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バレンタイン編」(2007/03/25 (日) 20:31:05) の最新版変更点

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2月14日、この日は男性にとって1年で苦痛を伴う日の一つであるが、 以外にも弟にとっても、例外なことではない。 弟(はあ……ついに来たか…1年で最も嫌な日が……) 弟(それじゃあ、とっとと学校に行きますか……) …… 午前7時半 学校校門前 弟「……げっ!!もう人が40人ぐらい並んでる!!!」 女生徒1「あっ!弟君!!待ってたよぉ!」 女生徒2「ふふ!朝早いんだね!」 女生徒3「そんなに早く、バレンタインのチョコほしいんだぁ!」 弟「あっ、いや・・・」 女生徒4「ふふ、照れちゃってカワイイ!」 弟「と、とにかく、この袋に入れて」 女生徒達「はーい!」 わいわいがやがや! 弟(はぁ…この調子じゃ今日は大荷物だな……) この日弟は前日に置き勉しておき、大きな袋を2つ持って行くのが慣わしである。 なぜならほぼ全部の女子学生からチョコを貰うからであり、 中には近隣の学園や大学生、OLからも貰うことがあるからである。 ところで貰うチョコの箱の大きさは、最大でも名刺サイズと決まっている。なぜなら…… 女生徒A「ちょっとあんた!!そんなデカイチョコはルール違反よ!!」 女生徒B「だ、だって!た、たくさん食べてもらいたいもん!」 女生徒C「そんなの、誰だって一緒よ!!ちゃんとあげるチョコは小さい箱って決まってるのよ!!」 女生徒B「そ、そんなの、関係ない!!お、弟君は受け取ってくれるよね!」 弟「わ、悪いけど、そんな大きいもの受け取れない。ごめんね」 女生徒B「がーーーーーーん!!そんなぁ!」 女生徒D「いい!?弟君はね、いーーーっぱい、チョコ貰うのよ?普通のひとの何百倍も!」 女生徒E「そんな大きいものばかり貰うと、みんな渡しちゃうことになって持ち帰れないでしょ!」 女生徒B「ひっぐ!ぐす!!せ、せっかく作ったのにぃ……うぇーーーん!!」 女生徒F「泣いてもだめ!みんながチョコを渡せるようにするための、ルール何だから!」 弟「ほ、本当にごめんね。こうでもしないと、持ち帰りきれないんだ」 この様に、ルール違反すると冷たい眼で見られ、容赦なく責められことになる 席についても、弟がいる教室に学年を問わず、女生徒が押しかけて来て、廊下は長蛇の列を作る この長蛇の列の中に、女教師も含まれている。教師とて例外なく並ばなくてはならない。 この様子は、授業開始10分前まで行われる。10分前に終わるのは、授業の妨げにならないようにと弟が願ったためである。 理由はただでさえ迷惑を書けているのに、さらには男性教師に嫉妬されるので 成るべく揉め事を増やさないようにするためである。 弟「ふぅ…あぁどうしよう……毎年毎年こんなにチョコ貰って持って帰るのも大変だし、食べきれないよ」 弟「昼休みや放課後もあるし、帰りも色んな人が渡しにくるし…ああ、バレンタインなんてなければいいのに……」 友「んだとてめぇ……」 弟「わっ!友!いきなり現れるな!!」 友「どうでも良いんだよ、そんあこたぁ…それより今の台詞、聞き捨てならねぇ!」 弟「な、何がよ?」 男1「くっ!その以下にも俺が悪いことした?って態度が、余計に許せねぇ!!」 弟「だ、だって俺何も悪いことしてないよ?」 女1「ホント、器の小さい男だこと。だからチョコもらえないんだよ、ばーか」 男2「てめぇ!チョコ貰えてるのに、何がバレンタインが嫌だぁ?チョコ貰えない俺らに対する冒涜だ!!」 男3「か、顔の良いから貰えるって、ふ、不公平だぁ!!!」 女1「何言ってんの?この鮫顔野郎。イケメンが良いに決まってるじゃない!」 女1「いい?女わね、かっこいい男が一番魅力的に感じて、そのひとの子孫を残したいと思うのよ」 女1「だから顔が悪いブサ男は、繁殖することが許されてないのだから、恋愛イベント皆無なんて当たり前だっつーの」 男1・3「そ、そんあひどぃ!!うわぁああああああん (´;ω;`)」 弟「と、とにかく……毎年毎年小さいチョコとはいえ、こんなに貰ったら持って帰るのも大変だし、食べきれないし…」 友「それが許せねぇっていってんだよぉおおおおおぉぉっ!」 友「じ、自分だけ女の子にちやほやされてるくせに!!もてない男に対しての、侮辱行為だ!」 弟「け、けど実際はつらいことばかr」 友「もてないほうがつらいわぼけぇ!!!」 友「第一、持ってかえるのがつらいって言うんなら、最初から学校にくんなやぁ!」 弟「そうすると、家まで押しかけてきて、き、近所迷惑になったことがあるから……」 男4「だったら、本命以外に断れば良いじゃねぇか!!」 弟「それやったら、大勢の女の子が泣き出して、その女の子に惚れている男が、泣かせたなぁ!   とかいって、殴りにかかってくるし…だから辛いんだよ……」 女1「これで分かっただろ。弟君はてめぇらブ男愚民どもには一生分からない、崇高な悩みを抱えているの」 女1「もてない君は大人しく、家に帰って画面の中の彼女とでもセックスしてなさい」 男達「ち、ちくしょぉおぉおお………」 友「くぅ!!お、女も女だ!ドイツもこいつも、お菓子メーカーの思惑に引っ掛かりおってぇ!!」 女1「確かにそういう一面もあるわね。女自身もバレンタインは嫌な人だっているし」 友と男生徒達「おし!」 女1「でも、そう思うのなら、最初から悔しがる必要ないね。悔しがるから、あんた達はきもいのに」 友&男達「がふっ!!」 弟「は…はは…(苦笑い)」 きーんこーんかーんこーん 先生「はい授業初めますよ・・・ふぅ、弟君、相変わらずだねぇ……」 弟「あっ、いぇ、その……」 先生「まあいいですよ。それでははじめますよ」 3時間目 現代国語 美人「はい、おととい行った小テスト返却しますので、取りに来てください。○○君、○○さん……」 美人「……弟君」 弟「はい」 美人「ふふ、いつもどおり満点ね。えらいわ」 にこっ 弟「は、はぁ、ど、どうも(え、笑顔きれいだなぁ)」 美人「あ、待ちなさい。これを忘れているわ。」 弟「え、ちょ・・・・そ、それは」 美人「そう、先生特性の、手作りチョコよ。普段がんばっているから、愛情たっぷりにつくったのよ☆」 弟「い、いえ、そうじゃなくて、そのぉ……それは普通の大きさですけど、それでは大きいので受け取れないです…」 美人「あら。何で?一人くらい大きくたって、いいじゃない」 女2「駄目です!弟君は、3桁チョコ貰うんですから、大きすぎると持って帰るのが大変なので    名刺サイズまでっていうルールがあるんです!」 女3「だいたい、教師でも上げるのだったら、休み時間に生徒と混じって並んで渡すって言うルールがあるんです!」 女4「知らなかったとは、言わせません!こんな特別は許されません!」 美人「あら、あたしは今年赴任してきたばかりで知らなかったわ。だから今回は特別ってことで」 弟「せ、先生だからそれを認めると、不公平になるんで、受け取れないです。」 男1「そうですよ、先生!だからその愛情たっぷり注ぎ込まれたチョコは、俺達に!」 美人「そう…仕方がないわね。ルールはルールよね……じゃあ、仕方がないけど持って帰るわ」 男1「あ、あの!先生!それで結局俺達に恵んでもらえるのでしょうか!」 美人「うーん、持ってかえって自分で食べようと思ったけど、いいわ、あなた達全員とは行かないけど、恵んであげるわ!」 男ども「よっしゃあぁぁぁあっぁぁぁああああ!!!!!」 弟(あぁ、やべぇ……いま先生、すげぇ邪悪な笑みだったぞ) 美人「あなた達に、このチョコ1個を、誰かに恵んであげる☆」 男3「おーーーし!それで誰が恵んでもらえるのですか!」 美人「ふふ!それはね!」 ぽい!!ぐっしぁぁぁあああ!!!バキバキ!ぐりぐり! 弟「なっ!靴で踏み潰した!!?」 美人「さぁ、このあたしの靴で踏みつぶされて地面にへばり付いたチョコを奪い合って勝った者だけが食べていいわよ!」 美人「もちろん、口だけで、手を使っては駄目よ!」 弟「せ、先生!!幾らなんでもそれは非人道的です!!」 女1「いや、ぶ男にはこれでももったいないくらいよ。先生は優しいわ」 弟「と、とにかく、こんなの駄目ですtt」 男達「うおぉおおおおお!おまえら!!いくぜぇぇええええ!!!」 ぼかすかぼかすか!ぼかすかぼかすか!! 弟「と、取り合ってる……踏み見つぶされたチョコを取り合ってる……」 女1「あはははは!見っとも無い豚どもだこと!滑稽ね!精々、あたしを楽しませなさい!」 美人「あちゃぁ……どうしよう…冗談のつもりだったのに」 弟「冗談に見えませんでしたって!