+fuji+
http://w.atwiki.jp/fujishu1st/
+fuji+
ja
2006-10-25T15:57:55+09:00
1161759475
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diary
https://w.atwiki.jp/fujishu1st/pages/13.html
管理人、秀の普通な生活の記録です。
まぁ、日記です。
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10月25日
初めて日記書きます。
今日はバイトの給料日でした。なのにカードも通帳も忘れて、いくら入ったのか確認できない…。まぁ、明日でいっか。
最近、やたら寒くなってきて、暑がりで寒がりの僕にはつらいです。
こたつを買おうと思ってるんですが、ただでさえせまい1Kのこの部屋にさらに荷物が増えるのかと思うと…ちょっと憂鬱です。
初めてなのにこんな日記で申し訳ないです。
もっと書く内容がある日に更新します。
2006-10-25T15:57:55+09:00
1161759475
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top
https://w.atwiki.jp/fujishu1st/pages/1.html
*+fuji+へようこそ*
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あなたは、記念すべき&counter()番目のお客様です。
あなたに会えたことを、誇りに思います。
welcome to my homepage.
all of &counter() are special.
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ここは個人が運営するホームページです。詩・小説を扱っています。
駄作ばかりですが、著作権は放棄しておりません。
よって、ここに置いてある詩・小説はすべて無断転用禁止です。
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*ページ説明*
[[top>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/?page=top]]…1番最初のページです
[[poems>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/pages/4.html]]…詩が置いてあります
novels…小説が置いてあります
[[about shu>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/pages/6.html]]…管理人・秀についてです
[[BBS>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/pages/14.html]]…ご意見・感想等お待ちしています
[[diary>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/?page=diary]]…日記です
2006-10-25T15:53:54+09:00
1161759234
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BBS
https://w.atwiki.jp/fujishu1st/pages/14.html
ご意見、ご感想等がございましたらこちらからお願いします。
管理人が非常に喜びます。
まことに勝手ながら、苦情は受け付けておりません。
「こんな駄作、公開すんな!」と思われた方、履歴から+fuji+を消していただいた上でお帰りください。
#comment
2006-10-25T15:52:50+09:00
1161759170
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about shu
https://w.atwiki.jp/fujishu1st/pages/6.html
name
秀
birthday
10.4
age
19
hobby
部屋で話を書いたりするより、外で買い物とかスポーツとかする方が好きです。
でも、読書は本当に好きです。たくさん本持ってます。
favorite
本なら、村山由佳さんの「夜明けまで1マイル」
劇団ひとりさんの「陰日向に咲く」
ほんとはもっとあるんですが。
映画なら、「恋におちたシェイクスピア」
音楽なら、BUMP OF CHICKEN
食べ物なら、オムライス
ブルーチーズ
甘いココアかコーヒー
すごく甘党なんです。恥ずかしいくらい…。
何を書いたら良いのかわからないので、今はこのくらいで。
質問等ありましたらぜひ。
[[back to top>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/?page=top]]
2006-10-16T15:08:01+09:00
1160978881
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Door
https://w.atwiki.jp/fujishu1st/pages/11.html
Door
そんな所で立ち尽くして、いったいどうしたんだい?
君の進むべき道は、その扉の向こうだよ。
鍵だって、ほら。ちゃんと開いてるよ。
その鍵を開けたのは、疑いなく君だ。
涙をいっぱい目に溜めて、どうしたの?
ほら、今にも頬を伝う。
その涙は、僕が拭ってあげるから。さあ、その足は君が踏み出して。
何度も手をドアノブにかけては、ためらった末に目を逸らす。
君らしくないな、そんな脆い涙。
残念ながら、僕は一緒に行けないよ。その事はきっと、君が一番知っている。
待ってるから、行っておいで。ちゃんと、ちゃんとここで待ってるから。
そこに待つ人が居れば、帰る道には迷わない。
恐い恐い扉の向こう、そこから先は君しか歩けない。
君一人しか歩けない。
けれど出口の先には、僕がちゃんと立っていよう。
怖れるな、
惑うな、
迷うな。
一足先に、出口の鍵を開けておこう。
光をいっぱいに抱いて、君に贈るから。
さぁ、行ってらっしゃい。
[[back to poems>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/?page=poems]]
2006-10-16T15:06:12+09:00
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藍色の扉を
https://w.atwiki.jp/fujishu1st/pages/8.html
あなたが、この世界に生まれる前
どこに居たか、覚えていますか
誰と居たか、覚えていますか
そこで交わした約束は
まだ あなたの中に?
