VariOS

Roland社のVariphraseテクノロジーを採用したエフェクター(?)プロッセッサー(?)
Variphraseってのは、ピッチ・速度・フォルマントをリアルタイムに変化させる事ができる技術で、メモリに記録した波形をトリガーしながら速度を維持したままピッチを下げて行きつつフォルマントを上げて行くなんてこととかが出来る、何気に凄い技術だったりする。

最初にこの技術が搭載されたのが、VP-9000というサンプラーで、メモリ容量少ないのにこの技術のおかげで結構な値段だった。
でも気合いを入れて作られた製品なので、定番のD/Aが優れているという特徴を持っていて、VariOSのD/Aはウンコなので、その音質を求めてVP-9000をわざわざ買う人もいたりした。

現在このVariphraseという技術はRolandのハイエンドシンセサイザーV-Synthに使われていて、その音色変化の独自性は他に類を見ない物になっております。

ていうか、VariOSじゃなくてVariphraseの説明になってるじゃないか!というツッコミはナシでひとつお願いしたいところ。

解りやすく言うと、Melodyneがハードウェアでリアルタイムにつまみ弄って音の要素(ピッチ・速度・フォルマント)を変えられるようになってる感じ。

ユーザーからの意見としては今更これを買うのはおすすめしませんw
PCと連動させなきゃいけないので非常に面倒w

この音源のユーザー


●音源:バリフレーズ方式
●パート:1~6
●最大同時発音数:14音
●インターナル・メモリー:パフォーマンス数=1、サンプル数=128、ウェーブ・メモリー(RAM)=46Mバイト、バックアップ・メモリー(FLASH)= 32Mバイト
●外部記憶装置:PCカード・スロット(マイクロドライブ、スマートメディア、コンパクトフラッシュ等のPCカード・アダプターに対応)
●サンプリング周波数:44.1kHz
●データ・フォーマット:16ビット・リニア
●信号処理:A/D変換=24ビット、D/A変換=24ビット、内部演算処理(音源部)=32ビット(浮動小数点)(エフェクト部)=24ビット(固定小数点)
●規定入力レベル:INPUT(LINE)=-18dBu、 INPUT(MIC):-43dBu
●規定出力レベル:MAIN OUT=+4dBu、DIRECT OUT=+4dBu
●エフェクト:リバーブ= 9種類、コーラス= 1種類 (8タイプ)、マルチ= 40種類
●ディスプレイ:16桁2行(バックライト付きLCD)
●接続端子:USB コネクター、ヘッドホン・ジャック、メイン・アウトプット・ジャック(L/MONO、R)、ダイレクト・アウトプット・ジャック(L、R)、インプット・ジャック(L、R)、MIDIコネクター(IN、OUT)、デジタル・オーディオ・アウト= S/P DIF端子(COAXIAL、OPTICAL)(24ビット、44.1kHz)、ACインレット
●電源:AC100V(50/60Hz)
●消費電力:10W
●付属品:取扱説明書、CD-ROM、ACコード、USBケーブル、ラック・マウント用アダプター2個、保証書


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機材
最終更新:2009年06月06日 16:10