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「本編3」(2006/10/23 (月) 05:23:21) の最新版変更点
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男「お!ここだここだ。」
女「ほう・・・いい店だな」
男「!だよな!?友達に教えたら、ぼろいとか抜かしやがってよ(ブツブツ)」
女「私はこういうレトロな感じは好きだ、粋な店より趣がある」
男「やべぇ・・・お前は俺か!まぁ、普通の喫茶店なんだがな・・・(きっと女をうならせることが出来るはず・・・!)」
女「ほぉ・・・男の推薦がどれほどのものか・・・試してみようか?クスクス」
男「いや、普通の喫茶店だってww(やべえ、なんか読まれてる・・・)」
女「そうか・・・普通の喫茶店か・・・クス(まぁ、読んでるからな)」
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女「なあ、もし私が人の心が読めるっていったらどうする?」
男「そりゃ、困るな」
女「困る……のか?(やっぱり、嫌われてしまうのだろうか?)」
男「いつも、女のこと考えてるからな、呆れられるよ」
女「い、いや、それは結構、嬉しいものなんだ」
男「そんなもんか?(お、なんか、笑顔になった、ほんとこいつの笑顔は可愛いな)」
女「うん、そういうものだ(よかった、男になら、私の……)」
男「さて、今日はどこにデートにいこうか(うわ、あの女露出しすぎ、えっちいなー、
胸もあるしなー、いい女だ)」
女「……」
男「……?」
女「……」
男「あれ?」
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先生「今日は抜き打ちテストやるぞー」
男「げ、まじかよ(やばいやってねー!)」
男友「ちょ、全然勉強してねーよ…(よかったー、塾行ってて)」
男友「俺も俺もー(でもこの単元なら楽勝だな)
女友「私もだめかもー(昨日隣のクラスでやったって話聞いといて良かった)」
男「(良かったー、みんなやってないなら点数低くても大丈夫そうだ)」
女「(男、哀れなり)」
女「………」
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~夜中~
父「zzz・・・」
女「・・・(寝れないなぁ・・・)」
父「兄…ムニャムニャ・・・zzz・・・(ぅあ・・・だめだぞハァハァ)」
女「・・・???(どんな夢見て・・・)」
父「ば・・・そ、じゃ・・な・ムニャムニャ(ばかっハァハァそこじゃないって・・・ハァハァ)」
女「Σ・・きゃぁぁぁああああ!!!」
~朝ご飯時~
父「・・・(ん・・・?どうした女)」
女「・・・(変態変態変態変態変態変態)」ガクブル
父「Σ・・・(な!?なに、なにいってるんだ!?)」
母「・・・(変態・・・?)」
兄「また黙って・・・なんかしゃべろうよ・・・(´;ω;`)」
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男「マスター、よろしく頼む」
(´・ω・`)「いつものかい?」
男「あぁ、いつもので」
女「顔なじみなのか?」
男「あぁ、いろいろと世話になってな。(母親が危篤になったときとか・・・な・・)」
女「そうか・・・(苦労したんだろうな)」
(´・ω・`) 「出来たよ、君たちのために、未来のために、今日はいつもよりおいしく出来たはずだ」
男「サンキュ、マスター(さぁ、びっくりするぞ・・・)」
女「ありがたく頂戴する、マスター。」
女「・・・・!!・・・・おいしい(これは・・・予想以上だ・・・)」
男「・・・・(いい顔だな・・・来た甲斐があった。)」
女「・・・(思考が読めても・・・お前は私の想像を超えているんだな・・・男)」
(´・ω・`) 「・・・(男君も・・・元気になったな。)」
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兄「な、なぁ・・・来週でも久しぶりに家族で旅行いかないか?俺もうすぐ給料入るし・・//」
