「魔物のアジト」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

魔物のアジト」(2007/09/08 (土) 16:28:12) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

字幕 ~フィガス王国東部の湿原 魔物のアジト~ 【ファイラシーン・敗者の宿命】 奪われた風のクリスタルに、フィガス軍魔導軍団長ラキシアスは 己の全魔力を賭して封印を施した。その封印を解き方を知るものは彼しか知らず 彼を自白させるための恐ろしい拷問が続いていた。が、その拷問は急に方向を変える 今回の事件を謀った魔物の親玉メリュジーヌにより捕虜の兵士たちは一同に集められ ニンフやトラベラーなどの女敵により、癒しの拷問・酒池肉林の逆レイプが繰り広げられる メリュジーヌより直々に癒しの拷問を受けながら、自分や部下たちの精気が吸われてゆく中、 ラキシアスは部下の命を救うためクリスタルの封印を解く 場転。字幕 ~フィガス王国東部の湿原~ FF6のナルシェ戦のような配置になっている湿原ダンジョンを パルキオ隊とミランダ隊のふたつを操作して敵を撃破していく 敵部隊を7隊撃破すると…… パルキオ:くっ、やはり手ごわいな! どこまで持つことか      ジークさんは、うまくやってくれているだろうか……? 場転。不気味なダンジョン。激しい光と、空間が破られるエフェクト ジーク:とうっ! ジークが空間の穴から出てきて、剣を構える。ちょっとかっこつけてみたりする ジーク:フッ、私も錆付いたものだ     これしきの障壁を斬り破る剣に、両腕が要るとはな     魔力の障壁でこれだけの空間を作るとは、この敵、相当デキる様だ     だが邪気眼を持たぬ者など、この私の前にあっては     あたりのついていないよっちゃんいかも同然…… ジーク頭上「!」アイコン。右の方から女敵2体が来る 敵A:バカな!? 侵入者よ! ジーク:ちょ! 「バカな侵入者」は言い過ぎだろ     もうちょっとオブラートに包んでだな 敵B:なんかぶつぶつ言ってるわ。キモ~い    こいつ、出てきたときもひとりでぶつぶつ喋ってたよ 敵AB:キモ~い!! ジーク頭上アイコン「…」字幕   (キモいって言われて本気で興奮できるようになったら本物だ    ああ。俺、まだまだなんだな……。邪気目……持ってるのに    正直辛い……。苦しいよ、おかあさん) 敵A:ずっと黙ってるよこいつ 敵B:やだぁ、何考えててるかわかんないし 敵AB:キモ~い。アハハハっ! 敵B:おい、なんか言えよ侵入者 ジーク:……邪気眼を持たぬものにはわかるまい 敵A:は? キモいこと言ってんじゃね~よ ジーク:黙れアルティメットブサイクA! ……離れろ     死にたくなかったら早く俺から離れろ! 敵A:だ、誰がアルティメットブサイクよ! わけわかんないんだけどこいつ 敵B:でも面白くない? アレな意味で。ハハッ!    おい、見せてみてよ邪気眼野郎 闇の力っぽい効果。敵AB頭上アイコン「!」。ホラー系のBGM ジーク:ククク…… コンドノ贄ハ キサマラカ……? 敵A:……!?  敵B:こ、この禍々しい気、やばいよ……。ねえ、やばいよ!? ジーク:冗談に決まってるだろアルティメットブサイクB     出川みてえな声出しやがって。ヤバイヨー ネー ヤバイヨー!?     (´_ゝ`)プッ 何が魔物だ。流石はゴキブリの親戚wwww 敵B:ふ、ふざけんなキモ野郎!    こんなやつさっさと殺っちゃいましょう! 敵A:ええ! 戦闘開始 ジーク:……あの力を前にしてもわからなかったか?     いじめられる人間の気持ちが 敵B:わかるわけないでしょ? お前たち貧弱な人間の気持ちなんて 敵A:その弱さがキモいのよ。増えるばかりで、力もないくせに! ジーク(相変わらず勘違い甚だしいな     その勘違いが、1000年前にも貴様等の敗北を招いたっつーのに) 敵A:なんとか言ったらどうなの? 敵の攻撃エフェクト。SE、剣撃音~味方回避音 敵A:なにっ!? ジーク:できる男は語らないのさ。     まあ俺は……例外的によく喋るんだがな! 味方攻撃エフェクト・全体斬り。敵A撃破。そのまま戦闘続行。戦闘終了後↓ 敵A:あ……ぁ! ジーク:まだやんの? けっこう気ぃ遣ったんだぞ     女の体に傷跡残すのは、あんまりだし     あ、外見綺麗なまま内臓全部ぐっちゃとか、意外と簡単だからw 敵B:やめてお願い! 命だけは助けて! もう人間をいじめたりしないから! ジーク:これはよい心がけで。……っておい泣くなよ     泣かせた俺が変態みたいに言われるじゃん     もうすぐフィガスの本隊が来る。大人しく降伏しとけ     ここから動かないほうがいい     仲間に知らせても、時間稼ぎにもならねえぞ     ま、俺もお前らのボスにゃ負けるかもしんないから、それ期待すれば?     余計なことすっと死ぬぞ。命は大事にな 敵A:うっうっ……。はぁい 空間の穴からパルキオとミランダが入ってくる ジーク:おう、お疲れ パルキオ:無事でしたかジークさん! ジーク:うん。