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チームαSS1



スイガラ・カスタム



剣呑な気配が場を支配し始めた。
チリチリと肌に触れるのは空気の感触か、それとも、
――殺気なのか。

「なに、安心しろ。戦場は……祭り! そう……命懸けの祭りみたいなもの……!」
モノアイを輝かせながらスイガラが喋る。
「必要ならば、俺の煙幕で護ってやる! だから……怖れずに……進め!」
モノアイの輝きが一際増し、
「なまじ退路を保つよりは……助かる! いや……俺の煙幕が……助ける!」
そう言って、スイガラは煙幕の準備をする。


猪突猛進(首級獲得エピソード)



クゥエエエエエエッ!!

それは10年前のことであった……。

首級を取り返せ……

首級は奴が持っている。

そいつの名前は……

Full Name 猪突猛 進
Code Name コンバット猪突猛
Age 29
Size 281cm 470kg

「醐苦悪丸、叫悪丸生きてるかぁ!!?」

「ああ、なんとかなぁ」

「前から来るぞ、気をつけろ!」

「こっちだぁ、裂悪丸」

「なんだ、この階段は」

「とにかく入ってみようぜぇ」

「せっかくだから俺はこの赤のイノシシを選ぶぜ!!」

こうして猪突猛 進は首級を手に入れた


チルチル(首級獲得エピソード)



「さぁ、入れ替わったぞ、殺せ!『俺』を殺すんだ!」
「いいや、俺の任務は、『ヒヨドリ』を殺す事だ。『おまえ』じゃない」
それを聞いた時の、『私』の顔は恐怖にひきつった。

敵対組織の暗殺チーム2人組の襲撃により、
マカマカ教幹部『ヒヨドリ』は確かにこの日死んだ。

『私』を刺し殺した男は、そのまま音もなく去り、
『私』は『私』の死体を見下ろしながら、ぼんやりと自体を把握する。

新しい身体と、新しい能力。
新しい名前は・・・解らない。

血だまりの中に落ちた、青い羽根を一枚拾う。
そうだな・・名前は『チルチル』にしよう。

果たして、自分が何人目の『彼』になるのかは解らないが、そう長くもいないだろう。
次の『私』は、そこまで高望みはしないが、容姿くらいは吟味したいものだ。

青い鳥探しの旅が始まった。


杉能コノハ(ロンリー・グローリー)