母「・・・(まぁ!なんて親孝行なのwあなた、行けますよね?)」
父「・・・(何を言ってる!大丈夫に決まってるだろ!)」
妹「・・・(ほんと?やったー!!)」
兄「・・・・・」
兄「・・・ごめん。やっぱりいいよ・・」
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女「まあ、汚い部屋だが、あがってくれ」
男「いや、全然綺麗じゃないか、思っていたより、女の子っぽい部屋だし(ちょっと
病室みたいに殺風景な部屋だとおもってたよ)」
女「私に、女の子らしい部屋は似合わないか?」
男「い、いや、とんでもない、似合うよ」
妹「あ、この人がお姉ちゃんの、彼氏?」
女「い、妹! 部屋にはいらないでって、いってたでしょ」
妹「……」
男「お、女に、妹なんていたんだ、はじめまして」
妹「あ、は、はじめまして、姉がお世話になってます!!(か、かっこういい!)」
女「む……、さ、もう顔をみたからいいだろ、自分の部屋に戻れ」
妹「むぅ、いいじゃない。ねえ、男さん(こんな格好良い彼氏、独り占めしないでよね)」
女「い、いや、それは(ひ、ひとりじめなんて……そんな気は)」
男「? いやー。仲の良さそうな姉妹だな、羨ましいよ」
妹「(いや、少しはこの雰囲気に気付こうよ)」
女「(いや、少しはこの雰囲気に気付こうよ)」
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女「なぁ、男。一体何を読んでいるんだ?」
男「ん?今週のマガジンだよ」
女「…グラビアページばかり見てるとは、えっちだな」
男「…無表情ながらにしっかりと怒ってるね。たまたまこのページだったんだ。偶然。まぐれ。気のせいです」
女「そうか、じゃあこの左の水着の娘はどう思う?」
男「いや、別に何とも(胸大きいなぁ)。…何で目つきが険しいのさ?」
女「…別に。じゃあ、この真ん中の娘はどう思う?」
男「う~ん、普通じゃない?(線細くて美人だなぁ)…怖いよぅ、女さん」
女「気のせいだ。ああ、君の気のせいだぞ。君が知らない女の事をどう思っていようと、私には関係ないからな」
男「(あれ、これってヤキモチ?)」
女「違う!…いや。ちょっとだけ、妬いている」
男「(可愛いなぁ、女さん。自分の耳が紅い事に気付いてるかな?)」
女「…じゃあ君は、私の事をどう思ってるんだ?」
男「(何で必死に耳隠そうとしてるんだろ? しかもその質問、俺にとっては愚問だよ)」
女「ほほぅ。じゃあ、聞かせてもらおうか」
男「大事なクラスメイトだよ(大好きだよ、俺の愛しい人)。…多分(いつか想いを伝えるから、その時は覚悟してろよ)」
女「…うん。まぁ、待っているぞ////」
男「何でクラスメイトって言われて顔紅くするのさ?(あれ、そう言えば俺って本心喋ってたっけ?)」
女「気のせいだ。ほら、もうすぐ授業が始まるぞ」
男「ん、そうだな」
女「…ありがとう。私も、好きだぞ」 ポツリ
男「ん?何か言った?」
女「いや、何でもないぞ。愛しい人。」
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男「マスターご馳走様。また相談があったら乗ってくれるか?(主にデート先とかだけど・・・)」
女「・・・(リードしてくれる気なんだな・・・ちょっと嬉しいな。)」
(´・ω・`) 「あぁ、いつでもおいで。でも最後に決めるのは君だ、それを忘れてはいけないよ」
男「あぁ、マスター、いつもありがとう。」
(´・ω・`) 「・・・ちょっと女さん、いいかな?」
女「・・・?(このマスター・・・思考が読みづらい・・・)」
(´・ω・`) 「・・・男君には内緒なんだろうけど・・・
君も『いろいろ』困ったことがあれば相談においで」
女「・・!?」
(´・ω・`) 「あと、男君は鈍いところがあるかもしれないけど、いつも本気だ。
彼を最後まで信じてやって欲しい。」
女「・・・・あぁ、わかった。」
男「おい、マスタ~、俺を放って何の話だよ~?」
(´・ω・`) 「いやすまない、男君をよろしくって言っただけだよ」
男「!!まだ付き合ってるなんて・・・」
