所謂×××検束問題に就て

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「所謂×××検束問題に就て、一、所謂×××検束は実行せらるるでせうか、二、実行せらるるとしたら之についてあなたはどう御考でせうか」という問いに対する回答。           山崎今朝彌  一、馬鹿程××ものはない。冗談から駒が出る世の慣ひ。用心しないと(用心しても)キツトやりますよ。  二、狂に持たせた××を×××げ、馬鹿に付ける薬を見付ける事です。尤も行政執行法違警罪即決例に限らず、法律は何でも無産者には×××のものと思ひます。 <以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。> <旧仮名遣いはそのままとし、踊り字は修正し、旧漢字は適宜新漢字に直した。> <底本は、『布施辰治著作集第14巻』(ゆまに書房、2008年)、底本の親本は『法律戦線』(生活運動社)7巻11号49頁(昭和3年(1928年)11月1日発行)>

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