最終更新日時: 2010年05月08日 (土) 00時05分49秒

コストバランス(V2)


開発メモ。
現在実装されている各種コスト・売上を記録して、ゲームバランスを調整するのに役立てようと思っています。感想は2chスレッドへどうぞ。

このページは、本体バージョンβ2.0.3.1~・α3.0.2.1~の、いわゆる「V2世代」の本体とプラグインについて、記します。
それより以前の「V1世代」については別ページをご覧下さい。

見直し方向

このテキストのV1版を川口さんが書かれた時点では、純粋にA4のクローンを目指しておりゲーム内金額の価値・桁どりもA4そのままとなっていました。
A4の金額数値は、金額「1」がリアルの「1万円」に相当する数値となっていました。

FreeTrain EX Avでも「V1世代」ではこれを受け継いだそのままでしたが、コストバランスの見直しを行うにあたってプレイヤーからの要望により、リアルな「円」価値をつけることと変更して金額「1」=「1円」と決定しました。
この「1円」単位の価格が記入されたプラグインが「V2世代プラグイン」となります。
本体バージョンでは、β2.0.3.1~・α3.0.2.1~がこのV2世代となります。

このページは、「V2世代」のコストバランス計算について、開発の記録として残すものです。

ここで注意しなければいけないのは、「1日の長さ」もしくは「列車の走る速度軸」についてです。
この「1日の長さ」もしくは「列車の走る速度軸」は「V2世代」内でもβ2系統とα3系統で異なるので、それぞれで意味が異なってきます。

金額「1」=「1円」とはしましたが、FreeTrainEX Avのβ2では「1日の長さが現実より1/10ぐらいに短い」もしくは「列車の走る速度が現実の1/10ぐらいに遅い」のです。
このことは、「1日に列車で稼げる旅客収入が現実の1/10になってしまう」ということになります。
しかし、そこは運賃・fare値と旅客の降車時に適用される運賃計算式により、「現実の運賃収入より3倍程度大きな収入が発生する」ように設定することで(この設定はV1時点で行われていた)、現実の貨幣価値とV2世代貨幣価値との差はおよそ1/3に縮まることとなります。

整理しますと、金額「1」=「1円」ではあるけれども、その「1円」は現実世界の「3円」分の価値がありますよ、ということになります。β2においては。
したがって、たとえば鉄道車両1両はおよそ1億円ですが、V2のβ2では、鉄道車両1両は3000万円となります。
3億円のビルは、1億円となります。

これが、「1日の長さ」が異なるα3系統ではまた違うことになってきまして、α3系統では「1日の長さは現実のおよそ1/3ぐらい」にまで差が縮まってきます。
ということは、「現実の運賃収入より3倍程度大きな収入が発生する」設定によって、現実の貨幣価値とV2世代α3貨幣価値との差はまったくなくなり、1対1となります。
1億円の鉄道車両は、1億円となります。
しかしそうすると、プラグインに記載する車両価格をβ2向けとα3向けとで変更しないといけないのでは?という問題が出てきます。これについては、β2向けプラグインをそのまま読み込み、α3内部で3倍してから利用するということで、プラグインは共有できるようにします。

手伝い募集

ゲームバランスの調整は大変なので、A4の真似からスタートしようと思っています。A4で、どのような仕組みでコストが発生するのか、研究してくれる人を募集しています。

鉄道関係


駅舎とホーム

一日単位。A4では小さい駅が30/日で大きい駅が50/日,80/日,110/日だった(大きい駅はホームの数により異なる)。これよりホーム一本のコストを15/日位と見積もる。なので、駅舎単体では小15/日、大35/日。

A4より一日が6倍長いので、6倍。 以上から、駅舎は90~210程度を基本に設定していたのがV1世代。
V2では、これを10000倍して、10000~2100000とした。
この数値は、駅プラグインのplugin.xml内に、<operationCost>10000</operationCost>として指定した数値そのままである。V2世代では全プラグインを調査・書き換えすることで対応完了した。
もし、ゲームバランスを考えてもっと高くとか安くとか、特定のこの駅プラグインのoperationCost値はおかしくないかとか指摘があれば、また考えて修正します。

一方、ホームは15/日を6倍して90。これが長さ5の場合なので、一ボクセルあたり18/日に設定していたのがV1世代。
V2世代では10000倍して一ボクセルあたり180000/日に設定した。
この数値は本体埋込。

走行中の車両

同じくA4で実験。AR4を購入し無人で走らせたところ、基本的に1両につき12マスあたりで20のコストが発生している模様。2両で40、5両で100だった。しかし、時々この予測にあわないところでコストが発生したりして、なぞも多い。

乗客によるコストの上昇は調べていない。また、列車種類による変化も調べていない。(誰か調べて)

V1世代の実装は、これにならって16マス移動につき20x車両数+乗客数/20。

V2においては、V1世代を10000倍することにしたのだけれど、16マス単位ではなく3マス単位で計算することとし、
3マス移動につき(20×車両数+乗客数/20)×2000とした。
これでV1世代の10000倍相当となっている。

運賃

A4で実験の結果、「基礎運賃×人数×距離/5000」を10の桁にまるめたものであると推定。V1世代ではそのまま実装。

V2世代ではそのまま10000倍し、「基礎運賃×人数×距離×2」と実装した。
基礎運賃とは、列車プラグインのplugin.xmlに記入されている<fare>400</fare>の部分で指定されている。
ロングシート通勤車両400・セミクロスシート近郊車両500・転換クロスシート快速車両550・特急車両750~800・新幹線1000といった基準になっている。

車両購入

実装済み。
A4の価格調査の結果、おおよその基準として「車両1両価格=その車両の基礎運賃×7」というものが算出された。
V2世代ではこれをほぼそのまま、「1円単位」にするため10000倍するのみで実装。基礎運賃400の通勤電車では車両価格28000000とした。
ただし、たとえば「209系は安いってされてるから、28000000のところ25000000にしよう」とか、振り子特急は高いから基準では56000000のところ60000000にしよう」とか、車両に応じて上下させています。
この車両価格は、列車プラグインのplugin.xmlに記入されている<price>28000000</price>の部分で指定されている。V2プラグインでは全列車プラグインを調査の上修正して対応した。

車両売却は実装途中。
購入時点で価値が1/2に減り、その後1年経過ごとに1/3,1/4,1/5と価値が減っていくようにしたいと考えています。(riorio)
車両の売却/購入は、りんかい線→JR東日本のほか、第3セクター間での売買などの事例があります。

線路

A4の場合、通常の線路は、水面の高さを0とした時に「(2000+長さ*12000)*Max(高さ,1)」。地表とその1つ上では値段が同じだが、それ以降は高さが上がるごとに値段がどんどん増えていく。撤去の場合、12000が4000になる。

A4で実験した結果、勾配線路の値段は「400,000*Max(高さ,1)」。 要するに、400000,400000,800000,1200000,1600000,2000000, ...となる。撤去コストは建設コストの20%。

V1では基本的にこれをそのまま(ではなく、「2000+」部分が省略されて「長さ*12000*Max(高さ,1)」で)実装していた。

V2への実装では、単純に10000して「長さ*120000000*Max(高さ,1)」としてみたところ、費用がかかりすぎてすぐ破産してしまった。
そこで数値を見直し、「長さ*6000000*Max(高さ,1)」としてみた。
この数値は今後のテストプレイで寄せられたフィードバックにより見直す予定。

勾配線路の建設費用についてはV2で「40000000*Max(高さ,1)」としてみた。V1及びA4の1000倍。
撤去費用は「8000000*Max(高さ,1)」。
ただし「勾配線路工事」ダイアログ内の撤去を使わず、ブルドーザで破壊してしまった場合にコストが発生しているかどうかは未調査。されてないような気がする→撤去時と変わらず徴収されるようにTODO

地下費用も未調査
しかしA4,A7などで具体的な数値は忘れたが「地下は高架より金額がかさんだ」こと、現実の地下鉄も建設費がかかることを考えると、地下-1階の費用を地上+2階の高架費用と同額、地下-2階の費用を地上+4階の高架費用と同額、つまり2倍かかることにしてしまったらどうかと検討中(未実装)。
式にすると「長さ*120000000*Max(Math.Abs(高さ)*2,1)」

なお現在のところV1,V2問わず、「鉄橋」「ガード高架」「トンネル」「車庫」の特殊線路には費用が発生していません。
これも通常線路を敷いた時と同額の費用が発生するように改良したいと思います。

山にトンネルを掘り、その先山の中を貫いて線路を敷いたとき、現実であればトンネル工事で多額の費用がかかることでしょうが。
FreeTrain EX Avでは、その今しいてる線路が山の中か山の外か見分ける手段がありません。
したがって、申し訳ないですが山の中に線路を敷いても山の外と同額の経費しかからないこととなります。

子会社

現状、まったく手付かずです。
子会社一覧リストに出てくる収支は、地価から計算しているだけのものです。
またバランシシートへの算入もされていません。
どうしたらいいか、案をお待ちしています。

またプラグインに「price」が記入されてはいますが、このpriceは建設時には使用されておらず徴収されていません。
今後、徴収されるようにします。

公共的な物件

「橋脚」だとか「堤防」だとか、公共的な物件は「子会社」リストに載らないようにしたほうがいいのだろうか?と思いますが、どうでしょうか。

あと、子会社リスト見てたら、「市役所」がすごく儲かってて売却益がうはうはなことになってたのですが、こういう「市役所」や「警察署」「消防署」などの取り扱いも問題かもしれません。