排日問題と反動運動に対してプロレタリアが執る可き態度

排日問題と反動運動に対してプロレタリアが執る可き態度
          山崎今朝彌
 戦争はどの道プロレタリアに徳はありません。
 日米問題は全く反動運動の好餌であります。吾々は極力戦争防止に努めねばなりません。
 併しゴマメの歯ぎしりではあります。正実は、我関せず焉で戦争でも起つたら、其れを利用する事は考へた方が得のやうです。
<以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。>
<旧仮名遣いはそのままとした。旧漢字は適宜新漢字に直した。>
<底本は、『復刻版進め』(不二出版、1989年)、底本の親本は、『進め』(進め社)第2年6号(大正13年(1924年)6月号)23頁>
最終更新:2009年10月25日 22:47
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