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**ジャッカルのテープ マップの各地に落ちている。チュートリアルで強制的に一つ拾う。 集める事によりジャッカルのインタビュー音声が聞けるようになる。 拾う順番は関係なく、拾った数の分だけ聞ける番号が増える。 南部に行ってから北部のテープを拾うと一覧から消えるバグがある模様。 北部8個+1個、南部8個で計17個。 &bold(){1} 00.悪評 2008年9月17日収録 本当のモンスター。 ジャッカルが凶悪な一面を見せた。 気力を失わせるには、心をくじく必要がある。 ジャッカル 「犬や馬を馴らすように人を屈服させることは出来ない。  強く叩かれる程必死で抵抗するのが人間だ。  気力を失わせ、思い通りにするには心を挫かなくちゃならない。  人は戦いに尊厳を求めるらしい。  人を殺すにも適切な方法があると。  理性を捨て、無感覚になる。  人を殺すという恐怖に耐えるにはそうする必要があると…  そんな考えはブチ壊せ!  人を殺すということがどれ程汚く恐ろしいことか教えてやれ。  自分がそれを楽しんでいることを教えてやれ。  人間に対する先入観をブチ壊してやれば敵は恐れを抱く。  恐れられれば強くなる。  だが、それは飾りに過ぎないことを忘れるな。  ライオンが吠えたり、ゴリラが胸を叩いたりするのと同じだ。  本当の自分を見失ったら… 恐怖に負けたら…  力を失い、人間以下の存在になる。  そうなったら終わりだ。」 &bold(){2} 01.密輸 2008年10月2日収録 ジャッカルのインタビューの最後の記録の一つ。 UFLLのムバンチュイの邪悪さが分かるエピソードだ。 ジャッカル 「持ち込むのは簡単だ。山を越え、砂漠を抜け、何処にでも持って行った。  問題は国内への持ち込みだ。怪しまれたら買収しなくちゃならない。  または実力行使だ。  首尾良く入り込んだら、出来るだけ早く客に引き渡す。」 リューベン「客は(武器を)どうやって運ぶ?」 ジャッカル 「そうだな。六ヶ月前ムバンチュイにC4を300kg届けた。  彼は部下を10人ほど連れてきた。全部死体だ。  で、その死体にC4を埋め込んだんだ。」 &bold(){3} 02.循環 2008年9月20日収録 ジャッカルは停戦すら利用する。 古い武器を他の場所での新たな紛争にまわすのだ。 リューベン「武器は何処で?」 ジャッカル 「武器が全て崩壊後のソ連から来たって考えているならちょっと違うな。  それは昔話さ。俺は武器を循環させて儲けてるのさ。  リベリアで停戦になり、武装が解除される。  そしたら2000tの武器はスクラップか?  まさか、俺が買い取る。  で、そいつを余所で売りさばくってわけだ。」 リューベン「ソ連の銃は89年の時の?」 ジャッカル 「ふぅん、半分って所かな。  残りは旧ヨーロッパのだ。70年代までに植民地を放棄した後のやつだ。  フランスにオランダ、ベルギー。」 リューベン「何度も売り買いされてきたって事か。随分古いのも混じってる。」 ジャッカル 「フッフッフ、腐ったりしないからなぁ。  腐るのは死体だけだ。」 &bold(){4} 03.経済 2008年9月24日収録 道徳規範などない。 ジャッカルにとっては違法な武器もラジオも変わりない。 すべては経済という一言で片付く。 リューベン「何故武器を?車の部品やラジオじゃなくて?」 ジャッカル 「何処が違う?同じじゃないか。  朝起きて、電話を掛け、客と会って商談する。  配達し、代金を受け取る。  単純な話さ。人間が何千年もやってきたことをやってるだけだ。  ある物を別の物と交換する。モラルを問題にしてるのはあんただ。  悪事か…くだらん。  ベルギーやアメリカの武器工場で働いている連中は組合に入ってるんだろ。  バングラディッシュでラジオを作っている子供が週40時間労働で年間4万ドル稼ぐとでも思っているのか?  あんたはモラルを気にしすぎだ。くだらんね…」 &bold(){5} 04.故郷 2008年9月17日収録 ここでの戦火はアフリカ人の自業自得だとジャッカルは言う。 