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「人のプレーをよく見よう」(2009/03/11 (水) 00:03:31) の最新版変更点
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*人のプレーをよく見よう
どんなスポーツもそうだと思いますが、人のプレーをよく見て参考にする人は、段々と上手くなると思います。
というわけで、ビリヤードでも人のプレーをよく見れる人はうまくなるのが早いと思いますし、僕自身もよくこう言われました。
ただ、、、、どうやって見たらいいのかよく分からないんですよね。
昔、僕は、うまい人と合撞きしてもらっても「うおー、うめーなー、すげーなー、何でもありだなー」と思うだけで、中身なんて全然見れてませんでした。こういう見方をしていても、あんまり上達は望めないわけですよね(笑)。
ここでは、どうやって相手のプレーを見たら、自分の上達につながるのかということをお話できればと思います。
で、結論から言えば、「人のプレーを見るときは、次にどうなるか予測しながら見る」ということに尽きます。
予測する内容は、「どの球をどのポケットに入れるか?」、「取りきりの際に手球をどこに持って良くか?」ということ考えるわけですが、普通にゲームをしていると、そんなことをゆっくり考える前に、プレーが始まってしまい、「取りきった」、「失敗した」とどんどんプレーが流れてしまいます。
普通のプレー中に、取りきりのための予測とか、そういうことを考えるのは、慣れないうちはなかなか難しいものです。
僕が取りきりの形の作り方を何となく理解したのは、プロの試合の映像を見ている時です。
今思うと、僕にとってラッキーだったのは、持っていた(もらった)ビデオが1本しかなくて、同じ映像を繰り返し繰り返し見てました。
何度か見ているうちに、このゲームは、ここでここに出して、ここに狙って、ここで失敗して、、、とかゲームの展開を覚えてしまいます。
ここまで覚えた後に、考えるわけです。
「どうしてここに出しているの?」
「なんでこの球を外してしまったのか?」
「本当にこういう取りきりがしたかったのか?それとも、なっちゃったからリカバリーしたのか?」
プロですから、自分の思った配置に出せていれば、どんどん取りきっていきます。
逆に、自分が思ったところと違ったところに手球が行ってしまったときには、どうやってリカバリーするのか考えてプレーします。
これは、躊躇なくプレーしているときは、手球の出しは成功していて、多少考えているときは、手球の出しは失敗していることを意味しています。この辺に気が付くと、誰も解説してくれなくても、その出しが成功だったか失敗だったかをプレーしている人が教えてくれます。
そうすれば、人のプレーを見るときに「この出しはなぜ成功なんだろう?」「この出しはなんで失敗なんだろう?」という視点でプレーが見れるようになると思うのです。
この視点を持ちながら、同じゲームを何度も何度も見ていくと、「こういう取り方(出し方)をするために、ここに出しているのか」ということが段々と理解できて来るかなと思います。
最近はインターネットでプロのプレーを見れたりするので、そういうのを繰り返して見るのが凄く参考になると思います。
で、僕が面白いなとおもうのは「30分間マスワリチャレンジ」という企画。これは、プロが30分間で何回マスワリを取ることが出来るか?ということを録画した映像です。
これを見て、「ああー、すごいなぁ」と思うのは普通ですが、これを見るときに、プレーを予測しながら見るわけです。
簡単に取りきるときもあれば、ミスをすることもあります。サクサク取りきるときもあれば、ちょっとだけ躊躇するときもあります。
ミスしたところや、躊躇したところがあれば、そこを繰り返して見てみて、なんでミスしたのか?どうやったらミスしないで済んだのか?とかを自分なりに考えるわけです。
また、サクサク取りきったところは、なんでこんなに簡単に取りきれたのか、そういうことも考えてみたりするわけです。
あと、見てほしいなあと思うのは、"これは難しいよ"と思うショットは何回くらい使っているでしょう?
意外に少なく、わりと簡単そうなショットを使って淡々と取りきっているのではないでしょうか?
