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「OP~蛇の巣穴」(2007/09/08 (土) 16:20:17) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
意味深系のオープニング。いかにも抽象的で、かつ「これから世界は数奇な運命をめぐる」
みたいな感じ。わりとベタベタ。ギャグ無し
フィガス王国周辺の状況を述べるテロップ
場転
字幕・ ~フィガス王国・王都エスカレイデン 居住区4番地~
いろんな物が散らかった汚い部屋。緊張感のない日常って感じのBGM
寝ているジーク
ジーク:う、う、ごめんなさい……
手裏剣を盗んだのは、俺じゃないです
・・・・・・・・アステルです
ドサッ! (←ジークがベッドから落ちた音)
ジーク:……夢か
…… …… …… ……
飽きたな、“悪夢見ちゃったごっこ”も
部屋を見回し、頭上に「・・・」のアイコン
ジーク:誰か片付けてくんねえかな、この部屋
ノック音。ジーク頭上、「?」 ドアが開く音。暗転
明転。BGM、RTP・ダンジョン3テーブルの所で向かい合うジークと変態富豪
変態富豪:では、今月もご返済の見通しはお有りでない……と?
ジーク:いや……そうゆうわけじゃ……
まあ……アレだ。オレもよくわからん。けど……アレだ
ジーク頭上にぐちゃぐちゃマーク
変態富豪:またそれですか……
いいでしょう、こちらにも考えがあります
ジーク:ん?
変態富豪:あなたはこう見えて、それなりに腕が立つ
払ってもらおうじゃありませんか……その体で
ジーク:う、ウホッ!?!?
変態富豪:そちらの趣味はありませんよ
まあ……、趣味としては少々特殊な話にはなりますがね
あなたの腕を見込んでのお話です。悪くは無い話ですよ
ジーク:人なら斬らねえぞ
変態富豪:そうじゃありません。人は 斬らないことでしょう。……少なくともね
ここから西の山、人の立ち寄らないあの場所……ご存知ですか?
ジーク:知らん
変態富豪:そうですか。知りませんでしたか
あるのですよそこに。蛇の巣穴が
ジーク:なんじゃそりゃ? 話が見えねえ。まどろっこしい話は飛ばしてくれよ
変態富豪:これは失礼。ええとですね、採ってきていただきたいんです
その蛇の巣穴に棲むという“ラミアの抜け殻”を
……脱ぎたてのホヤホヤの、上物を
ジーク:…………。
変態富豪:あの手の魔物はどうも、うちの若い衆も苦手としておりましてですね
そんな折、貴方はお支払いの滞っておおりだ。
あなたは腕の立つお方です。
丁度よい機会だと思いまして、こうして私自ら交渉に……
いえ、お頼みに上がったのです
ジーク:ラミア……ねぇ
変態富豪:なにぶん危険の多く付きまとう仕事だ。はずみますよ
今までの帳消しはもちろんのこと、今年中ぐらいならばずっと
城下の酒場のどこでも、私にツケて頂いて構いません
ジーク:酒はやらねえ
変態富豪:それは残念
ジーク:まぁいいさ。その条件……、受けてもいいぜ
変態富豪:おお! それはありがたい!
ジーク:しかし随分な条件だな。いくら富豪のあんたでも、ムシがよすぎやしないか?
変態富豪:そのなことはありません。ヌフっ ヌフフフ。目が無いんですよ、私
ジーク:あるじゃん、ふたつとも
変態富豪頭上、汗アイコン
変態富豪:……たまらないんです。あのかぐわしいお姉さまのニホヒ
なまめかしい蛇肌の、冷たく生々しいヌメり具合……。あぁ……ラミアたん
ラミアたん、ろ~るみぃ! ヌフッ! ヌフフヒヒヒヒ……!
ジーク頭上、汗アイコン
変態富豪:お分かりいただけましょうか? この、めくるめく興奮!!
