御断り


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働主雇主間に於ける罷業、怠業、工場閉鎖並に解雇と其給料、手当、損害金等の研究
      御断り
 私は此問題に付て自分の意見や説を書かふとは思はない、誰が聞いても成程と思はれる世間の通説を紹介しようと思ふ。無論之等の問題は比較的新しい問題であるから、研究がまだ余り発表されて居ない。故に私の新研究と信ずる点も多少はあるが、此場合でも私は現今の裁判所で必らず採用される議論のみを書く。又書き方は極平易簡明を旨とし、所謂素人たる一般の働主、雇主、資本家、労働者に能く了解出来る様に書く。又本論中の働主中には官吏公吏は入れてない、官吏公吏のサボ、ストライキ及其俸給等に付ては他日別に論ずる積りである。尚一つ、私は本誌に毎号何か聊か自慢の研究を一つ宛載せる積りだが、本月号は愈々今日で締切りとなつたのに、実はまだ予定も腹案もなく止むなく選んだのが此問題である。と申せば又甚だ無責任のものが出来る様だが、数に於ても年月に於ても、私は此種の事件を最も一番多く取扱ふた一人であるから、如何に鈍才の私でも(など云ふは何だか柄にない事を云ふて恥しい様な気がするけれど)多少深く研究出来た筈故、順序や言廻しは下手でも必らず参考になる点のあることを信じ、敢て御判読御利用を願ふ次第であります。
<山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
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