"藍色の扉を"
そこは一面が空色で
見上げれば藍色の海が広がっていました。
その海に星座は一つもありませんでしたが、星はいつも瞬いていました。
気付けばあなたはそこに居ました。
目を瞑って、もう一度開いた時にはそこに居たのです。
あなただけではありません。
今、この世界に輝く命はみんな、最初は藍色の海を見上げたのです。
あなたはそこで、ある人と出逢いました。
あなただけではありません。みんなそこで、それぞれが誰かと出逢うのです。
あなたはその人と、いつも一緒でした。
何をするのも、どこに行くのも、あなたはその人と一緒だったのです。
あなたはとても幸せで、その人もまた、とても幸せでした。
ある日、あなた達2人は
ある約束をしました。
2人がお互いに幸せである限り、ずっと一緒に居ること。
2人がお互いに幸せである限り、仲良くいること。
どんなことがあっても、お互いを忘れないこと。
2人はそう約束したのです。あなた達は、本当に幸せでした。
けれど
藍色の美しい海に満たされたその世界には、あなた達を引き裂く約束があったのです。
ある日、あなた達はある場所を見つけました。
そこにはとても小さな扉が、見渡す限りにあったのです。
その扉には、一つ一つ名前が付いていました。
あなたの扉には、そう、あなたの名前が。
あなたのその扉は、それはもう本当に小さくて、
あなた1人がやっと通れる程の大きさでした。
誰に教えられることもなく、あなた達は知っていました。
あなた達だけではありません、その扉を見つけた人はみんな知っているのです。
その扉をくぐれるのは、たった一人であることを。
あなた達は、それぞれの扉を見つけました。
その扉はとても離れた所にあって、
あなた達はその扉を見つけるのにずいぶんてこずりました。
「この扉の先にはいったい何があるのかな」
あなたは言いました。誰にも、その答えはわかりません。
戻ってきた人は居ないのですから。
ただ、その扉はどれもきれいな星色で、
何か恐ろしいものではないような、そんな気がしました。
あなた達はお互いに、離れたくないと言いました。
そしてまたお互いに、その声に頷きました。
たとえ扉の向こうがどんなに素晴らしい世界でも、
2人が一緒でなくては、あなた達には何の意味も無いように思えたのです。
けれど、
確実にその時は近付いていました。そう、あなた達がそれぞれの扉をくぐる時が。
2人はお互いに、絶対離れないと誓いました。
星色の扉なんていらない、あなた達はそう言って、握った手を離しませんでした。
その時です。
あなた達の前に、ある人たちが現われました。
あなた達よりもずっと年上の、男の人と女の人です。
その2人は揃って灰色のコートを来て、男の人は黒い帽子をかぶっていました。
その人はあなた達にこう言いました。
「君たちは、まだ扉をみつけてないのかい?」
あなたは首を振って言いました。
「もう、見つけたよ。」
「じゃあ、まだくぐらないのかい?」
あなた達は一度顔を見合わせて、くぐることは無いと言いました。
男の人と女の人は、悲しそうに息をついて笑いました。
「扉をまだ見つけてないの?」
あなたは男の人に聞きました。
その人はさっきより悲しそうに笑って、女の人の手を取りました。
「私たちは、あの扉をくぐろう」
2人はそう言って、大きな扉を指差しました。
いつからあったのでしょう、その扉は黒くて、見ているだけでぞっとしました。
「もう、離れられないんだ」
男の人は、誰にともなくそう呟いて、暗い扉を押し開けました。
中は見えませんでしたが、ひどく恐ろしい音がしました。
2人はその中に呑み込まれていって、すぐに消えてしまいました。
その時のあなたは知らなかった事ですが、彼らは藍色の海の星となったのです。
離れることが出来ずに、ついに彼らは星になったのです。
今も夜空に輝く星が、どこか悲しそうなのはこういう訳です。
2人を見送りながら、あなたは達、泣いていました。
あなたの進むべき道は
あなたの選ぶべき扉は
いったいどちらでしょう
あなたがあの時
守ろうとしたものは
守ろうとした人は
守りたかった命は
あなただけのものではなかったのかもしれません
あなたがあの時守った命がきっとこの世界に息づいているのです
藍色の扉をくぐった世界で
あなたは
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2006-10-16T15:05:52+09:00
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one+one
https://w.atwiki.jp/fujishu1st/pages/7.html
one+one
素晴らしい偶然。僕は君とぶつかった。
白い息が止まって、鼻の先が赤く染まる。
そう、素晴らしい偶然。僕は君とぶつかった。
白い息が宙に舞う。
君は目を丸くして僕を見る。
ああ、その気持ちは僕だって同じだよ。
君が居なくなって2年。
いつだって心に引っ掛かっていた君が、どうしてここに居るんだろう。
久しぶりなんて言葉じゃ埋められない溝が、確かに僕らを遠ざける。
その溝は変わらないまま、家までの坂道を歩く。
何を思って君は、僕の隣に居るのかな。
ああ、君の意志では無いだろう。
それでも、ねえ、
君の家はあっちからでも帰れるよ?