冗談でもそんなことしないでください!   女1さんが、なんかやばいスイッチ入っちゃったみたいですし」 美人「ん~、まあおいておこうか。もう収集つかないし」 弟「はぁ……」 5分後 友「よっっしゃあぁああ!俺が勝ったぁぁぁ!それじゃあ、いっただきまーーーす!」 はぐはぐ!ぺろぺろ! 女3「うわぁ、本当に犬食いしてる」 女4「あんなにうれしそうに……マジきもい…」 女5「あそこまでいくと、哀れみを通り越して、畏怖の念をいだいちゃうわ」 友「なんと言われようが、俺はこのチョコを床まで嘗め尽くす!!俺は惨めではない!俺は負け組みではない!」 友「おれはチョコ争奪戦に勝った勝者だ!勝ち組だ!俺は強いんだ!」 女1「ふーん、そこまで言うならあれを見てごらん」 友「?……!!!!!!!」 美人「はい弟君、あーーん♥」 弟「あっ!ちょ、先生!み、みんなが見てます!」 女6「せ、先生!ずるいです!!!」 美人「止めても無駄よ。あたしの色香で、めろめろになっているんだから ほうら、お食べ♥」 ぱく!もぐもぐ! 弟「///////お、おいしい・・・・です////」 美人「あらあら、まっかになっちゃって!本当に初心なんだから」 女7「先生、ずるい!!よぉし、先生!チョコもらいますね!はい、弟君、あーーん!」 弟「ぱく……もぐもぐ」 女7「ええ!!先生のときと反応が違う!!」 美人「ふふ!それはね、色気がないからよ!特にあたしはダイマナイトボディだしね」 美人「まだあんた達は、お子様だもの。大人の色香だすにはまだまだよ」 女7「あーーん!悔しい!」 美人「まあ色気はそのうち出てくるから、あせらない。それでは、授業始めましょうか」 女達「はーーい!」 友「……ぐ…うぐ……お、俺は……勝ち・・・ぐみ……」 友「う・・・うう……うわぁああああああああぁぁぁ!!!な、何で!何であいつだけがぁぁあああ! 女1「あんたも捨てたものではなかったわよ?」 友「そ、そうか!?」 女1「うん。涙流しながらうれしそうな顔は、とてつもなく醜悪で、チョコを床まで躊躇せず嘗め尽くす様子は    哀れな最下層人間が人間であることをやめたところを見れたのは、大変楽しめたわよ」 友「………あ……あぐ……」 女1「あ、そうそう。教室では我慢してあげるけど、今度から半径200m以内に近寄らないでね?犬野郎?」 友「……ち、ちっくっしょおぉぉおおぉぉぉおおおっぉお!!!!!!」 美人「こら、そこ!大声ださない。隣の教室にも迷惑。やる気がないなら、出て行きなさい!」 友「うわぁあああああああああぁぁん。・゚・(ノД`)・゚・。」 ばたん!! 男「そりゃそうだよな…人間の尊厳を捨てた挙句、人間として扱ってくれないんだからな…」 弟「と、友……」 昼休み、教室だと何かと男に迷惑(と嫉妬の目線が来る)がかかるので、屋上でチョコを貰っていた このとき、この日最大の事件が起きた わいわい、がやがや 弟(ふぅ、昼休みもひっきりなしに女の子が来るよぉ。) ところ変わって、1年生の教室 T(今日は、バレンタイン。せ、先輩にチョコ渡してこ、こ、こくは……キャーーーーー!) T友「どうしたの、T?そんなにうれしそうにして」 T「Σ (゚Д゚;) い、いいいいいや!こ、これは!」 T友「ふふふ!分かってるよ。弟先輩に渡すのでしょ!」 T「あ、あああくまでも、ぎ、義理なんだから!し、仕方がないから渡すだけなんだから!」 T友「はいはい。その割にはうれしそうだったけど。ああ、そのチョコってさ……」 T(ほ、本命って聞く気ね!なら…)「こ、これは義理チョコよ!そ、それじゃあ渡してくる!!」 ぴゅーーー! T友「あっ!こら、待ちなさい!!あーあ、あの子あのこと知らないようだから、教えてあげようとしたのに、勘違いしちゃって」 再び屋上 T(うわぁ、何これ。こ、こんなに並んでいたんだ…) T(…何よ、みんな。あたしの先輩に……あ、あたしは先輩の家にも言ったことあるのに!遊んだことあるのに!) T(メールだって、毎日している仲なのに!あ、あたしはみんなより、す、進んでいるのに!) 弟(ん?Tだ。なんか不機嫌だな。さては誰かのチョコを無理やり渡すように言われてきたのかな?) T「せ、先輩!わざわざ作ってきてあげたんだから、あ、ありがたく受け取りなさいよね!」 T(あああ!どうしよう!す、素直に言えなかったよぉおお!) 弟「ど、どうm…あ、ごめん、これは受け取れないよ」 T「なっ!!ど、どういうことよ!!何で受け取れないのよぉ!!(あ、あたしのこと嫌いなのかな?) T「ふん!他の人のは受け取って、あたしのは受け取れないって事は、先輩あたしのことが嫌いなんですね!!」 T「あたし、見損ないました!!(こ、こんな風に言うつもりはないのに!か、感情が爆発しちゃう!!) 弟「ち、違うよ!落ち着いて!!」 T「これのどこが落ち着けますか!あたしのだけ拒否して!」 弟「いいから、俺の話を聞いて!」 T「そこまで言うなら、聞いてもかまわないですよ!」 弟「あのね、俺はご覧のとおり大量のチョコを貰うわけ。だから大きいものを貰うと持ち帰るのが大変なんだよ」 T「た、たしかに、一つ目の袋はパンパンですね……そういえば、みんな小さい箱のもの持ってますね…」 弟「そう。だから大きい箱のものは断っているんだ。ごめんね」 T「い、いえ。あたしが知らなかっただけです。それなのに、怒ってしまって」(あーーん!恥ずかしいよぉ!) 女A「そうそう!そんな大きいもの持って来るやつが悪いの!弟君のファンならそれくらい知っときなさいよね!」 女B「そうよねぇ!それなのに、受け取れないって言われたとき、偉そうな態度とってさ!」 女C「何様のつもり~!?」 T「むっ!」 女D「うわぁ、今にらんだよ、あの子!」 女E「自分の鞭を棚に上げといて。やはりムカつく女は、やることがきたなぁ~い」 弟「ちょ、み、みんな言いすぎだよ。お、俺とTは知らない間柄じゃないんだし」 女F「アッ!今ので思い出した!このこ新入生NO.1といわれてるTよ!1年生一の美少女って言われている!」 女G「あの、姉先輩、A先輩、B先輩に匹敵する可愛いって評判の子ね!」 女H「ファンも結構多いよね、あの子!」 女I「そういえば、その容貌使って弟君と知り合ってるのよね!」 女J「可愛くて、もててるからって、勘違いしすぎ!弟君に馴れ馴れしいを通り越して、尊大だし、生意気!」 T「べ、別に私は!」 女K「違うとわ言わせないわ!みーーんな、あなたの態度見てたんだしさ!」 女L「そうそう!いったい何様よ、あんたは!どうせ、他の男と遊んでるんでしょ!このヤリマン!」 弟「それは言いすぎだ! T「そ、そんな・・・あ、あたし、そんなこと!あ、あたしは、お、弟先輩のことしか……」 女M「じゃあ、さっきの偉そうな態度は、どう説明するつもり!いかにも自分のは受け取ってあたりみたいな態度は!」    「自分が可愛くて、男にもててるというのがわかってないと、そんな行動になならないわよ!」 T「ち、違う!あ、あたしはただ!」 女N「言い訳無用!あんたなんかチョコ渡す権利なんかない!えい!」 T「あっ!ちょっとぉ!何すんのよぉ!それは先輩に上げるものよ!返してぇ!!」 女N「まだ生意気な態度…自分の立場がまるで分かってない…こんあものこうしてやる!!」 ぐっしゃあああああ!!!! T「い、いいやああああああああああああああああ!!!!!!」 弟「なっ!!!!!」 女達「えい!えい!えい!!こうやって踏み潰してやる!!」 ぐしゃ!ぐしゃ!ぐしゃ!!ぐしゃああああ!!! T「やめて!やめて!!お願いだからやめて!!!そ、それは先輩の…先輩のために一生懸命つくったものなのよぉ!!」 ぐしゃ!ぐしゃ!ぐしゃああああああああああああ! 女A「ふう、粉々ね!いい気味だわ」 女B「あーすっきりした!」 女達「あっははははは!!!!!! T「あ……あっ……せ、先輩のために…先輩のために何度も作り直したチョコが……」 T「ひっく!ひっく…うぐぅ!!……う・うう…うわぁぁあああああああああんんんん!!!!!!」 T「わ゛ぁぁ゛わわぁあ゛ああぁっっあああ゛ああ゛あああああっっあああ゛あぁぁぁあぁぁ゛ああ!!」 女C「あんなに泣き喚いてさ!いい気味!」 女D「ふふ!これは天誅よっ。悪は滅びる」 弟「……」 女E「さ、弟君、あんな女ほっといて、チョコの受け渡し再開しましょ!」 弟「……………………」 T「うわぁああああああん!!!わぁああああぁっっっっあああぁぁあ!!!」 T「せんぱいのちょこがぁあああ!!せんぱいのためのちょこがああああああぁぁあ!!」 弟「………T………」 てくてく、てくてく 女F「お、弟君?ど、どうしたの?