組合員を早く十萬にして

何を労働組合へ希望する?(質問回答)

組合員を早く十萬にして
          弁護士 山崎今朝彌
○理想でなく、現実刻下の問題としては、総同盟が「労働」あたりで言つてる通りで沢山ですから、早く其れを実行して貰ひたい事です。
○もつと具体的に云ふなら、組合員も早く十萬にし、基礎といふか、会計と言ふか、事業と云ふかを益々強固にし、今通り謙譲真面目を続けて貰ひたい事です。
○すると他組合なども、総同盟よりも、もつと良くも大きくもなるかも知れず、従つて組合会議が中心となり真に堂々たる統一総連合以上のものが出来ることになりませう。
<以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。>
<旧仮名遣いはそのままとし、旧漢字は適宜新漢字に修正した。>
<底本は、法政大学大原社会問題研究所総同盟五十年史刊行委員会編『日本社会運動史料、機関紙誌編、日本労働総同盟機関誌III労働(11)』(法政大学出版局、1978年)231頁。底本の親本は『労働』(日本労働総同盟)第266号13頁(昭和8年(1933年)10月10日発行)。>
最終更新:2009年10月26日 00:47
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。