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あべし ◆GmgU93SCyEの長編 その2

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hutati

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だれでも歓迎! 編集
~聖なる夜のConfession~

それは何気ない師走のとある朝に始まった

姉「刺激が足りないわ!」
妹「ほぇ?」
弟「(この人はまた唐突に何を言い出すか・・・)」
姉「そうは思わない?弟!」
弟「って俺に振るのかよ!」
姉「このまま刺激のない日常を送っていたら人として・・・いいえ、生物としてダメになってしまう!」
弟「(あの日常を非日常として捉えてない辺りこの姉もどうかと思うが・・・)」
妹「ん~、んじゃお姉ちゃんは何か面白いことでもやりたいとか?」
弟「(無垢なのはいいことだと思うぞ、妹よ(・ω・`))」
 「そんなこと言い出すからには何かイベントごとでも思いついたんだろうね?」
姉「んっふっふ~。私を誰だと思ってるの!」
妹「お姉ちゃん」(2秒)
弟「下ネタ好きの姉」(0.7秒)
姉「それは置いておくとして」弟「(置いておくのかよ!)ズビシッ(←心の中での突っ込みの音)」
姉「知り合いというか弟にも彼女ができたことだし(内心認めてないけど)」
 「クリスマス会なんてのはどうかしら?」
妹「あ、それいいね~♪」
弟「ふむ、確かに悪くない案だね」
姉「題して『コスプレクリスマス会in弟部屋』!!」
 「ポロリもあるよ?」
弟「却下」(0.01秒)
姉「え~~~」

弟「「え~~~」じゃないの!コスプレのとこや俺の部屋ってとこにも突っ込みたいところだがポロリは却下!」
姉「どうして~?弟としては嬉しい限りじゃないの?(・∀・)ニヤニヤ」
弟「姉ちゃんは妹にもそんなことさせるつもりか?」
姉「それはそれで!(*´Д`*)ハァハァ」
弟「変な想像して萌えるな!(ビシッ)」
姉「あいた~~、ぶたなくてもいいじゃない~」
妹「ま、まぁまぁお兄ちゃんもお姉ちゃんも落ち着いて^^;」
 「でもコスプレパーティーってのも面白いと思うよ?」
弟「そうか?」
妹「うん。この間クラスの友達との話題にあったんだけど」
 「『違った自分になれるような気がして楽しかった』って言ってたよ」
弟「ふ~む、そこは採用しとくか」
 「まぁ騒ぐにしても掃除はしやすいほうがいいから俺の部屋ってのも許可すっか」
姉「わ~い!早速AとBに連絡しなくちゃ」そさくさ~
弟「(って一番騒ぎになりそうなのが速攻ですかい!?)」
 「まぁ俺もTに話してみるか。参加するかどうかわからんけど」
 「妹は誰か呼ぶのか?」
妹「ううん、これ以上呼んだらお兄ちゃんの部屋でも入りきらないよ^^;」
ちなみに弟の部屋が構造上(姉弟妹の部屋の中では)一番広い
 「それにあの3人が来るなら十分に賑やかになるよw」
弟「ごめんな、その代わり準備とかは手伝うから」
妹「うん!」

そんなこんなで姉の提案した「コスプレクリスマス会」開催される運びとなったのである

A『へぇ~、面白そう~。勿論弟君もコスプレするんだよね?』
B『それじゃ取っておきの持っていっちゃお~っとw』
姉『あ、弟を悩殺しようだとか目的に準備しないでよ?』
A&B『『あんたがそれを言うな!』』
姉『それとプレゼント交換もやるから何か準備しておくこと』
A『了解~』
B『何にしようか考えてるだけで今から楽しくなっちゃうねw』


弟『ってことになったんだがTも参加するか?』
T『ふ~ん、面白そうね』
 『コスの内容ってなんでもいいの?』
弟『極端に過激でなければいいと思うぞ』
T『あんたもコスするわけ?』
弟『俺だけ逃げるわけにはいかないだろ^^;』
T『ふ~ん、それじゃ私がコーディネイトしてあげる』
弟『え?いいのか?』
T『こういうことは経験者に任せて大船に乗ったつもりでいなさいw!』
弟『(経験者って^^;それになんかTがイキイキとしてるし)』


妹『あとこれとこれ・・・あとこれも必要っか』
 『この間ちょっと見ただけのアニメのキャラの衣装だけど・・・』
 『やるからには全力で作らないと元キャラに失礼だって言われたもんね!』(←何気にクラスメートに吹き込まれてる)

姉「この夜があのような淫靡な世界になろうとは誰も予想だにしなかった・・・」
弟「って変なモノローグを付けるなーーー!」ビシィッ!!
姉「あいたーー!またぶたれたー!」
弟「当たり前だ!それに誰に向かって言ってたんだ?」
姉「異次元の世界の住人」
弟「(また変な電波受信してからに・・・)」
 「それより衣装とプレゼントはちゃんと準備したんだろうね?」
姉「んっふっふ~~、その点はぬかりはないわよ。私を誰だと思ってるの!」
弟「電波塔的姉」(0.4秒)
姉「さ、妹の手伝いするわよ~」
弟「(って無視かい!)姉だけやってなかったから呼びに来たんでしょーが^^;」
姉「あら?そうだったっけ?」
弟「(こ、この人は・・・)分かったならさっさと手伝う!」
姉「へいへ~い」
 「ついでに弟の部屋のエロ本探してもいい?」
弟「ギロ」
姉「や~~ん、弟が怖い~」ドタドタドタ・・・
弟「全く、あの姉は・・・」