これは、配置が良くて、きちんと出せていれば、難しいショットを使わなくてはいけない場面はあんまりなく、簡単な球種できちんと取りきれるということです。
こういう見方をしていくと[[取りきる形の作り方]]のところで説明したような考え方が、少しづつ見えてくるようになるかと思います。
同じコトを言い換えているだけということでもありますが、大事なことなので解説してみました。
こういうことは、人のプレーを見ないと、自分で練習するだけではきっと身に付かないものだと思います。
ビデオでも、実戦でも、人のプレーをよく見てみた上で、ここで書いたことに「なるほどな」と思ってもらえれば嬉しいです。
*人のプレーをよく見よう
どんなスポーツもそうだと思いますが、人のプレーをよく見て参考にする人は、段々と上手くなると思います。
というわけで、ビリヤードでも人のプレーをよく見れる人はうまくなるのが早いと思いますし、僕自身もよくこう言われました。
ただ、、、、どうやって見たらいいのかよく分からないんですよね。
昔、僕は、うまい人と合撞きしてもらっても「うおー、うめーなー、すげーなー、何でもありだなー」と思うだけで、中身なんて全然見れてませんでした。こういう見方をしていても、あんまり上達は望めないわけですよね(笑)。
ここでは、どうやって相手のプレーを見たら、自分の上達につながるのかということをお話できればと思います。
で、結論から言えば、「人のプレーを見るときは、次にどうなるか予測しながら見る」ということに尽きます。
予測する内容は、「どの球をどのポケットに入れるか?」、「取りきりの際に手球をどこに持って良くか?」ということ考えるわけですが、普通にゲームをしていると、そんなことをゆっくり考える前に、プレーが始まってしまい、「取りきった」、「失敗した」とどんどんプレーが流れてしまいます。
普通のプレー中に、取りきりのための予測とか、そういうことを考えるのは、慣れないうちはなかなか難しいものです。
僕が取りきりの形の作り方を何となく理解したのは、プロの試合の映像を見ている時です。
今思うと、僕にとってラッキーだったのは、持っていた(もらった)ビデオが1本しかなくて、同じ映像を繰り返し繰り返し見てました。
何度か見ているうちに、このゲームは、ここでここに出して、ここに狙って、ここで失敗して、、、とかゲームの展開を覚えてしまいます。
ここまで覚えた後に、考えるわけです。
「どうしてここに出しているの?」
「なんでこの球を外してしまったのか?」
「本当にこういう取りきりがしたかったのか?それとも、なっちゃったからリカバリーしたのか?」
プロですから、自分の思った配置に出せていれば、どんどん取りきっていきます。
逆に、自分が思ったところと違ったところに手球が行ってしまったときには、どうやってリカバリーするのか考え直してからプレーします。
これは、躊躇なくプレーしているときは、手球の出しは成功していて、多少考えているときは、手球の出しは失敗していることを意味しています。この辺に気が付くと、誰も解説してくれなくても、その出しが成功だったか失敗だったかをプレーしている人が教えてくれます。
そうすれば、人のプレーを見るときに「この出しはなぜ成功なんだろう?」「この出しはなんで失敗なんだろう?」という視点でプレーが見れるようになると思うのです。
この視点を持ちながら、同じゲームを何度も何度も見ていくと、「こういう取り方(出し方)をするために、ここに出しているのか」ということが段々と理解できて来るかなと思います。
最近はインターネットでプロのプレーを見れたりするので、そういうのを繰り返して見るのが凄く参考になると思います。
で、僕が面白いなとおもうのは「30分間マスワリチャレンジ」という企画。これは、プロが30分間で何回マスワリを取ることが出来るか?ということを録画した映像です。
これを見て、「ああー、すごいなぁ」と思うのは普通ですが、これを見るときに、プレーを予測しながら見るわけです。
簡単に取りきるときもあれば、ミスをすることもあります。サクサク取りきるときもあれば、ちょっとだけ躊躇するときもあります。
ミスしたところや、躊躇したところがあれば、そこを繰り返して見てみて、なんでミスしたのか?どうやったらミスしないで済んだのか?とかを自分なりに考えるわけです。
また、サクサク取りきったところは、なんでこんなに簡単に取りきれたのか、そういうことも考えてみたりするわけです。
あと、見てほしいなあと思うのは、"これは難しいよ"と思うショットは何回くらい使っているでしょう?
意外に少なく、わりと簡単そうなショットを使って淡々と取りきっているのではないでしょうか?
これは、配置が良くて、きちんと出せていれば、難しいショットを使わなくてはいけない場面はあんまりなく、簡単な球種できちんと取りきれるということです。
こういう見方をしていくと[[取りきる形の作り方]]のところで説明したような考え方が、少しづつ見えてくるようになるかと思います。
同じコトを言い換えているだけということでもありますが、大事なことなので解説してみました。
こういうことは、人のプレーを見ないと、自分で練習するだけではきっと身に付かないものだと思います。
ビデオでも、実戦でも、人のプレーをよく見てみた上で、ここで書いたことに「なるほどな」と思ってもらえれば嬉しいです。