ちょっといじめられたけど ミランダ:行くぞ。もたもたしている暇はない ジーク:他のみんなは? パルキオ:まだ戦っています。早くクリスタルを奪い返しましょう! ジーク:おう! 三人、ダンジョン奥へ。ダンジョンを進むと クリスタルを安置している部屋でメリュジーヌと対峙 メリュ:遅かったわね……。クリスタルの封印、ちょうど今解けたところよ     なかなか苦労させてくれたわ ミランダ:残念だったな。その苦労もここで水の泡だ パルキオ:クリスタル、返してもらうっ! メリュ:それはできないわ。クリスタルの意味……あなたたち人間には重すぎるのよ 炎のエフェクト パルキオ:うわぁっ! ミランダ:くっ! なんという魔力……だが! ミランダ、斬りかかる。バリアに阻まれ吹き飛ばされ ジーク:あ~、こりゃ俺でもかなわないわ。じゃ、そうゆうことで ミランダ:貴様、何を考えている!? ジーク:何をって、見りゃわかるだろ メリュ:逃げられると思っているの? ジーク:あ、ボス戦か! 無理じゃん! パルキオ:今気づいたんですか ジーク:うん メリュ(……なんなの、この緊張感のない奴等は) ジーク:お前、今俺たちのこと、緊張感のないイケメンだと思っただろ メリュ:ええ、思ったわ。そちらは王子様でしょう、彼についてはね     でもあなたは……緊張感が欠けているだけの ジーク:道交法違反だと言いたいのかー!! 道路交通法違反だと?     立ってるだけで犯罪!? 俺に見とれたマダムや女子高生が     つぎつぎと交通事故を起こすからか!? メリュ:……この男、いつもこんな感じなの? パルキオ:いや……その…… ミランダ:そうだ。構うときりがない ジーク:いつもじゃないじゃん! なんか意味深なテロップとかでるじゃん!     なあ王子様、俺かっこいいときゃかっこいいよな? パルキオ:それは、う~ん ジーク:オイ! ミランダ:魔物の親玉よ、今から我等は貴様に戦いを挑む      殺すなら私からと言いたかったが、まずこいつから殺してくれるか? ジーク:オイ!! メリュ:いいわ。そうしましょう。ここまで攻め込むことができたご褒美よ ジーク:オオオオオオい!! ふざけんな!     この牙城切り崩したのダレよ!?     ご褒美だと!? Fack!? なんだその態度! パルキオ:わかってますよ。だからクリスタルを取り戻すんです      ジークさんと、それを認める僕たちの力で! ジーク:うまくまとめたね~。いい王様になるぞ、パルキオ陛下 ミランダ:いくぞ! メリュ:愚かね。ここで果てると知りながら! 戦闘。メリュジーヌのHPを20%以下にすると戦闘終了 パルキオ:ぐあっ! なんて強さだ。僕たちじゃとても…… ミランダ:ふ、不覚! メリュ(はぁ はぁ 魔力が……。あのフィガスの隊長から吸った     膨大な魔力が、もう尽きようとしている!?     王子や女はともかく……この男、何者だというの?     剣からの手ごたえが感じられない     なのに、私の身体がこんなに疲弊するとは……) ジーク:あー痛い痛い。こら~、へばるなよ~     足引っ張るんだったら帰っとけ。死ぬぞ ミランダ:私とて、これでも副兵団長だ!      ここで引いては所詮女との名折れ。引くわけにはいかない! パルキオ:僕が引いたら誰がジークさんを回復するんですか      借金まみれのジークさんじゃ、ポーション代、バカにならないでしょう? ジーク頭上アイコン「…」 ジーク:……隠れてないで出てきな 闇のエフェクト。メリュジーヌの後ろにバルバリシア出現 メリュ:……! バルバリシアね。何のつもりかしら? バル:ほっほっほほほ……。如何にも。風のバルバリシア、ここに パルキオ:敵の新手!? まずいよ、このままでも勝てるかどうかなのに メリュ:相変わらずしたたかね。封印が解けた今、姿を現すなんて バル:待っていたのは封印だけではありませんわ    こうやってあなたが疲弊するのをね! メリュジーヌに風のエフェクト。メリュジーヌは回避 メリュ:見くびられたものね。その程度の攻撃なんて バル:今のは当てるための攻撃ではないわ    あなたの自慢の魔法障壁……今日は繰り出してこないのかしら? メリュ頭上「!」アイコン バル:ほほほっ……ほーっほっほっ! 目障りなのよ、下衆な蛇女が! イベント戦闘、メリュジーヌ対バルバリシア。4ターンすると↓ メリュジーヌ、倒れたグラフィック バル:無様ですこと……。所詮四天王にはなれないあなたでは、やはりその程度ね メリュ:・・・・! バル:死ぬがいい! ジーク、メリュジーヌを庇い剣でエフェクトを受け止める バル:無粋な人間風情が、女の戦いに割って入るか ジーク:どうせ割って入るなら、女の胸のせめぎ合いと願いたかったがな     目の前で殺生な真似するんじゃねえ。