営業課より


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営業課より
営業課の方針は終始一貫して毎日猫の目の如く変つた。最近から今日の只今までは、毎月解放思想、解放文芸、解放法律の三大独立雑誌を出す触れ込みで実は、毎月三回一日発行の社会主義研究改題『解放』一つを出す予定であつた。が、よく考へて見れば之れは、営業課自ら営業を無視して只、法律を巧に利用し以て新機軸を出して見たいといふ道楽に過ぎなかつた。で之れは止め、今又急に新方針を確立した。が、実は三雑誌は既に出来て居る。従て色々変な処が出来るのは免れない。
▼僕は本号から只営業課長として専ら利益分配の事務を司るのみで、編輯に就ては懲役にでも行く事の外は全然責任を負はない。併し本号の表紙と内容に就ては人事ながら聊か自慢をしたい。(十六日、山崎今朝彌)
<以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。>
<旧仮名遣いはそのままとし、旧漢字は適宜新漢字に直した。>
<底本は、『解放思想』(解放社)通巻15号、第3巻3号(大正14年(1925年)7月1日発行)>
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