(´・ω・`) 「仲良くな」
男「・・・あぁ、ありがとう」
女「・・・・(何故・・・わかったんだ・・・?)」
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いっしょに登校
男「おはよ、今朝は寒いな」
女「おはよう。秋もあっというまに過ぎて冬になるな」
男「だな(よし、つかみはいいかな?」
女「(ん、なにか考えてるのか?)」
男「(もう付き合ってるんだから、手を繋ぐことくらいなんでもないよな)」
女「!!(て、手を繋ぐのか? こんな人が一杯見てる中で?)」
男「なあ」
女「はひぃ?(うあ、緊張の余り、変な声を……)」
男「手を繋いでもいいか?」
女「……うん」
ぎゅ
男「……(うあ、単に握ろうとおもっただけなのに、一気に恋人握りかっ)」
女「……(う、な、何か間違えたのか? でも、今更外すのは、何か
変だ)」
男「い、いこうか……(うああ、恥ずかしい」
女「うん……(うああ、恥ずかしい)」
女友「はぁ……」
妹「はぁ……」
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男「腹減った(腹減った)」
女「・・・・・」
男「なんか食わね?(一緒に飯食べね?)」
女「そうだね、一緒に食べよう」
男「あ、ああ、いいとも(女の弁当食えるかも!美味いんだよな)」
食事中
男「おっ、おまえの弁当のそれ、美味しそうだな(くれよ)」
女「はい、あげる」
男「サンキュー(もっとくれよ)」
女「はい」
男「・・なんだ?まだ何かあるのか?(よっしゃー!)」
女「(普通に言えばいくらでもあげるのに・・)」
食後
男「腹いっぱいだ(腹いっぱいだ)」
女「そうね」
男「あの弁当って女が作ったんだろ~、やっぱ作れるのっていいなぁ(明日の弁当に期待)」
女「作ってきてあげようか?」
男「ホント?!(ホント?!)」
女「(単純なやつめ・・)」
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男「大分遅くなったな・・・もう太陽が真っ赤っかだ。」
女「・・・・(何故マスターはわかったのだろうか・・・)」
男「・・・・(どうしたんだろう・・・?)」
女「・・・・(いつの間にか喋ったのか・・・?いや、そしたら男が気づかないはずない・・・)」
男「・・・・女、大丈夫か・・・?」
女「・・・・(彼もまた心が読めるのか・・・?)」
男「おーい・・・帰ってこーい」
女「・・・・(考えててもしょうがない、今度『相談』に乗ってもらうとしよう)」
男「・・・女、愛してるぞ」
女「!!?なんだ突然・・・?」
男「あ、やっと帰ってきた。(さっきから一人の世界に閉じこもることが多いな・・・)」
女「いや、すまん、考え事をしててな」
男「そうか・・・なんかあったら相談しろよ?(俺はお前の彼氏だしな)」
女「ああ・・・ありがとう。なぁ男・・・」
男「・・・ん?」
二人の手がそっと触れる。
男はそれで女の言いたいことが何かを悟り・・・
そっと、手を繋いだ。
夕焼けの中、二つのシルエットは、真ん中で重なり合う。
女の頬が少し染まっているのは、
きっと、夕陽のせいだけじゃなかった。
----
㊛「キャー!遅刻遅刻!転校初日に遅刻なんてありえないよ!やっぱり『誰でも出来る読心術』なんて読んでないで寝ればよかったよぉ~」
どーん!!!!
㊛「きゃっ!!」
男「いってぇーーー!」
㊛「いたぁ~い!もぉ~どこ見てんのよ!」
男「あいたた…ゴメン大丈夫!?」
(あ、この子メチャクチャ可愛いwwww/////あれ?ウチの制服だけど見ない顔だな。転校生か?)
㊛「////!!か、可愛いとか、始めてあった子になに言ってんのよ!」
男「えっ!?お、俺そんなこと言ってないよ!」
(な、心読まれた!?ってそんなことねーわなwwwwwww)
㊛「…えっ?心?」
(も、もしかして私心読めるようになっちゃたの?)
男「あっ!!!!!」
----
㊛「なに!?どーしたの?」
男「大変だ!キミ足をすりむいてるよ!ゴメン俺のせいで…ちょっとまってて!」
(こんな可愛い子に傷を残したら大変だ!いそいで手当てしなきゃ!!)