彼は気にもとめず、責任を感じていない リューベン「何故アフリカなんだ?世界中で武器を欲しがってるっていうのに、何故俺の祖国なんだ?」 ジャッカル 「どんな所だって誰かの故郷だろ。  だからって戦いがないわけじゃない。  俺のせいじゃないさ。  殺し合っているのはあんたのお仲間のアフリカ人だろ?  あんたの故郷の事なんて俺には関係ないしな。  他の所へ行けっていうのか?なるほどね。  他の誰かの故郷なら構わないってわけだ。」 リューベン「自分の故郷でも?」 ジャッカル「戦争が故郷さ。」 &bold(){6} 05.狂気 2008年8月28日収録 ジャッカルが心を病んだ男について語る。 狂気と恐怖について ジャッカル 「ブラックビーチに一年居た。最悪の場所だ。  看守はやりたい放題で、収容者の指をハンマーで砕いて喜んでた。  飢え死になんて日常茶飯事だ。  向かい側に居た奴が歯でネズミを捕まえてたっけ。  奴は二ヶ月間も手錠を外してもらえなかったんだ。酷い眺めだった…  奴はすすり泣いていた。ネズミを噛み殺しながら…  あの目、顔つき、正気じゃなかった。  そいつは三日後に死んだ。」 リューベン「それはどうして?」 ジャッカル「気付いたんだ。自分の有様に…」 &bold(){7} 06.経歴 2008年9月2日収録 武器商人になった経緯について語る リューベン「そもそも何で武器商人なんかになったんだ?」 ジャッカル 「海軍に居た時は世界中に銃を届けて回ってた。  20箱のライフルをこういう連中に渡してたんだ。  正規出荷のM-16じゃないぞ?  戦闘で没収した武器を密かに渡してたのさ。  記録には残らない。没収した武器が無くなってたら…裏はこうなってる。  軍隊が二つのことを教えてくれる。  お役所仕事への対応とそいつを避ける方法だ。  避け方が分かれば、武器で商売が出来る。  除隊したら実際にやってみる。俺の知る限り、武器を扱っている連中は皆そうだ。  軍が没収した武器が消えるってわけさ。」 &bold(){8} 07.安定 2008年10月2日収録 ジャッカルの武器取引にイデオロギーなどない。 最高値を付けた相手に武器を売る。 リューベン「どちらか一方についた事は?」 ジャッカル 「一度だけ儲けが半分になった上に死にかけた。  両陣営に売れば戦力が均衡して市場が安定する。  戦いが長引けば、儲けが増えるってわけだ。  APRにもUFLLにも俺が武器を渡してる。  今奴らは衝突を避けて武器を買い漁ってる。  武器を使わず金を使う。文句なしだ。」 リューベン「滅茶苦茶だよ。死者は数千人。難民は数十万人も居る。」 ジャッカル 「どっちかについてたら、かえって死人が増えていただろうな。  俺は死人の仲間入りだ。」 &bold(){9} 08.ヒューマニスト 2008年8月17日収録 ジャッカルは自分の選択は偶然だと言う。 誰でも武器商人になれるのか? リューベン「武器を売るのを断った事はあるのか?」 ジャッカル「俺は差別なんてしない。あんたと違う。」 リューベン「俺には武器は売れない。」 ジャッカル 「馬鹿言うな。素質は十分にあるじゃないか。  俺より商売上手だ。啓蒙で独創的なセールスマンだよ。  フッ…俺を丸め込んでインタビューを承知させただろう。  後は書類仕事だけさ。」 リューベン「違う!武器なんか売る気になれないって事だ。」 ジャッカル 「俺は事実を指摘した。善人面するなよリューベン。  これまでついてただけじゃないか。悪党にならずに済んだだけさ。  選択を迫られた時、人間の本性が現れる。」 &bold(){10} 09.ブーツを盗む 2008年9月27日収録 死体から盗む少年兵の話。 辛すぎる現実について ジャッカル 「昨日、子供が道端に居た。18にはなってないだろう…17か…  ショットガンを抱えてた。その横にはボロボロになったAPRの死体…  12口径の銃を目の前でぶっ放されたら…人の体なんてミンチになっちまう。  そいつは死体の足からブーツを脱がせた。疲れた様子だった。  疲れて老け込んで… こんなのは間違っている…」 &bold(){11} 10.