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不利なレートで指値を入れる?<逆指値注文>

「逆指値注文」は、現在のレートより「価格が下がったら売る」「価格が上がったら買う」というように、指値注文とは逆の注文を出す方法です。

「自分にとって不利なレートで指値を入れる」ことになりますが、次のような特徴やメリットを期待しての注文方法です。

「逆指値注文」は、
  • 1.相場のトレンドにうまく乗りやすい。
  • 2.損失を確実に止められる。
  • 3.一定の利益を確保する。
という特徴を持っています。

トレンドの上昇気流に乗る為替相場は、一度動き出したら一方向に動く傾向にあります。

上昇トレンドが来たときには、それが続くことを想定して、今のレートより高くなったら買い、逆に、下降トレンドが続くと想定して今のレートよりも低くなったら売り注文を出します。

たとえば、現在の相場が1ドル=115円の場合、もし為替相場が1ドル=116円まで上昇したら、「ドル高に振れた(上昇トレンド)」と判断します。そこで、あらかじめ1ドル=116円になったら「ドル買い」という注文を出しておきます。

また、現在の相場が1ドル=115円の場合、為替相場が1ドル=114円まで下降したら、「ドル安に振れた(下降トレンド)」と判断したとします。この場合も、あらかじめ1ドル=114円になったら「ドル売り」という注文を出しておきます。

このように、上昇トレンド・下降トレンドに移ったと判断した場合に、そのトレンドに自動的に乗れるように、あらかじめ注文しておくのが「逆指値注文」です。

損失をあらかじめ限定する相場は予想どおりに動くとは限りません。もし、相場が予想と反対の動きをした場合でも、出来るだけ損失を小さくしたい、あるいは損失をあらかじめ限定しておきたいという場合には、この「逆指値注文」が有効となります。

たとえば、相場が1ドル=115円だとします。予想は1ドル=117円まで上昇(ドル高)して差益を得るのが狙いです。この場合、予想がはずれて1ドル=113円まで下降(ドル安)すると、【2円の損失】が出ます。

そこで、「損失は最大でも1円までに抑えたい」という場合は、「1ドル=115円でドルを買って、1ドル=114円で売る」という注文を出します。そうすることによって、予想と反してドル安に動いた場合でも【最大損失1円】というように、限定した損益で抑えられることになります。

こうした買い方は、「ストップ・ロス注文」とも呼ばれ、ポジションを保有している場合、損失が拡大しないように、リスクヘッジする手法として有効な方法です。

利益を確定する「逆指値注文」は、損失を抑える効果の他、利益を確定するためにも有効です。

たとえば、ドル高になると予想して1ドル=110円でドルを買ったとします。相場が予想どおり動き、1ドル=115円まで上昇(ドル高)しました。

一定の利益を確保したい場合には、1ドル=113円で「逆指値による売り注文」を出しておくことで、1ドル=115円から113円に下がった場合でも【3円の利益が確定】されるわけです。

このように、相場が予想どおりに動いた時は、逆指値をつり上げていくことで、一定の利益確保を狙うというのにも有効な手段といえます。