気分が悪くなる バル:何の真似かと思えば……    人間という生き物の考えることはつくづく分らないわ    安心なさい、気分が悪くなる前に貴様らもここで ジークに邪気眼のエフェクト ジーク:無下な殺生は俺だけに許された行為だ     人でも魔物でも……増して神の息がかかった馬鹿共に許される行為じゃねえ バル(な、なんだこの男……!? まあいいでしょう    目障りな女にとどめは刺し損ねたけど、そう長くは持たない    クリスタルを持ち帰ることの方が、今は大事ね……) ジーク:ん~ どうしても殺したいってゆうんだったら     俺にDSとPSP両方買って、それから今日の晩御飯は     エビフライとハンバーグとお寿司!     あと、おっぱいは片方は隠したまま バル:……クリスタルは頂いていくわ バルバリシア、風のクリスタルを奪って消える パルキオ:ああっ! クリスタルが! ジーク:あ、こらまておっぱい! クリスタル返せ!      これじゃ家帰っても寝れねえじゃねえか! ちゅっちゅさせろ! 頭上アイコン ジーク「グシャグシャ」 パルキオ「汗」 ミランダ「怒」 メリュ:うっ……! ミランダ:そうだこの魔物、まだ生きているぞ メリュ:おのれ……バルバリシア……     私は……こんなところで死ぬのね……     殺すなら早く殺しなさい     あの高慢な女の鼻をへし折ってやれなかったのは、残念だけど…… ジーク:王子様、こいつのこと回復できるか? メリュ(!?) ミランダ:貴様、何を考えている!? ジーク:捕虜の居場所に敵さんの目的。聞かなきゃなんないこと、けっこう有るだろ? ミランダ:そんなことは承知している!      下っ端の魔物にでも吐かせればいいことだろう。この魔物は危険だ! ジーク:俺は軍人じゃねえからな。訓練所のルールは知らねえ     が、戦場のルールなら知ってる     戦場で、最後まで立ってたやつの意向は絶対だ。生と死の次は、必ずな ミランダ頭上アイコン「…」 パルキオ:ジークさん、回復してあげることについては構わないんですが      さっきの戦いで、もう僕の魔力も…… パルキオ:王子!? ジーク:ありゃ~。そんな感じはしてたが。ま、しゃあない     使うか……。もったいない。あーもったいない……ホレ 『ジークは隠し持っていたフェニックスの尾を使った!』 メリュ:……なんのつもり? フフ、私の身体をもてあそぶ気かしら ジーク:寝首かく類以外でご所望なら、喜んでってとこだけどな     そうじゃねえ。聞きたいことがある メリュ:……捕虜ならそこの奥よ。安心しなさい、殺してはいないわ     身体の方は相当元気にしてあげたけど、     心はすっかり溶けてしまったようね     魔導士の隊長なんてかわいいわよ     私を見るとすぐ股間に手を伸ばして、部下の目の前で、あんなことまで ミランダ(ラキシアス……!) パルキオ:クリスタルは? クリスタルはどこに? メリュ:クリスタルの在り処なら知らないわ     見たでしょう、私の無様な姿を。私は利用されたのよ     クリスタルの意味はおまえたち人間には重すぎる     でもね、人間共がクリスタルを手にしたところで     その意味は知れたこと     あの女にとってのクリスタル意味は、私にとって遥かに厄介なの     無力な人間が利用するのとは、比べ物にならないわ パルキオ:ど、どうゆうこと? ジーク:つまり……直線上の点Pがとりうる数値を2x-6yと置くだろ     その場合、鎌倉幕府成立の年数を明確に定義すると     一発屋芸人のネタってのは、別に完成度が高くなくていいわけだ     だから来年の夏は冷夏だと判断はできない。そんな感じじゃないか? パルキオ:なあんだ、そうゆうことか って余計分からないですよ ジーク:ごめん、俺もわかんない。……しかしだ     クリスタルを取り戻さなければいけない状況に変わりはない     これはみんなわかるよな? 俺は正直どうでもいいけど パルキオ:クリスタルを追わなきゃ! でも、どうやって…… メリュ:クリスタルの在り処は分からない     ……でもバルバリシアの居場所なら分かるわ パルキオ:えっ? メリュ:恐らくは儀式の塔にいるのでしょう。カオス継承の、儀式の塔に ジーク:カオス? フッ、俺と同じか……。あの女、相当な中2病のようだな パルキオ:違いますよ。伝説の4体の魔物のことです。そっち方面じゃなく ジーク:あ、そう。邪気眼を持たない者はすぐ普通のツッコミをするんだな     なぁ蛇。ツンツン メリュ:四大クリスタルには、それぞれ地水火風の強大な魔力が ジーク:蛇まで無視かよ。……ハッ! これが“無”の力って奴か!? メリュ:魔力……いえ、魔力という言葉に収まりきらない“力”がある     無知な人間でもそれぐらい知っているでしょう?     バルバリシアは、カオスを継ぐ気なのよ。クリスタルの“力”を用いて ミランダ:カオスだと……。そんな、伝説上の存在になると? メリュ:人間共にとっては伝説でも、私たちにとってはただの既成事実よ     クリスタルの封印、その中にはカオスの封印もある     もっとも本体の封印ではなく、魂の封印だけど     魂が蘇ればカオスの継承はできる     一時的にでも、カオスに並ぶことができればね     クリスタルの“力”を借りれば、バルバリシア程の魔物なら可能なこと     後は時が熟すのみよ     カオスの力は絶大。