㊛「ま、また可愛いって!/////」
男「なに言ってんだ?ほら早く!」
テキパキテキパキ
㊛(なんてテキパキしてるんだろう…それにこの人よくみたらカッコいいし///////)
男「もう大丈夫だよ。ごめんね。怪我させちゃって…」
㊛「い、いえ!大丈夫でふ!」
(か、かんだぁ~!恥ずかしい//////)
男「はは、大丈夫そうだね!じゃ、学校へいそごう!!!」
㊛「ハ、ハイ!!!」
(惚れましたわ…)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女「だ、誰よあいつ!!!!!」
----
兄「・・・なぁさっきから熱心に何読んでんだよ妹」
妹「・・・(ん~NANAだよ~)」
兄「・・・・・・・」
兄「・・・・ねぇ母さん 明日の朝ごはん何?」
母「・・・(残念だけど今日の残り物だよw)」
兄「・・・・・・・・・・・」
兄「・・・父さんの会社倒産したの?wwなんちゃってwww」
父「・・・(はははwwナイスダジャレwww)」
兄「・・・・・・」
兄「・・・・・・・・・・ごめん・・・」
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委員長「え~では、今度の文化祭の出し物を決めたいと思います。」
男「飲食系とかどうよ?(メイド喫茶。)」
男友「出店も良いんじゃない?(メイド喫茶だろ。)」
女友「私お化け屋敷がやりた~い♪」
男友2「なんかだりぃなぁ。(お前ら常識的に考えろよ。メイド喫茶だろ。)」
男「女は何がやりたいんだ?(女のメイド服見てみたいなぁ・・・)」
女「・・・き、喫茶店なんてどうだろうか?///(お、男が見たいなら・・・)」
男友「お、喫茶店かぁ。(GJ!GJ!)」
男「じゃ、じゃあ、お化け屋敷の仮装部分も取り入れてメイド喫茶なんてどうかな?(押せ!押すんだ皆!!)」
男友2「お、ちょうど最近流行ってるしな。(っしゃあ!っしゃあ!!!)」
女友「え~、お化け屋敷やろうよぉ。」
女「(・・・ハァ。気が弱いな君達は。)じゃあ、紙に書いて多数決にしたらどうだ?」
男「お、いいねぇ。(クラスの皆!俺にちょっとだけ票を分けてくれ!!)」
男友「投票ね。(メイド喫茶!メイド喫茶!)」
男友2「さっさと決めちまおうぜ(この空気・・・流れはメイド喫茶だ!)」
委員長「じゃあ、記名制で多数決取りますね。」
男「Σ(゚Д゚ ) 」
男友「Σ(゚Д゚ )」
男友2「Σ(゚Д゚ )」
委員長「はい、じゃあ投票の結果お化け屋敷に決まりました。」
男友「結局メイド喫茶は男だけだったな。(記名制じゃなぁ。)」
男友2「まぁ、気を落とすなよ。そんなに悪い案でもなかったぜ?(記名制じゃ仕方ない。)」
男「うん・・・良い案だと思ったんだけどなぁ・・・・・・(心なしか女子の目線が冷たい・・・。)」
男「・・・ところで何で女は泣いてるの?」
女「ちょっと可哀想なモノを見てね・・・明日一緒に映画でも行こう。」
男「え、いいの!?(やったぁ~。)」
女「うん。(可愛い服でも着ていってあげよう・・・)」
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友人タカシ「藁禁みててさー」(ハリセンボンきめぇ)
その彼女トシコ「あっ!みたみたー!(ハリセンボンきめぇな…)」
男「最近出たハリセンボンって良くね?(二人はタカアンドトシマックスハートだな…言おう)」
マックスハート「それはねーよwww」
男「そういやお前等の名前さ…(ハモった…仲良しだな)」
男 女 「「タカアンドトシだよね」」
マックスハートタカシ「あいつら面白いよね…(ハモった…)」
マックスハートトシコ「ハモった…(あいつらつまんないよ…)」
男「ハモったw(へ?以心伝心フラグktkr!)」
女「ふふ…(ただ 君→私 限定なんだ…)」
鼻歌女友達「白ヤギさんからお手紙ついた、黒柳さんたら読まずに食べた~♪」
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男「女~一緒に帰らないか?」
女「すまない、今日はちょっと寄りたいところがあるんだ。」
男「そうか・・・じゃあ俺も一緒・・・・」
女「・・・・ジー」
男「・・・寄りたい所があるならじゃあしょうがないな(俺は行かない方がよさそうだな)」
女「あぁ、気をつけてな、(すまない・・・男)」
男「(寄るところって・・・どこだろう?)」
女「(さて・・・マスターのところに行くか・・・)」
