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GM/Zen/奪われし太陽 - (2010/08/26 (木) 21:01:46) のソース

&bold(){&sizex(6){ショートキャンペーン「奪われし太陽」}}
#region(基本情報)
*基本情報
【募集人数】 3~5人
【日程】 8月の週末(週1ペースを予定)
【締め切り】8/7(土)12:00
【総経験点】8000-15000
【誤差】応相談
【拘束性】あり
【規模】全4回(想定)
【その他】
 種族特徴強化:×
 防御ファンブル:×
 信仰と神の力:×
【特記】
 5つのハンドアウトの中から、希望するものを2つまで選んで下さい。
 初回は8/7(土)、8/8(日)のどちらかを予定。ご都合を書いていただけると助かります。
【注意事項】
 その後の日程はすべてPLGMの相談により決定のため、
 場合によっては都合があわず長期拘束が発生する可能性があります。
 あらかじめご了承ください。
 場合によっては、都合が合う時間が発生すれば昼や深夜に行う可能性もありますが、
 一応は「急がず進行」を目標とします。
 少し無理をしてでも早く終わるべき、という方は趣旨に反する恐れがあります。

 キャンペーンは同時に複数はできない制限がハウスルールであります。
 他に参加したいキャンペーン、シナリオがある場合、
 そちらを優先した方が幸せだと思います。GMもPLもネ。


椎名さん、コピペにOKを出していただき、ありがとうございます。
#endregion

#region(その他)
**その他
-セッション回数は、GM力の溜まり具合によって変化します。(想定は4回)
-選考は様々な要素(主にバランス)を考慮して行いますので、ガンガン応募していただけると助かります。
-仮に、良いシナリオになった場合は、シナリオのみ編集し、外部に公開する可能性があります。(可能性は低いですが、念のため)
--PL, PCの情報は一切使用しません。ご安心下さい。
#endregion

#region(概要)
**概要
このシナリオの舞台は、帝都ルキスラから徒歩3日程の距離にあるジェレミー村になります。
ジェレミー村は、太陽の花と呼ばれ、ティダン信者に親しまれている“ひまわり”を栽培していることで有名です。

今年の夏も、ひまわりは天に向かって真っ直ぐに育ち、無数の花を咲かせていました。
村人たちがティダンへの感謝を捧げつつ、収穫の時を待ちわびていたある日のこと……

太陽が昇ると共にひまわり畑に向かい、今日の仕事に精を出そうとしていた村人はあることに気付きます。
『ひまわり畑が無い!?』
そうです、村の生命線である、ひまわり畑は跡形もなく消え去っており、
畑があった場所には、毒々しい沼地が、まるで昔からあったかのように存在しておりました。

村人は驚きと共に仕事道具を取り落としましたが、事態はそれだけに収まりませんでした。
沼地から現れるトカゲ男たちが、夜ごとに村人を攫って行くようになったのです。
村人達はすぐさま領主に騎士団の派遣を頼み込みましたが、貴族たちの腰は重く、2週間経った今もなお、色の良い回答は得られません。

村人たちは僅かな蓄えをかき集め、冒険者に頼ることを決意します。
そう、最近ルキスラで人々の話題にのぼるようになった、“竜の篭”に所属しているPC1に……
#endregion


#region(ハンドアウト)
*ハンドアウト
-位置づけ
ハンドアウトは各PCに緩い動機を与えるためのものです。
もちろん、キャンペーン中にPC個々人の動機を見つけていただいても構いません。(むしろ、強く推奨します)
また、ハンドアウトごとの個別報酬は、名誉点および称号のみです。
導入を分けたのは、各PCの動機付けという観点からであり、PCを強化するものではないことをご認識下さい。

-追記
称号は、自称でも構いません。
また、PC3,4の任意条件は「~という設定を受け入れても良い」と読み替えていただいても構いません。

#region(PC1「別名:主人公」)
**PC1「別名:主人公」
***概要
あなたは、最近帝都ルキスラで噂になり始めた、新興の冒険者です。
あなたは受領した依頼の(ほぼ)全てを解決し、『信用できる冒険者』として高く評価されています。
その名前は、称号と功績と共に、今日もまた帝都のどこか囁かれていることでしょう。

ある日、幸運な冒険者の一人であるあなたが竜の篭で過ごしていると、
一人の少女が、あなたの名声を頼りに「村で起きた異変を解決して欲しい」と助けを求めてきます。
***必須条件
+名誉点100以上
+称号持ち(自称で一向に構いませんよ!)
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#region(PC2「別名:神の使命を帯びたもの」)
**PC2「別名:神の使命を帯びたもの」
***概要
あなたはある日、盲いそうな程、まばゆく輝く光と共に、魂を震わせる重々しい声を聞きます。
それは、あなたが神聖魔法の使い手となった日に聞いた、「神の声」と全く同じものです。
神はあなたに告げます。『XXXと呼ばれる冒険者たちと共に、ジェレミー村の異変を解決せよ』と。
(XXXはPC1の称号になります)

