加瀬禧逸君と松田源治君


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加瀬禧逸君と松田源治君
 加瀬代議士が従来所属した政党を見れば君が必ずしも偉大の材者では無い事は論無いが、君は所謂正義の士であり新進の才であり侃愕の論客である事は否認出来ぬ。
 松田君も弁護士としてよりは代議士としての方が人に知られてる、世間の人は「松田も此頃貫目が出来てよくなつた」と賞める、君に其上貫目が出来て何んになるものか、相撲取りにでもなれと云ふのか、瓢箪の川流れフワリフワリとして居ても腹に締括りのある確乎りした処が君の身上だ、親しみ易く、与し易く、少しは冷評も出来馬鹿にもされる処が君の偉い処だ、悧口と馬鹿の境目は此処だから、矢鱈に世間の煽動に乗つてラシク偉くならない様に望む。君が政友会の系統は何人に属してゐるか、君と松田正久男との間に親族関係でもあるのだか知らんが、君はどうしても松田男になる人である、折角自重を祈る。
<山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
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