愛しているのです、恥ずかしながら。あの不浄なる魔物を……私は!
ハァ… ハァ… ハァ…………ラミアたんろ~るみぃぃぃぃ!!
ジーク:わ、わかった。分かったから落ち着け
変態富豪:抜け殻だけを持ってくるのですよ!
言っておきますが、もしラミアたんを傷つけたら……
タ ダ デ ス ム ト ハ オ モ ウ ナ ヨ ……!?
……ラミアたんの生態を、部下に命じて“独学で”知り尽くした
私の研究結果によると、今の季節は間ぁ違いなく脱皮のシーズンなのです!
抜け殻げっちゅ! よって! 抜け殻 脱ぎたてGETチェケラっ!
決してラミアたんを傷つけないように! ラミアたんは私の嫁だ!
ジーク:・・・・。俺の腕だ、心配ない。俺の得意剣はいわゆる活人剣だ
うまくやるから、その辺は心配すんな
(って言っとこう。たぶん大丈夫だ……とか言ったら、殺され兼ねん)
変態富豪:そうですか。それでは、よろしく頼みましたよ
ヌフッ ヌフフフフフ……!
富豪、部屋から出てゆく
ジーク:…………。
剣、どこ置いたっけ?
場転。【ファイラシーン ラミアに迫られ、困惑するパルキオ】
場転。蛇の巣穴入り口。
ジーク(妙な気が漂ってやがる……。多分この穴だな)
ジーク、中へ。場転。蛇の巣穴、内部。ダンジョンは特に仕掛けのない洞窟
奥までいくと中ボス、ラミア(黄髪)を発見
ラミア:フィガス王国の手の者ね
ジーク:王国?
ラミア:勇敢ですこと……。たった一人で王子様を助けに参るなんて
ジーク:は? なんじゃそりゃ?
ラミア:とぼけることはなくてよ。……あなたもここで、終わるのだから!
中ボス戦・ラミア(黄髪)
ラミア:あら、お優しいのね。女に剣を向けることはできないのかしら?
ジーク:ん? 剣?
ああ、剣ね。持ってこなかった
ラミア:フフフ……。……ナメるなぁっ!
ジーク:うわっ! あぶね!
部屋が汚くて見つかんなかっただけだ
正直焦ってるぞ、俺!
ラミア:問答無用! 王子様は誰にも渡さないわ!!
ラミアのHPを40%まで、削ると……
ラミア:あぁっ!! ……こやつ、今までの兵士とは違う!?
ラミア撤退。戦闘終了。ジーク頭上「…」アイコン
ジーク(王子……て、何の話よ? しばらくまともに外出てなかったからなぁ
俺の知らんうちに、この国でなんか起きてたのか……
あ、追わなきゃな。抜け殻抜け殻。借金返済っと!)
ジーク、奥へ。暗転。【ファイラシーン・ラミアに犯され、射精寸前に追い込まれるパルキオ】
ファイラシーンの最後の方で、ガタン!というSE。気に留めず犯すラミア(緑髪)
パルキオがイク寸前に……
ラミア(黄髪):イ、イヤァァァァ!!!!
ジーク:こら、待て。俺の話を聞けっての
ラミア(黄髪):こないでぇぇ!!
SE、ミシッ
ラミア(緑髪):ギぃ痛あああああああぁあああああああああぁああああああああっ!!
ジーク:あ、わりぃ
ラミア(緑髪)、踏まれた尻尾を押え、仰け反るグラフィック
パルキオ:ぅく……!? でるぅ……っ!
パルキオの精液がとびちり↑のグラフィックを汚す
ラミア(緑髪):ぁぁ……そんな所に出しちゃ……!
ジーク:その……聞きにくいんだが、なにしてるんだお前ら?
パルキオ:はぁ…… はぁ…… た、助けて~!
ジーク:って言ってるけど、助けてイイ?
ラミア(緑髪):イイわけないでしょ! 空気ぐらい読んだらどう!?
