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Ichinoseki Portal Cup 17th は 11月21日に開かれ、10人が参加した。
カバレッジ内では本人の希望によりハンドルネームで呼称することを了承していただきたい。
まずは1回戦の模様をお伝えしたいと思う。
ライター:サトウ ゲンタ
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●1回戦 kenya VS いなぞー
#image(DSC06304.jpg ,width=400,height=300)
ミラディンの傷跡がスタンダードに入ってからヴァラクートを使い続けているKenya。
一方いなぞーは緑青黒の《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を入れたビートダウンデッキ。
Game1
両者7枚のハンドをキープ。
先攻のKenyaは《怒り狂う山峡/Raging Ravine》、《山/Mountain》から《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》とスタート。
後攻のいなぞーは《極楽鳥/Birds of Paradise》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》、《闇滑りの岸/Darkslick Shores》をアンタップインから《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》の上陸で《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》と2ターン目で早くも3体のクリーチャーを展開させる。
3ターン目に土地を置くだけでアクションのないKenyaに対し、いなぞーはフェッチランドと《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》の上陸を使い、《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力から《酸のスライム/Acidic Slime》をサーチ。そのまま《酸のスライム/Acidic Slime》の効果で《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》を破壊してKenyaの土地を伸ばさせない。
Kenyaは《耕作/Cultivate》をプレイするのみでターンを返す。
いなぞーは《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》と《酸のスライム/Acidic Slime》で攻撃。さらに《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を追加させる。
ここで何かアクションを起こしたいKenyaだが《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》と土地を置くだけでエンドを宣言。
いなぞーはエンド時に《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力で《巨術士/Gigantomancer》をサーチし、自分のターンに《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力で《巨術士/Gigantomancer》を墓地に捨て、《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を強化して攻撃。
Kenyaは止める術がなく投了した。
■Kenya 0-1 いなぞー
Game2
お互い一度マリガンをしてゲームがスタート。
先攻のKenyaは2ターン目に《探検/Explore》をプレイから追加の土地で《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》をセット。
いなぞーも《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 》から2ターン目《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》を戦場に出しスタート。
お互い3ターン目は土地を出すだけでターンを返す。
4ターン目のKenyaのエンド時にいなぞーは少し考え《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力で《巨術士/Gigantomancer》をサーチ。
ここまで大きなアクションのない二人。だが、6マナ伸びたKenyaは《原始のタイタン/Primeval Titan》をプレイ。
この1枚でゲームが終わってしまうほど強力なカードを、いなぞーは《マナ漏出/Mana Leak》できっちり対処。
返しのターンでいなぞーは《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》で《巨術士/Gigantomancer》を捨て《酸のスライム/Acidic Slime》をサーチし、これを即プレイ。 Kenyaの二つしかない森を破壊する。
Kenyaは《森/Forest》をセットすることが出来たがアクションがなくエンド。
いなぞーは《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》と《酸のスライム/Acidic Slime》で攻撃し、《記憶殺し/Memoricide》をプレイ。
指定は《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》。
Kenyaの手札には《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》と《砕土/Harrow》。
これには苦しいKenyaだが《砕土/Harrow》で《山/Mountain》をふたつ戦場に出し、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》の能力で《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》と《酸のスライム/Acidic Slime》を除去。
いなぞーは《復讐蔦/Vengevine》をプレイし攻撃。
次のターンに《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 》もあわせて攻撃し、Kenyaは《復讐蔦/Vengevine》に《稲妻/Lightning Bolt》を打つ。だが、次のターンの《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 》の攻撃を止められずライフは0になった。
■Kenya 0-2 いなぞー
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●2回戦 空呑 VS ゆのん
#image(DSC06304.jpg ,width=400,height=300)
空呑といえば白ウィニーという印象があるが、今回は緑白青同盟者を持ち込んでの参加である。
常にオリジナルデッキを作成し、それを大会に持ち込むゆのんはギミックを積んである緑青ビートダウンである。
2回戦はこのビートダウンデッキ同士の対決をお伝えしよう。
Game1
先攻を取ったゆのんは《極楽鳥/Birds of Paradise》、《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》をプレイという立ち上がり。