パンによる迫害 2008年10月30日収録 AK-47がバランスを取るという言葉の意味は… ジャッカル 「何が悪いのか教えてやるよ。  イギリスやアメリカやカナダやスウェーデンの連中だ。  奴らの税金で賄われたリモコン操作のドローンが、市場にミサイルを撃ち込んでどっかの独裁者を倒す。  これで半年ぐらいは戦争も起きないし、パンも値上がりしないかもしれない。  武器を渡して何が悪い?  自分達の利益のために余所の国の独裁者を排除しておいて、大儀を振りかざす連中の方がよっぽど胸糞悪い。  ここの連中はリモコン操作のドローンで自分達の利益を守ることなんて出来やしない。  税金で兵器を買ったりしてない。政府なんてもんは殆ど機能してないんだ。  AK-47がバランスを取るのさ。俺が力になってやる。」 &bold(){12} 11.必要悪 2008年10月5日収録 ジャッカルに手は出せないのか? 彼の役割が外国の政府から歓迎されているとは ジャッカル 「このインタビューが終わったらどうするつもりなんだ?  ペンタゴンが俺を捕まえようとするとでも?  まさか、俺は必要悪だ。俺が居ないと困るんだよ。  さもないと自分達が来なくちゃならないからな。情勢を変えるために。  で、無言の帰国ってやつが始まってみれば大騒ぎさ。  アイオワ出身の23歳の兵士の死のほうが、そいつが守ろうとした5万人の死よりも大きく扱われる。  手を出したくても、マスコミに手を縛られて何も出来ないってわけさ。」 &bold(){13} 12.ライオンズシェア 2008年10月13日収録 ジャッカルは自分の立場を分かっている。 それでも望みのものを手に入れる ジャッカル 「最大の分け前をぶんどるのは誰か。問題はそれだ。  子供でも動物でも将軍でも同じ事さ。  なんでもいいってわけじゃない。最大の分け前が欲しいのさ。  猿やキリンの物にはならない。  最大の分け前を手に入れるのは支配者であるライオンだ。  そういうことだ。百万年も前からそういうことになってるのさ。  多分、それでいいんだろう。」 リューベン「待てよ、あんたはライオンじゃない。ジャッカルだ。」 ジャッカル「(シーッ)…ジャッカルがライオンを立ち退く事もある。誰にも言うなよ。」 &bold(){14} 13.不明 2008年10月30日収録 ジャッカルの最後の言葉。 インタビューは終わりか? ジャッカル 「道端にあんたが乗ってきたトラックがあった。  機関銃で穴だらけにされて、炎上したんだな。  死体はバラバラで黒焦げ。カメラも、テープレコーダーも、レムもない。  あんたが無事かどうかも分からん。  後でこのテープを取りに来て、好き勝手に使うのかもしれないな。  それともインタビューは終わり?  時間の無駄…命の無駄…いずれまた会おう。」 &bold(){15} 14.瀕死の男 2008年10月13日収録 ジャッカルが銃撃戦に出くわし、瀕死の男を見つける。 とどめは刺したのだろうか? ジャッカル 「今日、銃撃戦を見た。  APRの連中がトラックに乗ってきてバリケードの所で小競り合いが起きた。  UFLLの連中と撃ち合ってたのは5・6人ってところだろう。  20分ぐらい続いてた。岩の後ろから顔を出しちゃ手当たり次第に2・3発撃つんだ。  余程死ぬのが怖いらしい。  撃ち合いが終わると無傷だった奴が二人、慌ててジャングルの中に逃げ込んでいった。  様子を見に行くと、胃に風穴を開けられて倒れてる奴が居た。  トドメを刺してくれって泣きつかれたよ。  死ぬのが怖がり過ぎたから撃たれたのに、死にかけると逆に生き延びるのを怖がるとはな。  馬鹿だよ。」 &bold(){16} 15.無意味 2008年10月5日収録 ジャッカルの疑問。 彼らは何のために戦う? イデオロギーはどこだ? 何のために死んでいく? ジャッカル 「APRにしろ、UFLLにしろ、あのくだらないラジオを聞いてる連中が居るだろう?  ムバンチュイ、タンボッサ、どうせ同じ穴の虫だが。  何も考えずどんなプロパガンダにも賛成して叫ぶ餓鬼ども。  何もかも嘘だってのに…くだらん。救いがたい連中だ。  他人の為に殺し合いをしてるんだからな。  タンボッサ、ムバンチュイ、UFLL、APR。民衆の為の抵抗も知恵も労働もない。  イデオロギーなんて存在しない。勝ちたいとも思ってすらいない。  意味なんてありゃしない。ひとかけらも。  連中を大量に虐殺したらどうなる?何かが変わるのか?」 &bold(){17} 16.数字 2008年10月19日収録 ジャッカルは殺人を冷たい数字に変える ジャッカル 「誰かを殺さなくちゃならないとしたら…どうしても。  頭を銃でぶち抜くほうがマシか?斧でぶった切るのはまずいのか?  十人殺さなくちゃならないとしたら?百人だったら?千人なら?  もしそうすることで、千人を救えるとしたら、十人が助かるとしたら、自分が助かるとしたら…  殺人を正当化する基準は何だ?」 ---- **前任者のテープ プロモーションコンテンツで解除コードを入れることにより受けられる スペシャルミッションで入手出来るテープ。 &bold(){1} モロッコ人 前任者がジャッカルにメッセージを残す。 このテープはモロッコ人の情報屋の死体が持っていた 前任者 「やぁジャッカル。例のモロッコ人から面白い話を聞けたよ。  オンボロトイレの馬鹿どもが、どうやって新品の銃を手に入れたのかと不思議に思っていたら…  ジャッカル…もっと人を見る目を養うことだ。」 &bold(){2} グルジア人 グルジア人の情報屋の死体とともにあった前任者のテープ。 彼はジャッカルに迫っていた 前任者 「やぁジャッカル。あんたのグルジア人の仲間は口が堅いな。  指を切り落とされたってのに… だが奴の銃は新品だった。  つまりあんたから買ったって事だ。  さて、今この国で大量の銃を隠すとしたら何処だろうな。」 &bold(){3} ボリビア人 ボリビア人の情報屋の死体とともにあった前任者のテープ。 邪魔者を消しながらジャッカルに迫っている 前任者 「ジャッカル…話せばあんたに、話さなければ俺に殺されるとなれば連中としては逃げるしかない。  ボリビア人は国境へ向かった。次の奴はあんたに助けを求めるかもしれないな。」 &bold(){4} アメリカ人 アメリカ人の情報屋の死体とともにあった前任者のテープ。 彼は情報屋を脅せば口を割るかどうか考えている。 このアメリカ人は厄介な相手と出くわした 前任者 「やぁジャッカル。いつか会えたら教えてくれ。  何で皆あんたに忠義立てするのかを。  なぶり殺しにされるのが怖いからだと思って、何時間も掛けてあのアメリカ人で試してみたんだが…  俺の仮説は間違っていたらしい。」 &bold(){5} フランス人 フランス人の情報屋の死体とともにあった前任者のテープ。 ジャッカルへの忠誠心を金で買えるかどうか考えている 前任者 「やぁジャッカル。恐れ以外に人を縛る物があるとしたらそれは金だ。違うか?  あのフランス人は大した守銭奴だな。銃をあっちへ流しこっちに流し…  なのにあんたを売ることだけは同意しなかったよ。」 &bold(){6} イギリス人 イギリス人の情報屋の死体とともにあった前任者のテープ。 ジャッカルの追跡中に彼自身も追われていたようだ 前任者 「やぁジャッカル。コーンオル出身の彼とあんたについて面白い話が出来たよ。  だが追われているのはあんただけじゃなく、俺を捜している奴も居るらしい。  あんた自身も誰かを探してる。仲間が欲しいのか?  それとも、尋ね人が居るのか?」 前任者のテープを6つ集めると前任者から携帯にメッセージが届く。 メッセージが一件あります。 前任者 「俺達を捜しているようだなジャッカル。  俺達はセラオ湖の島に居る。いつでも来てくれ。」 &bold(){7} 銃弾 前任者の最後のテープ。 彼の死体とともにあった。自殺だ 前任者 「やぁジャッカル。皆あんたの事を正気じゃないと言う。  血に飢えた殺人鬼だと…全くだ。  だがあんたがこの戦争…これを戦争と言えるならだな。  それを終わらせようとしているらしい。それも儲けを度外視してだ。  残念ながら、あんたの仲間と違い、追っ手に尋問されたら俺は抵抗出来ないだろう。  俺があんたの秘密を守るには、自分で頭を撃ち抜く以外はないようだ。」
**ジャッカルのテープ マップの各地に落ちている。チュートリアルで強制的に一つ拾う。 集める事によりジャッカルのインタビュー音声が聞けるようになる。 拾う順番は関係なく、拾った数の分だけ聞ける番号が増える。 南部に行ってから北部のテープを拾うと一覧から消えるバグがある模様。 北部8個+1個、南部8個で計17個。 &bold(){1} 00.悪評 2008年9月17日収録 本当のモンスター。 ジャッカルが凶悪な一面を見せた。 気力を失わせるには、心をくじく必要がある。 ジャッカル 「犬や馬を馴らすように人を屈服させることは出来ない。  強く叩かれる程必死で抵抗するのが人間だ。  気力を失わせ、思い通りにするには心を挫かなくちゃならない。  人は戦いに尊厳を求めるらしい。  人を殺すにも適切な方法があると。  理性を捨て、無感覚になる。  人を殺すという恐怖に耐えるにはそうする必要があると…  そんな考えはブチ壊せ!  人を殺すということがどれ程汚く恐ろしいことか教えてやれ。  自分がそれを楽しんでいることを教えてやれ。  人間に対する先入観をブチ壊してやれば敵は恐れを抱く。  恐れられれば強くなる。  だが、それは飾りに過ぎないことを忘れるな。  ライオンが吠えたり、ゴリラが胸を叩いたりするのと同じだ。  本当の自分を見失ったら… 恐怖に負けたら…  力を失い、人間以下の存在になる。  そうなったら終わりだ。」 &bold(){2} 01.密輸 2008年10月2日収録 ジャッカルのインタビューの最後の記録の一つ。 UFLLのムバンチュイの邪悪さが分かるエピソードだ。 ジャッカル 「持ち込むのは簡単だ。山を越え、砂漠を抜け、何処にでも持って行った。  問題は国内への持ち込みだ。怪しまれたら買収しなくちゃならない。  または実力行使だ。  首尾良く入り込んだら、出来るだけ早く客に引き渡す。」 リューベン「客は(武器を)どうやって運ぶ?」 ジャッカル 「そうだな。六ヶ月前ムバンチュイにC4を300kg届けた。  彼は部下を10人ほど連れてきた。全部死体だ。  で、その死体にC4を埋め込んだんだ。」 &bold(){3} 02.循環 2008年9月20日収録 ジャッカルは停戦すら利用する。 古い武器を他の場所での新たな紛争にまわすのだ。 リューベン「武器は何処で?」 ジャッカル 「武器が全て崩壊後のソ連から来たって考えているならちょっと違うな。  それは昔話さ。俺は武器を循環させて儲けてるのさ。  リベリアで停戦になり、武装が解除される。  そしたら2000tの武器はスクラップか?  まさか、俺が買い取る。  で、そいつを余所で売りさばくってわけだ。」 リューベン「ソ連の銃は89年の時の?」 ジャッカル 「ふぅん、半分って所かな。  残りは旧ヨーロッパのだ。70年代までに植民地を放棄した後のやつだ。  フランスにオランダ、ベルギー。」 リューベン「何度も売り買いされてきたって事か。随分古いのも混じってる。」 ジャッカル 「フッフッフ、腐ったりしないからなぁ。  腐るのは死体だけだ。」 &bold(){4} 03.経済 2008年9月24日収録 道徳規範などない。 ジャッカルにとっては違法な武器もラジオも変わりない。 すべては経済という一言で片付く。 リューベン「何故武器を?車の部品やラジオじゃなくて?」 ジャッカル 「何処が違う?同じじゃないか。  朝起きて、電話を掛け、客と会って商談する。  配達し、代金を受け取る。  単純な話さ。人間が何千年もやってきたことをやってるだけだ。  ある物を別の物と交換する。モラルを問題にしてるのはあんただ。  悪事か…くだらん。  ベルギーやアメリカの武器工場で働いている連中は組合に入ってるんだろ。  バングラディッシュでラジオを作っている子供が週40時間労働で年間4万ドル稼ぐとでも思っているのか?  あんたはモラルを気にしすぎだ。くだらんね…」 &bold(){5} 04.故郷 2008年9月17日収録 ここでの戦火はアフリカ人の自業自得だとジャッカルは言う。 彼は気にもとめず、責任を感じていない リューベン「何故アフリカなんだ?