左の指に指輪が光る。華奢な指が余計に浮き上がる。
月影に入れば、2人だけのスポットライトがあたる。
この瞬間、僕らは僕らになれるかな。
自転車の向こうに君の足音を聞きながら、夜の道を歩く。
君はずっと話し続ける。まるで僕を阻むように。
上手く行かない事ばっかり話さないでさ、楽しい事だってあるだろう?
そんな気持ちを察したように、君はため息のように微笑んで、そしてまた歩きだす。
君の長い髪が、細い肩が、透き通る肌が、その横顔が、幸せだと主張する。
愛されている事を感じさせる。
きっと、幸せなんだろう。きっと、愛されているんだろう。
そう、僕の知らない誰かに。いつか僕がそうだったように。そして今も、同じように。
僕は知らずに君を遠ざける。君は知りながら僕を遠ざける。
そう、君はその事を知っている。そして僕も知っている。きっと誰よりも、君よりも。
ああ、月影が2人を照らす。1人と1人が照らされる。
僕らは僕らになれないまま、1人と1人で歩き続ける。
見えないものを、それでも確かに痛感して、その度に僕は空を見る。
特別にはなれたって、1番にはなれないよ。
例え君が1番でも。例え君が特別でも。ああ、いつか君をさらえたら。
曲がり角で微笑んだ君に、僕は笑って手を振った。
素晴らしい偶然は偶然のまま、君の背中を見送ろう。いつか運命にしてみせる。
君が見せた笑顔は、僕の隣と何も変わらない。
君の笑顔だけが、僕の存在意義だった時と。
そうやって君は、いつだって僕を見つけてくれた。ああ、あれは夢じゃなかったんだ。
なあ、名前も顔も知らない誰か。君にあの子を預けるよ。
ただ、僕が迎えに行くまで。
僕があの子を見つけるまで、それまで。
泣かしたら承知しない。
ただ、僕はあの子を渡さない。
いつだって僕を意味付けてくれたあの子は、何よりも輝くから。
その光に手が届くのは、僕らが僕らになるのは、ほら、もうすぐだ。
[[back to poems>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/?page=poems]]
2006-10-16T15:05:33+09:00
1160978733
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*Sweets*
https://w.atwiki.jp/fujishu1st/pages/5.html
*Sweets*
ただでさえうんざりな雨の日曜日。
君は僕をさらにうんざりさせる話を持ってきた。
そんなに泣いたって、あいつは帰ってこないよ?
そんなに泣いたら、せっかくかわいい顔が台無しになっちゃうよ?
何はともあれ、さぁ部屋の中へ。ここじゃみんなが見てるから。
あったかいココアと、甘いケーキをどうぞ。
大丈夫。
君がどんなに泣いたって
誰が何と言ったって
ケーキは苦くならないよ。
たとえそれがどんなにお偉いさんでもね。
ほら不思議
ココアとケーキの甘すぎるはずのコンビが、今はちょうど良いみたい。
一口ココアを飲むたびに、一粒涙を流して
一口ケーキを食べては、その涙をぬぐった
―そんなにおいしい?うれしいよ。
僕が言ってみると、ため息のように笑った。
なんだ、よかった、笑顔を忘れてはいなかった。
ココアとケーキを一口ずつ残して、「ごちそうさま」?