全ての魔物の頂点に立つことも容易いでしょうね ミランダ(そこまで話すか。この女、なにか目的があると見るが……) パルキオ:それって大変なことじゃないですか      止めなきゃ! なんとしても メリュ:ただの人間の力で太刀打ちできると思っているの? パルキオ:でも、行かなきゃならない。それにジークさんもいる ジーク:えー! まだやるのかよ パルキオ:クリスタルを取り戻すまで力を貸すって誓ったじゃないですか ジーク:ちっ。一瞬でもクリスタル触っとくんだった     これじゃゴネるにゴネられねえ メリュ:人間の力では到底敵わないでしょう     でも、……私なら戦える。互角以上にね パルキオ:えっ? ジーク:さっき負けたじゃん メリュ:負け惜しみを言わせてもらえば、全力の私とならいい勝負だったわ     むしろ私の方が、魔力の特性上バルバリシアより遥かに優位なの     だからバルバリシアは、何らかの隙が出来るのを狙っていた     封印解除の代償で、私が弱るのでも狙っていたんでしょう     ところがこの通りよ、あなた達に思わぬ苦戦をしたおかげでね     私が驚いた分、あの女は、ほくそ笑んだ ジーク:まどろっこしいな。なにがしたいんだお前は メリュ:……バルバリシアに借りを返したいのよ ジーク:ふ~ん。喫茶店でコーヒー代でも立て替えてもらったの? パルキオ:いやいやOLじゃないんですから メリュ:そんな仲じゃないわ。因果よ。人間に理解できるものではない     バルバリシアは私の手で討つべき……     望みは違えど、あなたちはこうして私にチャンスを作った     あなたたちにも借りを返さなきゃいけないわね     私はあの女を討ち、あなたたちはクリスタルを取り戻す     おかしな話じゃないでしょう? ミランダ:魔物の内輪揉めに手を貸せと?      都合のいい話だ。都合が良すぎる ジーク:綺麗なお姉さんは、裏がありますか? ってCMもあるしな パルキオ:ありませんよそんなCM ジーク:ないか。でも綺麗なお姉さんの裏ビ ミランダ、ジークを刺す。ジーク消えてから復活 ジーク:いって~! 殺すことないじゃん!? 一機減ったぞもったいねえ ミランダ:赤キノコと間違えて、ベニテングタケ食ってそのまま死ね メリュ:このメリュジーヌ。魔物の中ではそれなりに高貴な眷属の身よ     それこそ、あの女のような小汚い真似はしないわ     風のカオス継承の時はもうすぐ熟そうとしている     あなたたち人間にも、時間はないのよ パルキオ:ひとつ尋ねたい。クリスタルを奪う気は      もう僕たちと傷つけあう気は……ないのですね? ジーク:俺も尋ねたい。童貞を奪う気は     俺たちと乳繰りあう気は ミランダ、ジークを刺す。ジーク消えてから復活 メリュ:もう手出しはしないわ。どの道、ここで果てた身なのだから パルキオ:……いいでしょう。力を合わせましょう ミランダ:王子!? 魔物に手を貸すというのですか!      ……いえ、これもまた英断      この魔物と組むのならば、私はフィガスの背後を守るまでです      しかし兵は納得するでしょうか? パルキオ:事実は伏せておきます。しかし時は一刻一秒を争う      僕もフィガス王家……風の守りの民だ      なんとなくわかってたんだ。言い知れない不安があった      メリュジーヌさんの話を聞いて、その不安の正体が分かった      彼女の真意はわからないよ。でも、これがベストだと思う ジーク:敵の居場所がいきなりわかれば、手探りよりは断然楽だしな     罠だとしても、その罠も利用してこそデキる策士。なあみっちゃん? ミランダ頭上「…」アイコン ミランダ(悔しいが、この馬鹿の言うとおりだ。      そもそもこの馬鹿が来なければ、このフィガスは      敵の策に嵌るまでもなく滅びていた……      それにしても、魔物と組むというのは……) パルキオ:幸いメリュジーヌさんは、人間と大差無い姿をしている      化けるまでも無いですね。その……服さえ着てくれれば ジーク:蛇は? メリュ:この子たちは蛇竜よ。蛇じゃないわ     これは魔力で生み出した使い魔。魔力に戻せば私の中に戻せる     ……こんなふうにね メリュジーヌ、蛇なしグラに パルキオ:わわっ! そんな格好! ジーク:俺は見えそうで見えない方がいいな     それを俺の手でずらしたりとか ミランダ:王子、まずは捕虜の救出を パルキオ:そうだ。みんな、無事だろうか…… 暗転。音楽F・O   捕らえられていたフィガスの兵達は、総員無事に救出された   クリスタルこそ戻らなかったが、失われたフィガスの総戦力は戻ろうとしている   クリスタルを奪った新たなる敵のことは兵たちに伝えられたが   メリュジーヌへの処遇については伏せられた   その身柄は素性を偽り、城内にてミランダに預けられることとなった   翌日、王子パルキオはクリスタル奪還に向け   メリュジーヌを交え、次なる手を講じるための会議を開いたのだった 次ページ[[バルバリシアの塔へ]]…へ進む →[[スクリプト書く用にかいてみたけど、コマンドにさっぱり具体性のない本編]]へもどる