一方、空呑は《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》に《未達への旅/Journey to Nowhere》で除去でスタート。
ゆのんは《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》をプレイでビーストトークンを戦場に送り込む。
負けじと空呑も《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》を戦場に送り込む。
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》のアンタップ能力をつかい、《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をプレイし一気に勝負を決めにかかるゆのん。
苦しい様子の空呑は《カビーラの福音者/Kabira Evangel》を戦場に出し、プロテクション緑をもった《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》で《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》をまず落とす。
その返しにゆのんは《先駆のゴーレム/Precursor Golem》プレイから、次のターン《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》でいっきに空呑のライフを0にした。
■空呑 0-1 ゆのん
Game2
両者マリガンからゲームが開始。
空呑は2ターン目に土地を出して以降土地を引かずただターンを返す展開となってしまった。
一方ゆのんは1ターン目から3ターン目まで《極楽鳥/Birds of Paradise》を4体出す展開だが、マナがあるのに何もアクションが起こせない。
両者正反対な状態。
空呑は6ターン目に森を置くことが出来、《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》をプレイ。
ゆのんはその返しに《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をプレイ。
空呑は《マナ漏出/Mana Leak》をプレイし、3マナ払うことを要求する。
ちょうど《極楽鳥/Birds of Paradise》が3体からマナを支払い《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》を通す。
空呑は《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》を2枚展開し、同盟者の数を増やす。
《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》の維持のためにもクリーチャーを展開しなければならないゆのんは《コジレックの捕食者/Kozilek's Predator》をプレイ。
これにも空呑は《マナ漏出/Mana Leak》で3マナ払うことを要求。ゆのんはこの3マナを払う。
苦しい空呑だが、《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》を戦場に出し、《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》のマナから《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》をプレイ。+2の能力で《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》の追放し、エンドに同盟者にカウンターを乗せパワーを上げる。
返しに《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》を倒すことができたゆのんだがクリーチャーを展開できず、ターンを返すことに。
空呑は《太陽のタイタン/Sun Titan》、次のターンには《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》を出し、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》の+2能力でゆのんのクリーチャーに攻撃を強制。
横たわるクリーチャーを尻目に、大量のカウンターが乗った同盟者の軍勢はゆのんのライフを0にした。
■空呑 1-1 ゆのん
Game3
お互い7枚のハンドをキープ。
ゆのんは《極楽鳥/Birds of Paradise》、《巣の侵略者/Nest Invader》、3ターン目にも《巣の侵略者/Nest Invader》を追加で出すものの、土地は1枚でストップという立ち上がり。
一方、空呑も1ターン目に《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》を出すも、3ターン目までアクションがない。
ゆのんはなんとか2枚目の土地を引き当て、エルドラージトークンと3マナで《酸のスライム/Acidic Slime》をプレイするが、これは《マナ漏出/Mana Leak》でカウンターされる。
空呑は《天界の列柱/Celestial Colonnade》を戦場に出し、《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》でアタック。
次ターンには《カビーラの福音者/Kabira Evangel》をプレイする。
何とか5マナにたどり着いたゆのんは《先駆のゴーレム/Precursor Golem》をプレイするが、返しのターンに《存在の破棄/Revoke Existence》で全て追放される。
今度は《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をプレイするが、これも《存在の破棄/Revoke Existence》で追放。
《先駆のゴーレム/Precursor Golem》、《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》と対処されて苦しいゆのんだが、ここまで《巣の侵略者/Nest Invader》でコツコツダメージを与え、気づけば空呑のライフは4。
しかし、この4点が遠く、その回答を求めるべく《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし0能力でライブラリ模索。
しかし、その返しに空呑は《城壁の聖騎士/Talus Paladin》をプレイ。絆魂をもった同盟者たちは4だったライフを12まで戻す。さらに次のターン、同盟者と《天界の列柱/Celestial Colonnade》の攻撃はゆのんのライフをあっという間に0にした。
■空呑 2-1 ゆのん
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●3回戦 ゆのん VS シバ
#image(DSC06304.jpg ,width=400,height=300)
ここまで1勝1敗のゆのん。
対する白単アーマーを持ち込んだシバは2勝0敗で全勝中である。
Game1
先攻をとったゆのんは1ターン目に《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を出すが2ターン目は土地を出すだけでエンド。
後攻のシバは白単アーマーの基本的な動きの《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》からスタート。2ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をプレイしたが、装備カードをサーチせずにターンを返す。
この動きに少し悩むゆのん。
