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浄土真宗一の会 教学テキスト 真宗学3号 問19


問
 善人はいないと教えた道歌を書きなさい。
答
 ○みな人の心の底の奥の院 探してみれば本尊は鬼
 ○初七日に徹夜でなくは虫ばかり

平成16年6月19日(土) 大塚出張所(茗荷谷)
教学講義 講師:中根繁会長
「みな人の心の底の奥の院 探してみれば本尊は鬼」は、詠み人知らず。
(get5out1)

「初七日に徹夜でなくは虫ばかり」
生んで下さった親が亡くなって、たった7日目にしてすら徹夜で泣く人は
居ない。

通夜(初夜)ですら、徹夜で泣く人すらも居ない。

たとえ、通夜は徹夜で泣いた人であったとしても、初七日には、徹夜で泣
く事はない。

生んで育てて下さった親の事でさえも、どんどんと忘れてゆく。
20年も経てば、親の事など忘れ切って生活しているのが現実。

これは、中根先生が浦和に住んでいらした時にお作りになった句。

その頃は、カレンダー用に31首の道歌を作ろうとされていた。
ある夏の日、中根先生が夜が更けてきても「何か歌ができないかな」と思
われながら、特に眠くもならないので、気軽な気持ちで考えていらっ
しゃった。そうしているうちに、明け方頃になってきた。

虫が明け方まで鳴き続けているのを気付かれた中根先生は、その虫が徹夜
で鳴いているのと、人間の無慈悲さを思われて、このお歌をお作りになっ
た。

このお歌は、無常観と罪悪観の両面を訴える。そして、普通の言葉を使っ
て、奇をてらう事なく作られている。

「余韻が残るいい歌だ」と中根先生は仰る。

俳句などの名人は、芭蕉(*1)、一茶(*2)、良寛(*3)などだ。
「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢のあと」(*4)(芭蕉)
「静けさや 岩に染み入る 蝉の声」(*5)(芭蕉)
「古池や 蛙(かわず)飛び込む 水の音」(*6)(一茶)
「盗人に 取り残されし 窓の月」(*7)(良寛)

彼らは才能があったから沢山のいい句が詠めた。普通の人は、1首だけで
もいい句があればいい。

正岡子規(*8)は、評価されているが、中根先生の御眼から御覧になると、
全く才能が無い。

子規は、晩年に歩けなくなり、寝たきりの生活を続けた。そして、4畳半
の部屋から見た外の世界を俳句にして読んだ。彼の句は、「写生句」と
言って、野菜の在りのままを詠んだりして、投稿を続け、それが「新しい
俳句の世界を開拓した」と言って評価されている。

しかし、句というものは、人に感動を与えるものでなければいい句ではな
い。

[get5out考察]

「みな人の心の底の奥の院 探してみれば本尊は鬼」は、詠み人知らず。
ネット検索したところ、この歌は浄土真宗親鸞会サイトでしか見つからない。
ただ、「みな人の心の底の奥の院 開帳すれば本尊は鬼」という歌が
浄土真宗本願寺派(西本願寺) (1) (2) (3) (4)(5)と浄土宗 (6) のサイトで紹介されていた。

もとは、「みな人の心の底の奥の院 開帳すれば本尊は鬼」ではないだろうか。
それを浄土真宗親鸞会または、それに近いところで改変されたんだと思う。


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問
 善人はいないと教えた歌を書きなさい。
答
 「みな人の心の底の奥の院 探してみれば本尊は鬼」

問
 一日一歌の道歌を全部書きなさい。
答
 1日
 ・・・
 10日 初七日に徹夜でなくは虫ばかり
 ・・・
 31日

参照資料


生死の一大事(十六) 
 頭 下 足 上

 会 長 中 根  繁

・・・
 平清盛を中心に、一門で官位
を独占し、「平家にあらずんば人
にあらず」とまで驕り高ぶってい
た平家も、信濃で挙兵した木曾義
仲によって京の都を追われ、滅
亡への坂を転がりおちていった。
京都を独占し、政権奪取に成功
した義仲も、半年たたないうちに
宇治川の合戦で、源義経に破れ
た。義経もまた、壇ノ浦まで平家
を追い詰めて全滅させ、一躍英雄
となったが、兄頼朝の不興を買
い、逃亡先の奥州平泉の地で自
害した。
 まことに儚い勇者達の最後だ
が、彼等が命がけで求めた栄華
は一体何だったのだろうか。今は、
緋縅の鎧で身をつつみ、馬上
ゆたかに疾駆した義経も、義仲も、
豪華絢爛な館で毎夜繰り広げら
れた平家一門の宴も幻でしか
ない。まさに芭蕉が吟じた如く、
「夏草やつわものどもが夢のあと」
である。・・・
(*5)

(*6)

(*7)



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