ピンポーン
弟「っと、もう誰か来たのか?」
 「はいただいま~」ドタドタ
ガチャ
A「やっほ~、弟君」
B「元気してたかな~?」
弟「AにB~。結構早く来たんだね」
B「まぁ姉が準備を手伝うと逆に開始が遅くなりそうかな~と思って」
弟「ナイスな判断です^^;」
A「というわけで私達も手伝うね」
弟「助かります」
B「あ、そうそう」
弟「?」
B「私達の衣装楽しみにしててね~w」
A「あはっ、弟君我慢しきれなくて襲って来ちゃうかもw」
弟「(どんな衣装持ってきたんだよ^^;)た、楽しみにしておきますよ^^;」
A「楽しみとか~、弟君のえっち~~w」
弟「手伝うならお早くお願いします~」
 「(このまま話してるとそっちに話題を持っていかれそうだ^^;)」
B「それじゃお邪魔しま~す」
A「しま~す」

妹「あ、お兄ちゃん」
弟「お、妹。準備のほうはどうだ?」
妹「うん、AさんやBさんが来てくれたおかげでもうすぐ終わるよ~」
弟「そっかそっか」
妹「だってお姉ちゃん手伝うとか言いながらまるで家捜しみたいだったし・・・」
弟「そっかそっか・・・(あとでゲンコツっと)」
妹「あとはTさんだけかな?」
弟「Tのことだし時間には厳しいからな。そろそろ来るとは・・・」
ピンポーン
弟「っと、噂をすればなんとやらだw」
がちゃ
T「こんにちは~」
妹「いらっしゃ~い」
T「本日はお招きいただき・・・」
弟「って何堅苦しい挨拶始めてるんだよ^^;」
T「い、いいじゃない。こういったのに呼ばれるなんて滅多にないんだから」
妹「まま、取りあえずあがってください~」
T「お、お邪魔します」
弟「って何今更緊張してんだよ^^;」
T「ほ、ほっといてよ!(彼氏の家に来るなんてそうそう慣れるもんじゃないわよ!)」
妹「(初々しいな~w)」
お前がそれを言うな
妹「???」
弟「?どうした~妹~?」
妹「今何か変な声が聞こえたんだけど・・・」
弟「頼むから妹まで電波とか言わせないでくれ・・・」
妹「は~い」

そして滞りなく(?)準備は終わり『コスプレクリスマス会in弟部屋』が開催されるのであった

姉「え~、それでは皆様。コップの準備はよろしいでしょうか?」
 「これより『コスプレクリスマス会in弟部屋』を開催したいと思いま~す!」
 「かんぱ~い!」
 「「「かんぱ~い!」」」
カチンッ カチンッ
A「流石にお酒は出ないのねw」
弟「全員未成年でしょうが・・・」
T「私お酒とか全然だめだから・・・」
B「まぁまぁ、こういう場でそういう野暮なことは言いっこなしでw」
姉「実は秘蔵のを隠して・・・」
妹「出さないでよ?(ギヌロ)」
姉「(´・ω・`)ショボーン」
B「い、妹ちゃんが怖い・・・」
弟「以前酒ネタで色々ごたごたがあったしな」
A「まぁ今日は普通に楽しみましょう~」
姉「とまぁ始まったことですし」
 「早速ですが皆さんのコスプレ公開と参りましょう~」
妹「う~、緊張するよ~^^;」
弟「俺なんかTが見立ててくれるってことで衣装の内容も知らないんだぞ^^;」
T「楽しみにしときなさ~いw」

姉「それじゃ誰からいく~?」
B「あ、ハイハ~イ。私からいっきま~す」
姉「それじゃBちゃんの衣装変えタイムで~す」
B「ほんじゃま着替えてきま~す」
ガチャ  バタン
A「どんなの持ってきたんだろ?」
弟「Aも知らないんだ?」
姉「当日まで教えないほうが面白いでしょ」
T「正論ですね」

【5分後】
B「お待たせ~」
姉「それじゃトップバッターのBさん、ご登場お願いしま~す」
ガチャ
B「じゃ~~~ん!!」
「「「おお~~~~」」」
A「チャイナドレスか~」
弟「Bさん足綺麗だもんな~」
妹「綺麗~」
T「スタイルもよくてあの脚線美・・・羨ましい・・・」ボソッ
弟「ん?何か言ったか?」
T「え?う、ううん!なんでもない!」
姉「Bは自慢の脚線美を自慢気に披露できるチャイナドレスを選択~」
 「身体のラインもくっきりで妙にエロいぞこんちきしょ~」
妹「何かお姉ちゃんが突っ込み司会者風になってる・・・」
弟「言いだしっぺだけに一番楽しんでるのこの人だろうしなw」
B「弟く~ん、どうかしら」チラッ
弟「ちょっ、Bさんスリット深すぎ!」
B「え~~、結構こんなの普通だけど~?」といってスリットの入ったほうの足を弟の足に絡めようとする
姉&T「「それ以上はだめーーー!!」」
B「ちぇ~」
A「明らかに腰骨辺りまでスリットが入ってるんだけど・・・」
 「(それでもショーツの線が見えないってことはハイレッグ穿いてるわね)」
姉「よ~し、それじゃ次は誰だ~?」
A「それじゃ私がいこっかな」