全部は食べてくれないか。
いいや、よく食べてくれました。
さぁ、今度は僕の番。君の話を残さず聞こう。
甘い甘いココア5杯と
ショートケーキにミルフィーユ
モンブラン
チョコムース
チーズーケーキにアップルパイまでなら余裕だよ。
僕特製のホットケーキもつけようか?
少しの沈黙の後、君はごめんと呟いて、僕はうんとだけ言った。
またあふれ出す涙は、何よりも真っ直ぐに君の心を表して。
それはどんな結晶よりも素直に輝いた。
いなくなっちゃった、そんな寂しい言い方しなくても。
悲しい、と泣いた
苦しい、と泣いた
死にたい、と泣いた
死ぬなんてそんなすごい事、簡単に言うもんじゃない。
死んで終わるのは、その悲しみじゃなくってね
死んで終わるのは、君の涙じゃなくってね
死んで終わるのは、君だけだから。
このままずっと、忘れられないって泣いたって、
残念、人はそこまで純粋じゃないからさ。
時計の針がカチカチなって、長いのが短いのを追い越した。
追い越したら最後、また追いかけるしかないのに。
ああやって確かに時間はすすんで、君の背中を押してくれる。
のっぽがちびを追いかけ続けて、確かに僕らは進んでく。
止まっていたいときさえも。
涙が頬を伝うように。
雨が地面に降るように。
そう、さっきまであったかかったココアが、すっかり冷めてしまったように。
忘れなくてもいいけどさ、忘れたら終わりだからさ、せめて素敵な思い出に。
僕ら2人は何にも言わないまま、また沈黙に包まれる。
ああ、涙の足音まで聞こえそう。
ぽつりぽつりと、ざーざーと。
良かったね、雲一つないような晴天じゃなくってさ。
あのね、と君が言う。
うん、と僕が言う。
好きだったと、ただ好きだったと泣く。
知ってるよ、ずっと前から。
好きだったんじゃなくて、好きなんだろう?
残されたケーキは、冷めることもできずに立ち止まる。
ココアになるか、ケーキになるか、人はココアにしかなれないよ。
ああ、知ってるよ。君の涙は嘘じゃない。
君の想いも嘘じゃない。
でもあいつらが、動きを止めてはくれないから。
だから。
さぁ、そろそろ泣き止んで。一緒に前に進もうか。
大丈夫。
自転車の後ろは僕がちゃんと持ってるよ。
君は前だけ見てればいい。
一緒に前に進もうか。
大丈夫。
君が辿る道は、間違いなくそこにある。
最初の一歩を思い出せば、いつの間にかすっかり笑う君がそこにいる。
たくさんの色が混ざり合って、最初の色を忘れても
大丈夫。
新しい色を心に留めて。
いつの間にかすっかり笑って、冷めたココアを飲み干した。
立ち止まったケーキを、それでもおいしそうに飲み込んで
ああ、やっと「ごちそうさま」
いやいや、お粗末さまでした。
涙が乾いたら、おかわりをどうぞ。
大丈夫、次はコーヒーにするからね。
恐くなったらいつでもおいで。僕はずっとここにいる。
玄関まで見送って、君の背中をぽんと押そう。
一人で帰れるね?うん、なら大丈夫。
さっきはあんなに重たかった扉を片手で開けて、
忘れていた空を見上げたら、
ほら、雨が上がったよ。
陽に重なって架かる虹に見惚れる君は
ほら、こんなにも美しい。
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2006-10-16T15:05:10+09:00
1160978710
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poems
https://w.atwiki.jp/fujishu1st/pages/4.html
しつこいようですが、著作権はすべて秀にあります。
無断転用は禁止です。
ここには秀の作った詩がおいてあります。
勝手ですが、苦情は受け付けておりません。
[[*Sweets*>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/?page=%2ASweets%2A]]
[[*one+one*>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/?page=one%2Bone]]
[[*藍色の扉を*>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/?page=%E8%97%8D%E8%89%B2%E3%81%AE%E6%89%89%E3%82%92]]
[[*Door*>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/?page=Door]]
[[back to top>http://www19.atwiki.jp/fujishu1st/?page=top]]
2006-10-16T15:03:58+09:00
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