3.16・本編・無料事件依頼状


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

本編

無料事件依頼状

<丹悦太から山崎宛の事件依頼状。著作権の観点から公開しない。>

 新人会が主として帝大生及び帝大出身者を以て組織されてる事、丹君が新人会広島支部の代表者で通つてる事を知つていた僕は、今迄噂さにきいていた丹君を、帝大出の法学士が社会運動の為め、身を労働者の群に投じて働いてるのだと計り思ふて遙かに尊敬して居つた。然るに此手紙で見ると、さうではなくアベコベに、真の労働者が喰ふに困つて革命運動に参加してるらしい、さなきだにの僕は喜んで早速快諾の返事を出した。が丹君の処へも矢張り必要の手紙は矢鱈に早速届かなかつたと見へ、久しくたつてから、今、全国の軍隊赤化宣伝事件で不日公判開廷せらるべく曩きに大正十一年十月中有罪の予審決定を受けた。茂野藤吉君から、左記僕に対する非難状めいたものが来た。

<茂野藤吉から山崎宛の手紙。著作権の観点から公開しない。>

<山崎今朝弥著、山崎伯爵創作集に収録>
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。