幸いにも、あなたには心当たりがあります。XXXはあなたと同じ竜の篭に所属している冒険者のことでしょう。
あなたは早速竜の篭に向かい、XXXとコンタクトを取ることになります。そう、神の使命を果たすべく……

**必須条件
+プリースト技能2以上
#endregion

#region(PC3「別名:知恵袋」)
**PC3「別名:知恵袋」
***概要
あなたは魔術師ギルドか、マギテック教会の依頼を受けることになります。
依頼内容は「奪われたマジックアイテムを取り戻して来ること」です。
また、この依頼に関し、依頼主は盗賊ギルドに、協力者を一人要請しました。
あなたと協力者は竜の篭で落ち合うことになっています。

***選択条件1(いずれか一つ)
+セージ技能1以上
+アルケミスト技能1以上
***選択条件2(いずれか一つ)
+魔術師ギルドか、マギテック教会に所属していること。
+魔術師ギルドか、マギテック教会の依頼を断れないこと。
+魔術師ギルドか、マギテック教会の入会試験を受けようとしていること。
#endregion

#region(PC4「別名:スカウト」)
**PC4「別名:スカウト」
***概要
あなたは盗賊ギルドの依頼を受けることになります。
依頼内容は「奪われたマジックアイテムを取り戻して来ること」です。
もちろん、PC3の協力者とはあなたのことです。

***必須条件
+スカウト技能1以上
***選択条件(いずれか一つ)
+盗賊ギルドに所属していること。
+盗賊ギルドの依頼を断れないこと。
+盗賊ギルドの入会試験を受けようとしていること。
#endregion

#region(PC5「別名:その他枠」)
**PC5「別名:その他枠」
***概要
あなたはPC1が依頼を受けるとき、たまたまその場に居合わせた冒険者です。
まあ、PC2~4も“何故か”、“偶然にも”居合わせるんだけどね!
***条件
+なし
#endregion
#endregion

#region(あらすじ<-Update![20108/26 22:00])
+第一話(一日目~二日目)
+-“万能なる従者”エリーゼは名指しの依頼を受け、偶然にも居合わせた仲間たちと共に、ジェレミー村に赴いた。
+-一行がジェレミー村に辿り着いたその日、依頼人キーラの祖父、“守護者”アントンがアンデッドの一軍に襲われ、殺されているを発見した。
+-守り手を欠いた村をリザードマン達が襲うが、見事、冒険者たちはジェレミー村を守り抜いた。
+-村の内部に入り込んでいたブラグザバス神官のドミニカは、村から守りの剣を奪い、不吉な予言を残して飛び去っていった。
+第二話(三日目)
+-暗躍するヤコブの計画を打ち砕き、エドモンを救い出した!
+第三話(四日目~七日目)
+-“獣達が眠る”赤きロングソードの破壊を行った
+-&bold(){沼の中央に天まで届くほどの巨大な樹木が蜃気楼のように見え隠れしているのに気付いた。}(五日目)
+-グルネルから魔剣を奪おうとしているリザードマン族長を見つけ、その命を絶った。
+第四話(八日目~九日目)
+-大樹の根もとで儀式を行っているドミニカを発見した。
+-復活した≪日照りの杖≫を振るい、沼地を割り、大地を隆起させ、沼の中央の大樹まで続く道を作った。
+-不吉な予感を感じ取り、冒険者たちはドミニカの元に駆け出して行った。
+-道中で一行の前に立ちふさがった操霊魔法の使い手、ドアの企みを見破り、打ちのめし、改心させた。
+-冒険者達は再び、大樹に向かって駆け出して行った。
+第五話(九日目~)

#endregion

#region(セッション中に取得した情報<-Update![20108/26 22:00])

***マジックアイテム
+“守護者”アントンのハードノッカー
+-形状:黄褐色をしたハードノッカー
+-効果:妖精の武器(土)化されたハードノッカー。
+-現状:エリーゼが所有。
+ナバの穢された刀身
+-形状:奇妙に湾曲し、薄紫色に輝く刀身を持つ短剣。刀身には見たこともない言語でまじないが刻まれている。
+-効果:このナイフでまだ脈打つ心臓を切り取り、マジックワードを唱えると、周囲一体が沼地と化す。なお、一定期間に同様の儀式を続けて行わないと、沼地は消滅する。
+-現状:ジェレミー村周辺にあると推測。ローリエが奪還を依頼されている。
+“獣達が眠る”赤きロングソード(破壊済み)
+-形状:苦悶と怨嗟の声を上げる精霊の表情が、刀身に浮かび上がり続ける禍々しい長剣
+-効果:威力的には、炎属性が付与されたガイスター相当。装備条件的には、ロングソードのチートアイテム。1回振るうと、刀身がその力に耐えきれずに砕け散る。
+-備考:エドモンが邪法によって作り上げた魔剣。刀身には十数匹のサラマンダーが封じられており、その命を燃やし尽くすことによって、破壊の力を生み出す。
+-現状:冒険者たちの決断によって、破壊。封じられていたサラマンダーも解放された。そう遠くない未来、精霊力の乱れは収まります。

