「うおおおおっ!!」
バッツが剣を両手に構え、眼前の敵に向かって突進する。
続いてクルルが黒魔法を詠唱し、ファリスが時空魔法で援護の体制に入る。
ここは長老の木。対峙している魔物の名はメリュジーヌ。千年前に次元のはざまに封印された
女性型の魔物である。彼女は仲間であるレナを操りバッツたちを襲ってきた。レナの飛竜の
命がけの体当たりにより、レナからメリュジーヌを分離させることに成功し、今戦っているわけである。

しかし、メリュジーヌという相手はバッツにとってやりにくい相手だった。
なにせメリュジーヌは桃色の蛇にその身体の一部を隠させているだけでほぼ全裸。
しかも仲間の3人にも劣らないほどの美女。
バッツは一目見た瞬間から股間の疼きを抑えることが出来ずにいた。
ばれたら仲間に殺されていたかもしれないが。

見た目とは裏腹に彼女は強敵で、バッツたちは徐々に追い詰められていった。
今まであらゆる敵を切り伏せてきたバッツの剣、それがまるで見えない壁でもあるかの
ように有効な一撃を与えることが出来ない。クルルの高い魔力を活かした黒魔法も
メリュジーヌの纏うバリアに吸収されていく。
逆にメリュジーヌの唱える、巨大な火球を作り相手にぶつけるファイガ、巨大な氷柱を
降り注がせるブリザガ、幾重もの雷を集中させ一撃を与えるサンダガがバッツたちを
苦しめていく。
「きゃあっ!」
ファイガをまともにくらい膝をついてしまうクルル。
一人でも倒されたら一気に押し切られてしまう。今までの戦闘経験からそう判断した
バッツはエリクサーを取り出し、クルルに与えようとした。その判断は最大のミスだった。
「そんなことしちゃ 駄 目 ♥」
目を離したほんの一瞬の隙にメリュジーヌに肉迫されていた。
しまった――と考える間も与えず、メリュジーヌはバッツを抱きしめ、ふくよかな胸を当て、
服越しにバッツのペニスをなでながら、耳元で囁く。
「私の僕になりなさい♥」
その瞬間エクスデスを倒す、仲間を守るといった使命を忘れメリュジーヌのために尽くすことだけが
バッツの目的へと変わっていく。
「あの娘たちを倒したら、ご褒美をあげる♥」
「倒……す……」
ほんのわずかに残された理性も吹き飛ばされ、完全に支配されてしまったバッツ。
敵に向けられていた剣を味方に向け、ゆっくりと歩き出した。


「ううっ……」
ファイガの直撃を受けたクルルの目の前でバッツが歩を止める。
「バッツ……?」
バッツを見上げた刹那、剣が振り下ろされる。何がどうなっているのかもわからないままに
身体から血がとめどなく流れ始め、そのまま地面に突っ伏した。
ファリスはバッツの目の焦点が定まっていないのを見て取ると、エスナを唱え始めた。
エスナの詠唱が終わる直前、バッツの膝蹴りがファリスのあごに直撃する。朦朧とする意識の中、
ファリスが最後に見たものはわずかに笑みを浮かべながら剣を振り上げるバッツの姿と、
遠くで憎らしい笑みを浮かべるメリュジーヌの姿だった。

「メリュジーヌ様……」
恍惚とした表情をし、ご褒美を待つバッツ。
「まずはその3人を運ぶのよ」
「止めを刺さないのですか」
「その娘たちは十分に利用価値があるわ、十分にね……」
「かしこまりました」
3人をメリュジーヌの元に運ぶと、メリュジーヌは呪文を唱え、メリュジーヌたちがかつて
居城としていた、そして現在住んでいる次元城へと一瞬で移動した。

「その3人は洗脳しながら治療なさい」
「はい、かしこまりました」
自らの部下にそう指示すると、バッツの方を向き、
「待たせたわね、ご褒美を上げるからついてらっしゃい」
「ありがとうございます、メリュジーヌ様」
そしてメリュジーヌの部屋へとバッツは通された。