ゆのんは3ターン目に《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》、4ターン目に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし、0起動でハンドを補う。
対するシバはやはり装備サーチを忘れていたようで、《コーの空漁師/Kor Skyfisher》で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を手札に戻し、残った1マナで《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》を戦場に出す。
次のターンにさきほど戻した《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を再度戦場に出し今度は《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》をサーチする。
《コーの空漁師/Kor Skyfisher》は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》に攻撃を向けさせ、追加の《コーの決闘者/Kor Duelist》を戦場出しエンドをする。
ゆのんは《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の0起動でさらに手札を補いつつ、5/5となっている《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》で攻撃。もう1枚の《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》戦場に出しエンドを宣言。
シバのターン、まず《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の能力で手札にある《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を戦場に出し、《コーの装具役/Kor Outfitter》をプレイで《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》のクエストを達成させる。
《コーの装具役/Kor Outfitter》が戦場に出たので、《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を《コーの決闘者/Kor Duelist》に装備させ、さらに《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》を生け贄に捧げ、2枚目の《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を《コーの空漁師/Kor Skyfisher》に装備させる。
こうなってしまうと、もう手がつけられない。ゆのんはそのまま投了した。
■ゆのん 0-1 シバ
Game2
先攻のゆのんは先ほどと同じく《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》からスタートする。
後攻のシバも同じく《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》から入る。
2ターン目に《極楽鳥/Birds of Paradise》を2枚戦場に出したゆのんは、次のターン《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイして0起動する。
対するシバは2ターン目に《戦隊の鷹/Squadron Hawk》、3ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》をサーチする。
ゆのんは4ターン目、《先駆のゴーレム/Precursor Golem》をプレイし、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし0起動してターンを返す。
シバは《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を戦場に出し、《コーの装具役/Kor Outfitter》で《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を装備しようとするが、ゆのんは《帰化/Naturalize》によってそれを阻止する。
返しのターン《先駆のゴーレム/Precursor Golem》とゴーレムトークン2体で攻撃を宣言し、シバはこれをスルー。
ダメージが入る前にゆのんは《巨森の蔦/Vines of Vastwood》を《先駆のゴーレム/Precursor Golem》にプレイ。20点あったシバのライフを0にした。
■ゆのん 1-1 シバ
Game3
先攻はシバ。
1ターン目に《メムナイト/Memnite》、《きらめく鷹/Glint Hawk》、2ターン目に《コーの空漁師/Kor Skyfisher》とゲーム入る。
ゆのんは《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》上陸から《巣の侵略者/Nest Invader》と入る。
シバは飛行クリーチャーでクロックを刻み、追加の《きらめく鷹/Glint Hawk》をプレイ。
とにかく飛行クリーチャーに対処できないゆのん。
《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》をプレイするが、空からの攻撃をどうすることも出来ない。気が付けば飛行クリーチャーの群れにライフを0まで持って行かれた。
■シバ 2-1 ゆのん
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●4回戦 シバ VS 空呑
#image(DSC06304.jpg ,width=400,height=300)
ここまで両者全勝中。
ここで勝てば優勝が決まるとあって、両者とも緊張した様子…ではなくとても落ち着いた様子だ。
白単アーマー 対 緑白青同盟者。お互い早いデッキでここまで勝ち進んできた。ビート対決を制すのはどちらか。
ここで大事なダイスロール。
まずシバがダイスを振り、出た目は…、1。これにはがっかりな様子。
なんとここで空呑も1の目を出してもう一度振りなおすことに。
今度はシバが3、あまり浮かない様子だが、なんと空呑も3を出す展開。
これには両者笑うしかない。
次のダイスロールでシバが2、空呑が2・・・ではなく5を出し、優勝決定戦前の茶番は幕を閉じた。
Game1
先攻は空呑で両者7枚のハンドをキープで優勝決定戦が始まった。
《活発な野生林/Stirring Wildwood》セットから2ターン目に《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》プレイでスタートする空呑。
対するシバは《地盤の際/Tectonic Edge》セットから《メムナイト/Memnite》を2体戦場に出すも、2ターン目に土地を置けずエンド。
3ターン目に《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》と2枚目の《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》を戦場に出し、同盟者の数を増やしていく。
土地が欲しいシバはドローにかけるがそこには土地がない。返しの空呑のターンで《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》をプレイしたところで投了を宣言する。
■シバ 0-1 空呑
Game2
ここでも両者7枚のハンドをキープ。
