小さな罠


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小さな罠


取りきりの形を作るときの考え方の話なのですが、僕はビリヤードでしっかり取り切るには、テーブルの配置の中で取り切りの形を作るだけではなく、一つ一つの球の出しの中で、「ほんの少しのポジションの違いなので見落としがちなんだけど、実は罠になっている」というところも、意識してきちんと回避できないと取りきれないと思っています。

逆に言うと、そういう"小さな罠"を回避しなかったために、大きくは形を作っているんだけど、結局取りきりに失敗するケースを、ゲーム中のプレーでよく見ます。

僕が、ここでいう"小さな罠"とは、出しの考え方や振りは間違っていないんだけど、若干撞きにくいところに出したりしてしまったために、結局取りきるのが難しくなってしまうような配置のことを言っています。

例えば、こんな感じです。
  • 手球がクッションタッチして撞きにくい。もしくは、引き球が撞けない。
  • 真っ直ぐ出しすぎて、振りが無く、次の球に出せない。
  • 手球の手前に別な的球がある配置に出してしまい、ちゃんとブリッジが作れない。もしくは、立てキューになってしまった。
  • 手球の位置が遠くになりすぎて、背伸びして撞くか、メカニカルブリッジが必要になってしまった。
  • サイドポケット近くに出そうとしたらスクラッチした。
  • 長クッションにクッションさせて出そうとしたら、サイドポケットにスクラッチした。もしくは、サイドポケットのアゴに当たって、想定しないところに出てしまった。
  • 短クッションにくっついた的球に出そうとしたら、コーナーポケットにスクラッチした。

こういった配置は、手球が1個分だけずれていれば、ほぼ完璧な配置だったりします。が、ほんの少し運の悪いほうに手球の位置がずれてしまったために、難しい球種を撞かなければならなくなり、結局ミスしてしまう、、、と。

こんなとき、「ああー、飛ばしたー」と言って、その前の出しに失敗したことを後悔しないで、難しい球を飛ばしてしまったことに後悔する人がいますが、個人的には「悔やむ場所が違うんだよなぁ、、」と思います。
また、出しに失敗したことを意識していても、「運が悪かった」とか「若干イメージしたところと違ってた」で済ませてしまう人は、残念ながら何度も何度も同じことを繰り返します。

そして、こういったミスをしない人は、次に自分が出したい場所の 近く に、こういった"小さな罠"があるかどうかを事前に察知していて、「あの辺り出したいけど、クッションタッチはダメ!」とか、「あの6番に近すぎ過ぎちゃダメ!」とか、ミスを誘発する配置にならないように避けています。

僕がこういう"小さな罠"にかかってしまう人を見ていると、大体の人は実際にこの"小さな罠"に引っかかってから、「あ!」と気が付いています。が、それでは遅いのです。事前に気が付いていなくてはダメなのです。

今のテーブルの配置で、「小さな罠がどこにあるのか?」「どの罠に引っかかりやすいのか?」ということをよく見て分かっておくだけで、取りきる確率は違ってくるのではないかなと思います。

上級者の場合は、無意識的かもしれないですが、こういう小さな罠には引っかからないように手球をコントロールしています。なので、撞きづらくなったりせず、サクサクと簡単そうに取りきることが出来るわけです。

まずは、この"小さな罠"を自分でも意識しながら、プレーをしてみて欲しいなあと思います。
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