服を脱がされていくバッツ。股間には立派なものが建っていた。
「ふふふ……期待してるの?」
「はい……我慢できません」
「でもまだよ、まずはこの子たちからね」
そう言ってメリュジーヌは豊満な胸を枕にし、ベッドに横たえながらバッツを後ろから抱きしめる。
そして自身に纏わせていた2匹の桃色の蛇がバッツの股間へと近づいていく。
メリュジーヌが呪文を唱えると、2匹の蛇はメリュジーヌの子供のころを思わせるかのような
美しい少女へと姿を変えた。
「ママ、この人食べちゃっていいの?」
ロングの髪で胸が大きめの、メリュジーヌをそのまま縮小化したかのような少女が明るい声で言う。
「美味しそうですね」
そういったのはショートの髪に胸は平面だが、知的で冷静そうな少女。
「好きにしていいわよ♥」
「いっただきま~す♥」
と、ロングの方がペロリと舌なめずりをする。
「いただきます」
続いて、ショートの方が丁寧に挨拶する。
2人はゆっくりとバッツの股間のものに顔を近づけ、舌を這わせ始めた。
「ん……ちゅ……ぺろ……♥」
「この方、とっても美味しいです」
「味わって食べなさい」
2人の小さな舌がバッツの分身を刺激し続ける。
「くうっ……」
上目遣いをしながらペロペロとなめてくる2人の姿に魅了され、快感が蓄積されていく。
かわいらしく物をしごきあげながら、優しくキスを降らせて来る。
竿、カリ、裏筋、亀頭を満遍なく愛撫しあふれる我慢汁を塗りつけては舌で掃除していく。
「ああ……」
快楽に侵され、恍惚とした表情を浮かべるバッツ。
「おにいちゃん、キスしよ♥」
ロングの髪がバッツの身体をくすぐりながら、舌を激しく絡めてくる。
絡み合う水音が部屋に響く。
バッツの呼吸が乱され、快感に耐える力が弱まり、ペニスが震え、分身を放出する準備が整っていく。
「イきそうですか?」
「んっ……あむっ……はむっ……♥」
声を出せないので首を縦に振り、自身の限界を伝えるバッツ。
その機を狙い済ましていたかのようにメリュジーヌの目が光り、バッツにかかっていた誘惑を解除する。

正気に戻った瞬間、自身の異変に気づくバッツ。
謎の少女に上下ともにキスされ、やわらかいものが後頭部に当たっている。
そして激しく脈打つ分身。耐えようにも耐えられない快感の前に、
「~~~!!!」
「~~~♥」
「………♥」
大量の白濁がバッツと2人の少女に降り注ぐ。
「すご~い♥」
「こんなにたくさん♥」
「はあ……はあ……」
強烈過ぎる絶頂に肩で息をするバッツ。その姿を見て、
「そんな小さな女の子に欲情して。あなた変態なんじゃないの?」
「違う……」
「じゃあこの白いのは何? 言って御覧なさい」
「くそっ……」
メリュジーヌの見下された視線と言葉に奥歯をかみ締め、悔しさに震えるバッツ。
そんな問答をする間にも2人の少女はバッツについた汚れをなめて落としていく。
「あれぇ? おにいちゃんのまた大きくなってるよ?」
「まだ満足していただけませんか?」
「なっ……!」
いつの間にか再び勃起させられたのを見て顔を背ける。
メリュジーヌは顔をつかみ軽い誘惑をかけながら、強制的に勃起したものと2人の少女を視界に入れさせる。
「ほら、わかるでしょ? あなたは小さい子に感じちゃうような変態なの。本当にどうしようもないわね」
「うあっ……」
再び2人の行為が再開される。今度は2人が胸をすり合わせ、出来た隙間にバッツのものを挟み込み、
交互に上下運動を繰り返していく。
「どう? 気持ちいいでしょ?」
「そのまま楽にして差し上げます」
子供の柔らかい身体、甘い匂いがバッツの理性を崩壊させていく。
誘惑も解除され、身体は動かせる、逃げ出すことは出来るはず、屈してはいけないとわかっていながらも、
(あと5秒だけ、ああ……後5秒だ、後5秒経ったら本当に逃げ出すんだ……)
と、少しずつ先延ばしにし奉仕を受け続ける。この時点でバッツは2人の魅力に完全に魅了されていた。
そしてそのまま――
 ドクン! ビュクビュクン!!
先ほどに比べても遜色のない量を再度放出するバッツ。その白濁は2人を白く染め上げていく。
「あん……♥ ほんとにおにいちゃんのおいしい……♥」
「くすぐったい」
2人が互いに身体にかかったバッツの精液をなめてきれいにしていく。
2人の少女が絡み合う姿にバッツがまたも力を取り戻していく。
その後、手で、足で、口で、胸で、素股で、何度も何度もバッツはイかされた。
しかし何度放とうと、欲望は抑えきれず大きくなっていった。