先攻のシバは1ターン目に《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》セットから《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》を2枚プレイ。
さらに次のターンで《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》サーチという展開。
ここでシバは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》2体でアタック。
空呑は戸惑いつつも、これをスルー。特に何もなく、ここでも小さな茶番劇を披露するシバ。
空呑は1ターン目は土地を出すだけで、2ターン目に《存在の破棄/Revoke Existence》で《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》を追放させる。
3ターン目は土地を出すだけのシバに対し、空呑は《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》に《未達への旅/Journey to Nowhere》。
これに対応して、シバは《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を戦場に出す。
シバは返しのターンで《コーの装具役/Kor Outfitter》をプレイ。《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》に《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》装備させる。
あとは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》攻撃させ、空呑の土地を毎ターン破壊する。
こうなると苦しい。空呑は投了を余儀なくされた。
■シバ 1-1 空呑
Game3
優勝決定戦もGame3までもつれ、本当の最後の対決が始まった。
先攻は空呑は7枚のハンドを力強くキープ。
対するシバは…。何と、ここにきて痛恨のトリプルマリガン。
1ターン目に土地を出せないシバに対し、空呑は2ターン目《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》からスタート。
2ターン目に《メムナイト/Memnite》を戦場に出すだけで、土地を引けない、シバはかなり苦しい。
3ターン目に《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》を戦場に出し同盟者の数を増やす空呑に対し、まだ土地を引けないシバ。
4ターン目に《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》と《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》をプレイし《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》と《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》を攻撃に向かわせる。
やっと土地を引き当てたシバは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》を2枚戦場に出し、《きらめく鷹/Glint Hawk》をプレイ。
空呑は《太陽のタイタン/Sun Titan》をプレイして場を磐石に。この状況を打破できるカードのないシバは悔し涙を飲んだ。
■シバ 1-2 空呑
Ichinoseki Portal Cup 17thは緑白青同盟者を使った空呑が優勝を飾った。
空呑 おめでとう!
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ご意見・ご感想などございましたら、お気軽にどうぞ。
#comment
Ichinoseki Portal Cup 17th は 11月21日に開かれ、10人が参加した。
カバレッジ内では本人の希望によりハンドルネームで呼称することを了承していただきたい。
まずは1回戦の模様をお伝えしたいと思う。
ライター:サトウ ゲンタ
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●1回戦 kenya VS いなぞー
#image(DSC06970_.jpg ,width=400,height=300)
ミラディンの傷跡がスタンダードに入ってからヴァラクートを使い続けているKenya。
一方いなぞーは緑青黒の《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を入れたビートダウンデッキ。
Game1
両者7枚のハンドをキープ。
先攻のKenyaは《怒り狂う山峡/Raging Ravine》、《山/Mountain》から《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》とスタート。
後攻のいなぞーは《極楽鳥/Birds of Paradise》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》、《闇滑りの岸/Darkslick Shores》をアンタップインから《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》の上陸で《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》と2ターン目で早くも3体のクリーチャーを展開させる。
3ターン目に土地を置くだけでアクションのないKenyaに対し、いなぞーはフェッチランドと《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》の上陸を使い、《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力から《酸のスライム/Acidic Slime》をサーチ。そのまま《酸のスライム/Acidic Slime》の効果で《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》を破壊してKenyaの土地を伸ばさせない。
Kenyaは《耕作/Cultivate》をプレイするのみでターンを返す。
いなぞーは《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》と《酸のスライム/Acidic Slime》で攻撃。さらに《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を追加させる。
ここで何かアクションを起こしたいKenyaだが《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》と土地を置くだけでエンドを宣言。
いなぞーはエンド時に《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力で《巨術士/Gigantomancer》をサーチし、自分のターンに《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力で《巨術士/Gigantomancer》を墓地に捨て、《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を強化して攻撃。
Kenyaは止める術がなく投了した。
■Kenya 0-1 いなぞー
Game2
お互い一度マリガンをしてゲームがスタート。
先攻のKenyaは2ターン目に《探検/Explore》をプレイから追加の土地で《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》をセット。