うっ……! イタタた……
よりにもよってこの間の傷を思いっきりふむなんて……!
お前……何者だ!?
ジーク:たわけ物、余の顔を見忘れたか(棒読み)
ラミア(緑髪):むむ……? ハッ! 上様!? ってンなわけねえだろ!!
ジーク:取~り乱すなって。綺麗な顔が台無しだぞ
ラミア(緑髪):……なんなの? この野暮ったい男!
ラミア(黄髪):王国が王子を取り戻そうと、新たに雇った尖兵ですわ、お姉さま!
ジーク:だ~か~ら~ 違うっての。俺の話を聞け。五分だけでもいい
ラミア(緑髪):そんな事どうでもいいわ
ジーク:それ 俺も納得
ラミア(緑髪):減らず口もそこまで……
私を怒らせたことの意味を、思い知らせてあげる……!
ボス戦。ラミアシスターズ。NPCの王子が2ターンに一度回復魔法をかけてくれるので楽勝
妹ラミアは一撃で倒せる。姉のHPが10%以下になると、誘惑イベント
混乱して変態富豪の生霊に取り付かれたジークはラミアに抱きつき
抱きついているうちに今度は伝説の柔道家に取り付かれ、地獄車をかけて姉ラミアを撃破
地獄車に巻き込まれ、妹ラミアもパルキオもノビてしまう
戦闘終了後↓
ジーク:ウゲェ、アタマいてえ。すんっ……げえグルグルする
あれ? なんでみんな寝てんの?
パルキオ:うう……凄い強さだ。あなたのようなツワモノの話、城でも聞いたことなかった
あなた、何者ですか?
ジーク:人に名を聞くときゃ先に自分が名乗るもんだぜ、ボーズ
パルキオ:これは失敬! 僕の名はカレイデン=ファルキウス=フィガスコクバル
恥ずかしながら、これでもフィガス王国の王位継承者です
ジーク:は……? ……マジで!?
パルキオ:この痣をご覧ください。これは我が王家に伝わる聖印
僕が僕である証です
こんな所でそういわれても、俄かには信じがたいことでしょうが……
ジーク:あ、……無礼な口きいて悪かった。いや……申し訳ない! じゃなくて、その……
パルキオ:お気遣いなく。堅苦しいのは僕も苦手ですから
僕の名を呼ぶときも、パルキオで結構です
ジーク:そうなの? じゃ遠慮なく
ジーク、ごろごろし始める
パルキオ:いや、それは……。一応ひとのお宅ですよ、ここ
ジーク:いいんじゃね? 家主、寝てるし
ラミアたち:うきゅ~……
パルキオ:そうですけど……
ジーク:ああ、俺の名前だったな。俺は……
FF6風に名前入力画面の呼び出し。名前を入力すると……↓
ジーク:って名前を入力されたんだが、俺は“ジーク”だ。関係ねえ
ちなみにフルネームは俺も知らない。もし知ってたら教えてほしい
パルキオ頭上、アイコン汗
ジーク:ちょっと要り用でな。
変態野郎に頼まれて、ラミアの抜け殻を採りにきたんだが……。どうした?
パルキオ:いえ……。このラミアたち、僕を犯して子供を作って
フィガス王国を手にしようと企んでいるんです
このまま放っておいたら、さっき飛び散った精液を使って
きっと僕の子供が……それが心配で
ラミア(緑髪):うぅ……
ジーク:おい、こいつ起きたぞ
パルキオ:く! とどめを刺すしか……ないのか?
ジーク:それはダメだ! 魔物と言えど。
このラミアたちも、この大地に生きとし生けるもんだ
むやみな殺生はよくねえよ
パルキオ:…………。優しいんですね。さすが腕の立つ方だ。お人ができている
でも、どうするんですか? このままじゃ……
ジーク(いやー、もし殺しちまったりなんかしたら、あの変態野郎がうるさいからな
やれやれ、綺麗な女の姿した敵ってのも……。……?
