最終更新日時: 2009年03月05日 (木) 15時42分37秒

用語集


本wikiで使用されている用語の簡単な解説です。
FreeTrainに出てくる用語だが、鉄道用語として一般的なものは鉄道用語集に分割して解説しました。



ボクセル

FreeTrainのマップ上の、マス目1つのこと。

夜間発光色

FreeTrainのグラフィックは、昼の時間帯のグラフィック一つだけの用意で、夜の時間帯は自動的に明るさ1/4の画像を作って表示が行われる。しかしそれでは夜は真っ暗になってしまうので、航空警戒灯やヘッドライト・窓の明かりなど夜に点灯する明かりを簡単に表現できるよう、次の3つのカラーコードの色は特別な取り扱いがされ、夜間には色がついて光るようになっている。
  • RGB=(8,0,0)→赤・航空警戒灯やテールライト
  • RGB=(0,8,0)→白・蛍光灯やHIDの明かり
  • RGB=(0,0,8)→橙・白熱灯やハロゲンヘッドライト
なお、この他に画像そのものを昼と夜で差し替える「画像オーバーライド」も可能であり、一部の建物などはこれを利用している。

画像オーバーライド

FreeTrainEX Avにおいて、建物や地表・樹木などのグラフィックは、通常1枚の昼間の画像を用意すれば夜は自動的に1/4の明るさの画像を作って表示してくれる。
しかし、その自動で作られるグラフィックではなく夜は夜で昼と異なる画像を表示させたい場合や、春夏秋冬の季節ごとに異なる画像を表示させたい場合には、それぞれの表示したい画像を用意し画像オーバーライドという手法でpluginに複数の画像を指定することで、これを実現することができるようになっている。
たとえば次の例の上は、季節によって画像を変える例である。春夏秋には左の画像を使い、冬にのみ右の雪が積もっている画像になるようオーバーライド指定をする。
例の下は、昼と夜で画像を変える例である。自動で生成される夜画像では看板がかなり暗くなってしまうところ、夜でも看板があかあかと燈っている様子を再現できるのです。
このほかに、たとえば樹木であれば春には花が咲き、冬には落葉するように画像を差し替える、といったことも可能です。
逆に言えば建物pluginを作成するときにこの画像オーバーライドを活用する画像を用意しない場合、夜には暗い照明の燈ってない建物になってしまうわけで、夜でもネオンサインや照明が明るい店舗のpluginを作るときにはひと手間かけて画像を用意するといいでしょう。

雛壇

雛壇(ひなだん)は、FreeTrain独特の用語なので、耳慣れない方も多いでしょう。
3月3日のひな祭りで、おひなさまを飾る雛壇から来た用語です。
山の斜面に土を盛り上げ、平地を造成する土木作業のことを指します。

たとえば、次のような山肌があり、ここに線路や道路を通すために1ボクセルの平地が欲しいとき。

建設メニューから雛壇の設置を選択して、平地の欲しいボクセルをクリックすると、そのボクセルに盛土がされて1ボクセル高い高さの平地ボクセルになってくれます。これが雛壇です。

傾斜地に線路や道路を張り出して通したいとき、勾配線路の取り付け部などに使います。

切り通し

切り通しはFreeTrain独自用語というわけではなく、鉄道や道路の建設工事で一般的に使われる言葉です。掘割と呼ぶ場合もあります。
たとえば、次のような高さの低い山すそに線路や道路を通したいとき。もっと山の高さがあればトンネルを作ってくぐり抜けるところですが、この場合は高さがないためトンネルは作れません。
高架で乗り越える手段もありますが、高架にすると前後に勾配ができてしまいます。

こういうとき、勾配を作らず、線路や道路の幅分だけ山を切り崩して線路や道路を水平に通すことがあります。これが切り通しです。
建設メニューから切り通しの設置を選択して、平地の欲しいボクセルをクリックすると、そのボクセルの土が切り取られて平地ボクセルになってくれます。

高さ1未満の斜面でしたら切り通しにできますので、このとおり一直線に平地ボクセルを作ることができました。

切り通しを抜ける線路が開通しました。

停車位置票

FreeTrainでは信号メニューの中から信号機の一種として設置できる停車位置票だが、正式に利用されている一般的な鉄道用語ではないので、こちらにて説明する。
正式な鉄道用語としては停止位置目標となる(wikipedia 停止位置目標)。
wikipediaを参照すると分かるとおり、本来の意味としては「列車を駅に止める際にたとえば『10両編成はここに止めなさい』と停止位置を運転士に示す」ための標識である。