そんなのほっときましょ!」 弟「……」 T「ひっぐ!ひっぐ!せ、せんぱいのぉ~~…せんぱいのちょこがぁ……」 弟「T……泣き止んで」 ひょい   T「!!」 女G「ぐちょぐちょにつぶれたチョコ拾うなんて!!?」 T「せ、せん……ぱい……?そ、そんなの汚いよ……」 弟「これが俺のために一生懸命作ってくれたチョコなんだね……ありがたくいただくよ!」 ぱくっ!!もぐもぐ!」 T「!!!!!せ、先輩!汚いよ!やめてよぉ!!靴で踏まれまくったものなのに!!!」 女H「そ、そんな!弟君がそ、そんなことするなんて!」 弟「ぱくぱく……もぐもぐもぐ!、おいしいいな、これ!もっといただくよ!ぱくぱく!」 T「やめてよぉ!何でそこまでするのよぉ!汚いよぉ!バイキンだらけなのに!!!もう良いから!無理しないでぇ!」 T(s、先輩が、先輩があんなに嬉しそうに、踏まれまくったチョコ食べてる……) Tの制止も聞かず、弟は一心不乱に踏み潰されたチョコをたべ続け、ついには間食した 弟「あーー、美味しかった!T、ご馳走さん!」 T「せんぱい…どうして…」 女I「そ、そうよ!何であんなことを!」 弟「だって、一生懸命作ってくれたんだろ?なのに踏み潰されたんじゃあ、もったいないじゃん」 T「だからって」 弟「T、大きさ制限があるとはいえ、無神経な言い方で断った俺にも非はあるの。だからTを傷つけてしまったんだしさ」 T「せんぱい・・・せんぱい…ひぐ……ふぇ~~~~ん!!!!!」 弟「はは、T、とにかく美味しかったよ」 女J「弟先輩があんな乞食みたいな真似するなんて」 女K「あたし、少し見損なった…あんな可愛い男の子があんなことするなんて、幻滅しちゃった」 女L「あーあ、Tとは見せ付けてくれちゃってるし。」 女M「幾ら顔がよくても、あんなのことしちゃう男はお断りってかんじ!」 弟「……………」 女N「そう、みんなそうならあたしはチョコ渡して、弟君にアプローチしちゃお!弟君、うけとtt」 ぱしい!!!がっ! 女N「きゃ!!な、何!?」 弟「……くっ!!!こんなものぉお!!!!」 ぐっしゃあああ!!!バキバキ!!!!! T「ちょっと先輩!!!な、何を!!!!」 女N「い、いやぁあああ!!な、何を!!あ、あたしはみんなと違って幻滅してないn」 弟「黙れ!!!!」 その場全員「びくぅぅ!!!」 T(な、何!!?あ、あんなに怒り狂った怖い先輩、見たことない……) 弟「……喰え」 女N「えっ?な、何を?」 弟「今俺が踏み潰したチョコ食えって言ったんだよ!!」 女N「そ、そんな!冗談だよね!?」 弟「やれっっつってんだよぉ!!」 かつん! 女N「きゃ!!」ずってーーーん!ぐちょ!!! 女A「あ、足払いでこけて、チョコに顔面打ちつけた」 女N「ひ、ひっく!ひどぃ……ひどいよぉ~~~~~~!!!」 弟「どうした?早く喰えよ。さっき俺がやったても幻滅しなかったんなら、自分でもできるよな?」 女N「こ、こんなのひどいよぉ~。うわぁあああああぁぁぁぁん!!!」 女A「ちょっと、弟君!!幾ら弟君でもこれは許されないわよ!!!」 女B「そうよ!先生に言いつけてやる!!」 弟「どうぞご自由に。それなら君達もTにやったことも先生らに知れ渡るけど?」 女C「あの子のチョコつぶしたのは、正義のためよ!」 女D「弟君のは鬼畜行為よ!」 弟「ふう、女は自分の行為は正当化するって言うけど、まさに典型的だな。まるで話が通用しない」 弟「いざ自分達がやられたら、以下にも被害者ぶるんだからさ。あれだけTの心めちゃくちゃにしといて、何が正義だ」 弟「てめらこそ、鬼だよ!」 T「せ、先輩…や、やめて、あたしのためにけ、喧嘩しないで!何も知らなかったあたしg」 弟「Tは黙ってろ!!」 T「びくぅ!」 弟「俺は今このアバズレどもと話しているんだ!」 T「せ、せんぱい……」 弟「さっきの続きだ。一生懸命つくったチョコを拾い喰いしただけで幻滅するなんて、僕も願い下げだ」 女E「調子に乗るのもいい加減にして!!」 女F「ちょっと可愛い男の子だと思ってたけど、もうあたしあなたのファンやめる!」 女G「これから覚悟しといてね!あなたの悪評ばら撒いて、知り合いの不良にリンチしてもらうんだから!」 女H「それにあなたのお姉さんも気に喰わないから…」 弟「男にレイプさせる…とでも言うんだろ。無駄だよ、姉ちゃんはああ見えていざというとき強いし、   男数人がかりでもかなわないA,Bが大体いつもいっしょだし、何より、俺がいるしね!」 弟「だいいち、知り合いの不良だやくざだなんていってるやつって、小物すぎて笑えるよ、まったく!惨め過ぎて!!」 女I「ふ、じゃああたしのパパに頼んで、あなたのパパを一生最下層住民にしてあげる!」 女J「これはハッタリじゃないよ!女Iのお父さんは本当に政治家やってて、ここじゃ一番力が強いんだから!」 女K「実際、気に食わない教師、一生働けなくしたしね!あはは!」 女L「あと、さっきの不良も本当の話よ?どう?今なら許してあげるけど?」 弟「はぁ……どうぞ、お好きにすれば?」 女M「ど、どこからその余裕がくるのよ!?今のは本当のはなしなのよ!?」 T「せ、せんぱい!」 弟「T,心配しないで」 弟「多分本当の話なんだろうけど、俺はそんなのには屈しないし、もちろんオヤジも屈しない!」 弟「それどころか、オヤジには手を出さないほうが良い。政治家でも適わない」 女N(泣き止んだ)「逆に自分も同じ方法で脅すって訳?はったりね!」 弟「何とでも言うがいいさ」 T(だ、大丈夫なのかな) 弟(もちろんハッタリ。でも親父は政治家でも適わないって、母さんがえらくマジな顔で言ってたからなぁ。) 弟(あと親戚中、おれの親父は最強って真顔でいうからなぁ。ただのサラリーマンの筈なのに。でも今は信じさせてもらう) 弟「さあ、もう言うことはないのか?なかったら全員Tに気持ちを込めてあやまるんだ!!」 女A「そんなことする分けないじゃない!!」 女B「一生あやまるもんですか!」 女C「もういいわ!これからあなた達をいじめ抜いて、地獄の学校生活にしてやる!!」 弟「あやらないって言うなら、力ずくでやらせるまでだ!」 T「だめぇ!そんなことしたら先輩退学どころか、少年院にはいっちゃうよぉ!」 女D[そうよ!人生棒にふるわよ!」 女E「第一男ってすぐ暴力に頼るよねぇ!そのほうがよっぽど野蛮!」 弟「……女のやり方のほうがよっぽど陰湿で、野蛮で人間のくずだよ!」 女F「ま、待って!あたし達女よ?ほ、本当にやるk」 弟「いまさらビビッてんじゃねぇ!!!!」 ばきぃ!!! 女F「がふっ!!」 いつの間にかいた野次馬「ああ!弟君が、女の子なぐった!!」 弟「おらぁ!!!てめら許さん!!根性たたきなおしてやるぅ!!!!!」 ばき!!どごぉお!!どがぁあ!!! 女G「げほぉ!!」女H「がはっ!!!!」女I「ああああっ!!!」 T「せ、先輩だめ!!やめて!!そんなことやめて!!!」 野次馬B「せ、先生よんで!先生呼んできてぇ!!」 野次馬C「力の強そうな男子生徒も連れてきて!!!」 弟「おら!女だからって容赦しねえぇぞ!」 ばき!!どがああ!!ぼこぉ!!! 弟は男子数人と先生に取り押さえられるまで、Tを侮辱した女たちを殴り続けた どのこも容赦なく殴られ、顔晴らすのは当然として、歯が欠けた者や肋骨にヒビがはいったものまでいた ?1「はあ、今の様子たまたまビデオ持っていたから録音していたのはいいんだけどさ……なんで止めなったの?」 ?2「それはあなたも。何で止めなかったの?」 ?1「うーーん、言わなくてもわかるでしょ。多分同じ理由だから」 ?2「そうね。」 ??「だってあの子達気に食わなかったから!」 弟はその後取り押さえられ、女の子たちの親、警察も来て事情聴取が行われた。 親の仲には噂の有力政治家もいた。 しかし結果として弟は、停学2日だけで済み、傷害罪すら問われなかった 夜 家 姉「まったく無茶するねぇ、家の弟は。AとBが卒業アルバムに載せる動画のビデオ持ってなかったら   いったいどうなっていたか。女はずるがしこいから、証拠がなかったら女の子の言い分が通るところだったのに」 弟「あの時は頭にきてて。それより何でビデオ持ってうろついてたのかな。できすぎだよ」 姉「弟のバレンタインのチョコ受け渡すための長打の列は、中等部学園のころからの風物詩だからね」 姉「そりゃ、学園の思い出としてチョコ渡すついでにその様子をビデオに収めようと思ってたらしいわよ」 弟「あした、二人にお礼を言いに行かなければ」 姉「あと先生方もね。以外にも男性教師が殆ど味方したのには驚いた」 弟「ホント、最初はめちゃくちゃ怒られると思ったんだけど、校長先生も含め俺の見方するとは思わなかった」 弟「本当に政治家のやってる人もいたのにさ」 姉「あの政治家の娘、前から評判悪かったのよ。