捻りを練習してみよう

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捻りを練習してみよう」(2009/03/17 (火) 01:21:43) の最新版変更点

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*捻りを練習してみよう ビリヤードを初めて、少し練習したり、上級者の人とプレーをしてみると、「捻り」ということを知ってくるかと思います。 僕自身は捻りのことは、いつの頃からか知ってはいましたが、「バックスピンをかけるだけでもなかなか出来ないのに、バックスピンをかけながら右回転もかけるなんて無理!」なんて思っていました。 今思えば、確かに簡単ではないですが、多少ならやってみたら意外と習得できるものかなと思っています。 なので、「捻りなんて絶対無理!」と思っている人がいたら、少しづつなら結構出来るということを思ってもらえるようなことを書いてみたいと思っています。 捻りとは手球の撞き点を真ん中ではなく、右、左にずらすことで手球に横方向の回転をかけて、手球のアクションをコントロールする方法です。 基本的には、手球の右を撞けば、右回転がかかって、手球がクッションに入ったときに、右方向に手球が動きます。手球の左を撞けば、、、以下同じです。 ここでは基本的な話は入門書に譲るとして、練習方法やそのときの注意点みたいなことを書ければと思います。 まず初めは、自分の捻り加減を理解するところから始めましょう。 練習方法は、以下の通りです。 -ヘッドスポットから反対側の短クッションに垂直に手球を狙います。 -その際に、手球に対する撞点を、時計の短針をイメージして狙います。 -例えば、11時(左)、1時(右)を撞いてみて、手球が返ってくる方向を確認します。 #ref(hineri_image001.gif) こうすると、右、左の捻りが効いて、このような動きになるかと思います。理論上は(笑)。 でも、実際にはこういう感じになることが多いと思います。 #ref(hineri_image002.gif) というのは、人によって、左右の撞点のどちらかが捻りやすくて、どちらかが捻りにくい、ということがあります。自分は左右均等にずらしているつもりでも、練習をしないでも結果が左右均等になっている人は少ないと思います。 もし、実際にやってみて、左右均等に撞き点をずらしたつもりなのに、ちゃんと左右均等ずれて手球が返って来ない場合のであれば、自分が真ん中と思っているところが真ん中では無いのです。 「そんなこと無い!」と思うのであれば、左右均等にずらすなんてことをしないで、真ん中と思うところを撞いて、まっすぐ戻ってくるか確かめてみてください。 多分、真っ直ぐ返って来ないのではないでしょうか? この理由は後ほど説明したいと思いますが、今の時点では、自分で真ん中と思っているところが、意外にそうでもない、ということを覚えて欲しいのです。 ここまでを確認してもらえたら、右、左の手前の穴前に的球を置き、1球づつ交互に左右に捻りを入れて、穴前に置いた的球を1クッションでポケット出来るように練習してみてください。 #ref(hineri_image003.gif) 一方は少しずらしただけで、十分に捻れてるかと思いますが、逆側は、結構いっぱい捻ったつもりでも足りないという感じとかが起きるかもしれないですが、左右の穴前のポケットを、ほぼ確実に1クッションと捻り加減のコントロールで入れれるように練習してみてください。 あ、その際、左右のずらし加減を調節するのであって、右捻りのときと左捻りの時で撞点の高さを変えてはダメですよ。 ちなみに、左右に1球づつ交互に捻りを入れるのは、左右均等に感覚を覚えるのが大事だからです。片方だけ練習しても、逆側を練習しだしたら忘れてしまいますし、、。 そして、この1クッションからの捻り加減がコントロール出来るようになったら、左右にずらした撞点の真ん中を狙ってみてください。 そうすると、真っ直ぐ返ってくるのではないでしょうか? これは僕が大事だと思っていることですが、「"自分が真ん中と思ってくる撞点"が真ん中なのではなく、"手球が垂直にきちんと返ってくる撞点"が真ん中なのだ」と思うのです。 で、なぜ真ん中の撞点を撞いているつもりでも、真ん中になっていないのか?ということが気になるかと思うのですが、それは「利き目」で厚みを見る癖が関係していると思っています。 #ref(hineri_image004.gif) ちょっとダサい絵ですが、一般にキューを構えたときに、キューが両目の真ん中の真下に来ているのではなくて、利き目(この図では左目)の下にキューを構えていることが多いかと思います。 この場合、利き目だけで見ていれば真っ直ぐなのですが、もう一方の目でも手球を見ているので、利き目でない方の目がある側だけ、余計にボールが見えています(図の水色の視野の部分)。 そして、両目で見えている範囲の真ん中と思うところを狙うと、中心撞点から若干引っ張られて(この図では右に)ずれてしまいます。 なので、見た目で中心を撞いているつもりでも、実際には中心を撞けていないということが発生しえます。 これを回避するには、 -キューを利き目ではなく、両目の中心下に構えるようにする -利き目の下にキューを構えて、「自分の中心撞点」を覚えるようにする の2つかと思っています。 個人的には、両目の真下に構えるようにするのがいいかなと思ったりしていますが、これは個人的な選択かと思うので、自分の感覚に合った方を選ぶべきかと思います。
