田島熊太君


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田島熊太君
■禿工合より之を論ずれば六十には未だならないと思はるる堀内弁護士を婿に持つた我田島君が、堀内君の岳父たるに恥ぢざる電燈を以てして漸く数年前に四十に垂ん垂んとした斗りだとは虚言の様な真実の話だ。甲州鰍沢や身延の旅館で内田清吉君と、幹事の職務に関する権限争議や費用分担公平法の疑義に関する件を論争し之れを解決したるときは、頭の光るも無理はないと思ふた。連日の激戦に全軍疲労して身述の頭上を究めたる者僅か三名中、田坂、山崎と相並んで田島熊太の顔を見た時は成程徒歩会の隊長で金箔付の青年弁護士だと首肯された。併し是れが田島君の全部とすれば大した事もなからん。
<山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
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