長野弁護士会員山崎今朝彌君

長野弁護士会員 山崎今朝彌君
弁護士となりし動機
 金は欲しくも養子口はなし、と云ふて真逆泥棒も出来ず、詮方なく泣く思案の果が、ザツト弁護士、
青春時代に於ける回顧
 幸に度胸が弱くて、品行方正で押し通した不幸を歎き悲むのみ。
愛読書
 桑港の大火で焼失した時迄は第一条より千百四十六条迄悉く諳記した正価金十五銭の民法正文ありしが今は別して之れと云ふものなし
娯楽
 人の「ケンカ」及其仲裁、最も之れが金になれば尚更お娯楽み。
崇拝する古人 加藤清正
 尚近日中に一儲けして最近の写真送付可仕候也右回答に御座候也
<以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。>
<底本は、法律新聞社編『法律新聞[復刻版]』(不二出版)を用いた。底本の親本は『法律新聞』(法律新聞社)明治42年(1909年)9月25日発行、595号17頁。仮名遣いは原文のまま。旧漢字は適宜新漢字に直した。>
最終更新:2009年10月25日 20:16
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