姉「よ~し、それじゃAいってみよ~」
A「弟く~ん、楽しみにしててね~w」
がちゃ  ばたん
弟「また俺がターゲットか・・・」
T「モテモテね・・・?」ジロッ
弟「何故そこで俺を睨む?」
T「知らないっ」プイッ
弟「???」
妹&B「「鈍感・・・^^;」」

【10分後】
A「ごめ~ん、ちょっと時間かかっちゃった^^;」
姉「それじゃAさん張り切ってど~ぞ~」
がちゃ
弟「ムグッ!?」思わず口の中身を噴出しそうになる
B「ってあんた・・・」
姉「流石にこれは私も驚いたわ・・・」
妹「バニーガール?」
T「しかも黒バニーだなんて・・・おまけに胸のカットがすごい・・・」
A「どうかしら~?」その場でくるっと一回転するA
弟「ブホッ!!?」噴出す
B「ちょ!網タイツ穿いてるからってそれはないでしょ!」
妹「お尻が・・・(////)」
姉「Tバック仕様のバニースーツとは・・・」

A「実はこれにはオプションが付いてたんだけど・・・」
B「オプション?」
A「うん。通販で買ったんだけど何故かセーラー服、しかも上着だけが付いてたのよ」
T「セラバニ・・・」ボソッ
弟「というかかなり目のやり場に困るんですが・・・」
A「あら~、弟君ならいくら見たっていいわよ~w」
 「それとも最前列でがぶりつきする~~~?w」
弟の目の前でだっちゅ~のポーズをするA
弟「ゴクリ」
ギュッ
弟「いたたたたたたた!!??」
T「何見てんのよ!」
弟「何で尻を抓るんだよ!」
T「あんたがエロい目をしてたからよ!」
姉「(Tちゃんも気が気じゃないわね~、ムフフ~)」
 「さ~てサクサクいきましょうか~。次誰がいく~?」
妹「あ、それじゃ私着替えてくる」
B「お、今度は妹ちゃんか」
弟「そういや妹は自分で作ったんだっけか」
T「へぇ~、自作なんだ」
妹「うん(///)あまり自信ないんだけど・・・」
姉「それじゃお着替えタイムいってみよ~」
がちゃ  ばたん
A「妹ちゃん裁縫とか得意なんだ?」
姉「家の中じゃ全部妹がやってるわね」
弟「中学の時の家庭科の授業で作ったエプロンとか細部が凄く上手かったしな」

【15分後】
コンコン
妹「は、入ってもいいかな~?」
姉「お待たせしました~、妹ちゃんの登場で~す」
がちゃ
B「お・・・・」
A「おおお・・・」
弟「これは・・・」
T「すごい・・・」
姉「(*´Д`*)」
妹「ど、どうかな・・・?(////)」
弟「これ・・・『薔薇人形』ってアニメだったっけ?」
T「『紅』ってキャラのコスチュームね・・・でもこれ完成度が高すぎるわよ・・・」
A「ちょっと、このボンネット自作!?」注:ボンネット=フランス人形等によく見られる帽子代わりのような飾り
B「しかもこのレースとかすっごい細かい・・・」
姉「(*´Д`*)」
弟「っていつまで萌えてんだ!」スパコーン!
姉「はっ!?いかんいかん我を失ってたわ(ジュル)」
A「よだれ・・・」
B「でも妹ちゃん本当に可愛い~、まるでお人形さんみたい~~」
妹「(/////)」
T「これイベントとかだったら間違いなく主役決定ね」
姉「お、お持ち帰りしていいですか?(*´Д`*)ハァハァ」
弟「いい加減にしろ!」パカーン!
姉「うう、こうやって姉はMに開発されていくのね・・・(オヨヨ)」

弟「姉はほっといて次誰がいく?」
姉「あ、そんじゃ私がいく~」
B「そんじゃま着替えてらっしゃ~い」
姉「アイアイサ~」
がちゃ  ばたん
A「しかしまぁ・・・」
T「妹ちゃんがこれ着て座るとまさにお人形ね・・・」
妹「(////)」
B「でもこれだとお菓子とかこぼした時大変だわね^^;」
妹「あ、このレース結構簡単に取り外しとかできるので・・・」
T「(イベントに借りたいくらいだわ・・・)」

【5分後】
姉「着替えてきたわよ~」
A「それじゃ姉の登場で~っす」
B「張り切ってどうぞ~」
がちゃ
姉「じゃじゃ~~~ん!」
弟「うわ・・・」
T「って・・・」
妹「お、お姉ちゃん・・・(////)」
姉「お姉サンタでぇ~~~すw」