何だかんだでいちゃもんつけていたらしいから」 姉「実際、つて使って、そのこの気に入らない教師辞めさせたみたいだし」 姉「まあそれ抜きにしても、先生達言ってたよ   『ふだん大人しいそうな弟が男気みせたからな!とくにチョコ拾い食いは特に漢だったぜ!』って」 姉「よかったね、ビデオにとられていてて」 弟「今思うと恥ずかしい……」 姉「何いってんのよ。あたもビデオ見たけど、かっこよかったわよ!生で見たかったぐらい!」 姉「あれで幻滅するなんて、弟の言うとおり、ただのくずだよ!」 弟「姉ちゃん……」 姉「まあ無事停学2日ですんだけど、、やっぱり政治家がいたときはやっぱ駄目かもっておもったよ」 弟「俺も。親父一生働けなくさせてやるっていったとき、本当はびびった」 姉「お父さん、普通のサラリーマンと言ってるけど、いったい何しているんだろうね」 弟「そうだよなぁ、親戚中あの親父は最強!って言うもんなぁ。あとサラリーマンとは聞くけど、会社名すら言ってくれないし」 姉「胡散臭いと思ってたんだけど、あの政治家の態度見てたら、本当に最強なのかもね」 弟「そうそう。初めは『お前の親父の運命は、俺が握ってるんだぞ!』とか強気だったのに、    報告受けた親父が出張先からの電話したとき、態度が豹変したもんなぁ 姉「『はいはい!あなたのおっしゃるとおり!!』『私の娘が100%悪いです!あなたの息子は何も悪くアリません!』   『そうですね!この世は男女平等ですから、女の子が殴られたからといって大騒ぎしすぎでした!』   『あなたの運命はあたしが握ってると言った?いえ!滅相もない!!』   なんて聞こえてきたからね。あたし達のお父さん、いったい何者なんだろ」 弟「さぁ…何にせよ、政治家ですらびびる存在ってこては確かだ…考えても仕方がないよ」 姉「そうね、なんか聞いてはいけない雰囲気あるしね。なぞのままにしておきましょ」 弟「まあ何にせよ、あれで他の父兄達もとたんに態度豹変させたからね」 姉「それであの子達もようやく立場がわるいと感じてTちゃんに謝っていたけど、あれは心底反省していなかったわね」 弟「うん、立場が悪いからって理由だった」 姉「それを見抜いたのか、美人先生、きびしい処分を下すべきだって主張していたね」 弟「ああ、結局停学1ヶ月だからね。追試は受けれるから、進学卒業はできるけど、推薦狙いの子はもう駄目だろうね」 姉「それに周りの評判もかなり悪くなったし、先生にも眼をつけられるでしょうね」 弟「それを悟ってか、それでようやく心底後悔の色だすんだもんな。まあああいうやつらには、いいお灸だよ」 姉「そうよねぇ。ああ、それにしても弟も結局停学になっちゃったね 弟「これも美人先生の提案だね。いくら政治家をびびらせても、やはり世間一般を納得させるために   弟君は何らかの処分を出すべきだって言ってたから。」 姉「日数的にも形式的なもね。それにしても美人先生、あまり気に食わないけど、やはり教師としては尊敬できるね」 弟「ああいうところも、人気ののある理由なんだろうね」 姉「それにしても、弟。毎度のことだけど大量に貰って来るわねぇ いつも処理に困るのよねぇ」 弟「また何時ものごとく、半分は出張中の親父達に送って配ってもらって、残りはご近所さんに配るしかないよね」 姉「それでも余ったものは、何時ものようにチョコレートケーキ作ってあげる」 弟「あっ!そうだ!今年はTやA,Bにもケーキ食べてもらおうよ!まあチョコレートケーキは   お姉ちゃんにとっては俺に対するバレンタインチョコかも知れないけどさ」 姉「うーーん、確かにあまったチョコで作るケーキが、あたしのバレンタインのチョコだから本当はだめ!   と言いたいところだけど、今回は男気みせたしいいよ!みんなでぱーっとお祝いしたほうが楽しいし!」 弟「それじゃ、明日集まるように電話するわ!」 姉「よぉし!それじゃああたしも早速腕をかけてつくりますか!」 翌日 T「うわぁ、すごい立派なケーキ……」 姉「どんどんたべてね!」 T「で、でも本当にいいんですか?お姉さんのバレンタインチョコは何時もこのケーキって聞いたんですけど」 姉「いいのよ。昨日は災難にあったからその苦い思いを払拭するためにもぱーとやりましょ!」 T「は、はい!ありがとうございます!!」 A「それじゃあ、乾杯しますか!」 B「言っただきまーす!」 姉(本当は弟のためにだけ作りたかったんだけど……こういうのもたまにはいいか) 姉(それにしてもTちゃんうらやましいなぁ…まことしの主役はTちゃんってことで) こうして今年のバレンタインは仲良く和気藹々とした雰囲気となりました 終わり おまけ 姉「あっ!そうだ!チョコレートクッキーも作ったんだ!!」 弟「おっ!チョコレートクッキーもおいしいんだよなぁ!」 姉「と、おまたせ!」 弟「げっ!!とぐろ巻いててウンコにしかみえねぇ!!」 姉「ふっふっふ!名づけてウンコクッキーよ!」 弟「安直なネーミングが、また殺意を増大させる……」 A「このままきれいに終わるのかと思ったら……」 B「こういうネタはやらないと気がすまないのね」 T[け、けどにおいは美味しそう…・・・いただきます」 姉「あっ!Tちゃん!ウンコクッキー食ってる!ウンコくってる!うんこうんこ!」 T「ぶっ!げほっ!!」 弟「姉ちゃん!」 T「もぐもぐ…う、ウンコなのにすごく美味しい……」 A「本当だ。リアルなまでのウンコの形なのが許せないくらい美味しい」 B「kろえが無駄な才能ってやつね……」 姉「えっへっへ!みーーんなあたしのウンコ喰ってる!!」 弟「うんこうんこ連発するんじゃねぇ!」 T「先輩も連発しないでください!」 弟「うっ!」 姉「やーい、おこられてやんのぉ!」 弟「うう…もういい、こうなったら食いまくってやるぅ!!」 姉「いいぞいいぞ!ケーキもウンコクッキーもくいまくれぇ!」 とまあこんな感じで、夜が更けていきました
2月14日、この日は男性にとって1年で苦痛を伴う日の一つであるが、 以外にも弟にとっても、例外なことではない。 弟(はあ……ついに来たか…1年で最も嫌な日が……) 弟(それじゃあ、とっとと学校に行きますか……) …… 午前7時半 学校校門前 弟「……げっ!!もう人が40人ぐらい並んでる!!!」 女生徒1「あっ!弟君!!待ってたよぉ!」 女生徒2「ふふ!朝早いんだね!」 女生徒3「そんなに早く、バレンタインのチョコほしいんだぁ!」 弟「あっ、いや・・・」 女生徒4「ふふ、照れちゃってカワイイ!」 弟「と、とにかく、この袋に入れて」 女生徒達「はーい!」 わいわいがやがや! 弟(はぁ…この調子じゃ今日は大荷物だな……) この日弟は前日に置き勉しておき、大きな袋を2つ持って行くのが慣わしである。 なぜならほぼ全部の女子学生からチョコを貰うからであり、 中には近隣の学園や大学生、OLからも貰うことがあるからである。 ところで貰うチョコの箱の大きさは、最大でも名刺サイズと決まっている。なぜなら…… 女生徒A「ちょっとあんた!!そんなデカイチョコはルール違反よ!!」 女生徒B「だ、だって!た、たくさん食べてもらいたいもん!」 女生徒C「そんなの、誰だって一緒よ!!ちゃんとあげるチョコは小さい箱って決まってるのよ!!」 女生徒B「そ、そんなの、関係ない!!お、弟君は受け取ってくれるよね!」 弟「わ、悪いけど、そんな大きいもの受け取れない。ごめんね」 女生徒B「がーーーーーーん!!そんなぁ!」 女生徒D「いい!?弟君はね、いーーーっぱい、チョコ貰うのよ?普通のひとの何百倍も!」 女生徒E「そんな大きいものばかり貰うと、みんな渡しちゃうことになって持ち帰れないでしょ!」 女生徒B「ひっぐ!ぐす!!せ、せっかく作ったのにぃ……うぇーーーん!!」 女生徒F「泣いてもだめ!みんながチョコを渡せるようにするための、ルール何だから!」 弟「ほ、本当にごめんね。こうでもしないと、持ち帰りきれないんだ」 この様に、ルール違反すると冷たい眼で見られ、容赦なく責められことになる 席についても、弟がいる教室に学年を問わず、女生徒が押しかけて来て、廊下は長蛇の列を作る この長蛇の列の中に、女教師も含まれている。教師とて例外なく並ばなくてはならない。 この様子は、授業開始10分前まで行われる。10分前に終わるのは、授業の妨げにならないようにと弟が願ったためである。 理由はただでさえ迷惑を書けているのに、さらには男性教師に嫉妬されるので 成るべく揉め事を増やさないようにするためである。 弟「ふぅ…あぁどうしよう……毎年毎年こんなにチョコ貰って持って帰るのも大変だし、食べきれないよ」 弟「昼休みや放課後もあるし、帰りも色んな人が渡しにくるし…ああ、バレンタインなんてなければいいのに……」 友「んだとてめぇ……」 弟「わっ!友!いきなり現れるな!!」 友「どうでも良いんだよ、そんあこたぁ…それより今の台詞、聞き捨てならねぇ!」 弟「な、何がよ?」 男1「くっ!その以下にも俺が悪いことした?って態度が、余計に許せねぇ!!」 弟「だ、だって俺何も悪いことしてないよ?」 女1「ホント、器の小さい男だこと。だからチョコもらえないんだよ、ばーか」 男2「てめぇ!チョコ貰えてるのに、何がバレンタインが嫌だぁ?チョコ貰えない俺らに対する冒涜だ!!」 男3「か、顔の良いから貰えるって、ふ、不公平だぁ!!!」 女1「何言ってんの?この鮫顔野郎。イケメンが良いに決まってるじゃない!」 女1「いい?女わね、かっこいい男が一番魅力的に感じて、そのひとの子孫を残したいと思うのよ」 女1「だから顔が悪いブサ男は、繁殖することが許されてないのだから、恋愛イベント皆無なんて当たり前だっつーの」 男1・3「そ、そんあひどぃ!!うわぁああああああん (´;ω;`)」 弟「と、とにかく……毎年毎年小さいチョコとはいえ、こんなに貰ったら持って帰るのも大変だし、食べきれないし…」 友「それが許せねぇっていってんだよぉおおおおおぉぉっ!」 友「じ、自分だけ女の子にちやほやされてるくせに!!もてない男に対しての、侮辱行為だ!」 弟「け、けど実際はつらいことばかr」 友「もてないほうがつらいわぼけぇ!!!」 友「第一、持ってかえるのがつらいって言うんなら、最初から学校にくんなやぁ!」 弟「そうすると、家まで押しかけてきて、き、近所迷惑になったことがあるから……」 男4「だったら、本命以外に断れば良いじゃねぇか!!」 弟「それやったら、大勢の女の子が泣き出して、その女の子に惚れている男が、泣かせたなぁ!   とかいって、殴りにかかってくるし…だから辛いんだよ……」 女1「これで分かっただろ。弟君はてめぇらブ男愚民どもには一生分からない、崇高な悩みを抱えているの」 女1「もてない君は大人しく、家に帰って画面の中の彼女とでもセックスしてなさい」 男達「ち、ちくしょぉおぉおお………」 友「くぅ!!お、女も女だ!ドイツもこいつも、お菓子メーカーの思惑に引っ掛かりおってぇ!!」 女1「確かにそういう一面もあるわね。女自身もバレンタインは嫌な人だっているし」 友と男生徒達「おし!」 女1「でも、そう思うのなら、最初から悔しがる必要ないね。悔しがるから、あんた達はきもいのに」 友&男達「がふっ!!」 弟「は…はは…(苦笑い)」 きーんこーんかーんこーん 先生「はい授業初めますよ・・・ふぅ、弟君、相変わらずだねぇ……」 弟「あっ、いぇ、その……」 先生「まあいいですよ。それでははじめますよ」 3時間目 現代国語 美人「はい、おととい行った小テスト返却しますので、取りに来てください。○○君、○○さん……」 美人「……弟君」 弟「はい」 美人「ふふ、いつもどおり満点ね。えらいわ」 にこっ 弟「は、はぁ、ど、どうも(え、笑顔きれいだなぁ)」 美人「あ、待ちなさい。これを忘れているわ。」 弟「え、ちょ・・・・そ、それは」 美人「そう、先生特性の、手作りチョコよ。普段がんばっているから、愛情たっぷりにつくったのよ☆」 弟「い、いえ、そうじゃなくて、そのぉ……それは普通の大きさですけど、それでは大きいので受け取れないです…」 美人「あら。何で?一人くらい大きくたって、いいじゃない」 女2「駄目です!弟君は、3桁チョコ貰うんですから、大きすぎると持って帰るのが大変なので    名刺サイズまでっていうルールがあるんです!」 女3「だいたい、教師でも上げるのだったら、休み時間に生徒と混じって並んで渡すって言うルールがあるんです!」 女4「知らなかったとは、言わせません!こんな特別は許されません!」 美人「あら、あたしは今年赴任してきたばかりで知らなかったわ。だから今回は特別ってことで」 弟「せ、先生だからそれを認めると、不公平になるんで、受け取れないです。」 男1「そうですよ、先生!だからその愛情たっぷり注ぎ込まれたチョコは、俺達に!」 美人「そう…仕方がないわね。ルールはルールよね……じゃあ、仕方がないけど持って帰るわ」 男1「あ、あの!先生!それで結局俺達に恵んでもらえるのでしょうか!」 美人「うーん、持ってかえって自分で食べようと思ったけど、いいわ、あなた達全員とは行かないけど、恵んであげるわ!」 男ども「よっしゃあぁぁぁあっぁぁぁああああ!!!!!」 弟(あぁ、やべぇ……いま先生、すげぇ邪悪な笑みだったぞ) 美人「あなた達に、このチョコ1個を、誰かに恵んであげる☆」 男3「おーーーし!それで誰が恵んでもらえるのですか!」 美人「ふふ!それはね!」 ぽい!!ぐっしぁぁぁあああ!!!バキバキ!ぐりぐり! 弟「なっ!靴で踏み潰した!!?」 美人「さぁ、このあたしの靴で踏みつぶされて地面にへばり付いたチョコを奪い合って勝った者だけが食べていいわよ!」 美人「もちろん、口だけで、手を使っては駄目よ!」 弟「せ、先生!!幾らなんでもそれは非人道的です!!」 女1「いや、ぶ男にはこれでももったいないくらいよ。先生は優しいわ」 弟「と、とにかく、こんなの駄目ですtt」 男達「うおぉおおおおお!おまえら!!いくぜぇぇええええ!!!」 ぼかすかぼかすか!ぼかすかぼかすか!! 弟「と、取り合ってる……踏み見つぶされたチョコを取り合ってる……」 女1「あはははは!見っとも無い豚どもだこと!滑稽ね!精々、あたしを楽しませなさい!」 美人「あちゃぁ……どうしよう…冗談のつもりだったのに」 弟「冗談に見えませんでしたって!冗談でもそんなことしないでください!   女1さんが、なんかやばいスイッチ入っちゃったみたいですし」 美人「ん~、まあおいておこうか。もう収集つかないし」 弟「はぁ……」 5分後 友「よっっしゃあぁああ!俺が勝ったぁぁぁ!それじゃあ、いっただきまーーーす!」 はぐはぐ!ぺろぺろ! 女3「うわぁ、本当に犬食いしてる」 女4「あんなにうれしそうに……マジきもい…」 女5「あそこまでいくと、哀れみを通り越して、畏怖の念をいだいちゃうわ」 友「なんと言われようが、俺はこのチョコを床まで嘗め尽くす!!俺は惨めではない!俺は負け組みではない!」 友「おれはチョコ争奪戦に勝った勝者だ!勝ち組だ!俺は強いんだ!」 女1「ふーん、そこまで言うならあれを見てごらん」 友「?……!!!!!!!」 美人「はい弟君、あーーん♥」 弟「あっ!ちょ、先生!み、みんなが見てます!」 女6「せ、先生!ずるいです!!!」 美人「止めても無駄よ。あたしの色香で、めろめろになっているんだから ほうら、お食べ♥」 ぱく!もぐもぐ! 弟「///////お、おいしい・・・・です////」 美人「あらあら、まっかになっちゃって!本当に初心なんだから」 女7「先生、ずるい!!よぉし、先生!チョコもらいますね!はい、弟君、あーーん!」 弟「ぱく……もぐもぐ」 女7「ええ!!先生のときと反応が違う!!」 美人「ふふ!それはね、色気がないからよ!特にあたしはダイマナイトボディだしね」 美人「まだあんた達は、お子様だもの。大人の色香だすにはまだまだよ」 女7「あーーん!悔しい!」 美人「まあ色気はそのうち出てくるから、あせらない。それでは、授業始めましょうか」 女達「はーーい!」 友「……ぐ…うぐ……お、俺は……勝ち・・・ぐみ……」 友「う・・・うう……うわぁああああああああぁぁぁ!!!な、何で!何であいつだけがぁぁあああ! 女1「あんたも捨てたものではなかったわよ?」 友「そ、そうか!?」 女1「うん。涙流しながらうれしそうな顔は、とてつもなく醜悪で、チョコを床まで躊躇せず嘗め尽くす様子は    哀れな最下層人間が人間であることをやめたところを見れたのは、大変楽しめたわよ」 友「………あ……あぐ……」 女1「あ、そうそう。教室では我慢してあげるけど、今度から半径200m以内に近寄らないでね?犬野郎?」 友「……ち、ちっくっしょおぉぉおおぉぉぉおおおっぉお!!!!!!」 美人「こら、そこ!大声ださない。隣の教室にも迷惑。やる気がないなら、出て行きなさい!」 友「うわぁあああああああああぁぁん。・゚・(ノД`)・゚・。」 ばたん!! 男「そりゃそうだよな…人間の尊厳を捨てた挙句、人間として扱ってくれないんだからな…」 弟「と、友……」 昼休み、教室だと何かと男に迷惑(と嫉妬の目線が来る)がかかるので、屋上でチョコを貰っていた このとき、この日最大の事件が起きた わいわい、がやがや 弟(ふぅ、昼休みもひっきりなしに女の子が来るよぉ。) ところ変わって、1年生の教室 T(今日は、バレンタイン。せ、先輩にチョコ渡してこ、こ、こくは……キャーーーーー!) T友「どうしたの、T?そんなにうれしそうにして」 T「Σ (゚Д゚;) い、いいいいいや!こ、これは!」 T友「ふふふ!分かってるよ。弟先輩に渡すのでしょ!」 T「あ、あああくまでも、ぎ、義理なんだから!し、仕方がないから渡すだけなんだから!」 T友「はいはい。その割にはうれしそうだったけど。ああ、そのチョコってさ……」 T(ほ、本命って聞く気ね!なら…)「こ、これは義理チョコよ!そ、それじゃあ渡してくる!!」 ぴゅーーー! T友「あっ!こら、待ちなさい!!あーあ、あの子あのこと知らないようだから、教えてあげようとしたのに、勘違いしちゃって」 再び屋上 T(うわぁ、何これ。こ、こんなに並んでいたんだ…) T(…何よ、みんな。あたしの先輩に……あ、あたしは先輩の家にも言ったことあるのに!遊んだことあるのに!) T(メールだって、毎日している仲なのに!あ、あたしはみんなより、す、進んでいるのに!) 弟(ん?Tだ。なんか不機嫌だな。さては誰かのチョコを無理やり渡すように言われてきたのかな?) T「せ、先輩!わざわざ作ってきてあげたんだから、あ、ありがたく受け取りなさいよね!」 T(あああ!どうしよう!す、素直に言えなかったよぉおお!) 弟「ど、どうm…あ、ごめん、これは受け取れないよ」 T「なっ!!ど、どういうことよ!!何で受け取れないのよぉ!!(あ、あたしのこと嫌いなのかな?) T「ふん!他の人のは受け取って、あたしのは受け取れないって事は、先輩あたしのことが嫌いなんですね!!」 T「あたし、見損ないました!!(こ、こんな風に言うつもりはないのに!か、感情が爆発しちゃう!!) 弟「ち、違うよ!落ち着いて!!」 T「これのどこが落ち着けますか!あたしのだけ拒否して!」 弟「いいから、俺の話を聞いて!」 T「そこまで言うなら、聞いてもかまわないですよ!」 弟「あのね、俺はご覧のとおり大量のチョコを貰うわけ。だから大きいものを貰うと持ち帰るのが大変なんだよ」 T「た、たしかに、一つ目の袋はパンパンですね……そういえば、みんな小さい箱のもの持ってますね…」 弟「そう。だから大きい箱のものは断っているんだ。ごめんね」 T「い、いえ。あたしが知らなかっただけです。それなのに、怒ってしまって」(あーーん!恥ずかしいよぉ!) 女A「そうそう!そんな大きいもの持って来るやつが悪いの!弟君のファンならそれくらい知っときなさいよね!」 女B「そうよねぇ!それなのに、受け取れないって言われたとき、偉そうな態度とってさ!」 女C「何様のつもり~!?」 T「むっ!」 女D「うわぁ、今にらんだよ、あの子!」 女E「自分の鞭を棚に上げといて。やはりムカつく女は、やることがきたなぁ~い」 弟「ちょ、み、みんな言いすぎだよ。お、俺とTは知らない間柄じゃないんだし」 女F「アッ!今ので思い出した!このこ新入生NO.1といわれてるTよ!1年生一の美少女って言われている!」 女G「あの、姉先輩、A先輩、B先輩に匹敵する可愛いって評判の子ね!」 女H「ファンも結構多いよね、あの子!」 女I「そういえば、その容貌使って弟君と知り合ってるのよね!」 女J「可愛くて、もててるからって、勘違いしすぎ!弟君に馴れ馴れしいを通り越して、尊大だし、生意気!」 T「べ、別に私は!」 女K「違うとわ言わせないわ!みーーんな、あなたの態度見てたんだしさ!」 女L「そうそう!いったい何様よ、あんたは!どうせ、他の男と遊んでるんでしょ!このヤリマン!」 弟「それは言いすぎだ! T「そ、そんな・・・あ、あたし、そんなこと!あ、あたしは、お、弟先輩のことしか……」 女M「じゃあ、さっきの偉そうな態度は、どう説明するつもり!いかにも自分のは受け取ってあたりみたいな態度は!」    「自分が可愛くて、男にもててるというのがわかってないと、そんな行動になならないわよ!」 T「ち、違う!あ、あたしはただ!」 女N「言い訳無用!あんたなんかチョコ渡す権利なんかない!えい!」 T「あっ!ちょっとぉ!何すんのよぉ!それは先輩に上げるものよ!返してぇ!!」 女N「まだ生意気な態度…自分の立場がまるで分かってない…こんあものこうしてやる!!」 ぐっしゃあああああ!!!! T「い、いいやああああああああああああああああ!!!!!!」 弟「なっ!!!!!」 女達「えい!えい!えい!!こうやって踏み潰してやる!!」 ぐしゃ!ぐしゃ!ぐしゃ!!ぐしゃああああ!!! T「やめて!やめて!!お願いだからやめて!!!そ、それは先輩の…先輩のために一生懸命つくったものなのよぉ!!」 ぐしゃ!ぐしゃ!ぐしゃああああああああああああ! 女A「ふう、粉々ね!いい気味だわ」 女B「あーすっきりした!」 女達「あっははははは!!!!!! T「あ……あっ……せ、先輩のために…先輩のために何度も作り直したチョコが……」 T「ひっく!ひっく…うぐぅ!!……う・うう…うわぁぁあああああああああんんんん!!!!!!」 T「わ゛ぁぁ゛わわぁあ゛ああぁっっあああ゛ああ゛あああああっっあああ゛あぁぁぁあぁぁ゛ああ!!」 女C「あんなに泣き喚いてさ!いい気味!」 女D「ふふ!これは天誅よっ。悪は滅びる」 弟「……」 女E「さ、弟君、あんな女ほっといて、チョコの受け渡し再開しましょ!」 弟「……………………」 T「うわぁああああああん!!!わぁああああぁっっっっあああぁぁあ!!!」 T「せんぱいのちょこがぁあああ!!せんぱいのためのちょこがああああああぁぁあ!!」 弟「………T………」 てくてく、てくてく 女F「お、弟君?ど、どうしたの?そんなのほっときましょ!」 弟「……」 T「ひっぐ!ひっぐ!せ、せんぱいのぉ~~…せんぱいのちょこがぁ……」 弟「T……泣き止んで」 ひょい   T「!!」 女G「ぐちょぐちょにつぶれたチョコ拾うなんて!!?」 T「せ、せん……ぱい……?そ、そんなの汚いよ……」 弟「これが俺のために一生懸命作ってくれたチョコなんだね……ありがたくいただくよ!」 ぱくっ!!もぐもぐ!」 T「!!!!!せ、先輩!汚いよ!やめてよぉ!!靴で踏まれまくったものなのに!!!」 女H「そ、そんな!弟君がそ、そんなことするなんて!」 弟「ぱくぱく……もぐもぐもぐ!、おいしいいな、これ!もっといただくよ!ぱくぱく!」 T「やめてよぉ!何でそこまでするのよぉ!汚いよぉ!バイキンだらけなのに!!!もう良いから!無理しないでぇ!」 T(s、先輩が、先輩があんなに嬉しそうに、踏まれまくったチョコ食べてる……) Tの制止も聞かず、弟は一心不乱に踏み潰されたチョコをたべ続け、ついには間食した 弟「あーー、美味しかった!T、ご馳走さん!」 T「せんぱい…どうして…」 女I「そ、そうよ!何であんなことを!」 弟「だって、一生懸命作ってくれたんだろ?なのに踏み潰されたんじゃあ、もったいないじゃん」 T「だからって」 弟「T、大きさ制限があるとはいえ、無神経な言い方で断った俺にも非はあるの。だからTを傷つけてしまったんだしさ」 T「せんぱい・・・せんぱい…ひぐ……ふぇ~~~~ん!!!!!」 弟「はは、T、とにかく美味しかったよ」 女J「弟先輩があんな乞食みたいな真似するなんて」 女K「あたし、少し見損なった…あんな可愛い男の子があんなことするなんて、幻滅しちゃった」 女L「あーあ、Tとは見せ付けてくれちゃってるし。」 女M「幾ら顔がよくても、あんなのことしちゃう男はお断りってかんじ!」 弟「……………」 女N「そう、みんなそうならあたしはチョコ渡して、弟君にアプローチしちゃお!弟君、うけとtt」 ぱしい!!!がっ! 女N「きゃ!!な、何!?」 弟「……くっ!!!こんなものぉお!!!!」 ぐっしゃあああ!!!バキバキ!!!!! T「ちょっと先輩!!!な、何を!!!!」 女N「い、いやぁあああ!!な、何を!!あ、あたしはみんなと違って幻滅してないn」 弟「黙れ!!!!」 その場全員「びくぅぅ!!!」 T(な、何!!?あ、あんなに怒り狂った怖い先輩、見たことない……) 弟「……喰え」 女N「えっ?な、何を?」 弟「今俺が踏み潰したチョコ食えって言ったんだよ!!」 女N「そ、そんな!冗談だよね!?」 弟「やれっっつってんだよぉ!!」 かつん! 女N「きゃ!!」ずってーーーん!ぐちょ!!! 女A「あ、足払いでこけて、チョコに顔面打ちつけた」 女N「ひ、ひっく!ひどぃ……ひどいよぉ~~~~~~!!!」 弟「どうした?早く喰えよ。さっき俺がやったても幻滅しなかったんなら、自分でもできるよな?」 女N「こ、こんなのひどいよぉ~。うわぁあああああぁぁぁぁん!!!」 女A「ちょっと、弟君!!幾ら弟君でもこれは許されないわよ!!!」 女B「そうよ!先生に言いつけてやる!!」 弟「どうぞご自由に。それなら君達もTにやったことも先生らに知れ渡るけど?」 女C「あの子のチョコつぶしたのは、正義のためよ!」 女D「弟君のは鬼畜行為よ!」 弟「ふう、女は自分の行為は正当化するって言うけど、まさに典型的だな。まるで話が通用しない」 弟「いざ自分達がやられたら、以下にも被害者ぶるんだからさ。あれだけTの心めちゃくちゃにしといて、何が正義だ」 弟「てめらこそ、鬼だよ!」 T「せ、先輩…や、やめて、あたしのためにけ、喧嘩しないで!何も知らなかったあたしg」 弟「Tは黙ってろ!!」 T「びくぅ!」 弟「俺は今このアバズレどもと話しているんだ!」 T「せ、せんぱい……」 弟「さっきの続きだ。一生懸命つくったチョコを拾い喰いしただけで幻滅するなんて、僕も願い下げだ」 女E「調子に乗るのもいい加減にして!!」 女F「ちょっと可愛い男の子だと思ってたけど、もうあたしあなたのファンやめる!」 女G「これから覚悟しといてね!あなたの悪評ばら撒いて、知り合いの不良にリンチしてもらうんだから!」 女H「それにあなたのお姉さんも気に喰わないから…」 弟「男にレイプさせる…とでも言うんだろ。無駄だよ、姉ちゃんはああ見えていざというとき強いし、   男数人がかりでもかなわないA,Bが大体いつもいっしょだし、何より、俺がいるしね!」 弟「だいいち、知り合いの不良だやくざだなんていってるやつって、小物すぎて笑えるよ、まったく!惨め過ぎて!!」 女I「ふ、じゃああたしのパパに頼んで、あなたのパパを一生最下層住民にしてあげる!」 女J「これはハッタリじゃないよ!女Iのお父さんは本当に政治家やってて、ここじゃ一番力が強いんだから!」 女K「実際、気に食わない教師、一生働けなくしたしね!あはは!」 女L「あと、さっきの不良も本当の話よ?どう?今なら許してあげるけど?」 弟「はぁ……どうぞ、お好きにすれば?」 女M「ど、どこからその余裕がくるのよ!?今のは本当のはなしなのよ!?」 T「せ、せんぱい!」 弟「T,心配しないで」 弟「多分本当の話なんだろうけど、俺はそんなのには屈しないし、もちろんオヤジも屈しない!」 弟「それどころか、オヤジには手を出さないほうが良い。政治家でも適わない」 女N(泣き止んだ)「逆に自分も同じ方法で脅すって訳?はったりね!」 弟「何とでも言うがいいさ」 T(だ、大丈夫なのかな) 弟(もちろんハッタリ。でも親父は政治家でも適わないって、母さんがえらくマジな顔で言ってたからなぁ。) 弟(あと親戚中、おれの親父は最強って真顔でいうからなぁ。ただのサラリーマンの筈なのに。でも今は信じさせてもらう) 弟「さあ、もう言うことはないのか?なかったら全員Tに気持ちを込めてあやまるんだ!!」 女A「そんなことする分けないじゃない!!」 女B「一生あやまるもんですか!」 女C「もういいわ!これからあなた達をいじめ抜いて、地獄の学校生活にしてやる!!」 弟「あやらないって言うなら、力ずくでやらせるまでだ!」 T「だめぇ!そんなことしたら先輩退学どころか、少年院にはいっちゃうよぉ!」 女D[そうよ!人生棒にふるわよ!」 女E「第一男ってすぐ暴力に頼るよねぇ!そのほうがよっぽど野蛮!」 弟「……女のやり方のほうがよっぽど陰湿で、野蛮で人間のくずだよ!」 女F「ま、待って!あたし達女よ?ほ、本当にやるk」 弟「いまさらビビッてんじゃねぇ!!!!」 ばきぃ!!! 女F「がふっ!!」 いつの間にかいた野次馬「ああ!弟君が、女の子なぐった!!」 弟「おらぁ!!!てめら許さん!!根性たたきなおしてやるぅ!!!!!」 ばき!!どごぉお!!どがぁあ!!! 女G「げほぉ!!」女H「がはっ!!!!」女I「ああああっ!!!」 T「せ、先輩だめ!!やめて!!そんなことやめて!!!」 野次馬B「せ、先生よんで!先生呼んできてぇ!!」 野次馬C「力の強そうな男子生徒も連れてきて!!!」 弟「おら!女だからって容赦しねえぇぞ!」 ばき!!どがああ!!ぼこぉ!!! 弟は男子数人と先生に取り押さえられるまで、Tを侮辱した女たちを殴り続けた どのこも容赦なく殴られ、顔晴らすのは当然として、歯が欠けた者や肋骨にヒビがはいったものまでいた ?1「はあ、今の様子たまたまビデオ持っていたから録音していたのはいいんだけどさ……なんで止めなったの?」 ?2「それはあなたも。何で止めなかったの?」 ?1「うーーん、言わなくてもわかるでしょ。多分同じ理由だから」 ?2「そうね。」 ??「だってあの子達気に食わなかったから!」 弟はその後取り押さえられ、女の子たちの親、警察も来て事情聴取が行われた。 親の仲には噂の有力政治家もいた。 しかし結果として弟は、停学2日だけで済み、傷害罪すら問われなかった 夜 家 姉「まったく無茶するねぇ、家の弟は。AとBが卒業アルバムに載せる動画のビデオ持ってなかったら   いったいどうなっていたか。女はずるがしこいから、証拠がなかったら女の子の言い分が通るところだったのに」 弟「あの時は頭にきてて。それより何でビデオ持ってうろついてたのかな。できすぎだよ」 姉「弟のバレンタインのチョコ受け渡すための長打の列は、中等部学園のころからの風物詩だからね」 姉「そりゃ、学園の思い出としてチョコ渡すついでにその様子をビデオに収めようと思ってたらしいわよ」 弟「あした、二人にお礼を言いに行かなければ」 姉「あと先生方もね。以外にも男性教師が殆ど味方したのには驚いた」 弟「ホント、最初はめちゃくちゃ怒られると思ったんだけど、校長先生も含め俺の見方するとは思わなかった」 弟「本当に政治家のやってる人もいたのにさ」 姉「あの政治家の娘、前から評判悪かったのよ。何だかんだでいちゃもんつけていたらしいから」 姉「実際、つて使って、そのこの気に入らない教師辞めさせたみたいだし」 姉「まあそれ抜きにしても、先生達言ってたよ   『ふだん大人しいそうな弟が男気みせたからな!とくにチョコ拾い食いは特に漢だったぜ!』って」 姉「よかったね、ビデオにとられていてて」 弟「今思うと恥ずかしい……」 姉「何いってんのよ。あたもビデオ見たけど、かっこよかったわよ!生で見たかったぐらい!」 姉「あれで幻滅するなんて、弟の言うとおり、ただのくずだよ!」 弟「姉ちゃん……」 姉「まあ無事停学2日ですんだけど、、やっぱり政治家がいたときはやっぱ駄目かもっておもったよ」 弟「俺も。親父一生働けなくさせてやるっていったとき、本当はびびった」 姉「お父さん、普通のサラリーマンと言ってるけど、いったい何しているんだろうね」 弟「そうだよなぁ、親戚中あの親父は最強!って言うもんなぁ。あとサラリーマンとは聞くけど、会社名すら言ってくれないし」 姉「胡散臭いと思ってたんだけど、あの政治家の態度見てたら、本当に最強なのかもね」 弟「そうそう。初めは『お前の親父の運命は、俺が握ってるんだぞ!』とか強気だったのに、    報告受けた親父が出張先からの電話したとき、態度が豹変したもんなぁ 姉「『はいはい!あなたのおっしゃるとおり!!』『私の娘が100%悪いです!あなたの息子は何も悪くアリません!』   『そうですね!この世は男女平等ですから、女の子が殴られたからといって大騒ぎしすぎでした!』   『あなたの運命はあたしが握ってると言った?いえ!滅相もない!!』   なんて聞こえてきたからね。あたし達のお父さん、いったい何者なんだろ」 弟「さぁ…何にせよ、政治家ですらびびる存在ってこては確かだ…考えても仕方がないよ」 姉「そうね、なんか聞いてはいけない雰囲気あるしね。なぞのままにしておきましょ」 弟「まあ何にせよ、あれで他の父兄達もとたんに態度豹変させたからね」 姉「それであの子達もようやく立場がわるいと感じてTちゃんに謝っていたけど、あれは心底反省していなかったわね」 弟「うん、立場が悪いからって理由だった」 姉「それを見抜いたのか、美人先生、きびしい処分を下すべきだって主張していたね」 弟「ああ、結局停学1ヶ月だからね。追試は受けれるから、進学卒業はできるけど、推薦狙いの子はもう駄目だろうね」 姉「それに周りの評判もかなり悪くなったし、先生にも眼をつけられるでしょうね」 弟「それを悟ってか、それでようやく心底後悔の色だすんだもんな。まあああいうやつらには、いいお灸だよ」 姉「そうよねぇ。ああ、それにしても弟も結局停学になっちゃったね 弟「これも美人先生の提案だね。いくら政治家をびびらせても、やはり世間一般を納得させるために   弟君は何らかの処分を出すべきだって言ってたから。」 姉「日数的にも形式的なもね。それにしても美人先生、あまり気に食わないけど、やはり教師としては尊敬できるね」 弟「ああいうところも、人気ののある理由なんだろうね」 姉「それにしても、弟。毎度のことだけど大量に貰って来るわねぇ いつも処理に困るのよねぇ」 弟「また何時ものごとく、半分は出張中の親父達に送って配ってもらって、残りはご近所さんに配るしかないよね」 姉「それでも余ったものは、何時ものようにチョコレートケーキ作ってあげる」 弟「あっ!そうだ!今年はTやA,Bにもケーキ食べてもらおうよ!まあチョコレートケーキは   お姉ちゃんにとっては俺に対するバレンタインチョコかも知れないけどさ」 姉「うーーん、確かにあまったチョコで作るケーキが、あたしのバレンタインのチョコだから本当はだめ!   と言いたいところだけど、今回は男気みせたしいいよ!みんなでぱーっとお祝いしたほうが楽しいし!」 弟「それじゃ、明日集まるように電話するわ!」 姉「よぉし!それじゃああたしも早速腕をかけてつくりますか!」 翌日 T「うわぁ、すごい立派なケーキ……」 姉「どんどんたべてね!」 T「で、でも本当にいいんですか?お姉さんのバレンタインチョコは何時もこのケーキって聞いたんですけど」 姉「いいのよ。昨日は災難にあったからその苦い思いを払拭するためにもぱーとやりましょ!」 T「は、はい!ありがとうございます!!」 A「それじゃあ、乾杯しますか!」 B「言っただきまーす!」 姉(本当は弟のためにだけ作りたかったんだけど……こういうのもたまにはいいか) 姉(それにしてもTちゃんうらやましいなぁ…まことしの主役はTちゃんってことで) こうして今年のバレンタインは仲良く和気藹々とした雰囲気となりました 終わり おまけ 姉「あっ!そうだ!チョコレートクッキーも作ったんだ!!」 弟「おっ!チョコレートクッキーもおいしいんだよなぁ!」 姉「と、おまたせ!」 弟「げっ!!とぐろ巻いててウンコにしかみえねぇ!!」 姉「ふっふっふ!名づけてウンコクッキーよ!」 弟「安直なネーミングが、また殺意を増大させる……」 A「このままきれいに終わるのかと思ったら……」 B「こういうネタはやらないと気がすまないのね」 T[け、けどにおいは美味しそう…・・・いただきます」 姉「あっ!Tちゃん!ウンコクッキー食ってる!ウンコくってる!うんこうんこ!」 T「ぶっ!げほっ!!」 弟「姉ちゃん!」 T「もぐもぐ…う、ウンコなのにすごく美味しい……」 A「本当だ。リアルなまでのウンコの形なのが許せないくらい美味しい」 B「kろえが無駄な才能ってやつね……」 姉「えっへっへ!みーーんなあたしのウンコ喰ってる!!」 弟「うんこうんこ連発するんじゃねぇ!」 T「先輩も連発しないでください!」 弟「うっ!」 姉「やーい、おこられてやんのぉ!」 弟「うう…もういい、こうなったら食いまくってやるぅ!!」 姉「いいぞいいぞ!ケーキもウンコクッキーもくいまくれぇ!」 とまあこんな感じで、夜が更けていきました バレンタインより二日後 弟 停学より二日後 弟「おーーす」 にやぁ 弟(な、なんだ?男達は一斉に俺を見て笑ったぞ?) 弟「ど、どうしたんだよ?」 男1「いよう、停学野郎」 男2「女殴りまくったらしいじゃねぇか」 にやにや 弟「な、なんでみんな不適な笑みを浮かべているんだよ?」 男3「いやぁ、なに、あの紳士的な弟が、まさか女の子に手を出すなんて思いもしなかったからさ」 男4「ああ、最低だねぇ……女に手を出すなんざ最低だぜ…」 男5「けっけっけ!これでお前の評判はがた落ちってわけだ!!」 弟(なるほど……女殴ったことを理由に、俺の評判を落とそうって訳か……) 弟「あれはあの子達が非人道的なことをして我慢ならなかったからだよ」 男6「だからといって殴っちゃいけないよなぁ…なあ女子もそう思うだろ?弟こそ非人道的だよなぁ!!?」 女子達「…………」 弟「ごくっ!」 男達「ほらみろ!さすがのお前も、女殴って正当性を主張するから、女子達が愛想つかしたぜぇ!」 女達「弟くん……」 弟「………何?」 女達「……すっごくかっこよかったよぉ!!!!!!!」 男達「なにーーーーーーーーー!!?」 女2「弟くんって可愛いだけじゃなくて、男気もあるだなんてしらなかったよぉ!」 女3「あたし現場見てたけど、ワイルドな弟君も見れてよかったぁ!」 女4「可愛いのに男らしさも備えているなんて、もう完璧ね!」 女5「いいなぁ!あたしもかっこいい弟君みたかったなぁ!」 男6「お、おまえら!お、弟は暴力ふ、振るったんだぞ!!弱者いじめたんだぞ!!!」 女6「あれはあのこ達が悪いって!特に一人は親の権力使いまくるしさ!」 女7「あんなのがいるから、女って陰湿って思われて迷惑よ」 男7「な、何だとぉ……」 友「待て、女ども!弟は『俺と』同じく、床のチョコを犬食いしたんだぞ!『俺と』同じことを!」 友「『俺と』同じく、人間の尊厳を捨てて!どうだ!!そう考えると、弟も『俺と』同じただの犬野郎なんだぜ!」 男8「やたら、『俺と』を強調してやがるぜ…」 友「うるさい!さぁ、どうだ!?」 女達「…………」 女達「それもカッコよかったよぉ~~~~~!!!」 友「なにぃ~~~~~!!!!???」 女8「純情な乙女の想いがこもったチョコを、どんな形でも食べるなんて、かっこよすぎ!」 女9「そうそう!地面にへばりついたのなんか、普通は食べられないよ!」 女10「うんうん!並大抵のことじゃできないよね!」 友「ま、まて!お前らまて!お、俺も床にへばり付いたチョコを食ったんだぞ!お、弟とどう違うんだ!」 女11「だってあんたは下心で、弟君は、女の子の思いに答えるために食べた。その違いよ」 友「そ、そんなの!か、変わりはない!!……はず……」 女1「はぁ、今のはオブラートに包んでいたから、分かりやすく言うと、    弟君がやるとかっこいいけど、あんたがやるとかっこ悪いってこと」 友「そ、そんな!!?お、弟と俺の違いって何だよ!!?」 女「はぁ、ここまで低脳だとは。よし、あたしがはっきり言ってやる!   顔の良し悪しで決まるんだよ!弟君は絵になるけど、あんたはキモ過ぎなんだよ!」 女2「そうそう。涙流して笑いながら食べてる顔みて、あたし吐きかけたよ」 女3「たかがチョコで何であそこまでして食べるのかしら……人間捨てたやつってキモイ!」 女4「顔が悪くても、勘違いしてなければ女の子の一人や二人ぐらい好きって子出てくるんだろうけど」 女5「人間捨てた人外となんかに、近づきたくないよ」 女1「いや、同じ空気吸うと考えただけで、吐きそう……」 友「う……うっ!!ひ、ひどい……」 弟「み、みんな。そ、そこまでにしておこうよ。ちょっとみんな言い過ぎだって」 女達「そ、そうね。ごめんなさい。ちょっと言い過ぎちゃった」 女1「ほら、なぜか顔がいい人は、こういうフォローができるのよね。あんたも人間として認められたかったら   泣きそうになる前に、せめてそういうところを見習いなさい」 弟「と、とういうわけだ。と、友、だから泣きやm」 友「うわぁあああぁぁぁっっあああぁつっあぁぁぁl!!!な、何で弟だけ何やっても許されるんだよぉ~~~!!!!」 ぴゅーーーーーーーーーーーーー 弟「な、泣きながらどっかいっちゃった」 女1(涙と鼻水と泣き顔……まじきめぇ…・・) 弟「ど、どうしたの?女1さん?」 女1「ん?ちょっとかわいそうって思っただけよ?(ああ、キモイキモイ。弟君の顔見て眼の毒抜かなくちゃ)」 弟「そう(ほ、本当かな?)」 男達「し、しかし何で弟だけは何やっても評判がよくなるんだよ」 女2「まだ分からないの?顔の良し悪しってのは半分当たってるけど、半分は間違いよ」 男達「???」 女3「あんたたちねぇ、もてないからってもてる男を蔑まそうとするから余計にもてないのよ」 女4「そうよねぇ。顔は今一でも、そういうことしなければせめて義理の一つ二つはもらえるのに」 女5「そうそう。あんた達も友ほどではないけど、友とは同類なんだからもらえないのよ」 女1「つまり、あんた達が余計に弟君の評判を上げてるの。あんた達の行動は全部、弟君の株を上げる要因にしかなってないよ」 男達「う……ううっ・・・…うわぁ~~~~~~~ん!!!!」 がら 美人「さて、授業始めるわよ」 男達「うわぁあああああああん!!!」 美人「男がビービー泣かない!そんなのだから持てないのよ!」 男達「うわああああああああああああああ!!! バレンタインの馬鹿ーーーーーーーーー!!」 ぴゅーーーーーーーーーーーーーーー 美人「??どうしたんだろ…?」 弟「はは……これだからバレンタインは嫌なんだよ……」 これが今年のバレンタインの様子でしたとさ

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