あげはを す計画を中止する。 結局メンバーを誘い出す口実であったサプライズパーティを行う事になる。 ・NORMAL END 真相 後日よく考えると、計画には色々と問題点があったことに気づく。 標的をあげはに絞り、今度こそ気分などで揺らがない頑強で無欠な計画を立ててみせる、と決意を固めるのである。 その成功の暁には愛する人と夕日を背にふたりきりで、あの素敵なイラストを愛でるんだ、と乙女チックな一面も見せる。 しかし、次にうーじが描こうと思っているイラストは「猫への憎悪を表現する」内容ではない。 それを目にした時、彼女は何を思いどう行動するのだろうか。 考察の余地を残す。 なお、スコア100,000点を達成すると、その後のことを示唆するようなイラストを見ることができる。 ファイル名は「u-tarou.png」。 ゆっくり心を落ち着けすぎた結果がこれだよ!ということだろうか。 真のハッピーエンドへの道は遠そうである。 #endregion

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: