双谷島小波の部屋

琴実:6/16 f


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a、ご飯から食べます。白米おいしいじゃないですか。

 どうして突然こんなことを聞いてくるのか、疑問の余地は野球ができるくらいあったが、おずおずといった感じで、私は答えた。

琴生「ご飯から……ですけど……」
遙「あっ、やっぱり? わたしもわたしも。ご飯から手をつけるのが、わたし好きでね。まず最初に白米を口に入れないと気になるよね? やっぱ日本人としては始めに白いご飯を頬張るのが普通っていうか……」
琴生「……霧沢さん、さっきおかずから食べてたじゃないですか」
遙「えっ……」

 まだ食べ始めて間もない彼女のお弁当を見れば一目瞭然。
 梅干しがひとつ乗っかった白いご飯には、まだなんにも手はつけられていない。

遙「いっ、いや。これは気のせいだよ。おかずに見せかけたご飯っていうか。あははは……」
琴生「…………」
遙「ごめんなさい」