*捻りを練習してみよう ビリヤードを初めて、少し練習したり、上級者の人とプレーをしてみると、「捻り」ということを知ってくるかと思います。 僕自身は捻りのことは、いつの頃からか知ってはいましたが、「バックスピンをかけるだけでもなかなか出来ないのに、バックスピンをかけながら右回転もかけるなんて無理!」なんて思っていました。 今思えば、確かに簡単ではないですが、多少ならやってみたら意外と習得できるものかなと思っています。 なので、「捻りなんて絶対無理!」と思っている人がいたら、少しづつなら結構出来るということを思ってもらえるようなことを書いてみたいと思っています。 捻りとは手球の撞き点を真ん中ではなく、右、左にずらすことで手球に横方向の回転をかけて、手球のアクションをコントロールする方法です。 基本的には、手球の右を撞けば、右回転がかかって、手球がクッションに入ったときに、右方向に手球が動きます。手球の左を撞けば、、、以下同じです。 ここでは基本的な話は入門書に譲るとして、練習方法やそのときの注意点みたいなことを書ければと思います。 まず初めは、自分の捻り加減を理解するところから始めましょう。 練習方法は、以下の通りです。 -ヘッドスポットから反対側の短クッションに垂直に手球を狙います。 -その際に、手球に対する撞点を、時計の短針をイメージして狙います。 -例えば、11時(左)、1時(右)を撞いてみて、手球が返ってくる方向を確認します。 #ref(hineri_image001.gif) こうすると、右、左の捻りが効いて、このような動きになるかと思います。理論上は(笑)。 でも、実際にはこういう感じになることが多いと思います。 #ref(hineri_image002.gif) というのは、人によって、左右の撞点のどちらかが捻りやすくて、どちらかが捻りにくい、ということがあります。自分は左右均等にずらしているつもりでも、練習をしないでも結果が左右均等になっている人は少ないと思います。 もし、実際にやってみて、左右均等に撞き点をずらしたつもりなのに、ちゃんと左右均等ずれて手球が返って来ない場合のであれば、自分が真ん中と思っているところが真ん中では無いのです。 「そんなこと無い!」と思うのであれば、左右均等にずらすなんてことをしないで、真ん中と思うところを撞いて、まっすぐ戻ってくるか確かめてみてください。 多分、真っ直ぐ返って来ないのではないでしょうか? この理由は後ほど説明したいと思いますが、今の時点では、自分で真ん中と思っているところが、意外にそうでもない、ということを覚えて欲しいのです。 ここまでを確認してもらえたら、右、左の手前の穴前に的球を置き、1球づつ交互に左右に捻りを入れて、穴前に置いた的球を1クッションでポケット出来るように練習してみてください。 #ref(hineri_image003.gif) 一方は少しずらしただけで、十分に捻れてるかと思いますが、逆側は、結構いっぱい捻ったつもりでも足りないという感じとかが起きるかもしれないですが、左右の穴前のポケットを、ほぼ確実に1クッションと捻り加減のコントロールで入れれるように練習してみてください。 あ、その際、左右のずらし加減を調節するのであって、右捻りのときと左捻りの時で撞点の高さを変えてはダメですよ。 ちなみに、左右に1球づつ交互に捻りを入れるのは、左右均等に感覚を覚えるのが大事だからです。片方だけ練習しても、逆側を練習しだしたら忘れてしまいますし、、。 そして、この1クッションからの捻り加減がコントロール出来るようになったら、左右にずらした撞点の真ん中を狙ってみてください。 そうすると、真っ直ぐ返ってくるのではないでしょうか? これは僕が大事だと思っていることですが、「"自分が真ん中と思ってくる撞点"が真ん中なのではなく、"手球が垂直にきちんと返ってくる撞点"が真ん中なのだ」と思うのです。 で、なぜ真ん中の撞点を撞いているつもりでも、真ん中になっていないのか?ということが気になるかと思うのですが、それは「利き目」で厚みを見る癖が関係していると思っています。 #ref(hineri_image004.gif) ちょっとダサい絵ですが、この絵を見てもらえればと思います。 一般にキューを構えたときに、普通の人は、キューが両目の真ん中の真下に来ているのではなくて、利き目(この図では左目)の下にキューを構えていることが多いかと思います。 この場合、利き目だけで見ていれば真っ直ぐなのですが、もう一方の目でも手球を見ているので、利き目でない方の目がある側だけ、余計にボールが見えています(図の水色の視野の部分)。 そして、両目で見えている範囲の真ん中と思うところを狙うと、中心撞点から若干引っ張られて(この図では右に)ずれてしまいます。 なので、見た目で中心を撞いているつもりでも、両目に対してキューを構えている位置によっては、実際には中心を撞けていないということが発生する場合があります。 これを回避するには、 -キューを利き目ではなく、両目の中心下に構えるようにする -利き目の下にキューを構えて、「自分の中心撞点」を覚えるようにする の2つかと思っています。 個人的には、両目の真下に構えるようにするのがいいかなと思ったりしていますが、これは個人的な選択かと思うので、自分の感覚に合った方を選ぶべきかと思います。

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