社会的正義の先駆者

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社会的正義の先駆者    □      山崎今朝彌  共鳴とは何ぞや、動機とは何ぞや、抑抑現状打破の思想とは何ぞや、等と小六づかしき理窟はぬきにして、要するに私は矢張り遺伝と性格と境遇と感染とよりコンナ人間になつたと思ひます。先祖代々謀反者ヒネクレ者の血を承け、幼にして既に反逆を好み、稍々長じてはテロリケロリで復讐を続け、強情意地ツ張り小面憎く、生れ乍らにして赤貧素寒貧、農家に育ちて耕すにものなく、工場で稼いで小遣手に入らず、見下げ果てたる浮世のバカ者ウツケ者を見るに付け、不平ウツ憤やる瀬なく、世を詛ひ人を茶化すより外なき処へ、先づ初めて米国で赤羽、幸徳、岩佐君等と相識り、コイツ少々話せるなと思ふたが病付きで、友人が悉く革命家若くは社会運動家と変更し、目は何も知らぬ間に耳は確く其ウン奥を極め其後は之を中外に施して決して誤らず過たず、今は只其死期を待つのみと相成候。 <以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。> <旧仮名遣いはそのままとし、旧漢字は適宜新漢字に直した。> <底本は、『解放』(大鐙閣)第5巻5号122頁(大正12年(1923年)5月1日発行)>

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