いなぞーも《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 》から2ターン目《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》を戦場に出しスタート。
お互い3ターン目は土地を出すだけでターンを返す。
4ターン目のKenyaのエンド時にいなぞーは少し考え《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》の能力で《巨術士/Gigantomancer》をサーチ。
ここまで大きなアクションのない二人。だが、6マナ伸びたKenyaは《原始のタイタン/Primeval Titan》をプレイ。
この1枚でゲームが終わってしまうほど強力なカードを、いなぞーは《マナ漏出/Mana Leak》できっちり対処。
返しのターンでいなぞーは《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》で《巨術士/Gigantomancer》を捨て《酸のスライム/Acidic Slime》をサーチし、これを即プレイ。 Kenyaの二つしかない森を破壊する。
Kenyaは《森/Forest》をセットすることが出来たがアクションがなくエンド。
いなぞーは《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》と《酸のスライム/Acidic Slime》で攻撃し、《記憶殺し/Memoricide》をプレイ。
指定は《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》。
Kenyaの手札には《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》と《砕土/Harrow》。
これには苦しいKenyaだが《砕土/Harrow》で《山/Mountain》をふたつ戦場に出し、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》の能力で《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》と《酸のスライム/Acidic Slime》を除去。
いなぞーは《復讐蔦/Vengevine》をプレイし攻撃。
次のターンに《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 》もあわせて攻撃し、Kenyaは《復讐蔦/Vengevine》に《稲妻/Lightning Bolt》を打つ。だが、次のターンの《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 》の攻撃を止められずライフは0になった。
■Kenya 0-2 いなぞー
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●2回戦 空呑 VS ゆのん
#image(DSC06976_.jpg ,width=400,height=300)
空呑といえば白ウィニーという印象があるが、今回は緑白青同盟者を持ち込んでの参加である。
常にオリジナルデッキを作成し、それを大会に持ち込むゆのんはギミックを積んである緑青ビートダウンである。
2回戦はこのビートダウンデッキ同士の対決をお伝えしよう。
Game1
先攻を取ったゆのんは《極楽鳥/Birds of Paradise》、《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》をプレイという立ち上がり。
一方、空呑は《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》に《未達への旅/Journey to Nowhere》で除去でスタート。
ゆのんは《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》をプレイでビーストトークンを戦場に送り込む。
負けじと空呑も《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》を戦場に送り込む。
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》のアンタップ能力をつかい、《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をプレイし一気に勝負を決めにかかるゆのん。
苦しい様子の空呑は《カビーラの福音者/Kabira Evangel》を戦場に出し、プロテクション緑をもった《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》で《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》をまず落とす。
その返しにゆのんは《先駆のゴーレム/Precursor Golem》プレイから、次のターン《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》でいっきに空呑のライフを0にした。
■空呑 0-1 ゆのん
Game2
両者マリガンからゲームが開始。
空呑は2ターン目に土地を出して以降土地を引かずただターンを返す展開となってしまった。
一方ゆのんは1ターン目から3ターン目まで《極楽鳥/Birds of Paradise》を4体出す展開だが、マナがあるのに何もアクションが起こせない。
両者正反対な状態。
空呑は6ターン目に森を置くことが出来、《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》をプレイ。
ゆのんはその返しに《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をプレイ。
空呑は《マナ漏出/Mana Leak》をプレイし、3マナ払うことを要求する。
ちょうど《極楽鳥/Birds of Paradise》が3体からマナを支払い《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》を通す。
空呑は《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》を2枚展開し、同盟者の数を増やす。
《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》の維持のためにもクリーチャーを展開しなければならないゆのんは《コジレックの捕食者/Kozilek's Predator》をプレイ。
これにも空呑は《マナ漏出/Mana Leak》で3マナ払うことを要求。ゆのんはこの3マナを払う。
苦しい空呑だが、《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》を戦場に出し、《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》のマナから《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》をプレイ。+2の能力で《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》の追放し、エンドに同盟者にカウンターを乗せパワーを上げる。
返しに《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》を倒すことができたゆのんだがクリーチャーを展開できず、ターンを返すことに。