こいつけっこう寝顔かわいいな。ちょっとタイプかも)
ジーク頭上、アイコン「電球」
ジーク:ヌフッ! ヌフフ ヌヒヒヒヒ……!
パルキオ:ど、どうしたんですか?
ジーク:ああ、あの野郎の気分がちょっと分かっただけだ、うん
コッチの話。気にすんな
でだ。ラミアにお前さんジュニアをつくらせない、いい手、考えたぜ
パルキオ:ほんとうですか!?
ジーク:まあな。とりあえず協力してもらうことは…………ない
パルキオ:はぁ。
ジーク:あ、でも、いつまでもそのカッコじゃ、ここから出るにも出られんだろ
あっちに宝石やらなんやら、ごちゃごちゃしてたぜ
ここは俺に任せて、お前さんは自分の服でも探してきな
パルキオ:そうですね。早く城へ帰らなければいけない。この身を整えなければ!
パルキオ、隣室へ
ジーク:気ぃ抜くなよ~。これでもここは魔物の巣だかんな~
……って、分かってるか。
……………………
ヌフフ! ヌフフヒヒ ……!いけね、あいつの笑い方うつっちまってる
それじゃ、いっちょやるか!
【ファイラシーン・白を以って白を征す】
ジークにオカズにされ、姉がぶっかけ消毒を受けてるうちに
姉に王子を独占されていた妹はその気になってしまう。ジークに絡みつき、お手伝いを始める妹
ああ、仲間割れ……。ジークに要求され、姉ラミアは厭々脱皮
「これ持ってさっさと帰りなさい!」と言い残してぐったり
妹も「私の抜け殻もあ・げ・る」と脱皮。「もうダメ……」とぐったり
そこに服を着たパルキオが戻ってくる
パルキオ:これで出られます。さぁ、いきましょう!
ジークさん……!?
ジーク:おう、パンツ履くからちょっと待ってろ
パルキオ頭上、汗アイコン。……暗転。巣穴の外
ジーク:じゃあな、王子様。気をつけて帰れよ~
パルキオ:ええっ!? 僕一人で!?
ジーク:うん。ラミアのね~ちゃんも、さっさと帰りなさいって言ってたしな
あー疲れた。じゃあな~
パルキオ:ついてきてくれないんですかっ?
シーク:トイレも一人じゃいけねえとか? その歳で
パルキオ:そ、そんなことありませんよ!
ジーク:ははは。……笑うと余計疲れる。帰る
パルキオ:最近この大陸では、魔物たちの動きが活発になってきています
ラミアたちにすっかり絞られたこんな状態で
もし敵に襲われたら、僕では太刀打ちできない
ジークさん、どうか今一度、僕に力を貸してはくれませんか?
ジーク:力ねぇ。あんまり人に借りを作ると、俺みたいになるぞ
BGM、F・O
パルキオ:…………。僕は、あなたの様になりたい……。
僕にもっと力があれば、この国を、今の危機から救えるのに!
ジーク:!!
暗転。字幕『俺にもっと力があれば……!』
明転。ジーク頭上「…」アイコン
パルキオ:あっ! 取り乱してごめんなさい
そうだ、僕がなんとかしなきゃいけないんだ。僕がこの国を
ジーク:一人が張ったってどうにもならねえこともあるさ
パルキオ:……えっ?
ジーク(増してや、どれだけの力を持っていたとしてもな……)
行くぞ。あっちの拓けた道なら、野盗はともかく魔物は出ねえ
パルキオ:ジークさん!
ジーク:城には遠回りになるんだがな。まあ、俺もだいぶ絞られた。勘弁してくれ
パルキオ:あぁ……、ありがとう!