A「おまけにネーミングそのまんま・・・」
B「何よそのミニスカにセパレートの上着は!まるでパレオ着た水着じゃないのよ!」
姉「うひひ~、どうかな?どうかな??」
A「単純にエロサンタじゃない・・・」
弟「それにその後ろの袋には何が入ってるんだ?」
姉「ん?ゴミ」
弟「捨てて来い!!!!」
B「見た目だけ重視して中身が伴ってないとか・・・やっぱり姉だわ・・・」
T「で、でもインパクトは凄かったじゃないですか^^;」
A「インパクトはね・・・ある意味本当に衝撃よ・・・」
姉「そんじゃ次は弟いってみようか~(ゴソゴソ)」←ゴミ袋を始末してる
弟「え?俺?」
B「そうね~、そろそろ弟君も見せ場作らないと」
A「ヒュ~ヒュ~!期待してるよ~」
T「それじゃ私の出番ね。付いてきなさい」と先に立ち上がって部屋を出るT
弟「お、おう」
妹「いってらっしゃ~い」
がちゃ  ばたん
B「しかしあんた・・・あぐらかくとパンツ丸見えよ?」
A「はっ?!まさかあんた・・・」
姉「もちろん狙ったに決まってるじゃな~いw」
 「そのために弟の正面の席を確保したんだからw」
妹「お姉ちゃん・・・」
B「そういえば弟君の衣装はTちゃんが見立てたんだっけ?」
A「どんなので来るのかしら?」
姉「ハードゲイとか・・・(*´Д`*)」
A&B&妹「「「何故萌える!?」」」

【10分後】
T「準備できたわよ~」
弟「ってマジでこれで行くのか?」
T「今更何言ってんのよ!それとも私の選択に文句でもあるの?」
弟「そりゃTが選んだんだから文句はないが・・・」
姉「はいは~いドアの前でイチャついてないでさっさとご登場~」
がちゃ
A「お・・・・」
妹「格好良い・・・(////)」
B「これはまた見事な・・・」
姉「(*´Д`*)」
A「(こいつは何でもいいのか・・・)」
妹「新撰組の羽織だね~」
T「こいつが元々の顔立ちが綺麗だったから沖田総司をイメージしてみたの」
弟「ど、どうかな?」
B「うん、全然格好良いよ~」
A「衣装の出来もいいし、いつもの弟君より格好良く見えちゃうよ~」
T「私の目に狂いはなかったわねw」
 「(でもこうやってしっかり見ると横顔とかすっごい綺麗・・・)」
 「(これが私の彼氏なんだ・・・)」
弟「ん?どうしたT?」不意にTのほうを見て声をかける
T「なっ、ななななな、なんでもないわよ!(/////)」
A「そういえば姉は?」
姉「(*´Д`*)」
妹「お姉ちゃん・・・・」
B「あ~~・・・しばらく妄想の世界に放置しとこうか」

A「それじゃ最後にTちゃんかな」
弟「そうだな、楽しみにしてるよ」
T「ふ、ふん!期待して待ってなさいよ!」
がちゃ  ばたん
B「やっぱりTちゃんの反応見てると初々しくて楽しいわ~w」
A「しっかし・・・弟君と妹ちゃんがその格好で並んで座ると・・・」
B「うんうん、ミスマッチなんだけど似合うよね~」
妹「そ、そうでしょうか・・・(////)」
弟「本人はあんまり自覚ないんだけどね^^;」
姉「(*´Д`*)」
 「はっ!?私は今まで何を?!」
弟「お、ようやく戻ってきた」

【15分後】
A「ちょっち時間かかってるみたいね」
B「それだけ気合入ってるんでしょw何せ彼氏に披露するんだからw」
弟「勘弁してくださいよ^^;」
姉「何よ~私はまだ認めてないんだからね~~」
弟「って何か酔ってないか?」
妹「(何でシャンメリーで酔えるのかな~?)」
コンコン
T「は、入ってもいいですか~?」
A「おっと来た来た」
B「それじゃTちゃんの衣装お披露目いってみよ~」
がちゃ
弟「・・・・・」
妹「か、可愛い・・・」
A「ゴシックメイド服・・・」
B「しかもミニで勝負に来るとは・・・」
姉「・・・っは?!いかんいかん。見呆けてたわ」
T「ど、どうでしょう?」
A「すごく可愛いよ~w」
B「さっきから弟君が無言なんだけど・・・」
弟「・・・・」
妹「見惚れちゃってるよw」
姉「ねね、Tちゃん。ちょっちこの台詞言ってみて」
T「な、なんですこれ?」
姉「いいからいいからw」
T「・・・・コホン」
 「お帰りなさいませ・・・ご主人様・・・(////)」
A「(鼻血)」
B「(鼻血)」
姉「(鼻血)」
T「あ、あれ?皆・・・どうしちゃったの・・・?」
A&B&姉「う・・・」
     「生まれる前から好きでしたーーーー!!!」ガバァッ!

