最終更新日時: 2010年08月26日 (木) 18時14分33秒

FreeTrain EX A-versionとは




FreeTrain EX A-versionとは

「FreeTrain EX A-version」(以下FreeTrain EX Av)とは、開発が停止してしまっていたフリーの鉄道経営・箱庭作成ゲームソフト「FreeTrain」の最終バージョンであるEXバージョンを元に、FreeTrain Ex-Av Projectがバグフィックスや機能追加を始めた、1つの機能実装例です。
AvはAnother Versionの略です。
2008年9月ごろからEx-Avのプロトタイプ公開が開始され、2010年4月17日現在正式版1.0.1が公開されています。
また、Windows Vista/7に対応したβ版2系統、時間進行軸を変更したプロトタイプ3系統の開発も続いています。
正式版1.0.1におけるFreeTrain EXとの違いとしては、plugin一覧メニューの充実、駅一覧機能の追加、回送の追加、発車メロディーが鳴らなくなるバグのfix等があります。
β2系統・プロトタイプ3系統では、列車追跡などさらなる機能追加も行われています。
最終的には、鉄道ファンにも経営ゲームファンにも納得して頂けるものを目指して現在開発が進んでいます。

FreeTrain EX Avはどこで入手できるの?

FreeTrain EX Avは、SourceForge.jpにおいて本体実行バイナリの配布・補助ツールバイナリの配布及びソースコードの公開を行っています。
http://sourceforge.jp/projects/freetrain-exav/
をご覧ください。
またバグ報告や機能追加の要望などは、こちらに設置されたフォーラムでお願いします。

FreeTrain EX Av正式版の必須動作環境は?

OS Windows2000,XP
(32bit, 64bit)
WindowsVistaへの対応予定あり。最新β2はWindows Vista / 7でも動作確認。
98,98SE,MEでは動作確認していません。たぶん動かない
.NET Framework 2.0  
DirectX 8.0以降
9.0cまで
Windows7では9.0cランタイムのインストールが必要です
CPU 指定なし 「A列車で行こう4」が動作する程度で十分だが、列車・建物が増えると高速なCPUほど快適となる
メモリ 指定なし マップサイズを大きくする場合は1GB以上はあるといいでしょう
グラフィックス機能 16bit color depth対応 3D機能は使いません
サウンド機能 不要 サウンド機能があれば、列車の走行音や駅の発車ベル、MIDIによるBGMなどより楽しくプレイできます
画面サイズ 指定なし 1024x768でも十分プレイできます。大きな画面では大きいなりに快適に操作できます。
インターネット環境 不要 新versionのダウンロードやpluginのダウンロードには必要です

β2・α3系統のバージョンでは、Visual C++ランタイムライブラリを必要とします。
Microsoftサイトのダウンロードセンターから、
Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
をダウンロードしてインストールしておいてください。

FreeTrain EXとは?

「FreeTrain EX A-version」が元としている「FreeTrain EX」とは、「FreeTrain」にc477さんが建物総合メニューなどいくつかの機能を追加・拡張したものです。
2005年9月3日版を最後にメンテナンスが停止しました。

FreeTrainとは?

当初は川口さんが開発を始められた、ARTDINK社製の鉄道経営シミュレーションゲームソフト「A列車で行こうIV」のクローンを目指した、オープンソースのゲームです。
2ちゃんねる・ゲーム製作技術板にある「鉄道経営系ゲーム製作スレッド」を中心として有志で議論やデバッグ、pluginの作成が重ねられました。
本家の「A列車で行こう」が、後継作の2001,21C,7,8では3D描画へ軸足を移したのとは対照的に、FreeTrainは2D描画となっています。
plugin形式で車両や建物の種類をユーザが自由に増やし、またそのデータをやりとりすることができるほか、ソフトの機能そのものもpluginで追加・拡張することができるのがFreeTrainの大きな特徴です。
この特徴はFreeTrain EX Avにおいても引き継がれています。FreeTrain向けに開発された車両・建物・鉄道施設などのpluginはそのままFreeTrain EX Av(V1)において利用することができます(一部機能拡張pluginに限っては動作しませんが、同等の機能を持ったAv対応pluginが作成されています)。
また、FreeTrain EX Av(V2)ではpluginの互換性が断ち切られたためFreeTrain向けpluginをそのまま利用することはできませんが、有志によりV2移植が速やかに行われており、現時点でほぼすべてのFreeTrain向けpluginがV2移植完了しています。