字幕 ~フィガス王国東部の湿原 魔物のアジト~ 【ファイラシーン・敗者の宿命】 奪われた風のクリスタルに、フィガス軍魔導軍団長ラキシアスは 己の全魔力を賭して封印を施した。その封印を解き方を知るものは彼しか知らず 彼を自白させるための恐ろしい拷問が続いていた。が、その拷問は急に方向を変える 今回の事件を謀った魔物の親玉メリュジーヌにより捕虜の兵士たちは一同に集められ ニンフやトラベラーなどの女敵により、癒しの拷問・酒池肉林の逆レイプが繰り広げられる メリュジーヌより直々に癒しの拷問を受けながら、自分や部下たちの精気が吸われてゆく中、 ラキシアスは部下の命を救うためクリスタルの封印を解く 場転。字幕 ~フィガス王国東部の湿原~ FF6のナルシェ戦のような配置になっている湿原ダンジョンを パルキオ隊とミランダ隊のふたつを操作して敵を撃破していく 敵部隊を7隊撃破すると…… パルキオ:くっ、やはり手ごわいな! どこまで持つことか      ジークさんは、うまくやってくれているだろうか……? 場転。不気味なダンジョン。激しい光と、空間が破られるエフェクト ジーク:とうっ! ジークが空間の穴から出てきて、剣を構える。ちょっとかっこつけてみたりする ジーク:フッ、私も錆付いたものだ     これしきの障壁を斬り破る剣に、両腕が要るとはな     魔力の障壁でこれだけの空間を作るとは、この敵、相当デキる様だ     だが邪気眼を持たぬ者など、この私の前にあっては     あたりのついていないよっちゃんいかも同然…… ジーク頭上「!」アイコン。右の方から女敵2体が来る 敵A:バカな!? 侵入者よ! ジーク:ちょ! 「バカな侵入者」は言い過ぎだろ     もうちょっとオブラートに包んでだな 敵B:なんかぶつぶつ言ってるわ。キモ~い    こいつ、出てきたときもひとりでぶつぶつ喋ってたよ 敵AB:キモ~い!! ジーク頭上アイコン「…」字幕   (キモいって言われて本気で興奮できるようになったら本物だ    ああ。俺、まだまだなんだな……。邪気目……持ってるのに    正直辛い……。苦しいよ、おかあさん) 敵A:ずっと黙ってるよこいつ 敵B:やだぁ、何考えててるかわかんないし 敵AB:キモ~い。アハハハっ! 敵B:おい、なんか言えよ侵入者 ジーク:……邪気眼を持たぬものにはわかるまい 敵A:は? キモいこと言ってんじゃね~よ ジーク:黙れアルティメットブサイクA! ……離れろ     死にたくなかったら早く俺から離れろ! 敵A:だ、誰がアルティメットブサイクよ! わけわかんないんだけどこいつ 敵B:でも面白くない? アレな意味で。ハハッ!    おい、見せてみてよ邪気眼野郎 闇の力っぽい効果。敵AB頭上アイコン「!」。ホラー系のBGM ジーク:ククク…… コンドノ贄ハ キサマラカ……? 敵A:……!?  敵B:こ、この禍々しい気、やばいよ……。ねえ、やばいよ!? ジーク:冗談に決まってるだろアルティメットブサイクB     出川みてえな声出しやがって。ヤバイヨー ネー ヤバイヨー!?     (´_ゝ`)プッ 何が魔物だ。流石はゴキブリの親戚wwww 敵B:ふ、ふざけんなキモ野郎!    こんなやつさっさと殺っちゃいましょう! 敵A:ええ! 戦闘開始 ジーク:……あの力を前にしてもわからなかったか?     いじめられる人間の気持ちが 敵B:わかるわけないでしょ? お前たち貧弱な人間の気持ちなんて 敵A:その弱さがキモいのよ。増えるばかりで、力もないくせに! ジーク(相変わらず勘違い甚だしいな     その勘違いが、1000年前にも貴様等の敗北を招いたっつーのに) 敵A:なんとか言ったらどうなの? 敵の攻撃エフェクト。SE、剣撃音~味方回避音 敵A:なにっ!? ジーク:できる男は語らないのさ。     まあ俺は……例外的によく喋るんだがな! 味方攻撃エフェクト・全体斬り。敵A撃破。そのまま戦闘続行。戦闘終了後↓ 敵A:あ……ぁ! ジーク:まだやんの? けっこう気ぃ遣ったんだぞ     女の体に傷跡残すのは、あんまりだし     あ、外見綺麗なまま内臓全部ぐっちゃとか、意外と簡単だからw 敵B:やめてお願い! 命だけは助けて! もう人間をいじめたりしないから! ジーク:これはよい心がけで。……っておい泣くなよ     泣かせた俺が変態みたいに言われるじゃん     もうすぐフィガスの本隊が来る。大人しく降伏しとけ     ここから動かないほうがいい     仲間に知らせても、時間稼ぎにもならねえぞ     ま、俺もお前らのボスにゃ負けるかもしんないから、それ期待すれば?     余計なことすっと死ぬぞ。命は大事にな 敵A:うっうっ……。はぁい 空間の穴からパルキオとミランダが入ってくる ジーク:おう、お疲れ パルキオ:無事でしたかジークさん! ジーク:うん。ちょっといじめられたけど ミランダ:行くぞ。もたもたしている暇はない ジーク:他のみんなは? パルキオ:まだ戦っています。早くクリスタルを奪い返しましょう! ジーク:おう! 