世界中で武器を欲しがってるっていうのに、何故俺の祖国なんだ?」 ジャッカル 「どんな所だって誰かの故郷だろ。  だからって戦いがないわけじゃない。  俺のせいじゃないさ。  殺し合っているのはあんたのお仲間のアフリカ人だろ?  あんたの故郷の事なんて俺には関係ないしな。  他の所へ行けっていうのか?なるほどね。  他の誰かの故郷なら構わないってわけだ。」 リューベン「自分の故郷でも?」 ジャッカル「戦争が故郷さ。」 &bold(){6} 05.狂気 2008年8月28日収録 ジャッカルが心を病んだ男について語る。 狂気と恐怖について ジャッカル 「ブラックビーチに一年居た。最悪の場所だ。  看守はやりたい放題で、収容者の指をハンマーで砕いて喜んでた。  飢え死になんて日常茶飯事だ。  向かい側に居た奴が歯でネズミを捕まえてたっけ。  奴は二ヶ月間も手錠を外してもらえなかったんだ。酷い眺めだった…  奴はすすり泣いていた。ネズミを噛み殺しながら…  あの目、顔つき、正気じゃなかった。  そいつは三日後に死んだ。」 リューベン「それはどうして?」 ジャッカル「気付いたんだ。自分の有様に…」 &bold(){7} 06.経歴 2008年9月2日収録 武器商人になった経緯について語る リューベン「そもそも何で武器商人なんかになったんだ?」 ジャッカル 「海軍に居た時は世界中に銃を届けて回ってた。  20箱のライフルをこういう連中に渡してたんだ。  正規出荷のM-16じゃないぞ?  戦闘で没収した武器を密かに渡してたのさ。  記録には残らない。没収した武器が無くなってたら…裏はこうなってる。  軍隊が二つのことを教えてくれる。  お役所仕事への対応とそいつを避ける方法だ。  避け方が分かれば、武器で商売が出来る。  除隊したら実際にやってみる。俺の知る限り、武器を扱っている連中は皆そうだ。  軍が没収した武器が消えるってわけさ。」 &bold(){8} 07.安定 2008年10月2日収録 ジャッカルの武器取引にイデオロギーなどない。 最高値を付けた相手に武器を売る。 リューベン「どちらか一方についた事は?」 ジャッカル 「一度だけ儲けが半分になった上に死にかけた。  両陣営に売れば戦力が均衡して市場が安定する。  戦いが長引けば、儲けが増えるってわけだ。  APRにもUFLLにも俺が武器を渡してる。  今奴らは衝突を避けて武器を買い漁ってる。  武器を使わず金を使う。文句なしだ。」 リューベン「滅茶苦茶だよ。死者は数千人。難民は数十万人も居る。」 ジャッカル 「どっちかについてたら、かえって死人が増えていただろうな。  俺も死人の仲間入りだ。」 &bold(){9} 08.ヒューマニスト 2008年8月17日収録 ジャッカルは自分の選択は偶然だと言う。 誰でも武器商人になれるのか? リューベン「武器を売るのを断った事はあるのか?」 ジャッカル「俺は差別なんてしない。あんたと違う。」 リューベン「俺には武器は売れない。」 ジャッカル 「馬鹿言うな。素質は十分にあるじゃないか。  俺より商売上手だ。切れ者で独創的なセールスマンだよ。  フッ…俺を丸め込んでインタビューを承知させただろう。  後は書類仕事だけさ。」 リューベン「違う!武器なんか売る気になれないって事だ。」 ジャッカル 「俺は事実を指摘した。善人面するなよリューベン。  これまでツイてただけじゃないか。悪党にならずに済んだだけさ。  選択を迫られた時、人間の本性が現れる。」 &bold(){10} 09.ブーツを盗む 2008年9月27日収録 死体から盗む少年兵の話。 辛すぎる現実について ジャッカル 「昨日、子供が道端に居た。18にはなってないだろう…17か…  ショットガンを抱えてた。その横にはボロボロになったAPRの死体…  12口径の銃を目の前でぶっ放されたら…人の体なんてミンチになっちまう。  そいつは死体の足からブーツを脱がせた。疲れた様子だった。  疲れて老け込んで… こんなのは間違っている…」 &bold(){11} 10.パンによる迫害 2008年10月30日収録 AK-47がバランスを取るという言葉の意味は… ジャッカル 「何が悪いのか教えてやるよ。  