T「きゃああああああ??!」ガシッ
ぐいっ!T「ひあっ!?」ドサァッ×3
A「いたたた・・・」
B「はっ?!私は何を・・・」
姉「Tちゃんがいない!」←一人だけまだトリップ状態
妹「お兄ちゃん・・・」
A「へっ?」そういって3人が一つの方に顔を向けた
T「お、弟!?」
そこにはしっかりとTを抱きかかえてる弟の姿があった
弟「これは俺の!(鼻血)」
B「弟君・・・格好良い台詞だけど鼻血は拭こうよ・・・」
妹「はい、お兄ちゃん」とティッシュを渡す妹
弟「おう、ありがとな」
 「っていうか3人とも何人の彼女に飛び懸ってるんだよ!」
A「い、いや~~^^;」
B「あまりにも可愛すぎて^^;」
姉「弟ばっかりずるいぞ~(ブーブー)」
妹「それとお兄ちゃん、そろそろTちゃん放してあげない?w」
弟「え?うおっ!?」
T「(//////)」そこには茹でたタコのように真っ赤になったTがいた

弟「ご、ごめん・・・(///)」
T「う・・・・うん・・・・(/////)」
 「(俺の・・・俺の・・・俺の・・・俺の・・・)」脳内リフレイン中
妹「さ~て、そろそろケーキ持ってくるね~」
B「あ、手伝うよ~」
A「姉もほらとっとと動く!」
姉「え~~~、この二人だけ残したら子供がでk(ドフッ)」
A「それじゃ4、5分お話どーぞー」ずるずる ガチャ
弟「さり気に当て身をやってる辺りあの人も怖いな^^;」
T「・・・・・・」
弟「だ、大丈夫だったか?」
T「うん・・・ありがと・・・」
弟「いや、まぁ、彼氏として・・・な?当然だろ・・・?」
T「うん・・・・・」
弟「・・・・・」

その時扉の向こう
B『あ~~、もうじれったいわね~。私ならもうこっとガバーッっと!』
A『しっ!静かにしなさい』
 『これはこれで中々オツじゃないw』
妹「AさんもBさんもあんまりいい趣味じゃないよ~^^;」
A『でも妹ちゃんも気になるんじゃない?』
妹『そ、それは・・・(////)』
B『ところで姉は?』
姉「・・・・・」
A『あんたのさっきの当て身で気絶中よ^^;』
B『あちゃ~、そろそろ起こしておくか』
 「喝!」
ドスッ
姉「ん・・・んぅ~・・・もっとぉ・・・」
B「Σ(゚Д゚)」
A「あかん、別のスイッチが入っちゃった」
妹「こういう時は、こうっ!」
ドスッ!
姉「はっ?!私は何を・・・?」
A「い、妹ちゃん・・・」
妹「壊れかけたテレビと同じですよ~w」
B「姉を壊れたテレビ扱い・・・」
A『何気に一番怖いのって妹ちゃんじゃないの?』ヒソヒソ
B『私もなんとなくそんな気がしてきた』ヒソヒソ
妹「ケーキ持ってきたよ~」
A『そしてあの絶妙な間合いの取り方・・・』
A&B&姉『『『恐るべし・・・』』』
B「っていつの間に姉が加わってるのよ!」
姉「なんとなく加わってたほうが面白いかな~って」
A「やっぱあんたら色んな意味で姉妹だわ・・・」

姉「さぁ~て宴もたけなわとなったところでプレゼント交換会と参りましょう~」
A「ヒュ~ヒュ~」
B「待ってました~」
姉「音楽に合わせてグルグル回すだけでは芸がないので~」
 「あそこに置いてもらったプレゼント~」
 「実はこっそりシャッフルしておきました~w」
弟「いつの間に・・・」
妹「プレゼント私の真後ろだったのに^^;」
T「それでどうするんですか?」
姉「左から順番に1から6の数字を書いておきましたので」
 「くじで引いた番号があなたのものとなりま~す」
 「というわけでくじがこちらで~す」
弟「で、なんで入れ物がこれ?」ポテ○の空き袋
姉「現場調達です( ・ω・)=3モフー」
A「・・・・・」
姉「それじゃ皆くじ引いて~」
 「私は残り物にするから~」
A「ほんじゃま」
妹「あ、こっちにお手拭置いておきますので」
B「準備いいわね・・・」
T「それじゃ私も」
弟「そんじゃま・・・」
姉「皆引いたね~」
A「そういえば珍しく小細工なしで来たわね」
姉「だって下手にネタ仕込もうとすると弟チョップが待ってるもんで(´・ω・`)」
B「ナイスな抑止力ね」

姉「それじゃ各自プレゼントは受け取ったかな~」
一同「「「は~~~い」」」
姉「それじゃトップバッターは誰だー」
妹「あ、それじゃ私が」
A「っとと、意外な伏兵が」
妹「それじゃ開けまーす」
ガサガサ
妹「コートだぁ~」
B「あ、それ私んだ」
 「一応弟君でも着れるようなの選んでたんだ~」
 「妹ちゃんにはちょっと大きかったかな?w」
妹「そんなことないです、ありがとうございます~」
B「そんじゃ流れに乗って私が次いきまーす」
がさがさ
B「封筒?ってこれ音楽ギフト券じゃないのよ!」
A「ごめん^^;それ私・・・」
 「Bがコート買ってるの見てて他にいいのが思いつかなかったんだ^^;」
B「何よそれ~~(;´Д`)」
 「ってこれ一体いくら入ってるの?」
ペラペラペラペラ・・・
B「・・・・あんたって時々物凄いバカでしょ?」
A「何よ~不満?」
弟「普通に今2ケタはなかったか?」
妹「ざっと数えただけで30枚^^;」
B「クリスマスプレゼントが音楽ギフト券3万円とか・・・」
 「嬉しいんだか悲しいんだか・・・」
姉「そこは素直に喜んでおこー」
B「(人事だと思って・・・)」

