鋳薔薇
2005年にケイブからアーケードでリリースされたシューティングゲーム。「イバラ」と読む。
後にシステムを一部変更した「鋳薔薇黒 ブラックレーベル」もリリースされた。
PS2版にも移植されている。
世界観は、19世紀のスチームバンク。
北欧の国「エーデルワイス」を突如襲ったテレサ・ローズ博士と、テレサの娘達「ローズ・ガーデン」を止めるべく、ボンドとダインという二人のパイロットが立ち上がる。
行動によってランク(難易度)が急上昇し、スコアを稼いで死ぬ事でランクを下げるゲームスタイルは「バトルガレッガ」を踏襲している。
というより「バトルガレッガ」を製作したチームが、ケイブに移植して作ったのが、この鋳薔薇である。
一定数ボムチップを溜めると使用可能となる「波動ガン」の存在が、非常に強力であり特色とも言える。
ボスキャラの「ローズ・ガーデン」の面々は、全員「萌え」を意識したキャラであるが、賛否両論だった。
続編に「
ピンクスゥイーツ ~鋳薔薇それから~」がある。ラスボスを除いた「鋳薔薇」のボスキャラが主人公である。
メイディ=ローズ
「お兄ちゃん! あそぼっかぁ!」
「ごめ~んミディ、ダメだったぁ」
1面ボス。テレサの末っ子。「オレンジ・メイアンディナ」という機体に搭乗している。空挺部隊指揮統括担当。
甘ったれで楽天家だが、芯の強い一面も持ち合わせている。
姉妹の中ではミディと仲が良く、街を襲った被害を競ったりもしてるらしい。
ピンクスゥイーツ ~鋳薔薇それから~では、ミディと共に「グロワール・ドゥ・ミディ・アンド・メイディ」という二人乗りの機体に乗り込み自機として活躍する。
一人称は「メイディ」
ミディ=ローズ
「よぉし、かかってこぉい!」
「ちくしょー!カスミはもっと強いからな!」
2面ボス。テレサの四女。「グロワール・ドゥ・ミディ」という機体に搭乗している。陸上部隊指揮統括担当。
いつも元気でさっぱりしているが、仕事に関してはいまいち正確さに欠ける面もある。
姉妹の仲ではメイディと仲が良く、街を襲った被害を競ったりもしてるらしい。
ピンクスゥイーツ ~鋳薔薇それから~では、ミディと共に「グロワール・ドゥ・ミディ・アンド・メイディ」という二人乗りの機体に乗り込み自機として活躍する。
一人称は「ぼく」
カスミ=ローズ
「ここは、お通しできませんわ」
「シャスタさん、気を付けて」
3面ボス。テレサの三女。「ハナ・カスミ」という機体に搭乗している。兵器生産担当。
おしとやかでマイペースだが、ガンコな一面もあり、兵器デザインで気に入った所は絶対に変えないらしい。
ピンクスゥイーツ ~鋳薔薇それから~では、「ハナ・カスミ改」に乗り込み自機として活躍する。
一人称は「ワタクシ」
シャスタ=ローズ
「みんなの仇、シャスタがいただきっ!」
「レース、こいつら手強いよ」
4面ボス。テレサの次女。「マウント・シャスタ」という機体に搭乗している。情報統括担当。
頑強で武闘派。考えるよりも先に行動するタイプで、明るい性格をしている。
ピンクスゥイーツ ~鋳薔薇それから~では、「チャイルド オブ マウント・シャスタ」に乗り込み自機として活躍する。
一人称は「ワタシ」
レース=ローズ
「さぁ、いらっしゃい」
「ごめんマザー、どうやら先に逝くよ」
5面ボス。テレサの長女。「フレンチ・レース」という機体に搭乗している。戦略立案担当。
物静かで冷淡な性格をしており、感情を表に表す事が少ない。
ピンクスゥイーツ ~鋳薔薇それから~では、「フレンチ・レース:エス」に乗り込み自機として活躍する。
一人称は「私」
テレサ・ローズ
「よくも私の娘達を!」
「あぁ、これで私も、皆のところに」
最終ボス。後に「ローズ・ガーデンの凶行」と呼ばれる今回の事件の首謀者。
エーデルワイスの「皇立機械式義肢研究所」において所長を務めていた事もあったが、とある事故の責任をとって辞任。
その後、暫くしてから5人の娘達と共に機械兵団を引き連れて、エーデルワイス国を蹂躙し始めた。
ボンドとダインの活躍の結果、逮捕され、「西欧平和維持連合」によって、大西洋上に浮かぶ孤島「ヘレニウム」への流刑に処される。
その後、セントーレア国の影の実力者「ビッグバーン」に見初められる。
ビックバーンは姉のピンクスゥイーツの二人を救う為もあり、テレサを妻にする事にする。
人間を忌み嫌うテレサにとって、それは絶望その物としか言いようが無かった物であったのだが。
しかし娘達が生きていて、自分を救う為に必死で戦ってる事を知り、希望を持つのであった。
詳細は
ピンクスゥイーツ ~鋳薔薇それから~を参照のこと。
- 鋳薔薇キタ――(゜∀゜)―― -- おにゃほにゃ@管理人 (2006-12-30 23:51:44)
最終更新:2006年12月30日 23:51