***キーアイテム
+不吉な邪神のマーク
+-形状:翼と尾を持つ美しい女性を模った、紫色に輝く印
+-現状:エリーゼの日記の1ページに模写があり、染料がゼオの小袋に入っている。
+日照りの杖
+-形状:先端に握り拳大の宝石がつけられた、一本の杖。
+-効果:沼を干上がらせ、大地を生みだす程度の能力(今は失われている)
+-備考:第三話で取得した魔神の血を宝石に塗り込むことで、一時的に力を取り戻す。
+夢見た聖者が振るった剣(鑑定前:グルネルが持っていた魔剣)
+-形状:禍々しい装飾がなされたロングソード。所有者の穢れが多ければ多いほど、刀身からどす黒い炎が吹き出す。
+-効果:剣の保有者は、7日に一度、夢の中に現れる魔神と一対一で闘わなければならない。なお、夢の中での死は、肉体の死に繋がる。
+-備考:アンネリーゼが保有。

***独白
&sizex(4){■“村一番の鍛冶屋”エドモン}
-一年前
-+ドミニカに“クエスト”の呪いをかけられた。使命は「強力な炎の魔剣を作ってヤコブに手渡すこと、この件を口外しないこと」
-+加えて、デュラハンの死の宣告によって、一年間の期限を切られた。「魔剣を作りさえすれば、両方の呪いを解く」という言葉に不信感を抱きつつも、魔剣を作り始めた。
-数ヶ月前
-+十分に時間を使って、質の良い魔剣が完成した。魔剣をヤコブに手渡したところ……目の前で打ち砕かれた。
-+彼は「威力が足りていない」と言い、周囲一帯の精霊力をかき集めて、剣に封ぜる邪法をエドモンに伝えた。
-+その邪法によって、精霊力のバランスが崩れるのは明白であったため、断ろうとしたが……クエストの呪いがエドモンに激痛を与えた。
-+エドモンはヤコブの高笑いを耳にしながら、死力を振り絞り、倒れるまで魔剣を打ち続けるようになった。
-三週間前
-+ドミニカとヤコブが『魔剣が完成したらあの老いぼれは用済み、殺してしまおう』と話しているのを耳にした。
-+死の運命から逃れるため、いくつかの策を講じ始めた。
-三日目
-+サラマンダーを封じていた水晶を意図的に砕く。ヤコブは悪態をつきながらも、サラマンダーを捕らえに飛び出していった。
-+クエストの激痛に耐えながら、地下倉庫に隠していた火薬壺を隠すように工房に設置した、あとは……

&sizex(4){■ジェレミー村に伝わる昔話}
-大破局の折、この辺りは“魔の沼”と呼ばれ、強力な蛮族や魔物たちが跳梁跋扈する危険な領域だった。
-当然のことながら、周囲の人族は彼らに襲われ、攫われ、怯えながら暮らしていた。
-ある日、ある時、ナイトメアのティダン神官がその状況を憂い、コールゴッドを行使した。
-呼び出されたティダンは彼の願いを聞き届け、沼を干上がらせ、大地を生みだし、森と生命を創造した。
-凱旋したティダン神官は、聖者と称えられ、彼の偉業を記すための祭壇などが作られた。
-その聖者こそが、ジェレミー村を興した人物であり、村人皆の祖先なのである。

&sizex(4){■3つの奇蹟}
+沼を干上がらせ
+-日照りの杖によって、引き起こされた奇蹟
+大地を生みだし
+-日照りの杖によって、引き起こされた奇蹟
+森と生命を創造した。
+-ティダンによってこの地に植えられた、ユグドラシルの幼木によって、引き起こされた奇蹟