二人、画面下方向へゆっくり歩いてゆく。暗転
ジーク(でも、やっぱめんどくせえな……)
→[[スクリプト書く用にかいてみたけど、コマンドにさっぱり具体性のない本編]]へもどる
意味深系のオープニング。いかにも抽象的で、かつ「これから世界は数奇な運命をめぐる」
みたいな感じ。わりとベタベタ。ギャグ無し
フィガス王国周辺の状況を述べるテロップ
場転
字幕・ ~フィガス王国・王都エスカレイデン 居住区4番地~
いろんな物が散らかった汚い部屋。緊張感のない日常って感じのBGM
寝ているジーク
ジーク:う、う、ごめんなさい……
手裏剣を盗んだのは、俺じゃないです
・・・・・・・・アステルです
ドサッ! (←ジークがベッドから落ちた音)
ジーク:……夢か
…… …… …… ……
飽きたな、“悪夢見ちゃったごっこ”も
部屋を見回し、頭上に「・・・」のアイコン
ジーク:誰か片付けてくんねえかな、この部屋
ノック音。ジーク頭上、「?」 ドアが開く音。暗転
明転。BGM、RTP・ダンジョン3テーブルの所で向かい合うジークと変態富豪
変態富豪:では、今月もご返済の見通しはお有りでない……と?
ジーク:いや……そうゆうわけじゃ……
まあ……アレだ。オレもよくわからん。けど……アレだ
ジーク頭上にぐちゃぐちゃマーク
変態富豪:またそれですか……
いいでしょう、こちらにも考えがあります
ジーク:ん?
変態富豪:あなたはこう見えて、それなりに腕が立つ
払ってもらおうじゃありませんか……その体で
ジーク:う、ウホッ!?!?
変態富豪:そちらの趣味はありませんよ
まあ……、趣味としては少々特殊な話にはなりますがね
あなたの腕を見込んでのお話です。悪くは無い話ですよ
ジーク:人なら斬らねえぞ
変態富豪:そうじゃありません。人は 斬らないことでしょう。……少なくともね
ここから西の山、人の立ち寄らないあの場所……ご存知ですか?
ジーク:知らん
変態富豪:そうですか。知りませんでしたか
あるのですよそこに。蛇の巣穴が
ジーク:なんじゃそりゃ? 話が見えねえ。まどろっこしい話は飛ばしてくれよ
変態富豪:これは失礼。ええとですね、採ってきていただきたいんです
その蛇の巣穴に棲むという“ラミアの抜け殻”を
……脱ぎたてのホヤホヤの、上物を
ジーク:…………。
変態富豪:あの手の魔物はどうも、うちの若い衆も苦手としておりましてですね
そんな折、貴方はお支払いの滞っておおりだ。
あなたは腕の立つお方です。
丁度よい機会だと思いまして、こうして私自ら交渉に……
いえ、お頼みに上がったのです
ジーク:ラミア……ねぇ
変態富豪:なにぶん危険の多く付きまとう仕事だ。はずみますよ
今までの帳消しはもちろんのこと、今年中ぐらいならばずっと
城下の酒場のどこでも、私にツケて頂いて構いません
ジーク:酒はやらねえ
変態富豪:それは残念
ジーク:まぁいいさ。その条件……、受けてもいいぜ
変態富豪:おお! それはありがたい!
ジーク:しかし随分な条件だな。いくら富豪のあんたでも、ムシがよすぎやしないか?
変態富豪:そのなことはありません。ヌフっ ヌフフフ。目が無いんですよ、私
ジーク:あるじゃん、ふたつとも
変態富豪頭上、汗アイコン
変態富豪:……たまらないんです。あのかぐわしいお姉さまのニホヒ
なまめかしい蛇肌の、冷たく生々しいヌメり具合……。あぁ……ラミアたん
ラミアたん、ろ~るみぃ! ヌフッ! ヌフフヒヒヒヒ……!
ジーク頭上、汗アイコン
変態富豪:お分かりいただけましょうか? この、めくるめく興奮!!
