毒弾談義

注:旧サフィ邸の記事

07年9月 弾談義・毒弾1

毒弾というと毒化させることが仕事の弾。持ち込み量から威力を考えるに、
ほぼ毒化だけと考えて間違いないものと思われます。
それにしても前述のとおり、毒の威力は戦略攻撃である、といってもいいほど、
戦術的にはほぼ何の効果も持ち得ない(戦闘時間の短縮という意味では戦術的たりうるということも)
そういうわけでどの弾よりも純粋に攻撃的である、そういう弾です。
毒の威力自体には、ひるみを生むということも、味方の攻撃を助けるということもありません。
そういう意味では支援としての意味は非常に薄いのですが古龍戦においてだけは
風翔龍や炎王龍で「鎧」を消せるというので支援としての意味を持ちます。
でも毒効果が支援の意味を持つのはここまで。他の大概の相手モンスターに対して、
アシストサポート両面で何の効果も持ってないわけですから毒の支援という考え方自体
特殊なものと言えるかもしれません。

ひとつには、攻撃としてしか役に立たない、というのは支援戦術においては注意点ですね。
そして、これが戦術を実際に構築する上での指針にもなります。

毒弾は、ほかの爆装と同じく固定ダメージを売り物にします。射撃自体も固定ダメージ(肉質無視)だし、
一旦かかれば一分前後で拡散弾?一発を超えるダメージになります。
攻撃間隔は少し長めになりますが、こうして固定ダメージを約束したそのときに
拡散でガッツリ攻撃することも前述のとおり別の支援手段を講じることもできる、
大事なのはどんな攻撃力の銃を持っていってどういう状況でそれを撃ったとしても
同じダメージが通る、だからこそシュアな攻撃性能として支援戦術に貢献する。
こういうことなのです。

毒弾はそういう意味では支援弾として分類されてもいいとは
いまだに思っているのですが、
あれの性能はあくまで攻撃ですからねー。支援戦術に組み込まれる攻撃手段。
そういうことで拡散と同じなのでした。


07年8月 毒弾の攻撃性 1

毒弾のもつ攻撃性について考えてみようと思います。
サフィの分類では毒弾は補助(アシスト)弾に分類されていますが……はたして、
支援戦術上の毒弾の位置づけとはどのようなものでしょうか。

毒弾のもつおもな効果は「毒効果」です。
従って毒弾自体の性能を考慮する上では、毒という状態異常がもつ
特性について考察するのが一番重要になります。
毒効果は数秒ごとに一定の体力を相手から削り取るという効果があります。
ですから攻撃効果に分類される効果です。
攻撃効果は、部位に蓄積されるかぎりは怯みを誘発するので同時に支援効果を発揮しますが、
毒効果はいかなる部位にも蓄積されないので、支援効果を発揮しません。
いわば、体力を「下げる」感じの効果になります。
そう考えると通常弾以上の、「純粋攻撃効果」と考えられるのです。

効果的にはこのように純粋に攻撃的であり戦術的、戦略的に有効です。
戦術的には敵の移動中、攻撃中、すなわち味方が攻撃できないときに攻撃できるという有効性があり
そういう意味ではもう一人味方を作って自動的に攻撃してくれるようにしたのと同じことになりますね。
怯みはとってくれませんが、攻撃戦術上これは有効です。
また怒りのタイミング、弱って行動パターンが変化するタイミングが変化する意味でも
戦術に影響する度合いは小さくはありません。
戦略的というと、怯みも何もとってくれない攻撃力は
通常攻撃と同じ扱いで戦術上扱うことはできないものです。
毒にかければいつの間にか体力が減っていて、
いつもと同じ攻撃でいつもより早く終わるといった具合。
要するに毒にかけたからといって味方の行動はそう大きく変わるわけではない。
そういう意味では敵の初期体力を減らしたのと同じことになり戦略的だということになるのです。

戦技的に見れば、毒弾は防御力無視の高い威力をもっており、
計算できれば怯みを取ったり部位破壊に利用したりすることができます。
そうした運用も考えられなくはないですが、たとえばライトボウガンや
汎用ボウガンの攻撃力の低さ、連射性能の悪さなどを克服できない限り、
毒弾の運用計画は状態異常を中心にすえざるを得ないでしょう。
そうすると、やはり毒弾は毒効果という、純粋な攻撃効果しかもちえないことになります。


