法律顧問所設立趣旨

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法律顧問所設立趣旨  日本には昔から菜種絶やすな公事するなと云ふ諺があります。西洋では今も尚、勝つた裁判より負けた示談と云ひ伝へて居ります、どの道訴訟や裁判は費への事、損の事、望ましからぬ事であります、然し世が進み国が開け財産が殖へ取引が増し、関係が複雑に交渉が面倒になれば、法律事件の多くなるのは当然で止むを得ません。  人は生身、生身の人の身体から病気を絶やす事は到底出来ません、然し衛生に注意すれば少なからず病気の発生を防ぎ、全快を早め、寿命を全ふする事が出来ます、訴訟もそれと同じ事で、平常財産上の衛生を心掛け、約束、取引、貸借、企業、交渉等に注意を払へば、訴訟や損害の予防が出来ます。  法律顧問所は加入者の為めに法律上の相談相手となり、談合役となり、顧問官となり、転ばぬ先の杖となり、柱となり、其人の権利と利益を擁護し、損害と訴訟とを予防し、且つ聊か社会に貢献したいと思ひ設立したものであります。 <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>

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