FreeTrainでは駅ではホーム中心を基準に停車位置は決まってしまっているし1つのホームには列車は1つしか停車できないので、FreeTrainで停車位置票を設置して活用するのは、車庫・車両基地・貨物駅などホームのない場所に列車を停めたいときとなる。
たとえば線路の終端に行き着いた列車はすぐ跳ね返るように進行方向を逆転させて進んでしまうが、画像のように終端のボクセルのレールに停車位置票を設置して「発車 20:00 折り返し」とダイヤを設定しておくと、この停車位置票に到達した列車はレール終端で停車し、発車時刻である20:00まで待って、折り返して出発していくということができる。

また、車庫では1本のレールに2つ3つの列車を停めることもあるが、これも停止位置票を複数立てて発車時刻をうまくダイヤ設定することで実現することができる。

A列車で行こうシリーズ

ARTDINKがPC9801・Windows・Playstation・Playstion2等向けとして発売した鉄道パズルシミュレーションゲーム・鉄道経営シミュレーションゲームのシリーズ総称。
詳細についてはwikipedia A列車で行こうシリーズをご覧ください。

A3もしくはA.III

正式名称は「A列車で行こうIII」。
ARTDINKが当初PC9801向けとして発売した鉄道経営シミュレーションゲーム。
「A列車で行こう」シリーズの中で、純粋な鉄道経営をテーマにしたのはこのA.IIIが初である。
クォータービューのマップ、線路を引き実在や架空の車両を購入して運転する、駅周辺の住宅や商業施設によって時間帯ごとの乗客数が変動するなど、AIV・A7・A8そしてFreeTrainにつながるゲームシステムの基礎はこのソフトで確立された。
列車の編成数は3両固定、高架や地下はなしなどまだまだ制約は多かったが、これまでこういったタイプの鉄道をテーマにしたゲームが存在しなかったこともあり非常に高く評価された。

A4もしくはAIV

正式名称は「A列車で行こうIV」。
ARTDINKが当初PC9801向けとして発売した鉄道経営シミュレーションゲームで、A.IIIをベースに大きく機能拡張を図ったもの。
高架線路・地下鉄がひけるようになって路線の自由度が飛躍的に増し、モノレールも使えるようになった。また高架を含む道路を引いてバスを運行することもできるようにもなった。
Windows移植版も発売されたが、天候表現が省略されるなどの点がPC9801版を知っている旧来のユーザーからは不完全な移植と評価されたこともあった。
FreeTrainがクローンを目指したのが、このAIVである。
Playstationに移植された際には、シリーズで初めて列車の窓から街を眺めることのできる「車窓モード」が採用された。

A21C

ARTDINKがWindows向けに発売した鉄道経営シミュレーションゲームで、正式名称は「A列車で行こう The 21st century」。
Playstation2で展開した「A列車で行こう2001」のWindows移植版で、3Dモデルを利用したリアルな縮尺の車両や鉄道施設を眺めながらプレイすることができた。時間進行のスケールもリアルである。
反面ユーザーができるのは鉄道の運行だけで街は発展に任せるのみであったため、自由に子会社物件を建て道路を引けるAIVのスタイルに慣れていた旧来のファンには受け入れられなかったところもあった。
A21Cファンの間では車両のグラフィックを書き換える手法が発見され、A21Cには収録されていなかった車両を高精細なデータで再現することでファンサイトが盛り上がったりもした。

A7

正式名称は「A列車で行こう7」。
ARTDINKがWindows向けに2005年2月26日に発売した鉄道経営シミュレーションゲーム。
AIVの正式な後継を目指し、基本システムはAIVを継承しながらグラフィックに3Dモデルを使用してマップの回転や拡大縮小ができるようになった。
しかし道路の建設とバスの運行が無くなるなどゲームシステム面でAIVから後退した部分もあり、またグラフィック面でも車両の縮尺がA.III,AIVのプラレールサイズに戻るなどA21Cから後退しており、建物の種類がAIVからわずかしか増えてないため街が発展してくるとマンションばかりあるいは商業ビルばかりで埋め尽くされ無個性マップになるなど、批判もあった。
車窓モードのないことに不満を持つプレイヤーも少なくなかった。

A8

正式名称は「A列車で行こう8」。
A7をベースにX-BOX360に移植、車窓モードでプレイできるようになった「A列車で行こうHX」を再度Windowsに逆移植したのがこのA8。
ファンに「A7からまったく進化していない」と言わしめた。