風が荒れ狂う場所(特殊な戦闘状態の処理)
風が荒れ狂い、戦闘行動に影響を与える状況での設定です。
山岳地帯・切り立った崖の海岸地帯を初めとした屋外のほか、状況によっては洞窟・遺跡等でもご利用いただけます。
毎ラウンドの開始時点でGMまたはPCのうちの一人(ランダムに決定しても可)が1d6を振り、出目により風向きを決定します。この風の影響は、PC・魔物を問わず全員に適用します。
○出目1又は2:奥(左)⇒手前(右)への強い風(一般にはPCが向かい風)
・一般的にはPC側が不利な立場となります。
・向かい風となる場合は、射撃攻撃の射程が半分となり、ダメージに-2となります。また、移動力が-5となります。
・追い風となる場合は射撃攻撃の射程が10mプラスとなり、ダメージが+2となります。また、移動力が+5となります。
○出目3又は4:横からの強い風
・射撃攻撃の命中力に-1のペナルティが課せられます。
・強い横風でバランスを崩し、転倒する可能性があります。GMは、横風の出目が出た場合には「2d+(冒険者レベルの平均+2~3程度)」で目標値を設定してください。
PCの場合には2d+冒険者レベル+敏捷度ボーナス、魔物の場合には2d+MLによる判定を行い、この判定に失敗した場合には、転倒します。
なお、この転倒によるペナルティは該当するラウンドの終了まで継続するものとします。
○出目5又は6:入り口から奥へ吹く強い風(PCが追い風)
・出目1・2の場合と同じですが風向きは逆になります。
一般的にはPC側が有利な立場となります。
出目によって風の強さの強弱を代える、クラウド系等の一定の魔法に対してもペナルティが与えるなどのアレンジが可能かと思います。ぜひいろいろお試しください。
最終更新:2009年05月21日 16:48