イギリスやアメリカやカナダやスウェーデンの連中だ。  奴らの税金で賄われたリモコン操作のドローンが、市場にミサイルを撃ち込んでどっかの独裁者を倒す。  これで半年ぐらいは戦争も起きないし、パンも値上がりしないかもしれない。  武器を渡して何が悪い?  自分達の利益のために余所の国の独裁者を排除しておいて、大儀を振りかざす連中の方がよっぽど胸糞悪い。  ここの連中はリモコン操作のドローンで自分達の利益を守ることなんて出来やしない。  税金で兵器を買ったりしてない。政府なんてもんは殆ど機能してないんだ。  AK-47がバランスを取るのさ。俺が力になってやる。」 &bold(){12} 11.必要悪 2008年10月5日収録 ジャッカルに手は出せないのか? 彼の役割が外国の政府から歓迎されているとは ジャッカル 「このインタビューが終わったらどうするつもりなんだ?  ペンタゴンが俺を捕まえようとするとでも?  まさか、俺は必要悪だ。俺が居ないと困るんだよ。  さもないと自分達が来なくちゃならないからな。情勢を変えるために。  で、無言の帰国ってやつが始まってみれば大騒ぎさ。  アイオワ出身の23歳の兵士の死のほうが、そいつが守ろうとした5万人の死よりも大きく扱われる。  手を出したくても、マスコミに手を縛られて何も出来ないってわけさ。」 &bold(){13} 12.ライオンズシェア 2008年10月13日収録 ジャッカルは自分の立場を分かっている。 それでも望みのものを手に入れる ジャッカル 「最大の分け前をぶんどるのは誰か。問題はそれだ。  子供でも動物でも将軍でも同じ事さ。  なんでもいいってわけじゃない。最大の分け前が欲しいのさ。  猿やキリンの物にはならない。  最大の分け前を手に入れるのは支配者であるライオンだ。  そういうことだ。百万年も前からそういうことになってるのさ。  多分、それでいいんだろう。」 リューベン「待てよ、あんたはライオンじゃない。ジャッカルだ。」 ジャッカル「(シーッ)…ジャッカルがライオンを立ち退く事もある。誰にも言うなよ。」 &bold(){14} 13.不明 2008年10月30日収録 ジャッカルの最後の言葉。 インタビューは終わりか? ジャッカル 「道端にあんたが乗ってきたトラックがあった。  機関銃で穴だらけにされて、炎上したんだな。  死体はバラバラで黒焦げ。カメラも、テープレコーダーも、レムもない。  あんたが無事かどうかも分からん。  後でこのテープを取りに来て、好き勝手に使うのかもしれないな。  それともインタビューは終わり?  時間の無駄…命の無駄…いずれまた会おう。」 &bold(){15} 14.瀕死の男 2008年10月13日収録 ジャッカルが銃撃戦に出くわし、瀕死の男を見つける。 とどめは刺したのだろうか? ジャッカル 「今日、銃撃戦を見た。  APRの連中がトラックに乗ってきてバリケードの所で小競り合いが起きた。  UFLLの連中と撃ち合ってたのは5・6人ってところだろう。  20分ぐらい続いてた。岩の後ろから顔を出しちゃ手当たり次第に2・3発撃つんだ。  余程死ぬのが怖いらしい。  撃ち合いが終わると無傷だった奴が二人、慌ててジャングルの中に逃げ込んでいった。  様子を見に行くと、胃に風穴を開けられて倒れてる奴が居た。  トドメを刺してくれって泣きつかれたよ。  死ぬのが怖がり過ぎたから撃たれたのに、死にかけると逆に生き延びるのを怖がるとはな。  馬鹿だよ。」 &bold(){16} 15.無意味 2008年10月5日収録 ジャッカルの疑問。 彼らは何のために戦う? イデオロギーはどこだ? 何のために死んでいく? ジャッカル 「APRにしろ、UFLLにしろ、あのくだらないラジオを聞いてる連中が居るだろう?  ムバンチュイ、タンボッサ、どうせ同じ穴の虫だが。  何も考えずどんなプロパガンダにも賛成して叫ぶ餓鬼ども。  何もかも嘘だってのに…くだらん。救いがたい連中だ。  他人の為に殺し合いをしてるんだからな。  タンボッサ、ムバンチュイ、UFLL、APR。民衆の為の抵抗も知恵も労働もない。  