【fugues sound virgin lance.】


 何がどうなってるのかわからない。
 気がつけば私は、暗くじめじめとした洞窟にいた。会ったことなど一度もないような、おかしな人たちがあちらこちらに見える。
 これは夢なのだろうか。
「結昨日奏は……脅威だが……! みなは俺が……俺が……助ける……!」
 ロボットみたいな寒いコスプレした男が、意味のわからないことを言う。
 夢にしてはあまりに現実味が大きい。肌に感じる洞窟特有の肌寒さや、長いこと歩いていたのか、わずかな足の痺れ。
 この奇天烈な格好の集団が、現実だと言うなら、ここは何かのオフ会なのかもしれない。
 だとしたら、私はまったく関係ない。
 帰り道を尋ねようと、一番まともな格好をしている人を探す。どうやら私と同年齢くらいの男の子もいるみたいだ。彼は、ちょっと怖い目つきの女の人と握手を交わしているようで、少し声をかけづらい。なので、この中では一番話が通じそうな白衣の女性に、私は声をかけてみることにした。腰を上げ、ふと洞窟の入り口に目をやると、何か、赤黒い土の塊のようなものが、六つほど転がっていた。
 おかしな寒気が全身へと広がっていくのを感じた。
 偽者にしては、その死体はやけにリアルで、私は「ああ、やっぱり夢かもしれない」と祈るようにそうつぶやく。
 これが現実だと言うのなら、それじゃ、あの何かは本物の死体? そんなの非現実すぎる。日本でそんなこと許されるはずがない。
 だからこれは夢に違いない。きっと夢だ。多分、私は誘拐されてしまって、あの人たちは、抵抗したから殺された、そういう設定の夢なんだ。
「一緒にがんばりましょう!」
 さきほどの男の子が、私にも手を差し出す。
「こ、ここどこなんですか? 私家に帰りたい」
 例え夢だとしても、こんな不気味なところからは、一刻も早く逃げ出したかった。
 それに彼は私と同年代だったからかもしれない。彼なら私の気持ちを理解してくれるような気がした。
 しかし、男の子は私の言葉を聞き、怪訝そうな顔をする。
 そして、
「中途半端な気持ちだったら、はじめから来るなよ……」
 と舌打ちして、私に背を向けた。
 洞窟で反響した私の声は、周囲にまで聞こえていたらしく、私は呆れられたような顔で、周りの人たちに睨まれていた。
「お姉ちゃんも魔人でしょ? 覚悟きめなよ」
 私より幼げな女の子がそう言う。だけど何について話しているのかさっぱりだった。
「ま、魔人? 私そんなんじゃ……」
「こっち外れかよ……」
 誰かのため息が洞窟の中に響く。
 意味がわからない。どうしてこんなこと言われなくちゃいけないんだ。
「まぁ、足は引っ張らないでね」
 女の子は爛漫な笑みを私に向ける。
「能力は? 何かあるんだろ?」
 一番痛いコスプレした男がそう尋ねる。
 能力って……。
 男を見ると、彼の目はどこかギラギラと野獣みたいに血走っていた。
 狂ってる。いや、この男だけじゃない、みんなだ。
 いやおうなく、全身ががたがたと震えだすのを感じた。
「あー、駄目だな、こりゃあ……」
 男がそう言うと、みんな洞窟の奥へと行ってしまった。
 洞窟の奥から彼らの声が反響し、私の元に届く。その会話の内容のどれもが、あまりに荒唐無稽に思えた。とてもじゃないけどついていけない。そう思っていた矢先だった。
『これは夢、だから何の不安も何の心配もない』
 どこかで聞いたことのあるような、奇妙な声が響く。
「だ、誰ですか?」
『あいつらが、君を殺すというなら、おとなしく殺されてやればいい。これは夢だ。何を怖がることがあろうか』
 声の主は言う。その声の主を思い出そうとするが、何か頭に蓋でもされたかのように、手が届きそうで届かない。
 だけど、その言葉は目が覚めた後に聞いた言葉の中では、最も魅力的な意見だった。
『君はまだ自分自身を知らない。恐怖が引き金となり、身を引き裂く苦痛こそが弾丸となることを未だ知らない。全てを掌握し、あらゆるものを狂わす槍となることを知ろうとしない。生と死すら覆し、それ以上の絶望を奏でるフーガとなることを、君が知る由もない。だがそれでいい。現実に帰り、また別の夢を見る君にとって、この夢の結末は全く関係のないこと』
 魔法にでもかけられたかのように、私の足の震えは治まっていく。 
『余計な感情は、夢の中にはいりません。私が忘れさせましょう』
「あなたはどこにいるんですか?」
 返事はない。
 これは、夢――そう思わせて欲しい――そう思いたい。
 しばらくして、洞窟の奥から悲鳴が上がる。
『行きなさい』
 そう誰かが言っているような気がした。


ダンゲロス子1



『開幕前、口喧嘩編』


「オラオラァー!どっからでもかかってきな、ωチームのザコ共!このダンゲロス子様が相手だ!!」
両陣営がお互いのチームに分かれ、作戦会議も佳境に入っている頃Bチーム側からけたたましい声が鳴り響いた。
「なんの声だ?まだ最終試験の開始時刻ではないだろうに」
「徒守、すまんがちょっとBチームの様子を見て来てくれないか?」
「わかった」(やれやれ…)

「おい、てめぇさっきからうるせえぞ!作戦会議に集中できねぇだろうが!今ここで殺されてぇのか!」
「上等だよ、かかってきな!てめぇらごとき、あたし一人で十分だよ!さっさときな、ボッコボコにしてやんよ!」( ・ω・)=つ≡つ シュシュシュッ!!
「てめえみてぇな小娘、俺のバットなら一撃でぶっ殺せるんだぜ!」
「野球選手はメジャーリーグでも目指してな!こっから先は死のエンドランになるぜ!!(意味不明)
あたしの炎にかかれば、自慢のバットだけじゃなくあんた自身のバットも消し炭になるんだぜ!ウチの莉奈姉さんにかかれば大きさだけは立派になるけどな!」
徒守がBチーム側の陣地に来てみると、作戦会議に飽きてきたダンゲロス子が試験開始を前にしてBチームに喧嘩を売っていた。
敵も味方も、大半の者は作戦会議でそれどころではなかったのでダンゲロス子を始めとした喧嘩をしている者達少数は完全に他から放置されていた。

