未完成


外国為替の基礎知識


FXという言葉をよく聞くけど意味がわからない。。
FXが多くの方に知られるようになった今でも、意外とそういう方はいらっしゃるのではないでしょうか?

FXとは、「Foreign eXchange on margin」の略で、直訳すると「外国為替証拠金取引」という意味です。

為替(かわせ)とは、「交わし」を語源とする言葉で、交換する、売買するといった意味を持ちます。つまり、「外国為替」とは、円やドルといった世界各国の通貨を売買しあうことをさします。

それでは、証拠金とはどういう意味なのでしょう?

証拠金とは、「保証金」とも呼ばれ、いわば担保のようなもので、外国為替の売り買いの取引を行うために、その取引額に比例して必要となる「先に預けておくお金(預託金)」のことです。

つまり、FX(外国為替証拠金取引)とは、『「外国の通貨の売買の仲介を行ってくれる業者」に先にお金を預け、そのお金を元に各国の通貨を売買する」』ということを指しているのです。

では、FX(外国為替)は、どうやって利益を得ているのでしょうか?
ここでは、FXの収益法のひとつである「為替差益」について説明します。

通貨と通貨を交換するレートは、毎日変わっています。
「円高」や「ドル安」という言葉を誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

「円高」というのは、他の国の通貨に対して、円が高くなること。

たとえば、1ドル=100円が次の日に1ドル=50円になったとします。
これは、1ドルを買うのに100円必要だったものが、50円と少なくなったのですから1円の価値があがったということになります。これが「円高」です。

つまり、「円高」とは、より少ない円で他の通貨と交換できること、
「円安」とは、他の通貨と交換するのにより多くの円が必要なこと、といえます。

FXは、ある通貨が、他の通貨に対して「高くなる」のか「」を予想し、高くなるだろう通貨は「買い」、安くなるだろう通貨は「売り」の注文を出します。

極端な例であらわすと、1ドル=100円のときに、「円が安くなる」と予想して10,000円で100ドルを買ったとします。
次の日に1ドル=200円になっていたさいに100ドルを売れば10,000円だった元手が20,000円になり、10,000円の利益を得るということになります。

このように各国の通貨の価値の変動(これを「為替差益」と呼びます)によって、FX(外国為替)は利益を得ているのです。
最終更新:2009年04月23日 12:25