三人、ダンジョン奥へ。ダンジョンを進むと クリスタルを安置している部屋でメリュジーヌと対峙 メリュ:遅かったわね……。クリスタルの封印、ちょうど今解けたところよ     なかなか苦労させてくれたわ ミランダ:残念だったな。その苦労もここで水の泡だ パルキオ:クリスタル、返してもらうっ! メリュ:それはできないわ。クリスタルの意味……あなたたち人間には重すぎるのよ 炎のエフェクト パルキオ:うわぁっ! ミランダ:くっ! なんという魔力……だが! ミランダ、斬りかかる。バリアに阻まれ吹き飛ばされ ジーク:あ~、こりゃ俺でもかなわないわ。じゃ、そうゆうことで ミランダ:貴様、何を考えている!? ジーク:何をって、見りゃわかるだろ メリュ:逃げられると思っているの? ジーク:あ、ボス戦か! 無理じゃん! パルキオ:今気づいたんですか ジーク:うん メリュ(……なんなの、この緊張感のない奴等は) ジーク:お前、今俺たちのこと、緊張感のないイケメンだと思っただろ メリュ:ええ、思ったわ。そちらは王子様でしょう、彼についてはね     でもあなたは……緊張感が欠けているだけの ジーク:道交法違反だと言いたいのかー!! 道路交通法違反だと?     立ってるだけで犯罪!? 俺に見とれたマダムや女子高生が     つぎつぎと交通事故を起こすからか!? メリュ:……この男、いつもこんな感じなの? パルキオ:いや……その…… ミランダ:そうだ。構うときりがない ジーク:いつもじゃないじゃん! なんか意味深なテロップとかでるじゃん!     なあ王子様、俺かっこいいときゃかっこいいよな? パルキオ:それは、う~ん ジーク:オイ! ミランダ:魔物の親玉よ、今から我等は貴様に戦いを挑む      殺すなら私からと言いたかったが、まずこいつから殺してくれるか? ジーク:オイ!! メリュ:いいわ。そうしましょう。ここまで攻め込むことができたご褒美よ ジーク:オオオオオオい!! ふざけんな!     この牙城切り崩したのダレよ!?     ご褒美だと!? Fack!? なんだその態度! パルキオ:わかってますよ。だからクリスタルを取り戻すんです      ジークさんと、それを認める僕たちの力で! ジーク:うまくまとめたね~。いい王様になるぞ、パルキオ陛下 ミランダ:いくぞ! メリュ:愚かね。ここで果てると知りながら! 戦闘。メリュジーヌのHPを20%以下にすると戦闘終了 パルキオ:ぐあっ! なんて強さだ。僕たちじゃとても…… ミランダ:ふ、不覚! メリュ(はぁ はぁ 魔力が……。あのフィガスの隊長から吸った     膨大な魔力が、もう尽きようとしている!?     王子や女はともかく……この男、何者だというの?     剣からの手ごたえが感じられない     なのに、私の身体がこんなに疲弊するとは……) ジーク:あー痛い痛い。こら~、へばるなよ~     足引っ張るんだったら帰っとけ。死ぬぞ ミランダ:私とて、これでも副兵団長だ!      ここで引いては所詮女との名折れ。引くわけにはいかない! パルキオ:僕が引いたら誰がジークさんを回復するんですか      借金まみれのジークさんじゃ、ポーション代、バカにならないでしょう? ジーク頭上アイコン「…」 ジーク:……隠れてないで出てきな 闇のエフェクト。メリュジーヌの後ろにバルバリシア出現 メリュ:……! バルバリシアね。何のつもりかしら? バル:ほっほっほほほ……。如何にも。風のバルバリシア、ここに パルキオ:敵の新手!? まずいよ、このままでも勝てるかどうかなのに メリュ:相変わらずしたたかね。封印が解けた今、姿を現すなんて バル:待っていたのは封印だけではありませんわ    こうやってあなたが疲弊するのをね! メリュジーヌに風のエフェクト。メリュジーヌは回避 メリュ:見くびられたものね。その程度の攻撃なんて バル:今のは当てるための攻撃ではないわ    あなたの自慢の魔法障壁……今日は繰り出してこないのかしら? メリュ頭上「!」アイコン バル:ほほほっ……ほーっほっほっ! 目障りなのよ、下衆な蛇女が! イベント戦闘、メリュジーヌ対バルバリシア。4ターンすると↓ メリュジーヌ、倒れたグラフィック バル:無様ですこと……。所詮四天王にはなれないあなたでは、やはりその程度ね メリュ:・・・・! バル:死ぬがいい! ジーク、メリュジーヌを庇い剣でエフェクトを受け止める バル:無粋な人間風情が、女の戦いに割って入るか ジーク:どうせ割って入るなら、女の胸のせめぎ合いと願いたかったがな     目の前で殺生な真似するんじゃねえ。気分が悪くなる バル:何の真似かと思えば……    人間という生き物の考えることはつくづく分らないわ    安心なさい、気分が悪くなる前に貴様らもここで ジークに邪気眼のエフェクト ジーク:無下な殺生は俺だけに許された行為だ     人でも魔物でも……増して神の息がかかった馬鹿共に許される行為じゃねえ バル(な、なんだこの男……!? まあいいでしょう    目障りな女にとどめは刺し損ねたけど、そう長くは持たない    クリスタルを持ち帰ることの方が、今は大事ね……) ジーク:ん~ どうしても殺したいってゆうんだったら     俺にDSとPSP両方買って、それから今日の晩御飯は     エビフライとハンバーグとお寿司!     