記述はここで終わっている。筆者はここで力尽きたようだ……
#endregion

#region(NPC達<-Update![20108/26 22:00])
称号はGMが思いついたら付けます。
**村人達
+“太陽の娘”キーラ
+-外見:亜麻色の髪を揺らし、若草色の瞳を輝かせた小柄な少年。小麦色の肌と、目の下に携えたそばかすは、彼の活発生をうかがわせる。彼の微笑みは太陽のように輝き、皆の心を暖かく照らし出すかのようだ。
+-備考:元は少女の予定、ランダム様のお告げでショタ化。哀れ。せっかくなのでPCと密な関係を持たせたいところ。
+-備考2:冒険者たちのアドバイスで、彼の将来が決まりました。エピローグの時に見せて上げたいですね。
+“守護者”アントン(故人)
+-外見:腕や体には刀傷を多々残している、短髪・白髪の老人。
+-備考:村に守りの剣を持ち帰った、村の英雄。アンデッドの一団に襲われ死亡。
+“嘆きの”マルク
+-外見:未定
+-備考:わたしが村長です。
+“力を求めた男”ゴッホ
+-外見:恰幅が良い……というよりは、肥えた体を神官服に包んだ中年の男性。脂ぎった顔、膨れあがった腹、太い手足からは、愚鈍な印象を受けるが、その小さな目は鋭く、抜け目なく、輝いている。
+-備考:神の声が聞けない神官。常に先祖やドミニカと比較されながら生き続けてきた。その心の隙間を突かれ、ドミニカに守りの剣を奪われる。
+“村一番の鍛冶屋”エドモン
+-外見:一見しただけで肉体労働者であると容易に想像できる、筋骨隆々の、男性ドワーフ。短く刈った髪と、丸太のように太い腕と首、ごつごつした両手は、まさしく鍛冶屋特有のものだ。
+-備考:『クエスト』の呪いから解放され、安眠できるようになった。しかし、家が吹き飛び、ほぼ無一文に……とりあえず宿で生活している。
+“村八分の”ナタリー
+-外見:とがった顎を持つ垢じみた顔をした老婆。その顔には常に柔和な笑みを浮かべている。
+-備考:現在は病院で病人たちの治療に従事している。
**マギテック協会
+ハンス教授
+-外見:タビット
+-備考:ローリエに“ナバの穢れた刀身”の奪還を依頼した人物。
**森の住人
+“森の賢者”レッサーマンティコア
+-外見:一般的なレッサーマンティコア
+-備考:ひねくれ者で性格が悪い……が、基本的に人間が好き。森の住人という立場上、積極的に協力する訳にはいかないが、遠回りに協力し続けてきた。
+-備考2:果物が大好き。食べると「とろろん」とした顔つきになり、多少絡みやすくなる。
**敵対者達
+リザードマン族長(故人)
+-外見:一際体格の大きい、隻眼のリザードマン
+-備考:沼を求めて各地を放浪していたリザードマン一族の長。沼の提供を条件に、ドミニカにその力を貸す。
+-台詞:『我らリザードマンには、あの沼地が必要なのだ。故に……』『汝ら人族には、贄となって貰う。その心の臓をもってな』
+ドミニカ
+-外見:艶やかな黒髪を肩口まで垂らし、穏やかな笑みを浮かべた、妙齢の女性。その体に纏った神官服と、首から下げたライフォスの聖印は彼女の職業を物語ります。
+-備考:典型的なブラグザバスの神官。悪役。守りの剣を奪った女。
+ヤコブ(故人)
+-外見:茶色のローブに身を包んだ、華奢な印象を受ける線の細い青年。ブラグザバス信者。
+-備考:炎の魔剣を手に入れるため暗躍していたが、その計画と命を冒険者一行によって絶たれる。(第二話)
+-台詞:「ヒャッハー!痺れろ、痺れろ-!」→「や、やめ……くるなぁ!」
+ウォーターデュラハン(消滅)
+-外見:青い鎧を纏ったデュラハン。出現時は、マナの力で周囲に雨を降らし続ける。(夏にオススメ)
+-備考:水陸両用、水の中でも自由に動けます。ただし、その代償として、『弱点:炎』を負っています。エリーゼのメイド力によって撃破(第二話)
+-台詞:『おやおやお嬢さん、私の目は節穴だったのかな?もっと美しく舞ってくれたまえ』
+ドア(改心)
+-外見:身長150cm程の、痩せ型の少女。髪の合間から見えるのは鋭い三白眼。そのため、常に睨んだり、険しい顔をしているように見える。
+-備考:フェイスレスの3弟子の一人。魔術よりもスカウトに適正があり、もっぱらスカウトの技術を活用して、フェイスレスの悪事に手を貸していた。(コンジャラーLv:4、スカウトLv5)
+-備考2:ゼオの魂の説得により、改心。義妹となり、罪を悔い改めることを誓った。実は元々ライフォス信者だったりする。
+-台詞:「さあ、悲鳴のコーラスを奏でましょう?」
+フェイスレス
+-外見:ルルブ参照
+-備考:ドミニカ、ヤコブ、ドアの師。
#endregion