須賀喜三郎君と天野敬一君

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須賀喜三郎君と天野敬一君 ■今日中に書けは頗る無理だ、五時迄は一時間しかない、権利として詰らないものを書いて見よう。 ■須賀裁判長と途中で遇へば、裁判所の判事とは考へ付くも、須賀判事なることは知らない位しか知らぬ、一体私は五十回や六十回の印象では迚も顔を覚えられぬ特徴を持つてる、私の印象としては須賀判事は良い判事となつてる、之れは初めて裁判を受けるときに誰だつたかにドンナ判事かと聞くと、頭の良い判事だと答へられ、其裁判が勝つて、加之其後須賀裁判長の部の成績が頗るよい、外に何んにも理由もない又何も知らぬ、只須賀判事の言葉が、解り悪いの何んのと云ふ事を聞いたが、判事の云ふ事などテンデ聞えた事のない私には馬耳東風だ。 ■天野敬一君は矢張り書く事がない・・・・・・私の知つてる位の事は誰でも知つてるだらう、私はドウカ早く君を副会長にして見たい、手腕ある適当の副会長とも何とも思はない、只何んとなく。副会長にならぬとて敢て不名誉と思はないだらうから、従つて副会長になつても更に名誉とは思はぬだらう。併しして見度い、君の如く敵のない人には反対する人もあるまいが、エセミのある世の中では之れも六ケしからうか、と云ふて私は順番出世で君が副会長になるなら、オレはソンな下らぬ者には投票したくない、言ひ落したは君の図書館長として充分以上に尽された効積であるが誰か云ふだらう。から之れで止す。 <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>

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