愛しているのです、恥ずかしながら。あの不浄なる魔物を……私は!
ハァ… ハァ… ハァ…………ラミアたんろ~るみぃぃぃぃ!!
ジーク:わ、わかった。分かったから落ち着け
変態富豪:抜け殻だけを持ってくるのですよ!
言っておきますが、もしラミアたんを傷つけたら……
タ ダ デ ス ム ト ハ オ モ ウ ナ ヨ ……!?
……ラミアたんの生態を、部下に命じて“独学で”知り尽くした
私の研究結果によると、今の季節は間ぁ違いなく脱皮のシーズンなのです!
抜け殻げっちゅ! よって! 抜け殻 脱ぎたてGETチェケラっ!
決してラミアたんを傷つけないように! ラミアたんは私の嫁だ!
ジーク:・・・・。俺の腕だ、心配ない。俺の得意剣はいわゆる活人剣だ
うまくやるから、その辺は心配すんな
(って言っとこう。たぶん大丈夫だ……とか言ったら、殺され兼ねん)
変態富豪:そうですか。それでは、よろしく頼みましたよ
ヌフッ ヌフフフフフ……!
富豪、部屋から出てゆく
ジーク:…………。
剣、どこ置いたっけ?
場転。【ファイラシーン ラミアに迫られ、困惑するパルキオ】
場転。蛇の巣穴入り口。
ジーク(妙な気が漂ってやがる……。多分この穴だな)
ジーク、中へ。場転。蛇の巣穴、内部。ダンジョンは特に仕掛けのない洞窟
奥までいくと中ボス、ラミア(黄髪)を発見
ラミア:フィガス王国の手の者ね
ジーク:王国?
ラミア:勇敢ですこと……。たった一人で王子様を助けに参るなんて
ジーク:は? なんじゃそりゃ?
ラミア:とぼけることはなくてよ。……あなたもここで、終わるのだから!
中ボス戦・ラミア(黄髪)
ラミア:あら、お優しいのね。女に剣を向けることはできないのかしら?
ジーク:ん? 剣?
ああ、剣ね。持ってこなかった
ラミア:フフフ……。……ナメるなぁっ!
ジーク:うわっ! あぶね!
部屋が汚くて見つかんなかっただけだ
正直焦ってるぞ、俺!
ラミア:問答無用! 王子様は誰にも渡さないわ!!
ラミアのHPを40%まで、削ると……
ラミア:あぁっ!! ……こやつ、今までの兵士とは違う!?
ラミア撤退。戦闘終了。ジーク頭上「…」アイコン
ジーク(王子……て、何の話よ? しばらくまともに外出てなかったからなぁ
俺の知らんうちに、この国でなんか起きてたのか……
あ、追わなきゃな。抜け殻抜け殻。借金返済っと!)
ジーク、奥へ。暗転。【ファイラシーン・ラミアに犯され、射精寸前に追い込まれるパルキオ】
ファイラシーンの最後の方で、ガタン!というSE。気に留めず犯すラミア(緑髪)
パルキオがイク寸前に……
ラミア(黄髪):イ、イヤァァァァ!!!!
ジーク:こら、待て。俺の話を聞けっての
ラミア(黄髪):こないでぇぇ!!
SE、ミシッ
ラミア(緑髪):ギぃ痛あああああああぁあああああああああぁああああああああっ!!
ジーク:あ、わりぃ
ラミア(緑髪)、踏まれた尻尾を押え、仰け反るグラフィック
パルキオ:ぅく……!? でるぅ……っ!
パルキオの精液がとびちり↑のグラフィックを汚す
ラミア(緑髪):ぁぁ……そんな所に出しちゃ……!
ジーク:その……聞きにくいんだが、なにしてるんだお前ら?
パルキオ:はぁ…… はぁ…… た、助けて~!
ジーク:って言ってるけど、助けてイイ?
