<元魔術師ギルド> “時計教授”クロック (人間/男/70代)

「昔々、あるところに魔法使いがいました。
魔法使いは他の魔法使い同様、研究に身を捧げてきました。
不老不死になりたい。他の者に勝ちたい。もっと、もっと。
その欲望という名のゴールを追いかけ続けて、ある日、魔法使いは気づきました。
『時間が無い。時間が足らない』
困り果てた魔法使いは、考えに考えて、やがて閃きました。
『そうだ、時間の研究をしよう。もっと研究を続けるために。もっともっと研究をするために』
そして誰にも邪魔されないように、人里離れた場所に研究所を構えて、研究が始まります。

いつしか、魔法使いはこう呼ばれるようになりました。
『時計教授(プロフェッサー・クロック)』と。

そして今でも、森の中の木々に混じって、時を刻む鐘の音が聞こえてくるといいます。


正確な本名は知られていないが、魔動機文明時代の研究者である。
初期は普通の研究者だったが、後期はの研究が時間に関わることが多かった為に、そう呼ばれた。
天才という人間もいれば狂人という人間もいる。ルーンフォークの研究では頭一つ抜けていた。
途中から『娘の病気を治療し、蘇らせる』ということも研究の目的となっていきました。
それが病気ではなく、魔神の呪いであると知ったのは、娘が死んでしまってからです。

本当の名前は捨てているため、自分のことを『時計』と呼びます。
ソーサラーレベル13、コンジャラーレベル10、セージレベル13です。
魔動機術にもレベル10相当で長けていますが、能動的には行動しません。

▼使い魔『ミニッツ(ミニット・セカンズ)』
要望により女性化した使い魔の猫。離し方も、最初に比べて礼儀正しくなった。
ファミリアの枠を超えた能力を持つが、所詮はファミリア。
独立して行動する場合はソーサラーレベル5、セージレベル5、スカウトレベル5です。
その他のデータが必要な場合は、ファミリアⅡ・猫に準拠しています。

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最終更新:2008年11月17日 19:47