07年8月 毒弾の攻撃性 2
純粋な攻撃弾、毒弾。これを補助弾に分類されることがいいのかどうか。

確かにこの弾の性能というのは
通常弾なんかを大きく超えて攻撃的だとは思います。
しかしこの弾の攻撃性は毒の攻撃性であって通常弾(あるいは特殊弾)のもつそれとは別物です。
恒常性と定量。
定量に関しては、爆装も同じ効果があります。
それゆえ、サポーターが攻撃用のアクセントに毒弾や拡散弾を好むことは
よく見られることであり広く知られてもいることではないかと思います。
また相手によってはかなり大きく体力を削る効果をもち有効打となる可能性もあります。

ここまではそれでも攻撃弾です。

恒常性。これは、先にも書きましたが敵の攻撃が当たらない味方がもう一人現れて
地味に攻撃してくれるような効果、従ってサポーターならその間に何かすることができるということです。
サポーターは必要になる銃の性能上、また支援戦術上攻撃力を装備から放棄する可能性も十分にあり、
その上で地味に定量、確実に体力を減らしてくれる効果はサポーターの攻撃戦術上重要な力だし
回復に敵を巻き込んだときの味方への負担も軽減できます。
また回復弾をつめて後方をウロウロしたり麻痺弾?を用意してタイミングを取ったりする間
空いてしまう攻撃力を埋めるための方策にもなります。

こうすると、性能上攻撃力しか持ちえなかった毒弾が支援の支援としてその攻撃力を発揮します。

そもそも、毒効果によってのみ敵が倒れるという事態はきわめて稀なことだといわなければなりません。
計算してみても、上位リオレウス(体力6000前後)が毒だけのダメージで30回かからなければ倒れず、
そのために必要な毒弾はL2換算で231発。毒で体力を削る時間は30分。
こうなると攻撃の中心手段とするにはあまりに悠長…。
ちなみに毒弾はヘビィバスターの攻撃力で肉質防御無視のため
41のダメージがあり231発打つとダメージは9000を超え、それで死にます。
もはや、毒効果なんておまけに過ぎないのでは…。

注:ダメージ算出には大戦術論様のメッカニズムを利用
 また体力や毒効果の資料は解析情報様。

07年9月 毒弾の攻撃性 3
それでは、毒弾というのはいったい何ぞや、と。

大体、「毒無効」という敵からL1が4発で即効毒にかかる、という敵まで、
毒効果の発揮しうる効果(ダメージの量も含めて)は相手次第だということになります。
そうすると元が大きい威力を持つ毒弾ですから(とはいえ通常弾なんかと比較した事はありませんが)
やはり毒弾は
(1)毒効果を一番の効果として考えるコトはもちろんのことながら、
(2)肉質無視の高いダメージ
へビィを使う場合はこちらを考慮に入れる必要があると思います。
少なくとも戦術的には毒効果と並んで十分大きな効果を発揮するはずですからね。

毒効果の利用法としては通常弾に比べ、少ない手数で確実な(時として大きい)ダメージが
与えられることは大きい。これを爆装と同じように攻撃戦術上のアクセントととらえ、
次のように手を考えることができます。

支援の支援としての効果
  • 回復弾による敵のリカバリーを相殺する
  • 麻痺や睡眠など、拘束効果の準備中に攻撃量を確保する

古龍専用の支援効果。
  • 炎の鎧や風の鎧の無効化
 (炎の鎧の場合持続時間は短いので毒の間に麻痺の用意など)

戦略攻撃用。
  • 攻撃時の手始めに追加ダメージとして

戦術攻撃用。
  • 追加ダメージを含めた、攻撃用の弾として

こうした効果が考えられます。あくまで、アシストにはなりえますが
サポートとしての効果は期待しにくいものがあるのには注意が必要です。
とはいえ、上記2つの効果には支援戦術が絡んでくることもあり、
サポーター好みのする弾であるといっても間違いはない。
そもそも本稿の目的はアタッカーの皆さん、毒弾は攻撃的ないい弾ですよ!ってのを
宣伝することのような気もします。

タグ:

弾の支援論
最終更新:2009年01月19日 19:12
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