ラミア(緑髪):イイわけないでしょ! 空気ぐらい読んだらどう!?
うっ……! イタタた……
よりにもよってこの間の傷を思いっきりふむなんて……!
お前……何者だ!?
ジーク:たわけ物、余の顔を見忘れたか(棒読み)
ラミア(緑髪):むむ……? ハッ! 上様!? ってンなわけねえだろ!!
ジーク:取~り乱すなって。綺麗な顔が台無しだぞ
ラミア(緑髪):……なんなの? この野暮ったい男!
ラミア(黄髪):王国が王子を取り戻そうと、新たに雇った尖兵ですわ、お姉さま!
ジーク:だ~か~ら~ 違うっての。俺の話を聞け。五分だけでもいい
ラミア(緑髪):そんな事どうでもいいわ
ジーク:それ 俺も納得
ラミア(緑髪):減らず口もそこまで……
私を怒らせたことの意味を、思い知らせてあげる……!
ボス戦。ラミアシスターズ。NPCの王子が2ターンに一度回復魔法をかけてくれるので楽勝
妹ラミアは一撃で倒せる。姉のHPが10%以下になると、誘惑イベント
混乱して変態富豪の生霊に取り付かれたジークはラミアに抱きつき
抱きついているうちに今度は伝説の柔道家に取り付かれ、地獄車をかけて姉ラミアを撃破
地獄車に巻き込まれ、妹ラミアもパルキオもノビてしまう
戦闘終了後↓
ジーク:ウゲェ、アタマいてえ。すんっ……げえグルグルする
あれ? なんでみんな寝てんの?
パルキオ:うう……凄い強さだ。あなたのようなツワモノの話、城でも聞いたことなかった
あなた、何者ですか?
ジーク:人に名を聞くときゃ先に自分が名乗るもんだぜ、ボーズ
パルキオ:これは失敬! 僕の名はカレイデン=ファルキウス=フィガスコクバル
恥ずかしながら、これでもフィガス王国の王位継承者です
ジーク:は……? ……マジで!?
パルキオ:この痣をご覧ください。これは我が王家に伝わる聖印
僕が僕である証です
こんな所でそういわれても、俄かには信じがたいことでしょうが……
ジーク:あ、……無礼な口きいて悪かった。いや……申し訳ない! じゃなくて、その……
パルキオ:お気遣いなく。堅苦しいのは僕も苦手ですから
僕の名を呼ぶときも、パルキオで結構です
ジーク:そうなの? じゃ遠慮なく
ジーク、ごろごろし始める
パルキオ:いや、それは……。一応ひとのお宅ですよ、ここ
ジーク:いいんじゃね? 家主、寝てるし
ラミアたち:うきゅ~……
パルキオ:そうですけど……
ジーク:ああ、俺の名前だったな。俺は……
FF6風に名前入力画面の呼び出し。名前を入力すると……↓
ジーク:って名前を入力されたんだが、俺は“ジーク”だ。関係ねえ
ちなみにフルネームは俺も知らない。もし知ってたら教えてほしい
パルキオ頭上、アイコン汗
ジーク:ちょっと要り用でな。
変態野郎に頼まれて、ラミアの抜け殻を採りにきたんだが……。どうした?
パルキオ:いえ……。このラミアたち、僕を犯して子供を作って
フィガス王国を手にしようと企んでいるんです
このまま放っておいたら、さっき飛び散った精液を使って
きっと僕の子供が……それが心配で
ラミア(緑髪):うぅ……
ジーク:おい、こいつ起きたぞ
パルキオ:く! とどめを刺すしか……ないのか?
ジーク:それはダメだ! 魔物と言えど。
このラミアたちも、この大地に生きとし生けるもんだ
むやみな殺生はよくねえよ
パルキオ:…………。優しいんですね。さすが腕の立つ方だ。お人ができている
でも、どうするんですか? このままじゃ……
ジーク(いやー、もし殺しちまったりなんかしたら、あの変態野郎がうるさいからな
やれやれ、綺麗な女の姿した敵ってのも……。……?