「そろそろお終いになさい」
「はぁ~い」
「わかりました」
2人の少女は再び蛇へと姿を変えていく。
「ふふふ……どうだった? 私の娘たち?」
「うああ……」
「気持ちよすぎてしゃべれなくなっちゃった? そろそろ止めを刺してあげる♥」
メリュジーヌはバッツにまたがると腰をゆっくりと落としていき、舌の口が触れるか触れないかの
ところでゆっくりと腰を動かす。
「ふふふ、挿れて欲しい?」
残酷な問いを投げかける。断る事などできようもないのを知っていながら。
「は……はいぃ……」
「ふふふ……完全に堕ちちゃったわね♥」
もはやバッツは快楽の虜になり、自身の性欲を満たすことしか考えられなくなっていた。
バッツのものが飲み込まれていく……
ズチュッ、グチュッ、と卑猥な音が響きバッツが追い詰められていく。
「あなたの記憶、意思、すべてを吸い取ってあげるわ♥ 出しなさい!」
「はっ、はぃいっ! 出ますっ!」
バッツの竿を精液が駆け上る。精液とともに今まで戦ってきた仲間のこと、思い出、記憶のすべてが吐き出されていく。
「あ……あ……あ……」
すべてを吐き出してしまったバッツ。そのまま気絶してしまった。


その後、次元城の一室で……
「あっ、はあっ、さあっ、だしてぇ!」
ラミアが尻尾を巻きつけながらバッツにまたがり腰を振っている。
「うあっ、ああっ!!」
欲望に任せ精液を放出するバッツ。女モンスターと四六時中つながり続け、自身の強力な子種を植え続けていた。
その部屋の前に長蛇の列ができ、さらに強力なモンスターを生み出すための実験材料となっていた。
次に入ってきたのはかつての仲間であったレナ。目に光を失い、バッツにまたがる。
バッツもレナであることを認識できず、力任せに突き上げる。
「ふふふ……人間が堕ちるのはいつ見ても面白いわね……」
次元城の一室では今日も快楽の宴が繰り広げられている……



あとがき
メリュジーヌの身体に巻きついてる蛇がメリュジーヌの娘で幼女だなんて自分でもよく考え付いたもんだ。
後言っておくが私はロリコンでは(ry
こんなSSを読んでくれた皆様に感謝する。ありがとう。
 作者:【メリュジーヌ】エロい女敵総合 4【バルバリシア】の591

  • 期待してます -- 名無しさん (2006-11-22 23:08:38)
  • おおっ。新解釈ながらエロいシチュエーションでつね。GJです。 -- 593 (2006-11-24 22:19:48)
  • これ7年前の産物か…戻りたい -- Ra (2014-04-02 09:36:52)
  • 俺も戻りたいぜ… -- 名無しさん (2016-10-08 12:56:56)
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最終更新:2016年10月08日 12:56