あと、おっぱいは片方は隠したまま バル:……クリスタルは頂いていくわ バルバリシア、風のクリスタルを奪って消える パルキオ:ああっ! クリスタルが! ジーク:あ、こらまておっぱい! クリスタル返せ!      これじゃ家帰っても寝れねえじゃねえか! ちゅっちゅさせろ! 頭上アイコン ジーク「グシャグシャ」 パルキオ「汗」 ミランダ「怒」 メリュ:うっ……! ミランダ:そうだこの魔物、まだ生きているぞ メリュ:おのれ……バルバリシア……     私は……こんなところで死ぬのね……     殺すなら早く殺しなさい     あの高慢な女の鼻をへし折ってやれなかったのは、残念だけど…… ジーク:王子様、こいつのこと回復できるか? メリュ(!?) ミランダ:貴様、何を考えている!? ジーク:捕虜の居場所に敵さんの目的。聞かなきゃなんないこと、けっこう有るだろ? ミランダ:そんなことは承知している!      下っ端の魔物にでも吐かせればいいことだろう。この魔物は危険だ! ジーク:俺は軍人じゃねえからな。訓練所のルールは知らねえ     が、戦場のルールなら知ってる     戦場で、最後まで立ってたやつの意向は絶対だ。生と死の次は、必ずな ミランダ頭上アイコン「…」 パルキオ:ジークさん、回復してあげることについては構わないんですが      さっきの戦いで、もう僕の魔力も…… パルキオ:王子!? ジーク:ありゃ~。そんな感じはしてたが。ま、しゃあない     使うか……。もったいない。あーもったいない……ホレ 『ジークは隠し持っていたフェニックスの尾を使った!』 メリュ:……なんのつもり? フフ、私の身体をもてあそぶ気かしら ジーク:寝首かく類以外でご所望なら、喜んでってとこだけどな     そうじゃねえ。聞きたいことがある メリュ:……捕虜ならそこの奥よ。安心しなさい、殺してはいないわ     身体の方は相当元気にしてあげたけど、     心はすっかり溶けてしまったようね     魔導士の隊長なんてかわいいわよ     私を見るとすぐ股間に手を伸ばして、部下の目の前で、あんなことまで ミランダ(ラキシアス……!) パルキオ:クリスタルは? クリスタルはどこに? メリュ:クリスタルの在り処なら知らないわ     見たでしょう、私の無様な姿を。私は利用されたのよ     クリスタルの意味はおまえたち人間には重すぎる     でもね、人間共がクリスタルを手にしたところで     その意味は知れたこと     あの女にとってのクリスタル意味は、私にとって遥かに厄介なの     無力な人間が利用するのとは、比べ物にならないわ パルキオ:ど、どうゆうこと? ジーク:つまり……直線上の点Pがとりうる数値を2x-6yと置くだろ     その場合、鎌倉幕府成立の年数を明確に定義すると     一発屋芸人のネタってのは、別に完成度が高くなくていいわけだ     だから来年の夏は冷夏だと判断はできない。そんな感じじゃないか? パルキオ:なあんだ、そうゆうことか って余計分からないですよ ジーク:ごめん、俺もわかんない。……しかしだ     クリスタルを取り戻さなければいけない状況に変わりはない     これはみんなわかるよな? 俺は正直どうでもいいけど パルキオ:クリスタルを追わなきゃ! でも、どうやって…… メリュ:クリスタルの在り処は分からない     ……でもバルバリシアの居場所なら分かるわ パルキオ:えっ? メリュ:恐らくは儀式の塔にいるのでしょう。カオス継承の、儀式の塔に ジーク:カオス? フッ、俺と同じか……。あの女、相当な中2病のようだな パルキオ:違いますよ。伝説の4体の魔物のことです。そっち方面じゃなく ジーク:あ、そう。邪気眼を持たない者はすぐ普通のツッコミをするんだな     なぁ蛇。ツンツン メリュ:四大クリスタルには、それぞれ地水火風の強大な魔力が ジーク:蛇まで無視かよ。……ハッ! これが“無”の力って奴か!? メリュ:魔力……いえ、魔力という言葉に収まりきらない“力”がある     無知な人間でもそれぐらい知っているでしょう?     バルバリシアは、カオスを継ぐ気なのよ。クリスタルの“力”を用いて ミランダ:カオスだと……。そんな、伝説上の存在になると? メリュ:人間共にとっては伝説でも、私たちにとってはただの既成事実よ     クリスタルの封印、その中にはカオスの封印もある     もっとも本体の封印ではなく、魂の封印だけど     魂が蘇ればカオスの継承はできる     一時的にでも、カオスに並ぶことができればね     クリスタルの“力”を借りれば、バルバリシア程の魔物なら可能なこと     後は時が熟すのみよ     カオスの力は絶大。全ての魔物の頂点に立つことも容易いでしょうね ミランダ(そこまで話すか。