FreeTrain EX Avと旧バージョンとのセーブデータ互換性

FreeTrain EX Avと、旧バージョンのFreeTrain・FreeTrain EXとの間には、セーブデータの互換性が一切ありません。
FreeTrain(EX)において作成されたマップデータ・セーブデータはFreeTrain EX Avで読み込むことはできません。またコンバートもできません(pluginにてコンバートを実現しようという動きはあります)。
したがって、FreeTrain(EX)のセーブデータをお持ちの場合、FreeTrain(EX)の動作環境を壊さないよう、FreeTrain EX Avを導入の際には上書きは決してせず、別フォルダにインストールしてください。新規ゲームはFreeTrain EX Avで開始し、古いセーブデータを続けて楽しむ場合はFreeTrain(EX)にてと、新旧2バージョンを併用していただくこととなります。

FreeTrain EX Av内でのバージョンアップに伴うセーブデータ互換性

FreeTrain EX Avにおいては、バージョンアップ後もセーブデータが互換性を保たれるよう配慮して開発されています。ちょっとしたバグFixを行ったマイナーバージョンアップではセーブデータは引き続き使うことが可能です。
たとえばFreeTrain EX Avのβ0.5→0.6バージョンアップ、β0.8.1→2.0.1.5バージョンアップなどはセーブデータが引き続き使えますので、上書きインストールで大丈夫です。
将来、ゲーム本体の機能を大きく追加した等のメジャーバージョンアップがあった際には、それ以前と以後とでセーブデータの互換性がなくなります。実際、β2系統までのセーブデータと、プロトタイプ3系統のセーブデータには、互換性がありません。ご了承ください。

なお、「β2でV1」と「β2でV2」の間にはセーブデータ互換性があります。
また「α3でV1」と「α3でV2」の間にもセーブデータ互換性があります。

FreeTrain EX Avと旧バージョンとのplugin互換性

FreeTrain EX Avには、本体とpluginに「V1仕様」と「V2仕様」の二つがあり、この両者にはplugin互換性がありません。

そのうちFreeTrain EX Av(V1)とFreeTrain(EX)においては、大多数のpluginに互換性があります。
例外的に動作しないpluginが次の2種類です
  • ビデオレコーダ
  • マップ全体スクリーンショット取得
ビデオレコーダについては対応の予定はありません。将来的にはパッケージからの削除を検討します。「カハマルカの瞳」等の外部キャプチャツールを使うことで、FreeTrain EX Avでも動画の録画は可能です。
マップ全体スクリーンショット取得については、FreeTrain EX Avで動作する新しいpluginが公開されました。旧バージョンは動作しませんので、新バージョンをインストールしてください。
なお、「建物総合」メニューについてはFreeTrain EXで拡張された機能で、建物plugin個々にこのメニューに対応した宣言記述が必要となるため、FreeTrain EXより前に作成された古い建物pluginは「建物総合」メニューには現れません。そういった建物pluginの建設は、「建物の工事(仮)」メニューから行ってください。これも「建物総合」コンバートパッチが有志により作成されており、パッチを導入していれば「建物総合」から建設することができます。

FreeTrain EX Av(V2)では、FreeTrain(EX)向けpluginのほとんどが使用できません。
しかし簡単な定義書き換えでFreeTrain EX Av(V2)へのコンバートが可能なため、ほとんどのpluginがコンバートされてSourceForge.jpで公開されているPlugin Setに収録されています。

FreeTrain EX Avの「V1」とか「V2」って具体的には何?

FreeTrain EX Avのうち、バージョンがβ0.1~0.8.1・正式版1.0.1・β2.0.0.1~2.0.2.11・α3.0.0.1~3.0.1.11に該当するものが「V1」本体となります。
「V1」本体のメリットとしては、FreeTrain向けpluginがそのまま利用できるというものが有りますが、残念ながらこの「V1」本体とpluginでは、「鉄道経営ゲーム」としての経営面がほとんどシミュレートできていません。

「V2」本体では、この「鉄道経営ゲーム」としての経営ゲーム性を高めるべくバージョンアップされたもので、pluginの書式や通貨単位を一新しています。FreeTrain EX Avのうち、バージョンがβ2.1.0.1~とα3.1.0.1~が「V2」本体となります。
pluginでは、SourceForge.jpにて公開されている「V2 Additional Plugin Set」が適合します。
まだまだバージョンアップにとりかかったばかりで、ゲーム性をいかにして盛り込むかパラメータ調整を行っている最中です。しかし、既に「鉄道部門」だけであればかなり経営できるようになっています。