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Xでのフォント

Xコアフォントシステム 従来の X のフォント管理 Emacs や Gnome1 に使われている? ビットマップフォントを扱う libXfontにより提供 Xモジュールである Load “freetype” などすれば TrueTypeフォントも読み込める
XFS (X Font Server) Xコアフォントシステムと扱えるフォントや管理形式は基本的に同じだが ネットワーク経由でフォントを管理できる xfsデーモンが常駐したフォントサーバでフォントを一元管理 xftパッケージを別途インストールする
XFT1 TrueType フォントを扱うための拡張 フォントのアンチエイリアスも可能 本体は libXft 別途 FreeTypeライブラリをインストールする必要がある xorg.confに Load “xtt” もしくは Load “freetype” が必要
XFT2 + Fontconfig Xとは独立したフォントシステム FontConfigによりアプリケーションからのフォント要求を解決し libXftで TrueType処理する OpenOffice.org は FontConfig対応していないらしい?

Xのフォント描画の流れ

xorg.confなどの設定ファイルにある"fontpath"を辿ってフォントのディレクトリを探す。
そのディレクトリにあるfonts.dir(*1)を読み込み、XLFDの中から合致する行を見付ける。
該当するフォントファイル(実体)に辿り着く。
描画する

(*1) XLFD
Filename -Foundry-Family-Weight-Slant-SetWidth-AddStyle-PixelSize-PointSize-ResolutionX-ResolutionY-Spacing-AverageWidth-Registry-Encoding

fndry
フォント作成者 (例:adobe)
fmly
フォントファミリー (例:helvetica)
最終更新:2007年02月04日 23:18