姉「それじゃ次私~」
がさがさ
姉「マフラーだぁ~、しかもハートマーク入り~w」
妹「それ私が作ったの・・・」
T「うそ!?これ妹ちゃんの手作り?!」
A「すっごい上手~」
B「衣装といいこのマフラーといい・・・」
弟「裁縫が上手いのは知ってたがここまでとはな~」
姉「い、妹~~~」
 「大好き~~~~~」ガバァッ
妹「お、お姉ちゃん(////)」
姉「妹の愛を受け取って幸せな私は放って置いて次じゃ~」
A「そんじゃ私が~」
 「ってこの袋妙に軽いのよね?」
がさがさ
A「・・・何これ?」
妹「お薬?」
弟「何の錠剤だこれ?」
T「痛み止めとか?」
姉「あ、それ私から~」
B「これ一体何よ?」
姉「バイ○グラ」
A「ぶっっっっっっっっ!!!」
T「ばっ・・・(////)」
弟「あんたは何をプレゼントにしてんだーーーー!」スパコーン!
妹「ねぇねぇ、バイア○ラって何?」
B「あとで姉に聞きなさい(私に答えられるわけないでしょ^^;)」
姉「だってぇ~、弟に渡ればいいな~と思ってたから~」
A「あんたは他の人に渡ることを考えてなかったんかい・・・」
姉「弟に渡れば聖夜が性夜~ってボケれたからww」
一同「「「「・・・・・・」」」」
姉「あ、あれ?皆?どしたー?」
妹「お姉ちゃん・・・・オヤジ・・・」
ピシッ
A「あ、石化した」
B「いや~、今の一言は致命的でしょ」
T「今部屋の中が氷河期になったわよ」
弟「というわけで石化した姉はしばらく放置で」
「「「さんせー」」」
弟「んじゃ次のプレゼントは俺が」
がさがさ
A「(って残ったの弟君とTちゃんなんだから必然的に交換じゃないの)」
B「(この二人は運までも味方につけるのか・・・)」)
弟「これ・・・フォトスタンドか?」
T「それ・・・私の・・・」
弟「へぇ~、季節の花が四隅にデザインされてるスタンドか~」
妹「可愛いよ~w」
弟「ありがとなwちゃんと使わせてもらうよ」
T「うん・・・(////)」
B「(あらあらw赤くなっちゃってw)」
A「(か~わい~w)」
T「それじゃ最後は私ね」
がさがさ
妹「ということはお兄ちゃんのプレゼントか~」
A「弟君何選んだんだろ?」

T「これ・・・ケース?」
B「え?それって・・・」
弟「・・・・開けてみ」
T「う、うん・・・」
パカッ
そこには銀色に光るペアリングがあった
T「指輪・・・」
弟「なんとなくなんだけど・・・Tに渡るような気がしてさ・・・」
A「(うわ!さりげなく殺し文句!)」
B「(しかも弟君も他人に渡ることを全然考えてない!)」
T「・・・・・・・・」
ズイ
Tは指輪の入ったケースを弟に向かって突き出した
B「(えーーーーー!?返しちゃうのーーー?!これって修羅場?!)」
妹「(お、お兄ちゃん・・・)」
弟「T・・・・」
T「・・・つけて・・・」
弟「へ?」
T「指輪・・・指につけてって言ってるの!」
 「そういうのって・・・・男の人の仕事でしょ?(/////)」
弟「・・・・喜んでw・・・」
A「(あ、やばい。今Tちゃんにかなり萌えた)」
B「(ちょ、妹ちゃんティッシュ頂戴。鼻血が)」
妹「(あわわわわわ)」

かくして宴の場は若干桃色に染まりつつ進んでいった

B「ほっ!よっ!はっ!」
A「あんたいつの間に隠し芸なんて用意してたのよ~w」
姉「あはは~いいぞ~もっと輪○せ~」
A「(今文字違ってなかった?)」
妹「あれ?お兄ちゃんは?・・・っと」

INベランダ
弟「寒くないか?」
T「ううん、結構あったかいよ・・・」
妹が貰ったコートを二人で着て冬の夜空を眺めていた
T「ほら、吐く息がこんなに白い」
弟「そんだけ寒いってことだよ」
T「でも・・・心がこんなにあったかい・・・」
 「今までこんなことなかったよ・・・」
弟「そうだな・・・」
そういう二人の手には銀色に光る指輪があった
チラ・・・
T「あ・・・」
弟「ん?お・・・」
T「雪・・・」
弟「ホワイトクリスマス・・・だな」
T「だねw」そう言って満面の笑みを弟に向ける
弟「(////)」
T「どうしたの?」
弟「やばい、今のお前めっちゃ可愛かった」
T「え・・・(////)」
弟「・・・・メリークリスマス・・・」
T「・・・メリークリスマス・・w」
そういって二人はキスを交わした・・・