「やれやれ、敵のチームにはずいぶんうるさい人がいますね。気にせずに作戦会議を続けましょう。私の案ではやはり私の技、天地割に重点を置いて…」

「ダブルアーツだろうが核弾頭だろうがかかってきな、こっちはそんなモン屁でもねーよ!」
「ダブルアーツっていうなあああ!!!!!」

結昨日の逆鱗に触れたことなどお構いなしにダンゲロス子は敵を罵倒し続ける。
しかし、敵の方は複数人数が集まってきたのに対し、αチームの方はダンゲロス子だけで口喧嘩を続けていた。
次第に暴言のレパートリーも似たり寄ったりになりダンゲロス子の口数は少なくなっていった。
終いには「お前の母ちゃんでべそ」とでも言いだしかねない雰囲気だった。
「ぎゃはは、どうしたどうした!威勢が良かったのは最初だけかよ!」
「うう~…」
「その辺にしておけ」
いよいよ持ってダンゲロス子が罵り言葉を思いつかなくなってきた時、徒守が両陣営の口喧嘩に割って入った。
「試験が始まればこんな口喧嘩ではなく本物の殺し合いができるんだ、今から焦ることもなかろう。最も、この場でこの刀の錆びになりたいのなら話は別だがな…」
「むう…」
口調は穏やかではあったが、徒守の言葉にはダンゲロス子にはない死線を潜り抜けた者の凄みがあった。
徒守に気圧された敵は、「チッ!」と舌打ちして自分の陣地に戻っていった。
「徒守さん!(・∀・)助かったぁ~、ありが…べ、別に助けてほしいなんて思ってなかったんだからね!(// //)」
(やれやれ…)
「その校章、お前は希望崎学園の生徒か?」
「知ってるの?」
「ん、ああ…名前はよく聞く…」
知ってるも何も、自分もあの学校の生徒だ。しかしその辺をこの娘に詳しく説明することは面倒であったので話を流すことにした。
(希望崎学園…か、敵側にはなぜか食堂のおばちゃんもいたし、こんな阿蘇の奥地まで来てもあの学校との腐れ縁は切れないようだな…)

「この借りは、試験中に必ず返すから…」
「…お前と俺は別のチームだ」
「うっ、じゃあ…さっさとBチームで圧勝してそっちの負担を軽くするから!」
(………)
「お前、ずいぶんと血気盛んなようだが試験が始まっても勢いだけで突っ込むなよ。」
「なんで!?」
「みたところ、お前は攻めることよりも守ることに秀でているようだ。その高い身体能力で他の仲間の壁になってやれ」
「何言ってんの!敵を倒さなきゃ勝てないじゃん!それに敵は詐欺みたいに強力な技持ってるんだからこっちから先に攻撃して倒さないと負けちゃうじゃん!」
「お前が食らえば他のみんなは助かる」
「………」
「敵が強力な技を持っているなら、敢えて食らってやるのもいい。敢えて、な」
「………」
「こんな殺伐とした状況だがお前には背中を預けてくれる仲間がいる。それだけは忘れるなよ、絶対にな…」
「…わかった」



「徒守どうだった?Bチームの方は」
「なんでもない、ただバカ騒ぎしていただけのようだ」

「オラオラァー!どっからでもかかってきな、ωチームのザコ共!このダンゲロス子様とBチームのみんなが相手だ!!」

「………」
「おい、またあのダンゲロス子とかいうやつが騒いでるぞ、うるさくて会議に集中できやしねぇ。」
「耳障りね、プリンが不味くなるわ。誰か、殺してもいいからさっさと黙らせてきてよ。」

(やれやれ…)