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※女は陸上部(当然ブルマ着用
男「おー、今日も練習してるなぁ。つか、フォーム綺麗で格好良いなあ」
女「(む、男が来てくれたのか。でも、あと5周走り終わるまでまってくれ)」
女友「でしょ、あのスピードに、誰もついて行けないし、あの綺麗さでしょ
いろんな意味で大人気よ」
女友「しかも、こうして、練習も一番最後まで残って、もくもくとやってる
すごいよねえ」
男「だな……(フォームも綺麗だけど、やっぱ足も綺麗だなぁ、すらっと伸びてて)」
女「(あ、足? そ、そんなところを見られてたのか?)」
男「(あんな可愛い子が、俺の彼女なんだもんな……幸せだよなあ)」
女「あ、あぅ(な、なんて恥ずかしいことを考えるんだ、こいつはっ!)」
男「あれ? なんか急にフォームが乱れてないか?」
女友「ってか、こっちに常に背中向けて走ってるように見えるんですが」
女「(恥ずかしくて、顔、みらんない……)」
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兄「・・・ただいま」
母父妹「・・・(おかえり~)」
兄「・・・」
兄「・・・・友達ん家泊まってくるわ」
父「・・・(おいおい飯くらい食べて行けよ!)」
母「・・・(そうよ~今日はすき焼きよw)」
妹「・・・(そうだよ!一緒に食べようよ!)」
兄「・・・・・・行ってきます」
兄「・・・・・・・・・」
兄「・・・・・2年前か・・最期に『いってらっしゃい』って言葉聞いたのは・・・」
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男「女って好きな歌手とかいる?(俺は米米クラブが好きだなぁ)
女「(米米とは意外な趣味だな)
女「私は米米クラブが好きだぞ」
男「え、ほんと?一緒だぁ(スゲーやっぱ俺たち繋がってるものがあるのかも)」
女「(こんなときに便利だな)」
男「じゃあ好きな漫画は?(俺はネギま!もぉ超萌え)」
女「えっ(男ってそんな趣味だったんだ)
男「どうかした?(萌え!萌え!萌え!)」
女「(どっどうしよぉ)」
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カランカラン
(´・ω・`)「いらっしゃい、来ると思っていたよ」
女「率直に答えて欲しい、何故私のことがわかった?」
(´・ω・`)「このテキーr・・・紅茶の方がいいな、サービスだから飲んでくれ」
女「答えてくれ、何故だ?」
(´・ω・`)「・・・・昔話を、少し、しよう・・・」
(´・ω・`)「昔、ある男がいたんだ、その男は、君同様、心が読めた。
彼は剣道部所属、期待のエースだった。心が読めれば、試合に勝つのは容易い。
彼は能力を過信した。特別な存在だと、思い上がった・・・。
ところがある日、彼は突然心が読めなくなった。読心に頼った剣道をしていた彼は・・・
力を失った。」
女「・・・」
(´・ω・`)「結論を言えば・・・彼は自殺した、力の無さを嘆き、絶望した、
周りからの期待が、急激にプレッシャーに変わって、耐え切れなくなった。
私は彼を・・・救えなかった。」
女「・・・」
(´・ω・`)「だからあまり、読心には頼らないで欲しい、頼らない上で、『彼』の愛を、
心を受け止めて欲しいんだ。」
女「わかった、忠告、感謝する。・・・最後に聞いても構わないか?」
(´・ω・`)「あぁ、構わないよ」
女「その男とやらは・・・いや、なんでもない、愚問だな。」
(´・ω・`)「そうか・・・またおいで、君が押しつぶされてしまう前に・・・」
女「失礼する、紅茶、おいしかった」
(´・ω・`)「お粗末様、じゃあ男君によろしくな」
カランカラン・・・
(´・ω・`)「息子よ・・・私はお前にどうしてやればよかったんだろうか?」
----
男「やっべー!!試験勉強してねえ!!(赤点必死!!)」
女「・・・そんなにまずいのか?」
男「どうしよう・・・女~、助けてくれ~」
女「・・・しょうがない、今日終わったらうちで勉強だ、みっちり鍛えてやる」
男「サンキュ!助かる(でもみっちりは勘弁だわ・・・)」
女「みっっっっちりしごいt」
?「べ、別に他意はないんだからね!」
男「!?(あれ!?女が急にツンデレキャラに!?)」
女「・・・女友よ・・・人の後ろに隠れてそういうのはやめてくれないか?」
