SC-88Pro

一時代を築いたローランドのGS音源。通称ハチプロ。古来からDTMに触れている人ならたとえYAMAHA派であってもその名前くらいは知っているであろうという、超絶有名音源。
マップ切り替えによりSC-55系、SC-88系の音もほぼ再現可能で、これ一台有れば往年のMIDIが聞き放題。また、トラック毎にマップをいじれるので、幅広く表現ができる。
しかし、55MapのSynthBrs1については、発音のタイミングが重なると音量が急激に低下するというバグらしき症状が出る(笑)。隠しモードでXGが聞けるという話もあるが、中古でMU50とか買った方が良い。

目立つ音が少ないが、逆に考えればオケを安心して任せられる優秀機。他の音源と組み合わせることによって大破壊力を得られる。この機より導入されたインサーションエフェクトの破壊力も絶大で、もうギターとかギュインギュイン困っちゃうくらいに唸る。
……でも出力が32kHz/18bit(!)というのが残念。
レコーディングには向かないが、使い方次第ってところ。

同音源の扱いとして、サイズダウンして無液晶のSC-88STPro、キーボード付きのSK-88Pro、ソフトシンセ版のVSC-88(ver3.0以降)がある。VSCについては仕様が異なるため当該項目を参照のこと。

この音源のユーザ
  • たくさん


●パート:32(パート10、26はリズム・パート)
●最大同時発音数:64音
以下略。



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機材
最終更新:2009年10月01日 13:30