白金によって創造された
自動人形。
フランシーヌの髪の毛を持ち、唯一
生命の水を体液としている。そのため、もっとも高貴な人形と見なされているが感情を持たず、絶望した白金に首を絞められて捨てられる。その後は造物主たる金を探すべく最古の四人を率いて
真夜中のサーカスを結成。世界中を回り
ゾナハ病を散布するがそれでも笑うことは出来なかった。
疲れ果てたフランシーヌ人形は
偽フランシーヌ人形を作り、自身は真夜中のサーカスから
才賀正二の元へ旅立つ。
黒賀村にて
才賀アンジェリーナの
エレオノール出産に立ち会う中で人間的感情を抱くようになり、
ディーン・メーストルの策略によって放たれた自動人形の軍勢からエレオノールを守り、井戸に転落する。エレオノールの体内にあった
柔らかい石によって井戸水が生命の水へと変化、身体を溶かしていく中、必死にエレオノールをあやし、最後に微笑んで生命の水に溶けていった。
- 黒賀村を襲った自動人形がフランシーヌ人形への忠誠を示さないのはディーンによって創造されたからである。
- フランシーヌ人形は正二によって運動機能を人間以下にしてもらったが、それでも自動人形の群れからは逃げ通すことが出来た。
最終更新:2009年05月31日 17:58