選挙によつて政治の「浄化」は可能か?

選挙によつて政治の「浄化」は可能か?
「東京市議会議員選挙の結果が旧態依然たる「不浄化」市議会であることは、一、選挙権者の無自覚のためか?、二、選挙によつて「腐敗堕落」した政治を「浄化刷新」することが結局不可能なためではないか?」という問いに対する回答。

          山崎今朝彌
 一、無論無自覚のためですが、そればかりでは有ません。
 二、自覚したからとて選挙で政治を浄化刷新することは初めより到底不可能であります。
<以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。>
<旧仮名遣いはそのままとし、旧漢字は適宜新漢字に直した。>
<底本は、『布施辰治著作集第14巻』(ゆまに書房、2008年)、底本の親本は『法律戦線』(生活運動社)8巻5号50頁(昭和4年(1929年)5月1日発行)>
最終更新:2009年10月26日 00:43
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