そして室内に戻る二人だったが・・・
弟「う~~~寒っ!ってなんだこれは!?」
T「どうしたの?って・・・・」
妹「お兄ちゃ~~ん、助けて~。・゚・(ノД`)」
姉「お~~~弟ぉ~~~」
A「あ~~~ラブラブの二人だぁ~~~」
B「二人ともこっち来て飲もうよぉ~~、キャハハハハ!」
こめかみを押さえつつ
弟「何がどうしてどうなった・・・?」
妹「お姉ちゃんがどこかに隠しておいたお酒を飲みだして」
 「それに気が付いたAさんが便乗して」
 「あとはBさんが雪崩式に・・・」
姉「おりゃ~!Tちゃんもこっち来て飲め~~~い!」グイッ
T「わきゃーー?!」A「ほらほらTちゃんもぐいっと」B「飲みねぇ飲みねぇw」
弟「T!?」
そして強制的に酒を飲まされるT
T「ムグッ?!ムグ・・・」
弟「ちょっ!姉ちゃん達も何やってんだよ!」そういって姉達からTを引き剥がす
姉「あはは~、今夜くらいいいじゃな~い」
B「そうそう、無礼講無礼講~」
弟「(いっつもそのノリのくせに・・・)T?大丈夫かT?」
T「・・・・・・」
妹「返事がないよ~;;」
A「おりゃーー!弟クンもこっち来て飲まんか~い!」弟の手を引っ張るA
弟「お、おわわっ?!」ガシッ
A「ほぇ?」Aが引っ張るが逆方向から引っ張られて引き倒せない
弟「てぃ、T?」

T「・・・・・らめ・・・」
妹「Tちゃん・・・?」
T「らめぇ~~、これはわらしのぉ~」
弟「よ、酔ってる・・・」
妹「Tちゃんってお酒弱かったんだ^^;」それはお前もだ
 「??」
姉「あらぁ~、Tちゃんってば弟を独占~?」
A「ずるいぞ~」
B「ぶーぶー」
T「だぁまらっしゃい!」
一同「「「ビクッ!」」」
T「ほぉらぁ~、おろうろはここにすわるぅ~」
弟「お、おう(ここは逆らわないほうが良さそうだ^^;)」弟にあぐら座りをさせるT
T「それで~、わらしはここにすわるのぉ~」ストン
弟「うぇっ!?」
妹「!!」
酔って頬を紅く染めたTの顔がが弟の真横にあった
Tが弟の左ももに腰をおろし、身体を弟に預けた姿勢となった
B「おおぉぉ~、らぶらぶだぁ~www」
A「だぁ~~ww」
姉「何やってんの~、そこはあたしの・・」
T「ギロ!」
姉「ビクッ!」
T「らめれす。いくらおねえさんでもここはゆずれまふぇん」
妹「Tちゃんが開放的になってる・・・」
弟「もしかしてこれがTの素なのか?^^;」

T「じっ」
弟「ど、どうした?」
T「おろうろはぁ~、わらしのころすき~?」
弟「も、勿論!大好きに決まってるじゃないか」
T「えへぇ~~」と弟の首に腕を回し、頬擦りをするT
妹「あわわわわ(////)」
A「・・・ごめ~ん、ラブラブ過ぎにあてられて少し酔いがさめちゃった」
B「私も~、っていうかTちゃんの変わりようってすごくない?」
姉「取りあえず弟も飲め~、弟だけシラフは許さないぞぉ~」
A「こっちはまだ酔ってるか^^;」
T「それかしれくらはい」
そう言いながら姉からワイン瓶を奪うT
T「こいふにはわらしがのませるんですぅ~」
B「あらあら^^;ここまで来ると微笑ましいわねw」
妹「そ、そうですね^^;可愛いというかなんというか」
だが周囲の視線をよそに瓶から直接ワインを飲みだすT
弟「ちょ!T?!」
A「え、ちょっと!Tちゃん!?」
そして瓶を口から放すと弟の首に腕をかけ、そのままキスをした
弟「むぅっ!!!????」
B「なっ!!!!」
A「マジで???!!!」
妹「はわわわわわわ(/////)」
弟とTの口の間からワインが少しこぼれ、弟の喉が隆起しているのが見えた
弟「んぐっ・・・むぐっ・・・」
A「く、口移し・・・(///)」
B「さ、流石にこれは・・・(///)」
A&B「「見てるこっちが恥ずかしい・・・(////)」」

妹「ふにゃあぁぁぁぁ」パタン
A「あ、妹ちゃんがダウンした」
B「まぁ目の前でこんなことされちゃあね^^;」
姉「むぅ~~~、Tちゃんずるい~~」
B「(あの台詞はシラフでも言いそうね)」
A「ちょ、ちょっと!B!!」
B「どうしたのよ・・・って!?」
T「ン・・・ンチュ・・・ジュル・・・」
弟「チュル・・・クチュ・・・」
Tは口内のワインを飲ませきったあと、そのままディープキスに移行していた
B「こ、これは・・・(////)」
A「何見惚けてんの!いい加減止めなきゃ!」
B「っとと、Tちゃん!その辺で・・・」
T「ぷはっ」弟「ぶはっ!!!」
A&B「「おっととと」」止めようとしたところでキスをやめたT
T「えへへぇ~、ごちそうさまぁ~w」
弟「はぁ・・・はぁ・・・てぃ、T・・・(////)」
A「(あらあら^^;弟君まで真っ赤w)」
B「(お酒のせいじゃなさそうだけどねw)」
T「おろうろはぁ~、わらひのなんれす~」
 「あのあめのひにかさをすていぬにさしてたとこをみらときからぁ~」
 「むねがいらかっらんれす~」
 「やっろりょうおもいになれらんれす~」
 「おろうろは・・・おろうろのころは・・・わらしが・・・いひばん・・・」カクン
弟「T・・・」