ダンゲロス子2



「あれが噂のダンゲロス子……通称、ゲロ子……」
「だが、どういうことだ。獲物は木刀ではないか」

 炎の鞭、フレイムウィップを使う魔人と聞くゲロ子。
 エッフェル塔を討ち取ったというその勇名は世界に響いていた。
 だが、いま彼女がその手に持つ武器は木刀である。

「われら相手ではフレイムウィップを使う気にもなれぬということか」
「うぬぬ、なめおって」
「もう辛抱たまらんわ!」

 敵の一人が血気に逸って飛び出す。
 ゲロ子もフッと笑うと、喊声をあげて突撃する。
 だが、彼女は気付かなかった。足元にあるバナナに。
 滑った彼女は相手に尻を向けて転倒。弾みで放屁。
 スッ転げた勢いで頭を打ち、発生した火花が屁に点火。
 屁は凄まじい火炎の鞭となって、敵を焼き尽くした。


Ω ΩΩ< あ、あれが噂のフレイムウィップ……!!!!


ダンゲロス子3



「誰だ! このSSを書いたやつは!」

木刀を持った少女がバッと暖簾を押し上げて現れる。
こんな傍若無人な真似ができる魔人は、世界広しといえど二人しかいない。
魔人海原雄山とダンゲロス子だけである。

ゲロ子「おまえかっ! おまえかっ!」
***「ちっ、違います! 違います!」
ゲロ子「私のフレイムウィップは断じて屁などではない! おまえか!」
***「ちちち違います~~~~」
ゲロ子「じゃあ、貴様か! 吐け! 吐かなきゃ全員焼き殺す!」
***「ヒ、ヒイィィィお助けええええ!!!!」
***「ゲ、ゲロ子さん……、あ、あいつです!」
ゲロ子「なんだと! きさまか!」
転校生「へ? ……お、おれ?」
***「そ、そうです! そいつです! そいつ、さっき変な悪霊に憑りつかれちまったらしく、心温まる食事を振舞おうとしたり、二人で踊りながら戦おうとしたり、変な手術をしようとしたり、奇怪な振る舞いばかりです! 変なSSを書いたのもきっとそいつです!」
ゲロ子「き~さ~ま~か~」
転校生「……へ、ちょ、ちょっと。まって…………。ぎゃああああ!!!!!」

 その体に憑りついていた転校生、オレガノン=カノンは依り代を炎に焼かれながら思う。今回の試験は一体なんだったんだろう。私は色んな人に憑りついていたけれど、一体何の意味があったんだろう。
料理が作れるようになったり、みんなをBTにできるようになったり、私が憑りついたことで一体彼らに何を益するところがあったというのだろうか……。
最後は厄介者扱いで内ゲバされて……、私は一体、何をしていたんだろう……。


寄井小漏1



『ファイナルアタック』

敵が来る。

小漏は自らが壁となることに迷いはなかった。
一つ、今までの人生を共にしてきたこの鎧が破られることはないと
絶対の信頼を置いていること。
そしてもう一つ。
後ろで自分を信じて待機している仲間―といっても出会ったばかりだが―がいること。
彼はかの三國志の武将、張飛のごとく敵に立ちはだかる。

しかし敵もここまで試験をくぐり抜けてきた猛者たち。
「あ~…ちっくしょう、しんどいなぁ…目が霞んできた…
こんなことなら家でゲームしてりゃよかった…」
如何に強固な鎧でも、中身は引きこもりの少年。
体力に限界がせまる。
しかし彼には最後の手段があった。
鎧の説明書…最後のページ。
『※決して人に向けて使用しないこと』と書かれた最後の一撃。
しかしそれを使えば…鎧を脱ぐことになる。
そうなれば…また外に出なくては。
外は怖い。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い。

その時迫る敵。こいつを通してしまえば仲間に危険が…

「ちっ…きしょー!