空呑は《太陽のタイタン/Sun Titan》、次のターンには《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》を出し、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》の+2能力でゆのんのクリーチャーに攻撃を強制。
横たわるクリーチャーを尻目に、大量のカウンターが乗った同盟者の軍勢はゆのんのライフを0にした。
■空呑 1-1 ゆのん
Game3
お互い7枚のハンドをキープ。
ゆのんは《極楽鳥/Birds of Paradise》、《巣の侵略者/Nest Invader》、3ターン目にも《巣の侵略者/Nest Invader》を追加で出すものの、土地は1枚でストップという立ち上がり。
一方、空呑も1ターン目に《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》を出すも、3ターン目までアクションがない。
ゆのんはなんとか2枚目の土地を引き当て、エルドラージトークンと3マナで《酸のスライム/Acidic Slime》をプレイするが、これは《マナ漏出/Mana Leak》でカウンターされる。
空呑は《天界の列柱/Celestial Colonnade》を戦場に出し、《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》でアタック。
次ターンには《カビーラの福音者/Kabira Evangel》をプレイする。
何とか5マナにたどり着いたゆのんは《先駆のゴーレム/Precursor Golem》をプレイするが、返しのターンに《存在の破棄/Revoke Existence》で全て追放される。
今度は《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》をプレイするが、これも《存在の破棄/Revoke Existence》で追放。
《先駆のゴーレム/Precursor Golem》、《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》と対処されて苦しいゆのんだが、ここまで《巣の侵略者/Nest Invader》でコツコツダメージを与え、気づけば空呑のライフは4。
しかし、この4点が遠く、その回答を求めるべく《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし0能力でライブラリ模索。
しかし、その返しに空呑は《城壁の聖騎士/Talus Paladin》をプレイ。絆魂をもった同盟者たちは4だったライフを12まで戻す。さらに次のターン、同盟者と《天界の列柱/Celestial Colonnade》の攻撃はゆのんのライフをあっという間に0にした。
■空呑 2-1 ゆのん
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●3回戦 ゆのん VS シバ
#image(DSC06982_.jpg ,width=400,height=300)
ここまで1勝1敗のゆのん。
対する白単アーマーを持ち込んだシバは2勝0敗で全勝中である。
Game1
先攻をとったゆのんは1ターン目に《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を出すが2ターン目は土地を出すだけでエンド。
後攻のシバは白単アーマーの基本的な動きの《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》からスタート。2ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をプレイしたが、装備カードをサーチせずにターンを返す。
この動きに少し悩むゆのん。
ゆのんは3ターン目に《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》、4ターン目に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし、0起動でハンドを補う。
対するシバはやはり装備サーチを忘れていたようで、《コーの空漁師/Kor Skyfisher》で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を手札に戻し、残った1マナで《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》を戦場に出す。
次のターンにさきほど戻した《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を再度戦場に出し今度は《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》をサーチする。
《コーの空漁師/Kor Skyfisher》は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》に攻撃を向けさせ、追加の《コーの決闘者/Kor Duelist》を戦場出しエンドをする。
ゆのんは《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の0起動でさらに手札を補いつつ、5/5となっている《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》で攻撃。もう1枚の《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》戦場に出しエンドを宣言。
シバのターン、まず《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の能力で手札にある《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を戦場に出し、《コーの装具役/Kor Outfitter》をプレイで《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》のクエストを達成させる。
《コーの装具役/Kor Outfitter》が戦場に出たので、《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を《コーの決闘者/Kor Duelist》に装備させ、さらに《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》を生け贄に捧げ、2枚目の《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を《コーの空漁師/Kor Skyfisher》に装備させる。
こうなってしまうと、もう手がつけられない。ゆのんはそのまま投了した。
■ゆのん 0-1 シバ
Game2
先攻のゆのんは先ほどと同じく《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》からスタートする。
後攻のシバも同じく《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》から入る。
2ターン目に《極楽鳥/Birds of Paradise》を2枚戦場に出したゆのんは、次のターン《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイして0起動する。
対するシバは2ターン目に《戦隊の鷹/Squadron Hawk》、3ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》をサーチする。
ゆのんは4ターン目、《先駆のゴーレム/Precursor Golem》をプレイし、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイし0起動してターンを返す。