女友「え~つまんない、でも、男君は女がこういうキャラのほうがいいよね?」
男「・・・・そ、そんなことは無いぞ!?(でも、そういうキャラもいいかも・・・)」
女「・・・今の間は何だ・・・?」
男「・・・なんでもないぞ」
女「フン、そんなこというなら勉強、見てやらないぞ?」
男「スイマセン!勘弁してください」
女「・・・まぁ、努力はする。」
男「え?今なんと?」
女「いや、なんでもないぞ」
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父「・・・(でな、俺は言ってやったんだ。「課長、それは部長のゲルググですよ」ってね。)」
母「・・・(まぁ、あなたったらw)」
女「・・・(まったく。父さんの会社はいつもそんな感じだなw)」
妹「・・・(いいなー楽しそうでー。)」
兄「・・・はぁ。」
兄「今日も静かだったな・・・皆で家族団欒したいな・・・・・・」
とたとたとた
妹「おにーちゃーん。」
兄「い、妹?話しかけてくれるのか!?この僕に!?」
妹「んー?変なお兄ちゃん。泣いてるの?」
兄「い、いや、なんでもないんだ。うん、なんでもない。で、なんだい?」
妹「えっとね、お兄ちゃんはもっと家族の会話に参加したほうが良いと思うの。」
兄「( ゚д゚)」
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兄「・・・・俺の何がいけないのかな」
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兄「・・・氏にたいよもう」
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女「ほら、ここの計算が間違えてる。」
男「あ、マジだ。」
女「試験は一回チャンスだ、計算ミスは許されないぞ?」
男「はい・・・すいません(意外と・・・鬼だ・・・)」
女「フフフ、まだ私は2回の変身を残しているぞ、こんなことでへばってもらっては困る。」
男「な!(クリ○ンのことかー!)」
女「ほら、この問題解いたら小休止を入れるから頑張れ。」
・・・・
女「よく頑張ったな、お茶を入れてくるから待っててくれ。」
男「おう。(ドラ○ンボール、好きなのかな)」
ヒタヒタヒタ
男「ん?この部屋は・・・?」
そこは女の子っぽい部屋だった。
男「へぇ~、ここが女の部屋か・・・すごい綺麗だ・・・・な!」
ダダダダダダ!
女「こらぁ~!人の部屋に入るなぁ~!」
男「ド○ゴンボール全巻!」
女「見るなぁ~、やめろ~(泣)」
女の部屋の棚には○ラゴンボール全巻がきっちりと揃っていた。
それは少々・・・女の子らしい部屋には不釣合いだった。
----
兄「・・・(もういやだ・・・家族全員コロしてやる)」
妹「( ゚д゚)」
母「( ゚д゚)」
父 「( ゚д゚)」
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兄「お、おはよう・・・」
父「・・・(おはよう。)」
母「・・・(おはよう。朝ごはんできてるわよ)」
妹「・・・(おっはよー!良い天気だね~)」
兄「・・・はぁ。」
女「おはよう。」
兄「!!お、おはよう!おはよう!!」
女「・・・何を必死になってるの兄さん?」
兄「いや、なんでもないんだ。うん、最近学校はどうだ?」
女「?特に変わりもないが・・・まぁ、楽しくやってるよ。」
兄「そうかそうか。うんうん。」
女「変な兄さんだな・・・」
----
男「なぁ、妹~なんで怒ってるんだよ~?そろそろ許してくれよ~」
妹「知らない!自分の胸に聞いてみなさいよ!」
姉「まぁまぁ、何があったか知らないけど、そろそろ許してあげなさいよ」
男「うぅ・・・やっぱり、俺の見方はねぇさんだけだよ」
姉「まあね、私は、何時でもあなたの見方よ(で、妹、なんだ怒ってるの?)」
妹「(だって・・・兄さんの部屋にHなゲームがあったんだよ・・・)」
姉「それに、また妹がくだらないことで怒ってるだけだろうしね(あんたも、そんな事で怒らないの)」
妹「・・・ぐすん(だって、私みたいな妹とかとHするゲムだったんだよ・・・)」
姉「でもまぁ、妹が怒るって事は何かしら理由があるんだから、男もちゃんと(wwwうけるwww男もそんなお年頃なんだね。で、なんて言うゲムだったのよ?」
妹「(姉妹丼)」
姉「氏ね」
男「へ?」
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