この女、なにか目的があると見るが……) パルキオ:それって大変なことじゃないですか      止めなきゃ! なんとしても メリュ:ただの人間の力で太刀打ちできると思っているの? パルキオ:でも、行かなきゃならない。それにジークさんもいる ジーク:えー! まだやるのかよ パルキオ:クリスタルを取り戻すまで力を貸すって誓ったじゃないですか ジーク:ちっ。一瞬でもクリスタル触っとくんだった     これじゃゴネるにゴネられねえ メリュ:人間の力では到底敵わないでしょう     でも、……私なら戦える。互角以上にね パルキオ:えっ? ジーク:さっき負けたじゃん メリュ:負け惜しみを言わせてもらえば、全力の私とならいい勝負だったわ     むしろ私の方が、魔力の特性上バルバリシアより遥かに優位なの     だからバルバリシアは、何らかの隙が出来るのを狙っていた     封印解除の代償で、私が弱るのでも狙っていたんでしょう     ところがこの通りよ、あなた達に思わぬ苦戦をしたおかげでね     私が驚いた分、あの女は、ほくそ笑んだ ジーク:まどろっこしいな。なにがしたいんだお前は メリュ:……バルバリシアに借りを返したいのよ ジーク:ふ~ん。喫茶店でコーヒー代でも立て替えてもらったの? パルキオ:いやいやOLじゃないんですから メリュ:そんな仲じゃないわ。因果よ。人間に理解できるものではない     バルバリシアは私の手で討つべき……     望みは違えど、あなたちはこうして私にチャンスを作った     あなたたちにも借りを返さなきゃいけないわね     私はあの女を討ち、あなたたちはクリスタルを取り戻す     おかしな話じゃないでしょう? ミランダ:魔物の内輪揉めに手を貸せと?      都合のいい話だ。都合が良すぎる ジーク:綺麗なお姉さんは、裏がありますか? ってCMもあるしな パルキオ:ありませんよそんなCM ジーク:ないか。でも綺麗なお姉さんの裏ビ ミランダ、ジークを刺す。ジーク消えてから復活 ジーク:いって~! 殺すことないじゃん!? 一機減ったぞもったいねえ ミランダ:赤キノコと間違えて、ベニテングタケ食ってそのまま死ね メリュ:このメリュジーヌ。魔物の中ではそれなりに高貴な眷属の身よ     それこそ、あの女のような小汚い真似はしないわ     風のカオス継承の時はもうすぐ熟そうとしている     あなたたち人間にも、時間はないのよ パルキオ:ひとつ尋ねたい。クリスタルを奪う気は      もう僕たちと傷つけあう気は……ないのですね? ジーク:俺も尋ねたい。童貞を奪う気は     俺たちと乳繰りあう気は ミランダ、ジークを刺す。ジーク消えてから復活 メリュ:もう手出しはしないわ。どの道、ここで果てた身なのだから パルキオ:……いいでしょう。力を合わせましょう ミランダ:王子!? 魔物に手を貸すというのですか!      ……いえ、これもまた英断      この魔物と組むのならば、私はフィガスの背後を守るまでです      しかし兵は納得するでしょうか? パルキオ:事実は伏せておきます。しかし時は一刻一秒を争う      僕もフィガス王家……風の守りの民だ      なんとなくわかってたんだ。言い知れない不安があった      メリュジーヌさんの話を聞いて、その不安の正体が分かった      彼女の真意はわからないよ。でも、これがベストだと思う ジーク:敵の居場所がいきなりわかれば、手探りよりは断然楽だしな     罠だとしても、その罠も利用してこそデキる策士。なあみっちゃん? ミランダ頭上「…」アイコン ミランダ(悔しいが、この馬鹿の言うとおりだ。      そもそもこの馬鹿が来なければ、このフィガスは      敵の策に嵌るまでもなく滅びていた……      それにしても、魔物と組むというのは……) パルキオ:幸いメリュジーヌさんは、人間と大差無い姿をしている      化けるまでも無いですね。その……服さえ着てくれれば ジーク:蛇は? メリュ:この子たちは蛇竜よ。蛇じゃないわ     これは魔力で生み出した使い魔。魔力に戻せば私の中に戻せる     ……こんなふうにね メリュジーヌ、蛇なしグラに パルキオ:わわっ! そんな格好! ジーク:俺は見えそうで見えない方がいいな     それを俺の手でずらしたりとか ミランダ:王子、まずは捕虜の救出を パルキオ:そうだ。みんな、無事だろうか…… 暗転。音楽F・O   捕らえられていたフィガスの兵達は、総員無事に救出された   クリスタルこそ戻らなかったが、失われたフィガスの総戦力は戻ろうとしている   クリスタルを奪った新たなる敵のことは兵たちに伝えられたが   メリュジーヌへの処遇については伏せられた   その身柄は素性を偽り、城内にてミランダに預けられることとなった   翌日、王子パルキオはクリスタル奪還に向け   メリュジーヌを交え、次なる手を講じるための会議を開いたのだった 次ページ[[土の守りの村へ…]]…へ進む →[[スクリプト書く用にかいてみたけど、コマンドにさっぱり具体性のない本編]]へもどる

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: