性能限界への対応

注:サフィニア邸の記事


2008年1月 支援論第二類「先生とのお話。」 より



限界を色々ひっさげて、無数の手が私を引っ張るなかで、
それでも前へ前へと欲張っている私です。

まずは昨日の支援論講義から。

ロザリーは先生にヘビィボウガンで可能な支援はどこまでか、という
講義を受けていました。
私が受けた講義というのは、私がいつも反論かますので(笑
全く一緒のモノかわかりませんが…

ヘビィボウガンで、回復を撃つ。麻痺を撃つ。
しかし当然ながらライトボウガンにその道でかなうことはない。
ヘビィ一つで考えてみても(ライトを選ぶという選択肢は度外視)、
肝心の第一の技にとって、ヘビィのスピードは致命的だといえる。
麻痺を撃つにしても、連射も速射もできない。
ここには、当然の限界があります。
太刀にできることを大剣ができないように、
双剣の攻撃密度を片手剣が実現できないように
ヘビィボウガンのスピードが実現できない戦術は数多いですね。
それで、その限界をはっきり意識して
できることはするけれどできないことはすっぱり諦める必要がある
そういう話だったようです。
これは、他の武器種で支援を試みる場合も同じようなことがいえると思います。
ボウガン以外では回復弾を撃つということはできませんので回復は
粉塵か広域回復、回復笛によると思いますが、その場合
武器をしまうという動作が必要になる場合がほとんどですから
それには間に合うとか間に合わないとかいう判断が絡んでくると思いますし
射程外か射程内も大事な要素です。支援してて自分が喰らったら、
近接武器の場合攻撃力減退で大して意味ないですよね(自己満足になります)。
こうして、自らの限界を意識することで
逆にできることは何かがハッキリしてきます。
そうすると、その選択肢に向かってまっしぐらに戦術を選ぶことができます。
そのときには迷いがないので、熟練と相まってスピードが上がります。
 ここまで達するにはやはりそれなりの訓練と経験が必要です。
こうして、支援の効率は高まっていきます(攻撃もですが)。
さらに、このように一つ一つの戦術の効率を高めることによって、
余裕が生まれ、その余裕はもう一つ高度な戦術の展開を可能にします。
 たとえば、それまで撃てなかったタイミングに回復が撃てるとか
 回復ばっかりしてたのが合間合間に攻撃ができるようになったとか
 そういう感じです。
高度な戦術展開が可能になってくれば、戦闘全体に支援が占める割合、
いわば戦略自体が変化してきます。

戦略とは戦術の用意や戦術の限界にあたるもので、
「自分がどう戦いたいか」が戦略であるということもできると思います。
先生の場合、最初に火力を諦めて支援一本の戦略を確定しました。
その上に戦術を盛り込んでそれが可能なように日々練習を積んできたわけで
私が攻撃の技を磨きながら戦略なんて全く気にせずにやってて、
そこで回復や支援戦術と出会って「不定戦略」アタッカーハーフを生み出したのと
全く逆の動きです。
このように、自分がどう戦いたいのかを先に決めてしまい、
そのあとで技を磨くという道もあるにはあるのですが、それはアタッカースタイルや
サポータースタイルなら問題はないと思いますが
ある定まった「アタッカーハーフスタイル」というのはありませんからね(笑
私を真似たい、というのならそれはそれでアリかもしれませんが。

戦略は戦術の可能範囲を規定する。戦技から限界を得る。
戦術は戦技に目的をもたらす。戦略によって素材を得る。
戦技は戦略を変化させる。その一つ一つは戦術になる。

いえることはもう、一つ
ただ、練習あるのみ。ですね。

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ログ 技術論
最終更新:2012年01月20日 19:21
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