イデオロギーなんて存在しない。勝ちたいとも思ってすらいない。  意味なんてありゃしない。ひとかけらも。  連中を大量に虐殺したらどうなる?何かが変わるのか?」 &bold(){17} 16.数字 2008年10月19日収録 ジャッカルは殺人を冷たい数字に変える ジャッカル 「誰かを殺さなくちゃならないとしたら…どうしても。  頭を銃でぶち抜くほうがマシか?斧でぶった切るのはまずいのか?  十人殺さなくちゃならないとしたら?百人だったら?千人なら?  もしそうすることで、千人を救えるとしたら、十人が助かるとしたら、自分が助かるとしたら…  殺人を正当化する基準は何だ?」 ---- **前任者のテープ プロモーションコンテンツで解除コードを入れることにより受けられる スペシャルミッションで入手出来るテープ。 &bold(){1} モロッコ人 前任者がジャッカルにメッセージを残す。 このテープはモロッコ人の情報屋の死体が持っていた 前任者 「やぁジャッカル。例のモロッコ人から面白い話を聞けたよ。  オンボロトイレの馬鹿どもが、どうやって新品の銃を手に入れたのかと不思議に思っていたら…  ジャッカル…もっと人を見る目を養うことだ。」 &bold(){2} グルジア人 グルジア人の情報屋の死体とともにあった前任者のテープ。 彼はジャッカルに迫っていた 前任者 「やぁジャッカル。あんたのグルジア人の仲間は口が堅いな。  指を切り落とされたってのに… だが奴の銃は新品だった。  つまりあんたから買ったって事だ。  さて、今この国で大量の銃を隠すとしたら何処だろうな。」 &bold(){3} ボリビア人 ボリビア人の情報屋の死体とともにあった前任者のテープ。 邪魔者を消しながらジャッカルに迫っている 前任者 「ジャッカル…話せばあんたに、話さなければ俺に殺されるとなれば連中としては逃げるしかない。  ボリビア人は国境へ向かった。次の奴はあんたに助けを求めるかもしれないな。」 &bold(){4} アメリカ人 アメリカ人の情報屋の死体とともにあった前任者のテープ。 彼は情報屋を脅せば口を割るかどうか考えている。 このアメリカ人は厄介な相手と出くわした 前任者 「やぁジャッカル。いつか会えたら教えてくれ。  何で皆あんたに忠義立てするのかを。  なぶり殺しにされるのが怖いからだと思って、何時間も掛けてあのアメリカ人で試してみたんだが…  俺の仮説は間違っていたらしい。」 &bold(){5} フランス人 フランス人の情報屋の死体とともにあった前任者のテープ。 ジャッカルへの忠誠心を金で買えるかどうか考えている 前任者 「やぁジャッカル。恐れ以外に人を縛る物があるとしたらそれは金だ。違うか?  あのフランス人は大した守銭奴だな。銃をあっちへ流しこっちに流し…  なのにあんたを売ることだけは同意しなかったよ。」 &bold(){6} イギリス人 イギリス人の情報屋の死体とともにあった前任者のテープ。 ジャッカルの追跡中に彼自身も追われていたようだ 前任者 「やぁジャッカル。コーンオル出身の彼とあんたについて面白い話が出来たよ。  だが追われているのはあんただけじゃなく、俺を捜している奴も居るらしい。  あんた自身も誰かを探してる。仲間が欲しいのか?  それとも、尋ね人が居るのか?」 前任者のテープを6つ集めると前任者から携帯にメッセージが届く。 メッセージが一件あります。 前任者 「俺達を捜しているようだなジャッカル。  俺達はセラオ湖の島に居る。いつでも来てくれ。」 &bold(){7} 銃弾 前任者の最後のテープ。 彼の死体とともにあった。自殺だ 前任者 「やぁジャッカル。皆あんたの事を正気じゃないと言う。  血に飢えた殺人鬼だと…全くだ。  だがあんたがこの戦争…これを戦争と言えるならだな。  それを終わらせようとしているらしい。それも儲けを度外視してだ。  残念ながら、あんたの仲間と違い、追っ手に尋問されたら俺は抵抗出来ないだろう。  俺があんたの秘密を守るには、自分で頭を撃ち抜く以外はないようだ。」

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