こいつけっこう寝顔かわいいな。ちょっとタイプかも)
ジーク頭上、アイコン「電球」
ジーク:ヌフッ! ヌフフ ヌヒヒヒヒ……!
パルキオ:ど、どうしたんですか?
ジーク:ああ、あの野郎の気分がちょっと分かっただけだ、うん
コッチの話。気にすんな
でだ。ラミアにお前さんジュニアをつくらせない、いい手、考えたぜ
パルキオ:ほんとうですか!?
ジーク:まあな。とりあえず協力してもらうことは…………ない
パルキオ:はぁ。
ジーク:あ、でも、いつまでもそのカッコじゃ、ここから出るにも出られんだろ
あっちに宝石やらなんやら、ごちゃごちゃしてたぜ
ここは俺に任せて、お前さんは自分の服でも探してきな
パルキオ:そうですね。早く城へ帰らなければいけない。この身を整えなければ!
パルキオ、隣室へ
ジーク:気ぃ抜くなよ~。これでもここは魔物の巣だかんな~
……って、分かってるか。
……………………
ヌフフ! ヌフフヒヒ ……!いけね、あいつの笑い方うつっちまってる
それじゃ、いっちょやるか!
【ファイラシーン・白を以って白を征す】
ジークにオカズにされ、姉がぶっかけ消毒を受けてるうちに
姉に王子を独占されていた妹はその気になってしまう。ジークに絡みつき、お手伝いを始める妹
ああ、仲間割れ……。ジークに要求され、姉ラミアは厭々脱皮
「これ持ってさっさと帰りなさい!」と言い残してぐったり
妹も「私の抜け殻もあ・げ・る」と脱皮。「もうダメ……」とぐったり
そこに服を着たパルキオが戻ってくる
パルキオ:これで出られます。さぁ、いきましょう!
ジークさん……!?
ジーク:おう、パンツ履くからちょっと待ってろ
パルキオ頭上、汗アイコン。……暗転。巣穴の外
ジーク:じゃあな、王子様。気をつけて帰れよ~
パルキオ:ええっ!? 僕一人で!?
ジーク:うん。ラミアのね~ちゃんも、さっさと帰りなさいって言ってたしな
あー疲れた。じゃあな~
パルキオ:ついてきてくれないんですかっ?
シーク:トイレも一人じゃいけねえとか? その歳で
パルキオ:そ、そんなことありませんよ!
ジーク:ははは。……笑うと余計疲れる。帰る
パルキオ:最近この大陸では、魔物たちの動きが活発になってきています
ラミアたちにすっかり絞られたこんな状態で
もし敵に襲われたら、僕では太刀打ちできない
ジークさん、どうか今一度、僕に力を貸してはくれませんか?
ジーク:力ねぇ。あんまり人に借りを作ると、俺みたいになるぞ
BGM、F・O
パルキオ:…………。僕は、あなたの様になりたい……。
僕にもっと力があれば、この国を、今の危機から救えるのに!
ジーク:!!
暗転。字幕『俺にもっと力があれば……!』
明転。ジーク頭上「…」アイコン
パルキオ:あっ! 取り乱してごめんなさい
そうだ、僕がなんとかしなきゃいけないんだ。僕がこの国を
ジーク:一人が張ったってどうにもならねえこともあるさ
パルキオ:……えっ?
ジーク(増してや、どれだけの力を持っていたとしてもな……)
行くぞ。あっちの拓けた道なら、野盗はともかく魔物は出ねえ
パルキオ:ジークさん!
ジーク:城には遠回りになるんだがな。まあ、俺もだいぶ絞られた。勘弁してくれ
パルキオ:あぁ……、ありがとう!
二人、画面下方向へゆっくり歩いてゆく。暗転
ジーク(でも、やっぱめんどくせえな……)
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