ファイナルアタック、喰らえぇぇぇぇ!」

自慢の鎧と共に沈む敵。
久しぶりの外。やっぱり外は怖い。


…でも、


仲間を失う方が、もっと怖いんだ。


寄井小漏2



寄井小漏は不快だった。汗が、気持ち悪い。すごく、気持ち悪い。
今まで、どんな時も鎧を脱がないできた。プールの授業だって鎧をつけたまま受けた、お風呂のときも鎧は解いたことはない。
ダンゲリウムが錆びついてしまうことは少し怖かったが、ダンゲリウムは決して錆びない性質らしい。
どんなに暑い夏も、耐えてきた。中が蒸し暑くても、汗が気持ち悪くても、鎧が臭くなっても。決して鎧は脱がなかった。
そんなことは鎧と解く恐怖に比べればなんてことはなかった。
だが、今、その恐怖と同等、いや、それ以上に不快なほどに、汗をかいてしまっている。
今は冬だ。いくら、最終試験に緊張しているとはいえ、本来ならこれほどの汗をかくはずがない。あいつだ。原因はあの野郎だ。
あの百貫デブの人間ストーブ野郎。紅畑詩衣豚!
てめぇのせいでこの洞穴の温度が上昇しまくってるんだよー!汗ばっかかきやがってクソがー!おかげで湿度もあがって不快指数もあがりっぱなしだー!
しかもてめぇはみためが暑苦しすぎるんだよー!みてるだけで汗が噴き出てくるぜちくしょーめ!
落ち着け。落ち着くんだ。俺。心頭滅却すれば火もまた涼しだ。あいつのことはもう忘れて。今は冬だと思いだすんだ。
あー、今年は寒い冬だなー。いやー、寒い寒い。寒くてかなわんぜ。暑い、あー、寒い。熱い、全然暑くない。あつい、まったく暑くない。アツイ、熱くないぞー。atsui、風邪引いちゃうぐらいさATSUI!
暑いもんは暑いんだよボケがー!クソが俺は、俺は、俺は、俺は!
「俺は引き籠りをやめるぞジョジョ─────ッッ!!」


サービスマスター



サ:サービスマスター
オ:オルガノン=カノン

サ「お掃除♪お掃除♪ルルル~♪」
オ「あ、あなた! 何してるの!」
サ「ほぇ? お掃除ですよ~♪」
オ「掃除? そんなことしてないで……って聞いてるの!?」
サ「えへへ♪ガンコな汚れも悪霊退散です♪」
オ「ちょ! やめなさい! そんなことしたらおひょいが……!」
サ「カノンさんさっきからうるさいです~ あ♪カノンさんにくもの巣ハッケーン♪」
オ「あ……ちょ、く、くすぐったぃ……!」
サ「うわぁ♪カノンさんすごく綺麗♪」
オ「そ、そこ……だめぇ……」
サ「ついでにあっちもピカピカにしちゃいましょ♪」
オ「え!? ひゃ! や、やだぁ……!」

十分後、そこには汚れ一つない、キラキラと煌く美しい洞穴が!
もう二度とおひょいなんて使わないよ!


サーカスマキシマス



サーカス「オレの家族は6年前、兄に皆殺しにされた。この目を……血継限界を持ったせいでな……」
ゆま「あなたの家族、こないだ初詣で会ったわよ」
サーカス「オレは復讐を誓った。兄を見つけ出し、必ずこの手で殺すと……」
ゆま「あなたのお兄さん、駅前のパチンコ屋でバイトしてるじゃない」
サーカス「オレは知った……マキシマム一族の歴史は血に塗れた歴史であったと……」
ゆま「あなた山田一郎でしょ。山田一族じゃないの?」
サーカス「それも全て、オレの受け継いだ忌むべき力……この血継限界のせいだ……」
ゆま「ていうか、その血継限界ってなんなの?」
サーカス「二つの性質変化を組み合わせ、新しい性質変化を起こす力……それを『血継限界』って言うんだよ。お前も知ってるだろ?」
ゆま「知らないわよ。ていうか、聞いたこともない。あなたの妄想じゃないの」
サーカス「……………………う、うわーん!!!! あるんだ! 血継限界はホントにあるんだよ! そのせいでオレの家族は兄に殺されたの! オレも孤独に復讐を誓ってるの! ちくしょう、なんだその目は! 信じてないな! あるんだよ、血継限界は本当にあるんだよ! ちくしょう、その身で信じさせてやるっ! ……『混沌の血継限界』ッ!」