A「あらあらw酔ってそのまま寝ちゃったかw」
B「おまけに思わぬことも聞けたしねw」
弟「勘弁してやってください^^;多分こいつこの時の記憶なくしてますから」
A「ま、メンバーの半分も寝ちゃったし、お開きにしますか~」
B「(って姉いつの間に寝てたのよ・・・)そんじゃわたしは姉を部屋に運んでくるわ」
A「そんじゃわたしは妹ちゃんかな」
 「片付けは頑張ってね?弟クン♪」
弟「あ、あはははは^^;」
B「よいしょっと、Tちゃんはそのまま寝かせててあげなさい」姉を肩に担ぐB
A「よっと(わ、妹ちゃんかる~い)そんじゃ私達は二人を部屋に連れて行ったら帰るから~」妹をお姫様だっこで抱きかかえるA
弟「えっ!?Tをと、泊めろってことですか?!」
A「仕方ないじゃな~い、そんな状態のTちゃんを連れて帰れるわけないでしょ?」
B「そうそうwそこは男の甲斐性の見せどころだよ~」
A&B「「それじゃね~」」がちゃ  ばたん
弟「やれやれ^^;明日にでもあの二人にはお礼言っておくか・・・」
そういって自分の肩に頭を預けて寝息を立てているTを見た
T「すぅ・・・・すぅ・・・」
弟「ったく^^;気持ち良さそうに寝ちまって・・・っと」
Tを抱きかかえるとそのまま自分のベッドに寝かせ、布団をかぶせた

弟「取りあえずゆっくり寝なよ・・・っと?」
そのまま立ち上がろうとするとTが弟の服の袖を掴んでいた
弟「朝までここにいろってことか?そうなのか!?」
T「すぅ・・・すぅ・・・」
弟「・・・やれやれ・・・」腰を下ろす弟
 「エアコンつけておけば大丈夫かな・・・」
T「・・・ん、んぅ~・・・おとう・・・と・・・」
弟「大丈夫・・・ここにいるから・・・」
寝ぼけながらなのか、Tが弟の手を握り、また寝息を立て始めた
T「すぅ・・・すぅ・・・」
弟「幸せそうな寝顔して・・・」
 「おやすみ・・・」そう言ってTの額にキスをした
T「だい・・・すき・・・」

AとBの帰り道
A「ねぇB]
B「ん?」
A「弟君あのままでよかったのかな?ひょっとしてお酒の勢いで・・・」
B「それはないでしょwなんだかんだ言っても弟君ってシャイで紳士だし」
A「そっか。あ~あ、なんか悔しいのにすっきりした感じ」
B「だよね~。酔ってたとはいえあそこまではっきり言ってくれちゃねw」
A「やっぱTちゃんも弟君の素朴な優しさに惹かれてたんだね~」
B「そだね~、私達とか可愛いとかいう目でも見てたけどTちゃんの視点は私達とは違ったみたいね」
A「そんな純朴なところに弟君も惹かれたのかな?」
B「そこは弟君しか知らないよ~w」
A「今回の収穫はTちゃんの一面と妹ちゃんの寝顔かなw」
B「・・・姉のほうはムカついたからちょっとオシオキしてきた・・・」
A「何かあったの?」
B「寝ぼけながら私の腹に拳入れてきたのよ#」
A「あっちゃ~^^;まぁどんなオシオキをしたかは聞かないでおくわw」
B「明日起きた時の姉の顔が思い浮かぶわ・・・・(クスクス」

こうして聖なる夜は終わりを告げるのであった・・・

翌日
T「ん・・・んぅ・・・朝・・・?」
 「って・・・ここどこ・・・?」
 「・・・えっ!?」
身体をベッドから起こすとベッドに身体を預けるように眠っている弟の姿があった
T「え?もしかして・・・私あのまま寝ちゃったの・・・?!」
 「・・・ダメ・・・全然思い出せない・・・」
 「ちょっと弟!おきな・・・さい・・・よ・・・」
声を荒げて弟を起こそうとするT
だがその手を弟の手がしっかりと握っているのがわかった
T「・・・・ま、いっか・・・」
そういって弟の寝顔を微笑ましげに眺めているTだった

一方姉の部屋では・・・
姉「ん~~~・・・?」
 「ちょ・・・っ!何よこれーーー!」
寝袋に包まれ、天井から吊るされ、まるで蓑虫のような状況で目が覚めた姉
姉「ん~~~~、ん~~~~~~」
 「だめだ~~抜け出せない~」
 「弟~~妹~~」
 「た~す~け~て~(TT」
そう言いながら身体を左右に振ることしかできない姉だった
ちなみに
姉が救出されたのはそれから2時間後のことだった

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