●レバレッジって?

業者レバ(最大固定)と口座レバ(証拠金比率計算)があります。
業者レバは50倍、100倍など固定です。主に、保証金がどれくらい必要かを計算するときに使います。
 例)レバ100倍、ドル円100円、1万通貨購入時は、100円*10000通貨/100倍=10000円の証拠金が必要
口座レバは、自分がどれくらいのレバで運用するかを表します。レートの変動とともに変わります。
 例)上記業者レバ100時、口座には全部で20万入れていた→100円*10000通貨/200000円=5.00倍


たとえば業者A,B,Cがレバ20,50,100の場合に50万入れてドル円120円を1枚(10000ドル分)ポジった場合、
A:レバ20、必要保証金60000円、未使用保証金440000円、最大8枚ポジれる
B:レバ50、必要保証金24000円、未使用保証金476000円、最大20枚ポジれる
C:レバ100,必要保証金12000円、未使用保証金488000円、最大41枚ポジれる
となるはずだ。

業者のレバってのは最大レバを表す。だからポジったときに必要な保証金はレバが高いほど低くて済む。
これは逆に言えば最大レバが高い業者を選ぶと最初から多くの枚数をポジることが出来るので勝負をかけやすい。
その反面、枚数が多くなると負ける額も多いのでLCの危険が大きくなる。
大抵の業者では、最大レバが違うコースが用意されていてもよくよく計算してみるとLCラインは同じになってたりする。
すなわちLCラインが200倍であれば上記3コースのいずれを取っても6000円でLCとなる。


●スワップって?


各通貨の金利差の受取/支払のことです。
たとえばドルが金利6%、円が金利1%とすると金利差は5%です。
ドル円を10000通貨買った場合、1日あたり5%の日割り計算分がもらえます。(10000通貨 * 0.05% / 365日 * 120円 = 約+164円-業者手数料 →163円以下もらえる)
ドル円を10000通貨売った場合、1日あたり5%の日割り計算分を支払います。(10000通貨 * 0.05% / 365日 * 120円 = 約-164円-業者手数料 →165円以上支払う)


●スワップ発生タイミング、3倍デーについて


夏時間の場合、通常朝6時です。GFTの場合朝4時になります。冬時間は+1時間です。
スワップ支払日は受渡日(2営業日後)の業者が多いです。
約定が月曜日→火曜日の場合、水曜日→木曜日分のスワップがもらえます。
約定が水曜日→木曜日の場合、金曜日→月曜日分がもらえるため、3日分がもらえます。
祝日が絡むと4日分以上がもらえますが、業者によって海外祝日を採用しているところもあるので業者に確認してください。

なお、スワップ4倍デーの時に、「5:59に買ってして6:01に売ったら儲かるんじゃね?」と言う人がたまにいますが
たいていの場合は下がりますが、上がるときもあります。まあ自己責任でやってみてください。絶対はありませんので。


●LとSとは?

L = Long = 買い(BUY)
S = Short = 売り(SELL) です。
取引期間の長短とは一切関係ありません。
最終更新:2009年01月15日 02:55