シバは《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を戦場に出し、《コーの装具役/Kor Outfitter》で《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を装備しようとするが、ゆのんは《帰化/Naturalize》によってそれを阻止する。
返しのターン《先駆のゴーレム/Precursor Golem》とゴーレムトークン2体で攻撃を宣言し、シバはこれをスルー。
ダメージが入る前にゆのんは《巨森の蔦/Vines of Vastwood》を《先駆のゴーレム/Precursor Golem》にプレイ。20点あったシバのライフを0にした。
■ゆのん 1-1 シバ
Game3
先攻はシバ。
1ターン目に《メムナイト/Memnite》、《きらめく鷹/Glint Hawk》、2ターン目に《コーの空漁師/Kor Skyfisher》とゲーム入る。
ゆのんは《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》上陸から《巣の侵略者/Nest Invader》と入る。
シバは飛行クリーチャーでクロックを刻み、追加の《きらめく鷹/Glint Hawk》をプレイ。
とにかく飛行クリーチャーに対処できないゆのん。
《ムル・ダヤの媒介者/Mul Daya Channelers》をプレイするが、空からの攻撃をどうすることも出来ない。気が付けば飛行クリーチャーの群れにライフを0まで持って行かれた。
■シバ 2-1 ゆのん
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●4回戦 シバ VS 空呑
ここまで両者全勝中。
ここで勝てば優勝が決まるとあって、両者とも緊張した様子…ではなくとても落ち着いた様子だ。
白単アーマー 対 緑白青同盟者。お互い早いデッキでここまで勝ち進んできた。ビート対決を制すのはどちらか。
ここで大事なダイスロール。
まずシバがダイスを振り、出た目は…、1。これにはがっかりな様子。
なんとここで空呑も1の目を出してもう一度振りなおすことに。
今度はシバが3、あまり浮かない様子だが、なんと空呑も3を出す展開。
これには両者笑うしかない。
次のダイスロールでシバが2、空呑が2・・・ではなく5を出し、優勝決定戦前の茶番は幕を閉じた。
Game1
先攻は空呑で両者7枚のハンドをキープで優勝決定戦が始まった。
《活発な野生林/Stirring Wildwood》セットから2ターン目に《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》プレイでスタートする空呑。
対するシバは《地盤の際/Tectonic Edge》セットから《メムナイト/Memnite》を2体戦場に出すも、2ターン目に土地を置けずエンド。
3ターン目に《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》と2枚目の《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》を戦場に出し、同盟者の数を増やしていく。
土地が欲しいシバはドローにかけるがそこには土地がない。返しの空呑のターンで《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》をプレイしたところで投了を宣言する。
#image(DSC06987_.jpg ,width=400,height=300)
■シバ 0-1 空呑
Game2
ここでも両者7枚のハンドをキープ。
先攻のシバは1ターン目に《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》セットから《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》を2枚プレイ。
さらに次のターンで《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》サーチという展開。
ここでシバは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》2体でアタック。
空呑は戸惑いつつも、これをスルー。特に何もなく、ここでも小さな茶番劇を披露するシバ。
空呑は1ターン目は土地を出すだけで、2ターン目に《存在の破棄/Revoke Existence》で《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic》を追放させる。
3ターン目は土地を出すだけのシバに対し、空呑は《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》に《未達への旅/Journey to Nowhere》。
これに対応して、シバは《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》を戦場に出す。
シバは返しのターンで《コーの装具役/Kor Outfitter》をプレイ。《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》に《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》装備させる。
あとは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》攻撃させ、空呑の土地を毎ターン破壊する。
こうなると苦しい。空呑は投了を余儀なくされた。
■シバ 1-1 空呑
#image(DSC06985_.jpg ,width=400,height=300)
Game3
優勝決定戦もGame3までもつれ、本当の最後の対決が始まった。
先攻は空呑は7枚のハンドを力強くキープ。
対するシバは…。何と、ここにきて痛恨のトリプルマリガン。
1ターン目に土地を出せないシバに対し、空呑は2ターン目《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》からスタート。
2ターン目に《メムナイト/Memnite》を戦場に出すだけで、土地を引けない、シバはかなり苦しい。
3ターン目に《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》を戦場に出し同盟者の数を増やす空呑に対し、まだ土地を引けないシバ。
4ターン目に《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》と《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》をプレイし《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》と《カザンドゥの刃の達人/Kazandu》を攻撃に向かわせる。
やっと土地を引き当てたシバは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》を2枚戦場に出し、《きらめく鷹/Glint Hawk》をプレイ。
空呑は《太陽のタイタン/Sun Titan》をプレイして場を磐石に。この状況を打破できるカードのないシバは悔し涙を飲んだ。
■シバ 1-2 空呑
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Ichinoseki Portal Cup 17thは緑白青同盟者を使った空呑が優勝を飾った。
空呑 おめでとう!
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