最終更新日時:2010年05月09日 (日) 10時39分43秒



人口(V1)

この文書は、本体バージョン【V1】についてのものとなります。

建設する建物に、その建物が保有する人口を定義します。
建物は、最も近い駅から近い順に4駅までに関連づけられ、複数駅と関連付けられた建物においては駅数で割ったその人口は、駅の乗客数を決定するために使用されます。
乗客数は、基準数と、人口の種別と時間帯によって決定される割合から計算されます。
乗客数の決定方法については、乗客数の計算を参照してください。

人口を定義

人口を指定するコントリビューション内に記述します。
<contribution type="..." id="...">
  <name>...</name>
  ...
  <population>
    <class name="人口の種類を表すクラス名"/>
    <base>建物の基準人口</base>
  </population>
  ...
</contribution>

建物の基準人口

建物の基準人口とは、実際にその建物に住んでいる人数(その建物を利用する人数)です。

人口の種類

例えば、オフィスと農家では駅を利用する人の割合も時間帯も異なります。
これを再現するために、各建物には、人口の基準数の他に、人口の種類を指定します。
人口の種類は、建物の種類と考えることもできますので、その建物の利用目的などに応じて適切な種類を設定してください。
設定できるクラスは以下の通りです。

  • freetrain.contributions.population.AgriculturalPopulation 農業関係の人口を表します。
  • freetrain.contributions.population.OfficePopulation 会社の人口を表します。
  • freetrain.contributions.population.ResidentialPopulation 住居の人口を表します。
  • freetrain.contributions.population.RestaurantPopulation 外食産業のような、昼食時と夕食時に多くの人が集まる人口を表します。
  • freetrain.contributions.population.ShopperPopulation 流通産業のような、午後を中心に人が集まる人口を表します。
  • freetrain.contributions.population.CombinationPopulation ネストした複数の<population>を合算します。
それぞれの種類の時間帯別分布は、乗客計算を参照してください。

CombinationPopulationの使用法

CombinationPopulationを使用すると、複合商業施設のような複数の種類の役割を持つ建物を表現することができます。

複合施設の人口を定義

<population>
  <class name="freetrain.contributions.population.CombinationPopulation"/>
  <population>
    <class name="人口の種類を表すクラス名"/>
    <base>建物の基準人口</base>
  </population>
  <population>
    <class name="人口の種類を表すクラス名"/>
    <base>建物の基準人口</base>
  </population>
  ...
</population>
上記のように記述すると、複数の人口を合計した人口がこの建物の人口として扱われます。

  • 本体バージョン【V2】では、人口の種類(設定できるクラス)に、飲酒産業・ホテル・レジャー・学校などを増やしたいと思っています。
  • また現在では平日・週末の区別がありませんが、平日人口と週末人口で差も付けたいと思っています。

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